T95

Last-modified: 2023-12-25 (月) 13:47:56

A40_T95.png

Tier 9 アメリカ 駆逐戦車

公式紹介ページ

スペック

車体装甲厚(mm)305/101/50本体価格(シルバー)3,500,000
最高速度(km/h)前進20.0マッチング範囲(戦闘Tier)9~11
後退10.0派生元車輌T28
発見可能範囲(m)静止時319.00
移動時369.56

パッケージ

初期LVL1LVL2LVL3LVL4LVL5LVL6
T95
E:165,000
S:3,500,000
エンジン
E:12,000
S:34,600
無線
E:8,000
S:54,000
履帯
E:26,500
S:62,500
主砲
E:51,000
S:250,000
主砲
E:48,500
S:335,000
戦車
T110E3
E:241,000
S:6,100,000

E:必要経験値
S:購入シルバー

詳細

パッケージ名エンジン主砲履帯砲塔HP通信機
出力下記参照車体旋回速度砲塔装甲通信範囲
出力重量比地形抵抗旋回速度視認範囲
初期
T95
Ford GAF105 mm AT Gun T5E1T95HVSST951,700SCR 508
67013 / [10.71]---/---/---395
7.721.4/1.7/2.926380
LVL.1
エンジン
Ford GAFM2A1105 mm AT Gun T5E1T95HVSST951,700SCR 508
78013 / [12.47]---/---/---395
8.991.4/1.7/2.926380
LVL.2
無線
Ford GAFM2A1105 mm AT Gun T5E1T95HVSST951,700SCR 528
78013 / [12.47]---/---/---745
8.991.4/1.7/2.926380
LVL.3
履帯
Ford GAFM2A1105 mm AT Gun T5E1T95HVSSM2T951,700SCR 528
78018 / [19.46]---/---/---745
8.991.3/1.4/2.326380
LVL.4
主砲
Ford GAFM2A1120 mm AT Gun T53T95HVSSM2T951,700SCR 528
78018 / [19.38]---/---/---745
8.951.3/1.4/2.326380
LVL.5
主砲
Ford GAFM2A1155 mm AT Gun T7T95HVSSM2T951,700SCR 528
78018 / [19.25]---/---/---745
8.891.3/1.4/2.326380

※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。

砲性能

主砲性能
名称弾種弾代貫通ダメージ攻撃半径砲弾速度砲弾射程発射速度AP弾
DPM
照準時間精度総弾数最高角
左<射界>右
最伏角
105 mm AT Gun T5E1AP
APCR
HE
1,000
12G
680
218
265
53
320
320
420
---
---
1.91
945
1,181
945
720
720
720
8.572,7421.700.3562+20
10< >11
-5
120 mm AT Gun T53AP
APCR
HE
1,060
12G
900
248
297
60
400
400
515
---
---
2.42
945
1,181
945
720
720
720
6.902,7602.100.3842+20
10< >11
-5
155 mm AT Gun T7AP
APCR
HE
1,650
12G
1,120
276
320
90
750
750
950
---
---
3.78
870
1,088
870
720
720
720
3.282,4602.700.4030+20
10< >11
-5

※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。

解説

  • 概要
    Tier 9アメリカ駆逐戦車
    大戦末期、ドイツ重戦車の撃破及びジークフリート線の突破を目的として開発された試作超重戦車である。
     
  • 火力
    どの砲でも俯角は-5°と劣悪であり、足元の地形には注意を払いたい。
    射界も左10°/右11°とT28から変わらない。
    • 105 mm AT Gun T5E1
      T28から引き継ぐT95の史実砲。
      T25 ATT29と基本性能は変わらない。
      Tier 7相当なので通常弾(AP)の貫通力は低い。
      この砲で出撃する場合は課金弾(APCR)を主軸に戦い抜こう。
       
    • 120 mm AT Gun T53
      中間砲。
      分間ダメージは高いものの、Tier 9駆逐戦車としては単発火力・貫通力が不足している。
      射撃回数の少ない本車両にとって単発火力の低さはネックになるため、出来るだけ早く最終砲に換装したい。
      課金弾を多めに積めば貫通力は及第点になるので、最終砲までの繋ぎとしては十分使用に耐えうるだろう。
       
    • 155 mm AT Gun T7
      最終砲。
      新たに追加された大口径戦車砲であり、T30と互換性がある。
      単発火力750と通常弾(AP)の貫通力276mmを誇り、通常弾ですら大半のTier 9戦車を貫通して大ダメージを与える事ができる。
      装填が遅いため、弾かれると敵に大きなチャンスを与えてしまうので必ず必要に応じて砲弾速度に優れた課金弾(APCR)を使用すると良い。
      榴弾(HE)の威力も高いので数発携行し適宜使用しよう。
      また、拡張パーツ:新型装填装置(装填弾種)を装備することで装填弾種を自由に交換出来るようになる。
      弾種の交換を頻繁に行いたい駆逐戦車の心強い味方となる。
       
      精度や照準速度、装填速度はかなり劣悪であり、分間ダメージは同格駆逐戦車の中ではかなり低い。
      装填時間は拡張パーツや搭乗員によるが、15秒強ほどと長く装填中の隙を突かれる危険性がある。
      出来れば味方戦車の護衛や背に障害物がある事を確認して戦っていきたい。後述の機動性の悪さも相まって孤立は厳禁である。
      同じ155 mm AT Gun T7を搭載可能なT30と比較した場合、無砲塔としてのアドバンテージなのか装填速度がやや早い。
       
  • 装甲
    この戦車は文字通り移動要塞である。
    まるで這う様な低い車高に加え、車体正面は垂直とはいえ305mmという常軌を逸した重装甲をもつ。
    この正面装甲を貫徹できる砲はごく限られており、重駆逐戦車の名に恥じない防御力で味方の盾になっていこう。
    ある程度距離が離れると弱点が狙えなくなり非常に堅い壁となるが、至近距離での戦闘は上部の弱点を狙われやすくなり若干不利となる場合もある。
    重装甲車両が早々に撃破されてしまうと味方チームに多大な負担をかける。戦闘距離の吟味は非常に重要である。
     
    その鈍足と重装甲から自走砲による攻撃を受けやすい。見かけに反しモジュール耐久が低くパーツ損傷は頻発するため、自走砲に可能な限り撃たれない立ち回りを研究したい。
    一見すると拡張パーツである内貼り装甲は必須アイテムのように思えるが、その扁平な車体から天板に榴弾を受けやすいという欠点がある。
    内貼り装甲の効果は被弾箇所の装甲厚に比例するため、薄い天板への被弾や至近弾に対しダメージ軽減効果はほとんど期待できない。
    先入観に囚われず、自分のプレイスタイルに合ったものを選択しよう。
     
    車高の低さから重戦車の車体下部を隠すといった連携運用も可能だが、この車輌は高い火力を持つ駆逐戦車であり、ただの壁とするにはもったいない。
    撃破されてしまうと大きく攻撃力を損失するため、重戦車は後退を妨げないようにしよう。
     
    正面

    正面装甲
    正面の大半が300mmを超える装甲で固められており、弱点でさえ220mmほどになる。
    最低でも250mm程度の貫通力のある砲を持っているのでなければ、正面から敵対するのは厳禁。
    正面から見える弱点は、キューポラと車体下部の2つ。斜めから撃つ際は履帯裏も狙えることがある。
    T95.PNG

     
    • キューポラ
      手前と奥に2つのキューポラがある。
      ど真ん中を狙えば220mmほどの装甲厚になり、Tier8~9戦車が持つ砲なら何とか貫通できるだろう。
      T95は車高が低く、さらに俯角が少ないため撃ち降ろしになりやすく、思った以上に貫通される。
      さらに撃ち降ろす場合は、38.1mmしかない天板を狙うのも視野に入る。
      静止していれば狙うのは容易だが、車体を前後左右に揺らされると流石に狙いづらくなる。
      手前のキューポラの方が距離は近いが、車体を左右に揺らされてる時は奥側のキューポラの方が動きが少なくなるので狙いやすくなる。
      奥側のキューポラの基部は側面に出っ張っており、斜めからの場合ここも弱点となり得る。
       
    • 車体下部
      133.4mm+傾斜で260mm程度になる。
      ただし、キューポラとは逆に車高の低さがT95側にとって有利になる。(撃ち下しになるので傾斜が増す)
      キューポラと比べると面積が広く、貫通力に自信があるならこちらのほうが確実な場合もある。
      相対してる敵が同じT95の場合もここを狙おう。
       
    • 履帯裏
      履帯裏の装甲厚は50.8mmしかなく、口径152.4mmを超える高貫通APなら3倍ルールで貫徹可能*1
      また、スポンソン底面装甲(履帯のすぐ上)は25.4mmと非常に薄く、このTier帯のAPであればほぼ貫通する。下方から履帯を撃つとダメージが入ることがあるのはこのためである。
      とはいえ、空間装甲に阻まれているので外観ではかなり分かりづらい。
       
    • 正面垂直部分
      前述のとおり、正面は305mmあり、そうそう抜かれはしない。
      しかし、Tier9~10戦場では300mmを超える貫通力を持つ砲を搭載した車両も現れ始めるため、決して無敵ではない。
     
    側面・背面

    側背面装甲
    カタログスペックの側面装甲の152.4mmはキューポラの値であり、実は63.5~50.8mmと大した厚みは持たない。
    上部は傾斜がかなりきつく、装甲厚も3倍ルールを回避する程度にはあるので強制跳弾を誘いやすい。
    中部は同じ傾斜の空間装甲+垂直の主装甲(63.5mm + 63.5mm)であり、上部よりもやや硬い。
    更に履帯のある下部はかなり強靭で、空間装甲+履帯+主装甲(101.6mm + (40mm) + 50.8mm = 152.4~192.4mm)となっている。ちなみに履帯は見た目は二重履帯であるが、判定は40mm厚の一重である。
    ただし側面には大きな燃料タンクや弾薬庫判定があり、ガソリンエンジンゆえのエンジン引火率で意外とダメージを受けやすい。

     

    背面の垂直部分は50.8mm、上部傾斜部分は38.1mm。
    背面のエンジンカバー部分は非常に傾斜がきつく、張り付かれてしまった場合でも小口径弾*2ならばシャットアウトする。

     
  • 機動性
    以前は最高速度13km/hと最悪の機動性であったが、バフを受け20km/hまで出るようになった。
    これに伴い巡航速度も12km/hから少なくとも18km/hは出るようになり、移動速度が1.5倍になるという実に大幅な強化を受けた。
    具体的にはType 4 HeavyTortoiseなら併走できる程度まで速くなっている。
    登坂が苦手なのは相変わらずであるため、起伏の少ないルートを通るよう心掛けよう。
     
    車体旋回速度も向上、しかし遅いことにはかわらないので、軽戦車や中戦車の接近はそのまま死を意味する。
    障害物に押し当ててNDKを阻止する事も可能だが、基本的に孤立は厳禁である。
     
  • その他
    視認範囲は380mと駆逐戦車の中では優秀な部類。
    また、巨体でありながら車高の低い本車は意外にもAMX 13シリーズを凌ぐ隠蔽性能を有している。
    Tier 9戦車中でもトップクラスであり、15mルールを使った茂みからの狙撃・待ち伏せも有効である。
    ただし、後方では自慢の重装甲を生かしにくいのが難点でもある。
     
  • 総論
    鈍足ながら圧倒的な火力・装甲・隠蔽を誇る重駆逐戦車である。
    これまではその機動性から非常にピーキーで扱い難い戦車であったが、最高速の強化によりかなりマイルドになった。
    この車両が最前線で砲弾を受け続ければ、それだけで味方への多大な支援となる。
    護衛となる味方との連携次第では敵を蹂躙する事も可能だが、単独で突出した本車両は他の戦車以上に良いカモとなってしまう。
    長所と言える火力面でも遅い装填速度ゆえに隙が大きく、装甲面ではキューポラや燃えやすい燃料タンクなどの弱点があり、それらを味方の支援無しでカバーするのはかなり難しい。
    急な陣地転換は不可能であり、ミニマップをよく見て計画的な行動と味方との連携を心がけよう。
     
    また些細な欠点ではあるが、最高速の引き上げに伴い前進時にレティクルが拡散しやすくしている。

史実

1943 年に開発が開始され、1 年以内に 25 両の製造が計画された。2 つのプロトタイプが試験を通過したが、実戦には投入されなかった。

 

コメント


*1 貫通200mm程度でも抜ける。APCRは標準化量が少ないためAPの方が有利。
*2 107mm砲まで。120mm以上の口径は3倍ルールが適用されてしまうので跳弾はほぼ不可能