Object 780

Last-modified: 2023-11-12 (日) 06:45:18

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Tier 10 ソ連 重戦車(プレミアム)

公式紹介ページ

スペック

車体装甲厚(mm)100/100/50マッチング範囲(戦闘Tier)10~11
最高速度(km/h)前進45.0ボーナスシルバー0%
後退15.0車輌経験値5%
発見可能範囲(m)静止時395.23搭乗員経験値0%
移動時420.11フリー経験値5%

パッケージ

Obj. 780
G:22,500

G:購入価格(ゴールド)

詳細

パッケージ名エンジン主砲履帯砲塔HP通信機
出力下記参照車体旋回速度砲塔装甲通信範囲
出力重量比地形抵抗旋回速度視認範囲
Obj. 780GTD-700P130 mm 2A50Object 780Object 7802,200R-123
87034 / [26.00]300/200/60850
17.471.3/1.7/2.530410

※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。

砲性能

主砲性能
名称弾種弾代貫通ダメージ攻撃半径砲弾速度砲弾射程発射速度AP弾
DPM
照準時間精度総弾数最高角
最伏角
130 mm 2A50AP
APCR
HE
1,240
13G
1,015
267
311
65
530
530
640
---
---
2.78
1,130
1,480
930
720
720
720
4.292,2741.900.3540+15
-7

※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。

解説

  • 概要
    Tier 10ソ連プレミアム重戦車
    2022年12月からの新シーズン、「World of Tanks Modern Armor: ALLEGIANCE」シーズンパス購入者のシーズンミッション100達成車輌。
     
  • 火力
    俯角は-7°とソ連車両としては優秀であり、大抵の地形を利用できる。
    • 130 mm 2A50
      ソ連重戦車としては珍しく精度と照準時間が優秀であり、拡散も平均的な値であるためストレスなく扱う事ができる。
      単発火力は口径に対して高めだが、装填時間が14秒と長いため分間ダメージは低め。
      貫通力は通常弾(AP)で267mmあり、重装甲車両が相手でもそれなりに戦える値を有してる。
      課金弾(APCR)は311mmとTier 10 重戦車としてはやや低めな平均値となっている。
      弾速も優秀で狙撃にも適した性能は有しているが、IS-7Maus同様距離減衰が大きめなのは頭に入れておこう。
       
  • 装甲
    傾斜を多用した装甲配置であるため自走砲の榴弾に対する耐性は低い。
    弾薬庫の耐久力が低く口径150mm以上の砲弾に一撃で破壊される可能性があるため強化したい。
    耐久値は2200と控えめ。
    • 砲塔
      砲塔正面の装甲厚は300mm以上の厚みがあるため、通常弾ならば安定して弾く事ができる。
      一方で、課金弾には防盾左右の垂直部分を貫通される可能性があり、特に駆逐戦車の課金弾の場合は防盾周辺の傾斜の一部も貫通してくるために貫通可能な範囲が広くなる。
      砲塔側面も装甲厚があり複雑な形状をしているため、多少のよそ見程度では簡単に貫通されることはない。
      複数あるキューポラは中央のものが一番大きく狙われやすい。
      また、正面から見える天板部分は鋭い傾斜がついているため大抵の砲弾は跳弾するが、装甲厚が50mmであるため口径150mmを超える大口径砲の場合は簡単に貫通してしまう。
      これらの弱点は俯角を取ることで隠れ、平地でも砲身を上げることである程度はガードできる。
      砲塔後部は大きく突き出た形をしており遮蔽物などからはみ出しやすいため、よそ見するときなどには注意が必要。
       
    • 車体
      車体正面は絞ったような形状から投影面積が狭い。
      車体正面上部は装甲厚100mmと重戦車としてはかなり薄めだが、鋭い傾斜がついているため貫通は容易ではない。
      車体正面下部は弱点部分ではあるが装甲厚143mmと上部よりも厚く60°程の傾斜がついているため、対AP弾でも250mm前後の装甲厚となり通常弾ならばある程度は弾くことができる。
      また、距離が近ければ撃ち下ろす形となるため貫通はより難しくなる。ただし、近づきすぎると正面上部を撃ち下ろされてしまうため密着するほどの距離は避けたほうがよい。
      車体正面の左右には鋭い傾斜部分があり正面からの貫通は困難。
      また、絞ったような形状から15°前後の浅い豚飯の姿勢で車体下部を隠すことができ、左右の傾斜部分の防御力もある程度残す事ができ、昼飯の姿勢も同様の角度で最大の防御力を発揮する。
      傾けすぎると一気に装甲厚が減少するため、IS-7等と同様に角度調整がかなりシビアである。
       
      車体側面の装甲厚は100mm前後と同格重戦車の中では薄め。
      車体後半部分にくびれがあり、逆豚の姿勢では大きな弱点となってしまうため非推奨。
       
      相対したときの注意点として、車体底が自動車のオフロード車のように地面から高い位置にあり、履帯や駆動輪ごと撃っても車体に当たる範囲が狭くなっている。
      このため履帯を狙うと砲弾が多くは車体に当たらず車体下を通過してしまい、履帯切りはできてもダメージが通らない。
      履帯切りを狙う以外、側面を攻撃するときは履帯上部の車体部分を狙うようにしよう。このため飛び出し撃ちのリスクも低くなっている。
       
      燃料タンクについて

      燃料タンクについて
      本車両は車体正面向かって左側に燃料タンクの判定が設定されている。
      このため、車体正面下部の弱点を抜かれた場合に燃料タンクが大破し火災が発生し易い。特に150mm以上の大口径砲の場合は一撃で燃料タンクが大破し火災が発生する可能性があるため消耗品の改良型消火装置を手放す事ができない。
      エンジン火災とは異なり操縦手のスキルや自動消火装置で低減することができず、モジュールダメージの発生率が火災に直結するため非常に厄介である。
      修理キットは他のモジュールのために取っておく事が多く、燃料タンク自体が頻繁に破損するため修理での対処は困難。

       

      可能ならば拡張パーツ:強化燃料タンクを搭載して対策したい。
      燃料タンクの耐久性+50%となるため発火率を多少低減できる。

 
  • 機動性
    前進速度45km/h・後退速度15km/hと重戦車としては十分な機動力を有しており出力重量比も優秀であるが、履帯性能が低く基本状態では十分な機動力は発揮できない。
    搭乗員スキル:オフロード走行や拡張パーツ:けん引システム・新型駆動系そ装着することで機動力の拡充も可能。
    車輌重量は重戦車の中では軽めであるため体当たり打ち負けるため注意。
     
  • 偵察性
    視界は410mと同格重戦車の中でもトップクラス。
    隠蔽率は車体の大きさの割に重戦車の中では優秀な値である。
    このため重戦車同士で遠距離で撃ち合う場面において優位に立つことがある。
     
  • 総論
    良い意味でその重量にそぐわない機動力を備えており、加速力も高くすぐに最高速度に達することができる。
    最高速度と言っても45km/hと決して速くはなく、戦況に応じて臨機応変に移動することは難しいだろう。
    しかし、奇襲攻撃を仕掛けたり味方を敵の軽戦車や中戦車から守るのには十分な機動力を備えているといえよう。
    他の車輌でも言えることだが、単独行動は決してお勧めしない。側面装甲が脆く、貫通力260m以上の砲弾を喰らえば致命傷を負いかねない。
    常に味方と一緒に行動することで、その火力を最大限に活かすことができるぞ。
    車体が小さく全体的なシルエットはコンパクトにまとまっているが、これは利点にもなれば欠点にもなりえる。
    特に、各モジュールが近い位置に搭載されているため重大な損傷が発生しやすい欠点をもつ。
    搭乗員スキルや拡張パーツを搭載する事による対策を強くすすめる。

史実

1960年代前半に開発が進められた本車輌は、試作型ロケット戦車Object 775の発展型である。
通常弾とロケット弾を両方発射可能な125 mmライフル砲/発射装置の搭載が予定されていた。
また、設計上のユニークな特徴として、操縦手が砲塔旋回中も動くことがない固定式戦闘室の中央に配置されていた。
開発は設計段階で中止されたが、実寸大の試作車輌がいくつか製造された。

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