
Tier 10 チェコスロバキア 重戦車
スペック
| 車体装甲厚(mm) | 115/90/85 | 本体価格(シルバー) | 6,100,000 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 最高速度(km/h) | 前進 | 50.0 | マッチング範囲(戦闘Tier) | 10~11 | ||
| 後退 | 15.0 | 派生元車輌 | TNH T Vz. 51 | |||
| 発見可能範囲(m) | 静止時 | 399.97 | ||||
| 移動時 | 422.48 | |||||
パッケージ
| 初期 | Lv.1 | |
| Vz. 55 E:188,400 S:6,100,000 | ━ | 主砲 E:62,500 S:315,000 |
|---|
E:必要経験値
S:購入シルバー
詳細
| パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
| 出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
| 初期 Vz. 55 | ČKD AXL | 130 mm vz. 54 | TNH T vz. 55 | TNH T vz. 55 | 2,100 | Radiostanice RM-31T | |
| 850 | 30 / [31.92] | 300/150/90 | 850 | ||||
| 15.48 | 1.1/1.2/2.3 | 25 | 390 | ||||
| Lv.1 主砲 | ČKD AXL | 130 mm vz. 54 2A | TNH T vz. 55 | TNH T vz. 55 | 2,100 | Radiostanice RM-31T | |
| 850 | 30 / [31.86] | 300/150/90 | 850 | ||||
| 15.45 | 1.1/1.2/2.3 | 25 | 390 | ||||
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
※青字:オートローダー砲・機関砲
砲性能
| 主砲性能 | ||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 攻撃半径 | 砲弾速度 | 砲弾射程 | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
| 122 mm vz. 44-51 | AP APCR HE | 1,150 13G 950 | 260 306 68 | 490 490 640 | --- --- 2.78 | 980 1,125 863 | 720 720 720 | 5.36 | 2,626 | 2.30 | 0.35 | 40 | +15 -8 | |
| 名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 攻撃半径 | 砲弾速度 | 砲弾射程 | 発射速度 連射[間隔 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
| 122 mm vz. 44-51 2A | AP APCR HE | 1,150 13G 950 | 260 306 68 | 490 490 640 | --- --- 2.78 | 980 1,125 863 | 720 720 720 | 4.53 連射[2.00] 弾倉[24.50] | 2,220 | 2.90 | 0.39 | 40 [2×20] | +15 -8 | |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
解説
- 概要
Tier 10のチェコスロバキア重戦車。 - 火力
TNH T Vz. 51から順当に強化されており、単発火力と照準拡散はObj. 277と同値と優秀。
貫通力は通常弾が260mmと優秀なのだが、課金弾が306mmと低く、重装甲車両を相手するにはやや力不足。
また距離による貫通力減衰も他車両に比べ大きいことには注意が必要*1。
俯仰角は-8°/+15°とそれなり。- 130 mm vz. 54
初期砲。
130mm単発砲。
自動装填砲に対して分間ダメージ・精度・照準時間に優れる。
精度と照準時間は同格のソ連・中国の重戦車よりも優れ、DPMもWZ-111 5Aと同じ値と非常に優秀。
一方で、装填棒の搭載ができないため、装填時間を底上げする方法が少ない点は弱点と言えるだろう。 - 130 mm vz. 54 2A
最終砲。
開発することで購入可能となる1セット2発の130mm自動装填砲。
TNH T Vz. 51から精度・装填時間・連射間隔が改善されたことで、扱いやすくなっている。
弾倉火力は同格オートローダー重戦車に劣っているが、2秒で980ダメージを叩き出せる点は非常に魅力的。
精度は0.39とやや悪いが、照準拡散が良好なため数値以上にあてやすい。
一方、照準時間がやや長く、拡張パーツなどで補っても連射間隔には間に合わない。
課金弾の貫通力がやや低いため、重装甲車両相手に全弾貫通させるためには弱点や側背面を狙うといった工夫も必要になってくる。
- 130 mm vz. 54
- 装甲
車体正面の装甲厚が前身のTNH T Vz. 51からわずかに減少したが、傾斜はきつくなっている。
砲塔装甲も相変わらず強固でありtier 10相手でも不足はない。
耐久値はAMX 50 BやObject 260と同じHP2,100であり同格では低い部類となる。- 砲塔
正面は強固。防楯脇などごく一部に300mm前後の部分があるが、至近距離でなければ狙撃するのは難しい。
防楯はほぼ全域に裏装甲があり貫通不可能。
天板傾斜部は前半が60mm、後半(溶接痕よりも後ろ)が52mm。
弱点であるキューポラが左右に二つあり、向かって右側は大き目で狙われやすい。
また、向かって右側の正方形の観測装置はそれ自体はただ空間装甲だが、後ろに180mmの垂直装甲がありここも抜かれる可能性がある。 - 車体
車体の装甲配置は中国の113とよく似ている。
正面上部は115mm+70°=330mm相当(APで275mm相当)。
傾斜がきついため跳弾しやすい反面、撃ち下ろされると装甲厚が大きく減少する。
中央上部にあるペリスコープの台座のようなものには当たり判定は無く一枚板である。下部は140mmの緩い傾斜で弱点。
側面は空間装甲のない90mmと厚くはない。
切り欠きは140mm厚であり、きつい角度の豚飯であれば極端な弱点とはならない。
後部天板は30mmと薄く面積もが広いため、自走砲に貫通される危険性がある。
- 砲塔
- 機動性
平地で50km/h近くに達し、履帯の接地抵抗が良い方なので重装甲の重戦車としてはかなり良好。
前線で主力を形成するのに十分な性能を誇る。
オートローダーでありながらロールが支援型では無く突破型重戦車のため、車長スキルや拡張パーツをつかって性能を伸ばすと良いだろう。 - 総評
Obj. 277を二連射ローダーにして砲塔が非常に硬くなった重戦車。
他のローダーとはちがって単発がでかくてリロードがしやすく、常に駆逐戦車に匹敵する火力を持てるというのは相当相手にとってはプレッシャーになる。
快速重戦車のためどんな役割もこなせるしローダーとしての瞬間火力支援も行える。
最近追加されたツリー戦車でも明確にわかりやすくて強い戦車ツリーなのでぜひ目指してほしい
史実
1950年代末期から1960年代初頭にかけて開発が進められた重戦車の初期案。
ドイツ車輌とソ連車輌の伝統をともに受け継ぎつつ、独創的なアイデアが加えられている。
ワルシャワ条約機構の成立を受けて軍備の統合や兵器の規格化が進められたため開発が打ち切られ、試作車輌の製造には至っていない。
コメント
- TVP T 50/51みたいに弱体化来そうで作るの躊躇ってるけど皆は気にせず開発する感じ? -- 2022-05-28 (土) 17:08:09
- スキルガン積みしてやると装填速度が17.9sまで下がってくる。20s足らずで490ダメ×2発を叩き込める化け物と化すのでオススメ。あと足がやたら早い癖に頭が固い。弱点は車体にエンジンと弾薬庫判定がビッシリあるので車体横を抜かれるとエンジンor弾薬庫がすぐ破損して戦闘継続が致命的になりがちなところ。車体を抜かれ始めると突然よわよわになるのでそこだけ気を付ければ中々強車両と思ふ。 -- 2022-07-05 (火) 10:34:56
- 普通に強いが貫通力がIS-7なみに低いのが辛み -- 2023-04-25 (火) 21:45:14
- 大トロは駆逐にしか合わん!こいつは貫通が足りない&弾薬庫損傷したら一気に弱体化する -- 2024-10-07 (月) 13:31:37
- 機動性や火力は問題ないけど貫通が微妙過ぎるので敵HTとインファイトするには弱点を正確に撃ち抜かないと厳しい。砲塔カチカチ、キューポラも小さい相手だとしんどい。決して楽な運用じゃないけど作る価値はある一両だと思う。 -- 2025-03-19 (水) 12:17:56
