天影国

Last-modified: 2023-08-22 (火) 18:24:21

天術(てんじゅつ)
声 - 平井啓二
第2部から登場。
天影国の王にして天楽の従弟。
名門「天家」の生まれだが、天光国から独立して国を造りだした。
天家としての誇りから尊大な態度を取る。また見下した相手が評価を集めることを快く思わないなど、嫉妬深い。
富と名声の為なら部下や民もないがしろにすることも弔わない。
第3部で陽の国と同盟を組んで天光国と対立するのだった。
第4部で神魂に目を眩み、刺客を放ち豪牙を殺害し、神魂を手に入れ皇帝を僭称する。だがこの行為で陽の国を始め多くの国に狙われてしまう。
追い詰められ、最終手段として神魂の力を使い、異形の魔神に変貌した。その力で全ての敵を追い詰める。しかし豪牙を侮辱したことに怒りを表した豪煉に神魂が反応し、神虎帝へと覚醒を許してしまい、最後は豪煉の「猛虎雷撃波」を受けて敗北、死亡した。
天宮(てんきゅう)
声 - 大倉正章
第2部から登場。
天術の息子。口調は慇懃かつ丁寧だが、天術同様に人を見下した発言をし、相手に応じて態度を変えるお調子者。一方でとある宴席で貧しい故に家族のために食べ物を持ち帰ろうとする子供に蜂蜜を含めて多くの食べ物を与えるなどそれなりの優しさを持つ。
蜂蜜が大好きで常に蜂蜜を入れた壺を持ち歩いている。
軍の指揮能力に長けている反面、直接的な戦闘は苦手で牛雄に襲撃された際は天術と天美よりも先に逃走した。
第4部で皇子を僭称するが、多くの国に攻められ、天術が討たれた後に天美と南波と共に財産の一部を持って逃亡した。
第7部前半で天美と南波と再登場、流浪の果てに財産を使い果たしてしまい天美と南波と共に倒れていたところを小命に拾われ、介護される。その後、かつて自分が食べ物を与えた子供からのお礼のリンゴを豪策からもらい、「やっぱり恩は売るものだな」と呟き、泣きながら食べる。その後、豪炎麗の配下となる。配下となってからは無理矢理鍛錬をさせられ、その結果妖術を使えるようになり、戦闘を出来るようなった。(但し自分より格上の相手には逃げる)
天美(てんみ)
声 - 中村繪里子
第2部から登場。
天術の娘で天宮の妹。
天術や天宮から甘やかされて育ったために苦労知らずの唯我独尊の娘になった。
天宮同様に相手に応じて態度を変えている。
第4部で皇女を僭称するが、多くの国に攻められ、天術が討たれた後に天宮と南波と共に財産の一部を持って逃亡した。
第7部前半で再登場、流浪の果てに財産を使い果たしてしまい天宮と南波と共に倒れていたところを小命に拾われ、介護される。その後、豪炎麗の配下となる。配下になってからは城の清掃などを渋々やっている。
奇勲(きくん)
声 - 藤沼建人
第3部から登場。
天術配下の大将軍。豪傑として実力が高く天術からも強い信頼を受けている。
豪快な性格だが、自惚れ屋の一面を持つ。
第4部で天影国に攻めてきた国々と戦うも、最期は関峰と交戦し討たれて死亡した。
厳霊(ごんれい)
声 - 勝沼紀義
第3部から登場。
天術配下の武将。自信過剰かつ短気な性格をしており、それ故に挑発に乗ってしまうなど策略に疎い一面がある。
神魂に目を眩んだ天術の命を受け、部下を率いて豪牙を襲撃、殺害して神魂を奪った。
第4部で天影国に攻めてきた国々と戦う、豪策と交戦する。豪策に追い詰められて命乞いをするも「豪牙だけでなく天術も裏切る溝鼠」と蔑まれた後、落ちていた槍を突き刺されて死亡した。
七南波(しちななみ)
声 - たかはし智秋
第3部から登場。
天術配下の武将で常に天美の護衛を務めている。
幼い頃から天美を守り、溺愛している半面、天美の兄である天宮を割とぞんざいに扱う。
頭脳明晰だが、それを天美以外に使う気は無い。
第4部で多くの国に攻められ、天術が討たれた後に天宮と天美と共に財産の一部を持って逃亡した。
第7部前半で再登場、流浪の果てに財産を使い果たしてしまい天宮と天美と共に倒れていたところを小命に拾われ、介護される。その後、豪炎麗の配下となる。