プラティエ

短評

【通常】
ヒーラーとしてほしい物を一通り持っている、お兄ちゃん大好き妹ヴァルキリー。
新スキル四法結界により四種の結界スキルを同時に持っており、武器も杖と法衣なので対術結界等を盛りやすい。
さらにリーダースキルで師団指揮と戦術補助まで併せ持つまさに師団の守り神。
およそヒーラー及びキャスターのお手本のような性能をしており、加護や種族などに拘らず夜以外の欲しい師団に組み込んで運用すると良いだろう。一応、囮の安定にだけは注意。
ちなみに覚醒する前の通常時の状態から、戦術スキルに軍団蘇生がある。ただしコストが重いが。


【清風のプラティエ】
英霊の召喚からヒントを得て自身に憑依させることを学び覚醒したプラティエ。
順当にスキルが進化。専守防衛が次元斬撃に変わったことは好みがわかれるところ。
専守防衛が次元斬撃と比べて強みとなるのは、被ダメが半減すること。つまりは無効食いで死ににくくなること。
次元斬撃が専守防衛と比べて強みとなるのは、挑発行動が無意味、フォースがたまる、多少だがダメージを与えられる、麻痺から復帰できるの4点。
戦術補助は通常と比べて100まで増加している。リーダー枠で戦術補助を持たせるべきかどうかは、愚者の嘘やその他スキルとの兼ね合いとなる。
師団・軍団蘇生スキルをそれぞれ持つので、非遠隔アタッカーにゾンビアタックさせる師団を作る場合は有効に働く。

ユニットの欠点として異常耐性がない。装備で持たせるしか対処法がないので、戦術妨害や師団編成などと合わせて吟味が必要となるはず。

なおリーンフォルテやグンヒルド同様に軍団蘇生戦術を持つ。ただし左記2名とは異なり、LV6とコストが200も違うのが大きな弱点。
どうにかするポイントとしては、このシリーズでは種族の「騎」に関わるユニットに戦術補助持ちが多いという点を活かすことを考えていくことをお勧めする。
また「英雄ローラン」が人騎ユニットなので、1周目ではオリファンの笛吹きなどと一緒に人騎を軸とした戦術師団を組むと意外と強くなる。

周回以降は四法結界100+軍団蘇生戦術というグンヒルドと同様の役割を目指すのが基本スタイル。
R13以上の装備を用いた運命の輪特化ユニットもできる。最大値は非リーダーで90にもなり唯一無二の性能となる。
また、四法結界役としてはグンヒルドとは異なり絶対治療役を兼任できるのが強み。リバイブによるガーダーサポート役ができるのも魅力。
戦術を振り回してなんぼであるため、専守防衛が次元斬撃になった点をフォース回収の能力が上がったものと割り切って、火力よりも知力増加を重視した装備にするのもおススメである。

称号の雑感の一例は以下の通り。もちろんほかの考えもあるはずなので、追記してもらえるとうれしい。
「運命を分かつ少女」か「お兄ちゃんスキスキ」のどちらかが師団内でより多くの役割を持たせやすい。どちらか良いかは好みであろう。

英霊を導く戦乙女

英雄覇気10+終の奇跡20。終の奇跡はどちらかというと敵が持っていてしんどいスキルであって、味方が持っていても自爆師団がもう一発ドン！以外に楽しいことはあまりない。
そのため英雄覇気10をどう評価するか、というのがこの称号の価値となる。決して弱くはないので、どうしても迷う場合でもこれを選んで損することはない。

戯曲の紡ぎ手

軍団活性10+カブト割35。次元斬撃しかないのにカブト割が増えても師団全体の火力にはほぼ寄与しないので、軍団活性10だけの称号かも。
「清風」のこちらにはあまり魅力はない。

運命を分かつ少女

危機管理30+運命の輪20。危機管理30についてはガーダーのHPが半分以下になったら被ダメ約23％カットと見るだけでも結構強い。
加えて「運命の輪20」がえげつないくらい強い。リーダースキル抜きだと運命の輪を20以上持たせるのは割と難しく、価値は高い。
何よりローランとセットで使いたい場合はとてもお勧め。
今作では杖R14宿業の円環で+30、法衣R14テスタメントで+40というバカみたいな増加量の装備が実装された。非リーダーで合計90はおそらく最高値。

闇夜の死

次元斬撃15+致命必殺100。火力称号である。「清風」のこちらの場合は持たせる意味はほぼない。

お兄ちゃんスキスキ

必殺増加45+挑発行為。一見ネタ称号だが、全くネタじゃない。必殺増加45はどうでも良いのだが、挑発行為がとてもとても重要。
敵が持っている場合は囮が殴りに言ってしまうので、囮には次元斬撃が必要かなあって思う程度で済む。
しかしこちらが持つと、くっそ硬い専守防衛持ち置物系敵ユニットへのダメージを倍にできる称号なのだ。
今作で挑発行為をリーダースキルと装備を抜きにして持っているユニットは、全1004体(多分)のうち20体強のみである。
この中でコスト10以上、つまりは周回以降でも活躍しそうなくらいのユニットとなると、多分6体のみとなる。数え間違えてたらごめんね
この作品はユニットの3割が専守防衛持ちというゲームなので、これを無効化できる数少ないユニットの一人になれるというのはこの上ない強みとなる。

【魔戦姫プラティエ】
通常時とはがらりと変わって死アタッカーになる。杖装備のアタッカーは少ないので装備が競合しにくいのは嬉しい。
恐怖の瞳と神魔体躯のおかげである程度は直接殴れるが、反撃ダメージが不安なら遠隔か次元斬撃を付けよう。
特に運命の輪を併用する場合、反撃死で運命の輪が外れて味方が暴走する展開を避けるためにも次元斬撃が欲しい。
注意しなければならないのはセット運用で真価を発揮するスキルが片割れしか持っていないこと。
高い致命必殺を持つが必殺増加がLSにしか無い、虹の毒撃を持つが強制異常が無い等。装備で補う必要はあるだろう。
後述の運命の輪を称号で確保するならなおさら、これらはセットで欲しいので装備で必ずつけておきたい。

そして変わらず軍団蘇生戦術は保持。コストはLV6のままなので、死なれると困るけども戦術スキルとしては起死回生感もそのまま。
ローランと一緒に死の軍勢レギオンを作りたいなら「清風」よりもお勧め。前作ほどではないが、今作も死の軍勢レギオンは強力なので、使っていくと良いだろう。
どちらのプラティエもローランとの相性が非常に良いので、セットで運用するとシナリオとの相性も良いので楽しいと思う。

また「魔戦姫」状態の彼女をメインに据えて加護月と昼夜を揃えた師団を作成する場合、
種族「夜」と加護月「風」を同時に持つユニットは限られており、死の軍勢を享受するために種族「死」も条件に加えると該当する一般ユニットは馬頭１体のみ。
そのため師団として体裁を整えるために上記のどれかを妥協するか、他の夜死一般ユニット達を接頭称号で加護風に変更する大手術が必要になる。

称号の雑感の一例は以下の通り。もちろんほかの考えもあるはずなので、追記してもらえるとうれしい。
「英霊を導く戦乙女」以外は一長一短ある印象。「お兄ちゃんスキスキ」の希少価値は高いので、これで良い気もするのだが。

余談として、『主人公の妹キャラ』『通常は支援寄りだが強化させるとアタッカー要素が強くなる』『狂化で高致命必殺の死師団トップアタッカーに』『武器がニーベルングで死者を呼び起こす力を持つ』とVBRのメインヒロインであるブリュンヒルデと似通う特徴が多い。
そのブリュンヒルデもニーベルングを持ち死者を呼び起こす点でVBFのティルカと同様で、意識してかぶせていると思われる。ただティルカ・ブリュンヒルデが最初に仲間になる女神である点と違いこちらは分岐ルート。
またブリュンヒルデはヴァ―リと同じくティルカの直系子孫で腹違いではあるもののちゃんと兄妹だが、プラティエは別にそんなことは無い。

英霊を導く戦乙女

英雄覇気10+終の奇跡20。「清風」時の雑感と変わらず。もちろん弱くはないが、他にもっと魅力的な称号が多い感がある。

戯曲の紡ぎ手

軍団活性10+カブト割35。カブト割が75となり、ダメージにして最大2.4倍となる称号である。
軍団活性も死の軍勢レギオンを作る場合は効果が高く、活性を上げぬいて高知力で殴らせれば、軍団蘇生戦術もそれなりに使えるようになる。
プラティエの火力だけを見るならこれが一番良い。この子に愛を注いでアタッカーにしたい場合はおススメ。

運命を分かつ少女

危機管理30+運命の輪20。バッファーとしての強さは変わらないが、自身への強化にもつながる点が魅力か。
たとえば「ゴッド天ぷら」で必殺増加25を持たせるだけで運命の輪20で計45となる。
致命必殺250というのはゴリゴリに死の軍勢で活性を持たせてもダメージ3-4倍前後の期待値となるスキルだが、
必殺増加が45ともなれば致命必殺と合わせるとほぼ安定して5.5倍強の期待値で振り回せる。
自分も味方も強くするという死の軍勢重視のレギオンを組む場合に高相性の称号といえるはず。

闇夜の死

次元斬撃15+致命必殺100。火力称号で自分が強くなるのだが、致命必殺がもともと250もあるなかさらに+100されてもダメージ期待値は1.25倍前後といったところ。
そのため次元斬撃15に魅力を感じるかどうかである。つまりは反撃死をしないという点。
もちろん装備で愛情を込めまくれば火力も十分出せるので、軍団蘇生持ち+アタッカー枠という在り方で役割を持つことができる。

お兄ちゃんスキスキ

必殺増加45+挑発行為。挑発行為の強さは変わらないが、必殺増加45も強い。「魔戦姫」状態ならば与ダメ1.3-2倍弱くらいは見込めるはず。
その他は「清風」と変わらない。

ユニット性能

追加スキル

戦術スキル