T-150

Last-modified: 2023-12-17 (日) 16:09:17

R72_T150.png

Tier 6 ソ連 重戦車

公式紹介ページ

スペック

車体装甲厚(mm)90/90/75本体価格(シルバー)880,000
最高速度(km/h)前進35.0マッチング範囲(戦闘Tier)6~8
後退11.0派生元車輌KV-1
発見可能範囲(m)静止時395.63
移動時420.11

パッケージ

初期LVL1LVL2LVL3LVL4LVL5LVL6LVL7LVL8LVL9LVL10
T-150
E:24,500
S:880,000
主砲
E:?
S:38,000
エンジン
E:?
S:27,860
無線
E:?
S:18,600
主砲
E:?
S:45,920
主砲
E:?
S:49,200
履帯
E:?
S:16,400
砲塔
E:?
S:19,400
エンジン
E:?
S:39,000
主砲
E:?
S:68,290
戦車
KV-3
E:34,000
S:1,390,000

E:必要経験値
S:購入シルバー

詳細

パッケージ名エンジン主砲履帯砲塔HP通信機
出力下記参照車体旋回速度砲塔装甲通信範囲
出力重量比地形抵抗旋回速度視認範囲
初期
T-150
V-2K76 mm ZiS-5T-150T-150-KV83010R
50016 / [12.44]90/90/90360
9.961.4/1.8/3.024320
LVL.1
主砲
V-2K57 mm project 413T-150T-150-KV83010R
50016 / [12.54]90/90/90360
10.041.4/1.8/3.024320
LVL.2
エンジン
V-557 mm project 413T-150T-150-KV83010R
60016 / [15.06]90/90/90360
12.051.4/1.8/3.024320
LVL.3
無線
V-557 mm project 413T-150T-150-KV83010RK
60016 / [15.06]90/90/90440
12.051.4/1.8/3.024320
LVL.4
主砲
V-5122 mm U-11T-150T-150-KV83010RK
60016 / [14.81]90/90/90440
11.851.4/1.8/3.024320
LVL.5
主砲
V-585 mm S-31T-150T-150-KV83010RK
60016 / [14.83]90/90/90440
11.871.4/1.8/3.024320
LVL.6
履帯
V-585 mm S-31T-150MT-150-KV83010RK
60018 / [18.59]90/90/90440
11.871.3/1.5/2.424320
LVL.7
砲塔
V-585 mm S-31T-150MТ-150-22088010RK
60018 / [17.60]100/100/75440
11.241.3/1.5/2.424330
LVL.8
エンジン
V-5F85 mm S-31T-150MТ-150-22088010RK
70018 / [20.53]100/100/75440
13.111.3/1.5/2.424330
LVL.9
主砲
V-5F107 mm ZiS-6T-150MТ-150-22088010RK
70018 / [21.05]100/100/75440
12.891.3/1.5/2.424330

※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。

砲性能

主砲性能
名称弾種弾代貫通ダメージ攻撃半径砲弾速度砲弾射程発射速度AP弾
DPM
照準時間精度総弾数最高角
最伏角
76 mm ZiS-5AP
APCR
HE
56
6G
56
86
102
38
110
110
156
---
---
1.09
680
850
680
720
720
720
15.001,6502.300.46111+25
-7
15.001,6502.300.46121+20
-7
57 mm project 413AP
APCR
HE
56
7G
28
112
189
29
85
85
95
---
---
0.66
990
1,238
990
720
720
720
26.092,2182.300.34166+25
-7
26.092,2182.300.34184+20
-7
122 mm U-11HE
HEAT
257
12G
61
140
450
370
2.49
---
515
412
720
720
5.261,946
(HEAT)
2.900.5748+25
-7
5.452,017
(HEAT)
2.900.5770+20
-7
85 mm S-31AP
APCR
HE
109
7G
98
119
159
43
160
160
280
---
---
1.32
800
1,000
800
720
720
720
12.001,9202.900.4270+25
-7
12.502,0002.900.4291+20
-7
107 mm ZiS-6AP
APCR
HE
270
11G
280
167
219
54
300
300
360
---
---
1.98
830
1,038
830
720
720
720
5.881,7643.400.4554+20
-7

※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
緑字:改良砲塔

解説

  • 概要
    Tier 6ソ連重戦車
    初期状態ではKV-1をそのまま使いまわしたかのような外見で、戦い方もそのままとなる。
    ただし、Tier が上がった分だけ敵の能力も向上しており、初期状態では大変な苦戦を強いられるため乗り出しが尋常でなく辛いが、
    幸いエンジンや最終砲を含む主砲は他の戦車で開発可能。
    先にKV-1SKV-2を開発してからこの車輌に進むことを推奨する。
     
  • 火力
    107 mm ZiS-6を積めるようになるまで苦労する。せめて122 mm U-11になるべく早く載せ替えたい。
    ちなみに、KV-1で122 mm U-11、KV-1Sで85 mm S-31、KV-2で107mm ZiS-6を開発できるので、これらの車輌を進めていると研究が楽になる。
    • 76 mm ZiS-5
      初期砲。
      何も開発しないとこれで戦う事になり、その場合Tier5プレミアム車輌KV-220-2にHP以外ほぼ全ての性能で劣ることになりきついどころではない。
      この砲を装備して出撃した時点で戦犯なのでフリー経験値で飛ばす事を強く推奨する。
       
    • 57 mm project 413
      中間砲①。
      T-34にも搭載されている57mm砲。
      性能的にも同一。
      高連射により、手数で勝負するタイプの砲となっている。
      85mmと比較すると通常弾の貫通力と一発のダメージで劣るが、精度・照準時間・DPMはこちらの方が高い。
      また、課金弾の貫通力は一番高い。
      同格中戦車が同じものを装備していることを考えれば中間砲という立場に収まるだろう。
       
    • 122 mm U-11
      中間砲②。
      KV-1から引き継げる、いわゆる12榴。
      Tierが上がったため、KV-1の時のように大ダメージを与えられる機会が減少している。
      精度・照準時間はいずれも劣悪であるため、なるべく近距離での撃ち合いに持っていきたい。
       
    • 85mm S-31
      中間砲③。
      KV-1Sから引き継げる85mm砲。
      ダメージはそこそこだが、貫通力が不足しており、金弾運用でもやや厳しめ。
       
    • 107mm ZiS-6
      最終砲。
      この砲を装備してからがこの車輌の本領である。
      高い貫通力と高い単発ダメージを誇り、同格は勿論格上とも渡り合える性能となっている。
      しかし、その分照準時間と精度は劣悪で遠距離戦には不向きであり、停車後には長い時間を照準に掛ける必要がある。
      豚飯の際はゆっくりと車輌を移動させ、あまり照準を広げない様にしたい。
       
  • 装甲
    • 車体
      全体的に厚く、昼飯の角度でも豚飯でも格下の砲なら殆ど弾いてくれる。
      特に側面は90mmと非常に厚く、豚飯を取れば同格重戦車の弾はもちろん、格上戦車の弾も弾くことがある。
      しかし、ソ連戦車特有のモジュールレイアウトの為、側面や背面を撃ち抜かれるとあっという間に火災が発生するので特に豚飯の際は装甲を過信し過ぎないように注意しよう。
       
    • 砲塔
      正面の装甲は順当に向上してはいるものの、KV-1にはなかったキューポラという弱点が存在する。
      必要以上に晒さないようにしたい。
       
  • 機動性
    最高速度は35Km/hとそこそこ。
    初期パッケージではエンジン出力は劣悪だが、最終エンジンになると出力が大きく上昇し、もはや別車両課と見紛うほど機動力が向上する。
    反面履帯性能は一貫して劣悪で、最終パッケージでも車体旋回速度はスペック値で20度/秒にも満たない。
    地形抵抗も強く、湿地帯の様な悪路にはなるべく進入しない様にしたい。
     
  • 総論
    初期パッケージと最終パッケージで別車輌かと思うほど性能に開きがあり、開発終了までが苦しいが、
    最終パッケージではそこそこの機動力と高い攻撃力、堅い装甲を備えるバランスの良い車輌となっている。
    重戦車らしい重戦車なので、快速車輌には弱く、戦果をあげるには孤立しないよう味方との距離を調整したり弱点を隠し装甲を活用するなど基礎をしっかりこなしていく必要はある。
     
    また、ダメージに対する弾薬費の費用対効果が良く、耐久性も高いため、通常車輌の中ではシルバーを稼ぎやすい車輌に分類される。

史実

1940年6月、人民委員会議(SNK)はKV-1の性能には満足しておらず、KV-1の強化車輌の製作を第100工場のSKB-2設計局に命じました。
要求は三つ、車体装甲を75mmから90mmに増厚、砲塔には偵察能力の向上を狙いキューポラを設置、エンジンは700馬力を発揮するV-2の強化型を搭載することでありました。
SKB-2は名称オブイェークト150として設計を開始し、同年11月には試作車が完成、翌年1月から2月にかけて走行テストを開始しました。
結果は最高時速35km/hを発揮、しかし強化型のV-2エンジンはオーバーヒートしやすいことが明らかになり、これの改善をディーゼルエンジンの製造を行っている第75工場と共同で行いました。
3月には問題も概ね解決し、SNKはオブイェークト150の量産決定を第100工場に伝え生産を指示しましたが、同月に諜報機関からドイツが100mm砲を搭載した最大装甲厚120mmの重戦車を密かに配備しているという情報がもたらされ、SNKは同時期に開発中だった107mm ZiS-6を搭載し最大装甲厚130mmを予定していたオブイェークト223に生産を切り替えることを決定し、オブイェークト150の計画中止を第100工場に言い渡しました。
試作されたオブイェークト150は「T-150」と命名され、第123戦車旅団へ配備、その後レニングラード包囲戦にて失われたようです。
本車で行った改良は後に装甲強化型のKV-1Eを生み出したり、KV-1Sの砲塔にキューポラを標準装備する等で活かされました。

 

余談ですが、ゲーム中においては史実と違う装備に変更されたKVシリーズが多数存在します。
本車も、T-150の車体にKV-220-1の砲塔とKV-1S用の85mm S-31やオブイェークト223用の107mm ZiS-6を装備となかなかのキメラっぷり。
他にもKV-13にIS-1用の85mm D-5T、KV-3やKV-4にIS-2用の122mm D-25T、といった感じに沢山ありますが、バランス調整だと思って受け入れましょう。

 

コメント

  • 強くて稼げるのに優等とMの基準がユルユルで、人によって使いこなせているか否かの幅がかなり大きい戦車だと思います。統計によると同格Tier6HT内の勝率は下から数えたほうが早い(というより通常ツリーのTier6HTが総じて成績が悪い)ほど。とにかく各モジュールを最終にしてコイツで「豚飯」を覚えましょう。大きく目立つ弱点のキューポラが正面から見て右側にオフセットされて配置されているので、左側に壁があるように立ち回れば豚飯のときに隠すことができるぞ。目と鼻の先にいる敵にも当たらないほどのガバガバ精度なので要注意。 -- 2021-07-06 (火) 20:16:32