RTW3 中国生存記 1913年

Last-modified: 2024-04-23 (火) 19:32:35

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1913年

とうとう世界大戦本番が始まったところからスタートです。

1月

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新しい研究分野の艦載機と上陸作戦が開放されました。
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そして前年末の善戦もむなしく威海衛が陥落しました。さらに海上優勢を取られていることによりロシア軍による北海道への上陸を許してしまいました。
海戦では東南アジア海域を航行中の輸送船団がイギリス巡洋戦艦に襲われました。駆逐艦2隻で迎撃し撃沈されましたが半数の輸送船を逃がすことが出来ました。

2月

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清・イギリスで食糧不足、日本で反戦デモが発生しています。仮装巡洋艦が頑張って連合国を苦しめています。
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北海道の我が軍は善戦しています。
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海戦では仮装巡洋艦が捕捉されますが相手が逃げ帰っていきました。

3月

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ロシアとイギリスで反戦デモが発生しています!
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スペインがめちゃくちゃ頑張っているのか、艦隊移動の隙のせいか、それともただのバグかたまに北ヨーロッパ海域を封鎖できています。こちらは通商破壊による食糧難で不安度を上昇させ、スペインは隙をついた一瞬だけの北ヨーロッパ海域封鎖で不安度を上昇させています。これはワンチャンイギリス転覆もあり得る気がしてきました。問題としては、40隻を維持しようとしていた仮装巡洋艦が10隻前後の維持が精いっぱいになりつつあるという事です。今月稼働しているのは8隻まで減ってしまいました。私の豪華客船Pekinも出撃させるべきか…。実はこの客船は機雷を搭載して機雷敷設巡洋艦にしたかったのですが、まだAMCに機雷を積むことが出来ませんでした。
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海戦では広州湾周辺をうろつくイギリス巡洋艦隊を、清艦隊の装甲巡1隻と駆逐1隻で迎え撃ちます。沿岸砲兵が配置してくれた機雷原があるので有効活用することにしました。単縦陣で進む装甲巡を4回機雷原に誘い込みましたが命中はありませんでした。運のいいやつらめ…。しかし狙っていなかった防護巡が引っかかり撃沈に成功し勝利となりました。戦果としては防護巡1隻の撃沈でしたが、装甲巡6隻と防護巡2隻に対して装甲巡1と駆逐1で犠牲を出さなかったからか威信が上昇しています。
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連合軍は潜水艦の数はすごいのですが質が伴っていないようです。まだ沿岸潜水艦が多いのでしょうか。

4月

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北海道では陸戦支援に装甲巡洋艦2隻と護衛の駆逐艦4隻が出撃していました。時刻は20時になる数分前、前衛の駆逐艦から不明艦発見の報告が上がったところで即座に水雷襲撃を指示しました。旗艦である装甲巡洋艦Yung paoは突撃する駆逐艦の様子を確認しつつ、緩やかに舵をきって距離を取ろうとしていました。20時になる1分前、至近まで迫った駆逐艦を発見するとともに1本の魚雷がYung paoに命中しました。水雷防御レベルが0時代の艦であるYung paoは浸水を軽減する暇もなく、被雷から7分後に波間に消えていきました。こちらの駆逐艦も大型巡洋艦に魚雷を1本命中させたようなので襲撃を終了し撤退します。
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こちらの魚雷は大型装甲巡洋艦Kozma mininに命中していたようです。相手も本格的な水雷防御は施されていなさそうな年代の艦ですが、大きな排水量による予備浮力で何とかなったようです。武装の火力的にはこちらの方が若干高いぐらいですが、排水量が5000トン近く大きいため浮力にはかなりの差がありそうです。Yung paoは1893年に就役したかなり初期の装甲巡洋艦でした。今まですべての戦争に参加し今回の戦闘で10回目の出撃でした。火器管制や砲品質の向上などで火力は何とか時代についてきていましたが、防御面はどうしようもなく、装甲巡洋艦の時代が終わりつつあるのを強く感じます。
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期待される成果をあげられていない海域指揮官che提督を罷免します。装甲巡が沈んだ責任を擦り付けたわけではないですよ?
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スペイン軍は前弩戦艦を撃沈されつつも3か国を相手取り戦果をあげています。ロシア巡洋艦を3隻も沈めているのは素晴らしいですね。ロシアが極東に多めに艦を割り振っているうえに今回の巡洋艦撃沈で海上封鎖できています。これで数少ないBCやBBの一部がヨーロッパに帰るでしょうが地中海を通っても4ヵ月かかります。極東とヨーロッパ両方で戦場を抱えるロシアは大変そうですねぇ。

5月

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重巡洋艦たちの建造を急がせています。この戦争に間に合えば大きな戦力になってくれるはずです。今月の戦闘は仮装巡洋艦の追いかけっこだけで終わりました。
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イギリスでは深刻なデモが発生しています。もう少し…もう少し頑張れば…。

6月

Naval aviation heavier than airの分野が開放されました。lighter than air分野が空気より軽い気体の浮力を利用する航空機であるのに対して、heavier than air分野は翼に働く空気の動的揚力を利用する航空機の技術です。この分野では海軍航空基地を建設できるようにしたり雷撃機や急降下爆撃機などの新たな機種も開発できる分野なので重要です。
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少し前に艦載機運用の分野なども解放されたので研究優先度割り振りを見直します。と言っても今はほとんど何も変更しません。むしろ艦載機運用と重航空の分野はlowに設定しました。しばらくしたら優先度を振る分野ではあるのですが今は低くめにしておきます。艦載機運用分野は空母の設計にかかわってくるのですが外注するのが確定しているのでしばらくは問題になりません。重航空分野は航空攻撃の命中率などにもかかわるので重要分野ですが、そのあたりの技術が登場するのは30年付近からです。それまでには雷撃機が使用可能になったり急降下爆撃機が使用可能になったりしますが、航空会社が無く外注する清には関係ありません。20年中盤ぐらいまでは低いままで他を優先にしておくと思います。
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海戦は広州湾にイギリス・フランス連合艦隊が上陸を仕掛けてきました。迎え撃つのは3月にも1隻でイギリス艦隊を相手にした装甲巡洋艦Chen weiと護衛の駆逐艦が1隻です。また機雷原を盾に迎え撃って…いやさすがに数が多すぎるな…。しかも今回は戦艦や巡洋戦艦まで見えます。何とかうまいこと湾の入り口から出たり入ったりして輸送船を威嚇していると駆逐艦が機雷に引っかかって吹き飛びました。それを見て輸送船団は撤退を始めたので、戦艦に撃たれない程度に近寄って威嚇を継続します。そのまま夜になったので一旦湾の中に戻って停泊し夜明けまで待ちました。この間に待てなくなって飛び出していった護衛駆逐艦は帰ってきませんでした。
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完全に夜が明けたので湾から出て北上してみると相手の駆逐艦が2隻だけ戻ってきて機雷原で沈んだ仲間の救助をしていました。救助しているのを遠くから眺めた後Chen weiは港に帰還しました。
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駆逐が沈んだのと砲兵陣地が1か所壊滅させられたので敗北判定となりましたが、輸送船の上陸は阻止しました。またしてもChen weiは1隻で広州湾を守り切りました。
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しかし、輸送船は撃退しただけで沈めなかったからか上陸が成功してしまったようです。以前に海戦中に上陸に成功しなくても上陸されてしまうというのをフォーラムのバグ報告で見た気がするのですがどうなったんでしょうねぇ。

7月

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現在の収支は仮装巡洋艦の建造具合によって毎月2,000から3,000ほどマイナスになっていますが、資金自体は25,000ほど残っています。あと半年ほどで現在建造中の重巡洋艦が就役し始めるのでさらに大型化を進めます。
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新型艦は建造中のYu Yuan級から排水量を1,000トン増加し、燃料を石炭から石油に変更し1ノット増速します。余った重量でB装甲を1インチ増加し5.5インチにしました。
さらに戦艦も設計しようと思い少し設計を眺めてみました。イタリアに戦艦を取られたし今は国産しかできません。時代的に少し早い気はしますが、ほしい能力としては25ノット付近で3連装砲4基ぐらいにしたいなぁと思いつつ設計をいじっていました。しかし、3・4連装砲をA-Yに使用すると船体形状の関係で

  • 「水雷防御レベルは自由だけど18ノット以下」
  • 「23ノットまで行けるけど水雷防御レベルは1」
  • 「速度は自由だけど水雷防御レベルは0」

これらのうちどれかを満たさなければ設計できません。A-Y以外を3連装にしたり、前方集中配置にしたり、Q砲塔を使用したりなど、条件を無視できる方法は結構あるのですが、我が国では背負い式配置すら開発されていないので国産戦艦は一旦あきらめます。
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海戦は北海道で陸上支援に出ていた装甲巡洋艦が敵艦隊に捕捉されました。東からは13インチ砲を装備した日本巡洋戦艦隊、西からは11インチ砲を装備したロシア戦艦隊が迫ります。旗艦Yang wuは僚艦に撤退指示を出し全速力の20ノットで北上し、何とか距離を詰められる前に夜の闇に紛れることが出来ました。
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何とか釧路の港まで逃げきれれば…と思っていましたがロシア艦隊に捕捉されてしまいました。11インチ砲を叩き込まれて速度が鈍ったところに魚雷を撃ち込まれてYang wuは沈み始めます。護衛の駆逐艦は魚雷をすべて撃ち尽くしており、深夜なのもあって救助は不可能と判断し撤退を開始します。帰還した駆逐艦からは「Yang wuのそばを通った際、沈みゆく艦上でWei艦長が軍楽隊を指揮し国家を演奏しているのを見た。」という報告がされました。
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Yang wuは1890年に就役した最初期の装甲巡洋艦です。これまでの全ての戦争に参加し、今回の戦闘は13回目の出撃でした。かなりの速さで技術革新が行われるこの時代に90年うまれの艦齢23は明らかに老朽艦です。4月に沈んだYung paoと同様に本来なら退役していてもおかしくない艦です。しかし、清海軍には老朽艦が休めるような余裕はありません。
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清は通商破壊による食糧難で不安度が7まで上昇しました。しかし!われらは耐えきりました!ロシア国内は大規模な内乱が発生し戦争どころではなくなったようです!これで北海道に上陸していたロシア軍は撤退します。
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ロシアは一足先に世界大戦から離脱しましたがイギリスを盟主とする連合国はまだ戦い続けることを選んだようです。日本を落としてもおそらくは戦い続けるでしょう。しかし、イギリスを落とせば…。

8月

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さて今月の戦闘は…上海に敵が上陸を仕掛けてきたようです。相手は日本かな…ロシア!?停戦したはずでは!?しかもかなりの大艦隊です。こちらは装甲巡5隻で迎撃します。
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ロシア巡洋戦艦Izmailが高速で迫る中、偵察艦隊として前衛に出ていた装甲巡Fu poが多数の直撃弾を受け完全に速度が0になります。Izmailはそのまま上海の方へ走り抜けていきました。Fu poの様子を確認しようとしましたが後方から6隻のロシア戦艦が接近しているのが確認されたので本隊は撤退を開始しました。本隊もIzmailからかなりの損害を受けていたのでそのまま港に入りました。
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もちろん上陸を阻止することは出来ず、威信を2点失う大敗北となりました。あとFu poは戦艦隊からも沈んでいるとも思われたのか無視されており、戦闘終了から数時間後に機関復旧して自力で帰ってきました。
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その結果、艦隊の一部でストライキが発生し士気が低下し1になります。士気自体は戦闘の結果で1と2を行ったり来たりしていたのでまだ問題ありません。しかし、不安度が9まで上がったことにより大規模な抗議活動が発生しています。イギリスと日本でも反戦デモが発生しているので何とかもう少し持ってくれ…。

10月

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さて今月の戦闘は…また上海上陸戦か…相手はまたロシア!?停戦したはずでは!?勘弁してくれぇ…。
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今回は装甲巡に護衛の駆逐艦が付いているので水雷襲撃で何とかします。…したかったのですが…敵艦隊を発見できず、夜の闇に紛れて上陸を許してしまい戦闘終了となりました。
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そしてとうとう国民の不満が爆発します。水兵は命令に背き、怒れる群衆が街路を占拠します。こうして革命により清の時代は終わりを告げました。

あとがき

きりがいいので今回はここまでです。
停戦したはずのロシアがなぜか何度も上陸を仕掛けてくるという非常に面倒な状況になっていました。おそらく連合の中から単独講和するシステムの一部がおかしなことになっているんだと思います。停戦後に緊張度はちゃんと下がって戦争状態は解除されていましたが、あとから考えてみると通商破壊に出てきている潜水艦の数が変わっていませんでした。これでロシアがちゃんと抜けていてくれたらもうしばらく耐えられたはずです。そうしたら日本かイギリスを降伏させることもできたかもしれません‥‥。
プレイしていた当時はよく考えてませんでしたがバグ報告としてあげててもおかしくないかもしれませんね。
7月のところで記載しているA-Y位置に3・4連装砲を配置した際の条件ですが2023年4月17日に始まったbeta ver1.00.41では条件が緩和されており、

  • 「水雷防御は自由だけど18ノット以下」

の条件が

  • 「水雷防御は自由だけど21ノット以下」

に緩和されています。
一部のレガシー艦の改装の為とbetaログには書かれていますが、これのおかげでニューメキシコ級やテネシー級のような標準型戦艦たちを少し高めの水雷防御レベルで再現することができますね。
今回はここまで。


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