Pz.Kpfw. IV Schmalturm

Tier 6 ドイツ 中戦車(プレミアム)

公式紹介ページ

スペック

パッケージ

詳細

※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。

解説

• 概要
  Tier6ドイツプレミアム中戦車。
  マッチング優遇はない。
  Pz.Kpfw. IVに、砲塔をPantherと同等のSchmalturmへ換装したモデルである。
  トーマシールドと呼ばれる金網状のシュルツェンが装備されており、グラフィック的にもマニアック且つ特徴的な一面も持ち合わせている。
   

• 火力
  • 7,5 cm KwK 44/1 L/70
    ドイツTier6車輌で広く用いられる7,5 cm Kw.K. 42 L/70とおおむね同性能であるため、通常ツリーを進めているなら違和感なく取り扱えるだろう。
    7,5 cm Kw.K. 42 L/70と比べると発射速度が遅くDPMに劣るが、移動中を含め精度が高い。
     

• 装甲
  砲塔前面は120mmと中戦車としては分厚い。
  また、防楯部分は強い傾斜があり非常に硬く、砲塔側面も正面からに限れば跳弾が可能であり、ハルダウンによって一定の防御力が期待できる。
  一方で車体はIV号戦車のままであり、このTierでは頼りにならない。
  なお、側面のトーマシールドはPz.Kpfw. IV Ausf. Hのシュルツェンと同様5mmの空間装甲扱いで、HEからのダメージを軽減してくれる。
  前面の予備履帯も+10mmの増加装甲扱い。
   

• 機動性
  出力重量比は15.03と平均的な値で中戦車としては十分な移動能力をもつが、最高速度の48km/hを出すためには斜面を下る必要がある。
   
  最大の問題は砲塔旋回の遅さである。
  毎秒24°という重戦車並みに遅い砲塔旋回速度は軽戦車どころか中戦車に旋回戦を挑まれても不利になる性能であり、奇襲には用心しなければならない。
  また、どれほど有利な状況になろうとも接近戦を仕掛けるのは慎重になった方が良い。
   

• 総論
  視界が同Tierの車輌よりも若干ではあるが良好である事、砲塔旋回以外は並以上の性能を備えているとはいえ、装甲は最前線を張れるほどではないため、優れた砲性能を活かした遠距離からの狙撃を選択せざるを得ない場面が多い。
  しかし、後方に引き篭もるだけでは戦果や勝利に繋がらないこともしばしばであり、状況判断を的確に行っていく必要があるだろう。
   

史実

1944年11月、Krupp社は配備中の戦車、駆逐戦車の火力強化というテーマで複数の調査提案を提出した。
その一つが四号戦車J型にPantherのSchmalturm(小型化砲塔)を搭載する案である。
この計画は四号戦車の製造中止に伴い廃案となった。

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