T110E4

Last-modified: 2023-06-04 (日) 16:28:26

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Tier 10 アメリカ 駆逐戦車

公式紹介ページ

スペック

車体装甲厚(mm)260/76/38本体価格(シルバー)6,100,000
最高速度(km/h)前進35.0マッチング範囲(戦闘Tier)10~11
後退10.0派生元車輌T30
発見可能範囲(m)静止時375.88
移動時403.53

パッケージ

T110E4
E:211,000
S:6,100,000

E:必要経験値
S:購入シルバー

詳細

パッケージ名エンジン主砲履帯砲塔HP通信機
出力下記参照車体旋回速度砲塔装甲通信範囲
出力重量比地形抵抗旋回速度視認範囲
T110E4Continental AOI-1490155 mm AT Gun T7E2T110E4T110E42,000AN/VRC-3
87526 / [22.75]254/152/152745
13.671.4/1.6/2.720390

※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。

砲性能

主砲性能
名称弾種弾代貫通ダメージ攻撃半径砲弾速度砲弾射程発射速度AP弾
DPM
照準時間精度総弾数最高角
左<射界>右
最伏角
155 mm AT Gun T7E2AP
APCR
HE
1,650
13G
1,120
295
375
90
850
850
1,100
---
---
3.78
870
1,088
870
720
720
720
3.082,6182.900.3727+12
90< >90
-6

※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。

解説

  • 概要
    Tier 10アメリカ駆逐戦車
    T110重戦車の固定砲塔案の一つ……をモチーフにした架空戦車である。
     
  • 火力
    砲塔旋回角は左右とも90度。
    俯角-6°とT30から大幅に劣化。
    更に仰角も+12°と狭く*1、地形には十分注意する必要がある。
    • 155 mm AT Gun T7E2
      T110E3と共通の155mm戦車砲。
      T30から貫通力が向上し、その他はほぼ据え置きである。
      特に課金弾の貫通力が375mmもありながらAPCRというのが強み。HEATより信頼性に優れ、弾速も速くなるため使い勝手は良い。
      しかし、分間ダメージがTier 10駆逐戦車の中でも低いうえ、単発火力が特別高いわけでもない。
      この圧倒的な貫通力+限定旋回砲塔をどう活かすかが本車を使いこなせるかどうかの鍵となる。
       
  • 装甲
    T30と比較すると車体装甲が大幅に強化された一方、砲塔は若干やわらかくなり弱点も増えた。
    • 車体
      車体上部は260mm~180mm+傾斜でかなり硬く、撃ち降ろされなければほぼ防ぐことが出来る。
      下部は貫通200mm程度あれば安定して抜かれるため、必ず隠したい。
      側面は大部分が76mm、下部はわずか44mmしかなく、昼飯や豚飯に使用するには不足気味。
       
    • 砲塔
      防楯はT30と同じような形状をしているが、正面垂直部分は装甲圧305mmあり堅牢。
      防楯を貫通出来る砲弾ならば、中心付近は裏装甲もないため射抜かれてしまう危険性が高い。
      防盾横砲塔正面部分は装甲圧254mm、60度の傾斜がついており実質装甲圧は293.29mmとなっている。
       
      砲塔上にあるキューポラは装甲圧203mmの弱点と思われがちだが、よく見ると上下鋭角にそれぞれ40度の傾斜がついており実質装甲値は315.81mmとなっている。
      側面は装甲圧152mm、角が丸っこい形状をしているためよそ見は非推奨。
      また、この砲塔は左右90度までしか回らないため、機動力の高い車両に後ろにつかれると一方的に撃たれてしまいかねない。
       
      …とネガティブな書き方をしてはいるが、T30よりかなり信頼でき、重戦車に混じって前線を張るのも難しくない。
      敵として遭遇した場合、装甲の薄いところは何箇所かあるが、面積の広い車体下部が一番安定する。
      防盾横や機銃塔も弱点ではあるが、Tier 10ともなると簡単には狙わせてくれないだろう。
      相手が車体下部を隠しており、なおかつこまめに動いていて狙いにくい場合は、裏取りをするか自走砲に援護を頼もう。
      本車の主砲は貫通力が高く、無理をして撃ちに出るとほぼ確実に貫通されてしまう。
       
  • 機動性
    T30の最終エンジンより15馬力増強されてるが、ほとんど変わらないと思っていい。
    旋回速度こそ向上されたものの、砲搭が限定旋回のため相変わらずNDKには弱い。
     
  • 総論
    高単発かつ高貫通の主砲を限定とはいえ旋回する砲塔に搭載した車両であり、そこそこの装甲も持つため重戦車のように戦うことができるのが本車の一番の強みである。
    とはいえ弾くことは多いが信用できるとはまったく言えない装甲や重戦車と比べると少ないHP、T110E5T57HTに完全に劣る機動力*2など欠点も多く、そこを理解しなくては活躍は難しいだろう。
    MausType 5 Heavyなど同格重戦車でも攻めあぐねるような強力な装甲を持つ車両を圧倒的な貫通力で抜いていくことができれば勝利に貢献できるはずだ。

史実

重戦車の開発の方向性について、1954 年のデトロイトで会議が行われた。多くのプロジェクトと共に、Chrysler 社は TS-31 計画をベースにした新戦車の開発案を提出。
ベルンのトンネルに適応する戦車というものであった。いくつかのバリエーションが検討されたが、開発は中止された。

 

コメント

  • 強いと聞いて買ってみたが意外と繊細な車両。鈍い機動力と限定旋回砲塔の影響で強引な運用は命取りになるケースが多い。味方との連携を意識しながら落ち着いて前線より若干後ろ気味(芋るほど後方ではない)にポジションを取ると活躍出来る印象。 -- 2020-08-14 (金) 17:25:28
  • 強引な貫通を持つが、旋回砲塔ゆえの悪拡散、悪精度から近距離でも慎重に狙い撃つべし。装甲も過信してはいけない。前線に参加しつつ、クレバーに立回らないと結果を残せない。後方狙撃はご法度。 -- mrE? 2020-10-16 (金) 20:02:27
  • キューポラととほっぺ絶対抜けるはずなのに抜けたことないんですが一体どうなってるんですかね。課金弾が幾度となく無駄になった -- 2022-01-13 (木) 00:27:29

*1 仰角は同国同格のT57 Heavy Tankと同じ
*2 その2両は重戦車としては速い方ではあるが