Tier 10 アメリカ 駆逐戦車
スペック
車体装甲厚(mm) | 305/76/38 | 本体価格(シルバー) | 6,100,000 | |||
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最高速度(km/h) | 前進 | 24.0 | マッチング範囲(戦闘Tier) | 10~11 | ||
後退 | 10.0 | 派生元車輌 | T95 | |||
発見可能範囲(m) | 静止時 | 375.88 | ||||
移動時 | 403.53 |
パッケージ
T110E3 E:241,000 S:6,100,000 |
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E:必要経験値
S:購入シルバー
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
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出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
T110E3 | Continental AOI-1490 | 155 mm AT Gun T7E2 | T110E3 | T110E3 | 2,050 | AN/VRC-3 | |
875 | 22 / [19.41] | ---/---/--- | 745 | ||||
11.71 | 1.5/1.7/3.0 | 26 | 390 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
砲性能
主砲性能 | ||||||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 攻撃半径 | 砲弾速度 | 砲弾射程 | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 左<射界>右 最伏角 | |
155 mm AT Gun T7E2 | AP APCR HE | 1,650 13G 1,120 | 295 375 90 | 850 850 1,100 | --- --- 3.78 | 870 1,088 870 | 720 720 720 | 3.03 | 2,576 | 2.50 | 0.36 | 27 | +16 8< >8 -8 |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
解説
- 概要
Tier 10アメリカ駆逐戦車。
T110重戦車の固定砲塔案の一つである。 - 火力
- 装甲
このゲームに存在する全車両中でもトップクラスの装甲防御力を持っている。
敵として対峙するとき、車体下部を隠されて、側面にも回り込めない状況では、貫通力350mm以上の課金弾か15cm以上の大口径榴弾でもない限り、有効なダメージを与えるのがかなり難しい。
一方で前身からは側面の傾斜や空間装甲は失ってしまっているので、側面攻撃に対しては脆弱になっている。また隠蔽率も大幅に低下している。- 戦闘室
正面は305mmの厚みに傾斜が加えられ、最低でも350mm相当の装甲になっている。駆逐戦車の課金弾以外での貫通は極めて難しい。
副砲塔も275mm+約45°の傾斜で340mm超の防御力があり、こちらも貫通は困難。
弱点は防楯中央。この部位は305mmの防楯装甲+裏装甲0mmとなっており、貫通力330mm超の課金弾であれば貫通される可能性が高い。
天板は前半が75mmあるが後半は38mmと薄く、副砲塔下部に榴弾を当てられると無視できないダメージを被ることがある。
側面装甲は152mm。 - 正面の弱点
砲塔正面の305mm防楯だが機構上の弱点が存在する。
それは、主砲の付け根である。
この部分は305mm防楯の後ろには車体装甲が存在せず、主砲機構の70mm装甲しか存在しない。
そのため高貫通金弾を使用された場合ダメージを受けることが稀によくある。 - 車体
正面上部は戦闘室同様、350mmを優に超える防御力を有する。
一方、T95では目立たなかった正面車体下部が大きな弱点となってしまっている。
車体正面上部装甲の装甲厚に余裕があるため、仰角をつけて撃ち下ろされる形にすると車体下部の傾斜角を水増しすることが出来る。
とはいえ戦闘室天板が丸見えになってしまうのでこの戦法は遠距離の場合に限る。
側面上部は76mmだが、側面下部はわずか44mmと薄い。
口径132mmを上回るAPやAPCRであれば、3倍ルールで傾斜に関係なく貫通される可能性があり、出来る限り晒さないようにしたい。
- 戦闘室
- 機動性
カタログ上の最高速度は24km/hとT95よりも4km/hしか増えていないが、出力重量比が向上したことにより、実際の機動力はこれよりも差があることが多い。
特に、登りでの速度が改善されている。
しかし後退速度は-8km/hに劣化しているため、装甲を過信して前に出すぎないこと。
加速や旋回速度はあまりよくないが、重戦車の戦列を追うのに困らない程度の機動力をもっている。 - 総論
常軌を逸した正面装甲で身を固め、最大まで強化された戦車砲と、例え鈍足でもそれを運ぶ脚を手に入れたこの車両は、アメリカ駆逐戦車の双璧に相応しい一台に仕上がっている。
砲精度が低めに設定されているため、頑強な正面装甲を生かせる前線での戦闘が主となる。
ただし側面装甲の薄さ故に多方向からの攻撃には弱く、耐久力は駆逐戦車相応であり後退速度も非常に遅いため、前に出過ぎないように心がけよう。
また自走砲やイギリスの183mm砲は天敵であるため、常に射線を意識しておこう。
史実
重戦車の開発の方向性について、1954 年のデトロイトで会議が行われた。多くのプロジェクトと共に、Chrysler 社は TS-31 計画をベースにした新戦車の開発案を提出。
ベルンのトンネルに適応する戦車というものであった。いくつかのバリエーションが検討されたが、開発は中止された。