【アバロンの亡霊】

Last-modified: 2025-05-07 (水) 12:15:37

RS2(移植版)

移植版における追加イベント。「ヴィクトールの亡霊」名義。
まず下記の条件を全て満たすことが必要となる。

  1. 【最終皇帝】が登場している
  2. 【陰陽師】【忍者】を含む、下記例外を除く全クラス加入済
  3. 【コムルーン島】を制圧済(事実上は【ヤウダ】【サラマット地方】以外の全制圧が必要)
  4. パーティメンバー2名以上

そして【アバロン宮殿】【ジェラールの寝室】で眠ると、【シーフギルドの謎】同様に夜中に目が覚める。
この状態で【ヴィクトールの寝室】に行くと【ヴィクトール】の亡霊がおり、話しかけると一騎討ちを所望してくる。
受諾すると【一騎討ち】になり、勝てばクリアとなる。
ヴィクトールは成仏し、朝を迎えると枕元に【インタリオリング】が入った宝箱が置かれている。


イベントそのものは短いものの、発生条件はなかなか大変。
必然的にかなり終盤になるし、クラスによっては加入失敗条件があるので、気付くと手遅れだったケースも。
 
個別の制圧条件はコムルーン島のみだが、クラス加入の前提条件として制圧が必要な地域ばかりある。
なお、ヤウダとサラマットの制圧が任意となっているのは、【ワグナス】【ロックブーケ】が最後の【七英雄】になると当該地域が制圧できないことを考慮されたのだろう。
注意すべきは【地上戦艦】を必ず潰すこと。全クラス加入の条件に必須。
そして、最序盤で最終皇帝を強制出現させたとすると【モール】が仲間に出来ないのでイベントは起こせない。
インタリオリングは戦術を大きく変えるほどの性能なので、【NEW GAME+】で量産したい場合には注意が必要。
 
パーティ人数の条件は基本的には満たしていると思われる為あまり気にする必要は無いだろう。


ストーリー上の意味でも、早逝してしまったヴィクトールの心境をうかがい知れるので是非とも達成したい。
 
ちなみに敗北しても【ゲームオーバー】にはならず、再度ジェラールの寝室で眠れば再戦可能。
ただし、戦闘不能に伴い最終皇帝のLPは減っているので、LP0の場合は2人目のキャラが代わりに犠牲となる
パーティメンバー2名以上が条件なのは、最終皇帝のLPが0になった時に代わりに犠牲になる者がおらずゲームオーバーとなるのを防ぐ意味合いだろう。

RS2R

「アバロンの亡霊」名義。
発生条件が大幅に緩和され、【最終決戦へ】の開始と同条件で「最終皇帝が登場している」「倒せる七英雄を全て倒す」のみとなった。
また、最終皇帝1人でもイベントを受けられるように変更されている。

まず、2階の【文官】に話しかけ肖像画の人物に似た亡霊が出没する話を聞き、宮殿内で情報を集めるとアバロンの泥棒猫の時と同様に自室で夜まで休むことができるようになる。
夜になったらヴィクトールの寝室に行くと、イベントが発生する。
内容は概ねリマスター版と一緒だが、途中で最終皇帝が伝承法の記憶から彼がジェラールの兄であったことを思い出す場面が入る。
オアイーブのことはすぐに思い出したのに、ヴィクトールのことは思い出すまでに時間を要してしまったのはツッコんではいけない。

そのためか、その後には「やるからには真剣勝負」といった最終皇帝のセリフが追加されている。
流石に寝室で勝負するわけではなく、訓練所に移動してのバトルとなる。
勝利すると、翌朝にインタリオリングが入手できるのはリマスター版と同様だが、それ以外に【アビリティ】【狙われ率アップ】」の極意も入手できる。

敗北した場合は「技を磨き合うのは気持ちいいものだ。いつでも挑戦を待っているぞ」とヴィクトールに言われ、最終皇帝が「まだ勝てないか」と独白する場面がある。
なお、リマスター版と異なりLPは減らないので、何回負けても安心であるが敗北数にはカウントされる。

戦闘面では大剣技オンリーでもちろん流し斬りも使ってくる。
剣術を教えてあげられなかったという言葉に嘘偽りはなく、本作では術を全く使ってこないので、ソードバリアがあれば完封できる。
一刀両断も使ってこない上、攻撃力も控えめなのでソードバリアなしでもそれほど苦労せずに勝てる。

なおVer1.0.1現在、イベントをクリアしてもマップ上からイベントアイコンがワールドマップ上に残り続けると言うバグが報告されている。
確定情報ではないが、ヴィクトールと戦う前にイベントで台詞が変わるキャラクター全員と話しておくと回避できるようなので、気になる人はそのようにしてからクリアしよう。


*1 EZアプリ版・iアプリ版ではサラマンダーも加入必須であった都合上、入手したければ【冥術】【古代魔術書】)を諦める必要があった。