はぁ…もう私の番ですかぁ…
出てこないところを探す方が難しいぐらいそこらじゅうで出会える☆2RF
☆2ながら強力な火力向上スキルを持つがスキル・性能共に上位互換ながら
入手も容易い最強クラスの☆3RFがいるため完全に出番を奪われている
2020年1月10日メンタルアップグレードという既存の人形を強化する要素がが実装されたが
この度、第一回目の人形の中にFN49の姿があった
この強化により影の薄い☆2人形なFN49は専用装備も付与されることによりむちゃくちゃ強くなり
一部の☆5人形に迫る実力となった…ふはははー!スゴイぞー!!カッコいいぞー!!!
うぅ、また虐められちゃいました…どうして私ばっかりなんでしょうか…
戦術人形の中には様々な理由で己に自信が持てず、そういった気持ちが言動や挙動に出る者が少なくないが
FN49はその中でも筆頭格に位置する人形の一人でもある、例を挙げると
・語頭が基本吃音 「よ、よよよよよ…よろしくお願いします…」
・そして言動の大半が消極的
・終始困り顔で眉が八の字下がり
などがある
同僚に同じFN社の銃つながりでFNCがおり、本編ストーリーではしばしばコンビで出てくるが
そのFNCからは「あいつ」呼ばわりされ、FN49が泣き言を言うたびに叱られるなどと扱いは厳しい
MOD実装の新規ストーリーではFNCとの出会いも語られたが…ふんこはさぁ…
だが単なる臆病者ではなくFNCとともに多くの戦闘経験を積んでおり
上記の自信のなさから起因した慎重な行動などはFive-sevenに評価されている
あと本編中では一切語られないが、設定資料によれば驚くほど料理が上手いらしい
き、緊張で倒れそう…
腰辺りまである綺麗な茶髪をもち美女とも言って差し支えない容姿の持ち主
ただ本人の性格上、自身の容姿に関して言及することはあまりない
立ち絵が背面からの振り返りアングルのため、衣装の全貌が分からないが恐らくマーチングバンドみたいな衣装だと思われる
スカートから伸びる足は黒タイツで覆われ重傷時はビリビリになる
RFは移動スピードが低いことで有名だがFN49はまさかのハイヒールで戦場を堂々と走っている
ただRFに限らずハイヒール以外の明らかに戦場向きじゃない靴を履いている戦術人形は少なくない
頭にのってる小さな帽子には一輪の赤い花(おそらくヒナゲシ)が挿されている
ヒナゲシは過酷な環境でも成長し花を咲かせるため火薬兵器が大量に普及したナポレオン戦争時代以降の荒れ果てた戦場
特に1914年の第一次世界大戦の激戦地で数十万人の兵士が戦死したフランス北部や
フランダース地方(オランダ南部、ベルギー西部、フランス北部にかけての地域)は戦闘が終わると戦場を埋めるように
赤いヒナゲシでいっぱいになったと言われ、見た人たちはこの花々が戦死者達の血のように感じられたという
これらの謂れから今日では赤いヒナゲシは戦死者を弔う花として欧州では認識され
毎年11月11日、イギリスではリメンブランス・デーという第一次世界大戦の戦死者を弔う行事を行っている
赤いヒナゲシの花言葉は「慰め」と「感謝」である
FF FN49 MOD
2020年1月10日メンタルアップグレード実装に伴いFN49もその対象に選ばれ新規の立ち絵が実装された
今まで文字通り後ろ向きだった立ち絵が前向きに変わることで彼女の成長が伺える
後ろ向きの状態でも概ね察することが出来たが、やはり豊満である
じゃあ、行ってきますね!
余談だが生みの親のBison倉鼠氏はちょくちょくFN49の絵を投稿している
私のこと、覚えてもらいますよ
FN49 Fabrique Nationale Model 1949
FN社(現FNハースタル社)が第二次世界大戦後に開発した自動小銃
高品質と高性能を備えた傑作ともいえる銃だったが、世に出た時には既に時代の流れに合わなかった不遇の銃
上は左側面から見た引き金付近、引き金後ろにあるレバーはセミオートとフルオートを変えるセレクティブ・ファイア機構
下は右側面から見た引き金付近、引き金後ろにあるレバーは安全装置である
見た目がM1ガーランドに似ているが、半自動小銃のM1ガーランドと違いフルオートで射撃することが可能であった
そのためセミオートとフルオートを変えるセレクティブ・ファイア機構を備えているが
フルオート時の反動が強すぎるため後に廃され、現存する銃でこの機構が残ってる物は少ない
フルオート時のFN49 腰だめで構えても反動が強いのが分かる
箱型の弾倉が付いているがこれは着脱できない固定式の物で
弾を込める際は従来のボルトアクション式のように一発ずつ給弾口から込めるか
クリップ式の弾薬を用いて装弾する仕組みである
この動画の5:40辺りに一発ずつの手込め装填が出てくる
デュードネ・ヨセフ・サイーブ Dieudonné Joseph Saive (1888~1970)
FN社の銃設計者、かの天才銃設計者ジョン・ブローニングの助手であった
民生用のM1918や航空機用のM1919の改良・設計、急死したブローニングから引き継ぎ
無事に完成させた傑作拳銃のブローニング・ハイパワー(ドルフロ未実装)
そしてFN社を代表するといっても過言ではない傑作自動小銃FAL
FN49はその名前が示す通り、1949年に完成したが開発そのものは1930年代初頭には開始されていた
当時のFN社の設計主任であるデュードネ・ヨセフ・サイーブは1936年にFN49の開発に必要な機構の特許を取得し
1937年にはFN49の試作型を完成させ、1939年には完成は目の前というところまで来ていたがここでトラブルが発生する
それは年々力を増していたナチス・ドイツが隣国ポーランドに対して武力侵攻の兆しを見せ始めたからである
赤線が引いてあるのがFN社本社があるリエージュであり、まさに主戦場の真っただ中であった
この不穏な情勢のため、従来のボルトアクション方式の小銃の生産が優先されFN49の開発は一時中止
そして1940年5月、とうとうナチス・ドイツがベルギーに侵攻開始 ベルギーは数週間の奮戦の後に降伏
ベルギーはナチス・ドイツに占領され、それに伴いFN社もナチス・ドイツへの兵器生産に協力せざるを得なくなった
だがこの困難な状況の中、サイーブはFN49がナチス・ドイツの手に渡るのを防ぐためにFN49の資料と共にイギリスへと亡命
そしてイギリスの協力を得てエンフィールドの王立造兵廠で1943年の終わりごろ
SLEM-1(Self-Loading Experimental Model)を完成させた、これが実質FN49であった
SLEM-1(Self-Loading Experimental Model)
SLEM-1の性能は好調ですぐさま実戦部隊用の増産が決定したがここでまたFN49に災難が降りかかった
この頃になると既にナチス・ドイツはアメリカ率いる連合軍に打ちのめされており
すでに第二世界大戦の趨勢は決まり新型兵器であるSLEM-1の重要性は減っていた
そしてもう一つ、SLEM-1とほぼ同じコンセプトの銃、M1ガーランドが大量にアメリカから支給されたためであった
これによりSLEM-1の注文はすべてキャンセル、結局SLEM-1は試作以外はされず終戦後にサイーブはベルギーに戻り
再建されたFN社で改めてFN49を完成させたのだった
FN49を使うベルギー軍空挺部隊
アメリカのM1ガーランドとソ連のSKS
FN49を完成させたFN社だったが次なる問題はこのFN49を自国以外のどこに販売するかという事であった
- 戦勝国となったアメリカやソ連はそれぞれ自前で同じコンセプトの銃(M1ガーランドとSKS)を持っているので不可能
- 近隣諸国はアメリカから供与された大量のM1ガーランドがあったのでこれまた不可能
アルゼンチン、エジプト、ブラジル、ベネズエラなどへの販売を決定した
これで全てが穏便に終わるかと思いきやここにきてFN49に完全にとどめをさす事態が発生するのであった…
FN FAL Fusil Automatique Léger
現状で使用しているライフル弾をフルオートで使用するとどうしても反動が強すぎる
という問題に直面していた
そのため、FN49よりも反動が弱い弾薬を使う銃を作ったらどうだろうかと思いつき
紆余曲折ありながらもこれを完成させたのがあの名銃FALである
そしてこの名銃、まさかのFN49が出来た4年後の1953年に世にお出しされてしまい
正に時代のはざまにいたFN49は一気に旧式化、まさかの自社製品によりその存在感を失ってしまった
左はFN49…と見せかけてベレッタBM59、真ん中の左の兵士が担いでいるのはM1ガーランド、もしくはベレッタBM59
そして右がFN49 この3つは遠目だと凄い似ている というかM1ガーランドとベレッタBM59はほぼ同じである
FALの20連発弾倉と共有できる弾倉着脱式のFN49を使い続け、これは1982年のフォークランド紛争まで続き
当時のイギリスはFALを採用していたため期せずして同じFN社同士の銃の戦いが繰り広げられた
特にベネズエラから未使用状態のFN49がしばしば見つかるため収集者はその動向に注目している
「」揮官からの評価
- くわしい説明たすかる -- 2021-09-26 (日) 11:15:43