Tier 7 ドイツ 中戦車
スペック
車体装甲厚(mm) | 85/50/40 | 本体価格(シルバー) | 1,380,000 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
最高速度(km/h) | 前進 | 55 | マッチング範囲(戦闘Tier) | 7~9 | ||
後退 | 20 | 派生元車輌 | VK 30.02 M | |||
隠蔽率 | 静止時 | 0.16 | ||||
移動時 | 0.12 |
パッケージ
┏ | ━ | ━ | Tiger II E:108,000 S:2,450,000 | ||||||
Panther E:53,000 S:1,380,000 | ┳ | PzKptw VG E:18,300 S:40,500 | ━ | Panther G (7.5cm) E:34,100 S:94,500 | ┻ | Panther F Lange E:50,200 S:223,070 | ━ | Panther II E:88,500 S:2,390,000 | |
┗ | Panther A.W. E:12,000 S:46,200 |
E:必要経験値
S:購入シルバー
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
Panther | Maybach HL 210 TRM P30 | 7,5 cm Kw.K. 42 L/70 | Pz.Kpfw. Panther Ausf. A | Pz.Kpfw. Panther Ausf. G | 1,200 | FuG 5 | |
650 | 25 / [21.15] | 100/45/45 | 310 | ||||
14.67 | 1.1/1.3/2.5 | 41 | 350 | ||||
Panther A.W. | Maybach HL 210 TRM P30 | 10,5 cm Kw.K. L/28 | Pz.Kpfw. Panther Ausf. G | Pz.Kpfw. Panther Ausf. G | 1,200 | FuG 7 | |
650 | 28 / [23.13] | 100/45/45 | 415 | ||||
14.54 | 1.0/1.2/2.3 | 41 | 350 | ||||
PzKpfw VG | Maybach HL 210 TRM P30 | 7,5 cm Kw.K. 42 L/70 | Pz.Kpfw. Panther Ausf. G | Pz.Kpfw. Panther Schmalturm | 1,270 | FuG 7 | |
650 | 28 / [23.33] | 120/60/60 | 415 | ||||
14.66 | 1.0/1.2/2.3 | 26 | 380 | ||||
Panther G (7.5cm) | Maybach HL 230 TRM P30 | 7,5 cm Kw.K. 42 L/70 | Pz.Kpfw. Panther Ausf. G | Pz.Kpfw. Panther Schmalturm | 1,270 | FuG 12 | |
870 | 28 / [31.15] | 120/60/60 | 710 | ||||
19.58 | 1.0/1.2/2.3 | 26 | 380 | ||||
Panther F Lange | Maybach HL 230 TRM P30 | 7,5 cm Kw.K. L/100 | Pz.Kpfw. Panther Ausf. G | Pz.Kpfw. Panther Schmalturm | 1,270 | FuG 12 | |
870 | 28 / [30.90] | 120/60/60 | 710 | ||||
19.42 | 1.0/1.2/2.3 | 26 | 380 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
主砲性能 | |||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
7,5 cm Kw.K. 42 L/70 | AP APCR HE | 109 7G 98 | 150 194 38 | 135 135 175 | 11.76 | 1,588 | 2.30 | 0.35 4.04 2.30 | 81 | +18 -8 | |
13.04 | 1,761 | 2.30 | 0.35 3.66 1.46 | 80 | +20 -8 | ||||||
10,5 cm Kw.K. L/28 | AP HEAT HE | 120 10G 128 | 64 104 53 | 350 350 410 | 7.50 | 2,625 | 2.30 | 0.55 5.75 3.61 | 42 | +18 -8 | |
7,5 cm Kw.K. L/100 | AP APCR HE | 109 7G 98 | 198 244 38 | 135 135 175 | 12.50 | 1,688 | 2.30 | 0.32 3.35 1.66 | 80 | +20 -8 |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
解説
- 概要
Tier7のドイツ中戦車。
『黒騎士物語』や様々な映像作品で馴染み深い戦車であり、大戦後期のドイツ陸軍に量産配備された有名な中戦車である。
パンター、パンサー、パンテルなど「豹」を意味する呼び名は多岐にわたる。
- 火力
俯角は-8°とそこそこ良好な部類。
しかし、砲塔が特別固いというわけではないので、ハルダウンしても被弾は極力避けていこう。- 7,5 cm Kw.K. 42 L/70
パンテルカノンとも呼ばれていたPantherの史実砲。
VK 30.02 (M)の最終砲。
Tier7中戦車の初期砲としては貫通力が高めであり、前身よりも発射速度が向上している。
金弾も駆使すれば乗り出しもさほど悪くないが、本車ならではの個性を出す為には最終砲の開発を急ごう。 - 10,5 cm Kw.K. L/28
Tier5付近では猛威を振るう砲だが、Tier7中戦車としては性能不足。
軽装甲の敵を排除するなら役立つが、重装甲の相手には正面からでは少しのダメージしか与えることができない。
Pz. IV Hから発射速度、精度、照準時間も全く改善していないので、本車には無用の長物でしかない。 - 7,5 cm Kw.K. L/100
計画案に存在した長砲身の最終砲。
通常弾の貫通力198mm、金弾の貫通力244mm、精度0.32とTier7中戦車の中でもダントツの貫通力と精度を有する。
継続的に射撃出来る位置から精度を生かした中遠距離狙撃ができると良い。
低単発故に相手のプレッシャーになり辛いため、手数での勝負が必要になる。
出会い頭のダメージ交換はかなり不利であり、車体の隠蔽率が悪く、装甲もそれほど頼りにならないという欠点が有る。
見つかった時のために身を隠す場所や陣地転換先はあらかじめ想定しておこう。
- 7,5 cm Kw.K. 42 L/70
- 装甲
中戦車としては分厚い装甲を備え、耐久力も高め。
とはいえ車体自体がかなり大柄な上モジュールの破損が頻繁に起こるため、スペックほどの防御力は期待できない。- 砲塔
初期砲塔は防楯の面積こそ広いものの、開口部が大きくあまり硬いとは言えない。同格以上には割と簡単に抜かれてしまう。
改良砲塔は漏斗のような形の防盾が付き、この防盾は面積は小さいがかなりの防御力を持つ(275mm~)。
また側面は真正面を向いていれば強制跳弾角度になる。
キューポラも小型化され、初期砲塔に比べ防御力が改善される。 - 車体
正面上部は傾斜35°の85mmで130mm程度の防御力を持ち、格下相手ならばある程度弾いてくれる。
ただし同格中戦車・重戦車の砲を真正面で弾くのは昼飯の角度を持ってしても難しく、重戦車のように最前線を張るのには無理がある。
また車体機銃口の膨らみは一枚板として処理されており弱点ではない。
車体下部は貫通80mm程度で抜かれてしまう上に後述のエンジン判定もある為、大きな弱点となっている。
車体側面は履帯が25mm、履帯の内側が40mm、T字状の車体張り出し部分が50mmと中戦車としては硬い部類である。
ただし、豚飯は相当シビアな角度を取らないと跳弾や非貫通は期待しがたい。
側面上部は口径150mm以下のAPやAPCRを跳弾出来るが、履帯の内側は口径121mm以上のAP、APCRには3倍ルールで貫通される危険が高い。
その代わり、正面のエンジン判定を隠しやすく、履帯吸収も狙えるので、状況に応じて使うと良い。
また、車体の大型化に加え重戦車並みに低いTier7中戦車ワーストの隠蔽率も無視できない。
岩陰に隠れたつもりがはみ出す事もまま有る。
この特徴は今後の車輌にも続くため、ここで慣れておく必要があるだろう。
- 砲塔
- 機動性
出力重力比はそこそこ優秀で、前身よりやや劣る程度。
ただし履帯性能は悪く、旋回性能は低い。
砲塔の旋回性も悪く、車高の高さも相まって接近戦への対応力は低め。
一応は超信地旋回が可能であり、接近戦が全くやれないわけではないものの、なるべく軽戦車などに絡まれないよう注意したい。
- 総論
所謂「一歩後ろ」の動きが求められる車輌。
主砲については一見狙撃向けの性能だが、単発火力の低さから抑止力になりづらい上に劣悪な隠蔽率から茂みや後方に篭りっぱなしの狙撃プレイには向いていない。
一方で至近距離での正面戦闘もDPMが低く、単発火力も低いため撃ち負けやすく向いていない。
序盤で無理すると早期に撃破されるため、しぶとく生き残って手数を稼ぐ事を他車輌以上に意識する必要がある。
幸い貫通力と精度は高いので弱点を狙わなかったり、絞りきらずに撃っても貫通可能な場面が多いのが救いだ。
味方に腕の良い偵察役が居るならその視界を存分に活用しよう。
自分自身の視認範囲の性能も良好なので各種拡張パーツで視界を広げ、少しでも早く敵を発見して補うのも良いだろう。
見つかった場合は速やかに身を隠し、陣地転換しよう。
出足が悪く機敏さに欠ける機動力だが、旋回や移動に関しては困るほど低いわけではない。
エンジンや弾薬庫をやられやすい点については乗員スキルや拡張パーツでかなり改善される。
史実
この有名な戦車は1943年1月から1945年4月の間にかけて計5,796両が製造された。
このほかにFシリーズのシャーシを使用した車輌が8両が存在する。