Tier 5 ドイツ 中戦車(プレミアム)
スペック
車体装甲厚(mm) | 50/45/35 | 本体価格(ゴールド) | 1,500 | ||
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最高速度(km/h) | 前進 | 60 | マッチング範囲(戦闘Tier) | 5~7 | |
後退 | 20 | シルバーボーナス(%) | 52 | ||
隠蔽率 | 静止時 | 0.23 | 経験値ボーナス(%) | 45 | |
移動時 | 0.17 | 搭乗員経験値ボーナス(%) | 無し |
パッケージ
Pz. T 25 1,500G |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
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出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
Pz. T 25 | Praga C9 | 7.5 cm A18 KwK | Pz.Kpfw. T 25 | Pz.Kpfw. T 25 | 610 | FuG 7 Ausf. F | |
450 | 30 / [25.37] | 60/60/35 | 710 | ||||
22.67 | 1.26/1.49/2.97 | 22 | 320 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
主砲性能 | |||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
7.5 cm A18 KwK | AP APCR HE | 70 7G 38 | 116 167 38 | 110 110 175 | 14.00 | 1,540 | 2.50 | 0.41 6.15 1.44 | 60 | +20 -10 |
解説
- 概要
Tier5のチェコ製ドイツプレミアム中戦車。
全体的に防御に偏り攻撃性能に劣る物が多いプレミアム車輌の中で、本車は比較的攻守のバランスが取れている。
但し、機動特性の癖が強いため、扱いにはある程度の慣れが必要である。
- 火力
Tier5中戦車として標準的な口径の7,5 cm Škoda A18を搭載しており、同格中戦車の7,5 cm Kw.K. 40 L/48よりも貫通力と発射速度が高い。
精度と照準時間が若干劣るため命中率では一歩劣るが、プレミアム車輌としてはバランスが良く扱いやすい主砲である。
とはいえ、Tier5全体から見れば飛び抜けて高性能という訳ではない為、過信は禁物。
車体及び砲塔を動かした際の照準拡散が平均より悪く、本車の速度が速いのが災いして拡散を更に大きくするため、静止後の照準が遅い事に注意。
俯角を10度取ることができるため、地形への対応力は高い。
激しい起伏でなければ頭出し運用なども可能だ。
- 装甲
装甲厚は平均よりやや薄めといった程度。
車体前面には傾斜があり実質65mm程度となっている。
車体サイズは小さく、遮蔽の得やすさや被弾率の低下に貢献している。
Tier5中戦車としてはHPがかなり高く、同格重戦車に迫るレベルに設定されている。
- 機動性
更に大きな強みが20hp/tを超える出力重量比。加速と最高速度に優れ、さらに後退速度も速い。
後述の旋回性が弱点となるものの、直進での最高速度は軽戦車にも引けを取らないものとなっている。
味方の支援やcap切り、終盤での偵察など、その高速性は随所で役に立ってくれるだろう。
また、この俊敏性は砲塔配置とシナジーを発揮し、所謂飛び出し撃ちで被弾を抑えつつ戦う事が出来る。
特に履帯の性能がかなり悪く、少し旋回するだけでも急激に速度が低下する特性を持っている。
旋回性の数値自体も低く、上記の欠点と相まってTier5中戦車の肩書からは想像できない程旋回性が悪い。
加えて砲塔の旋回も劣悪であり、標準的な機動性の中戦車が相手でも距離を詰められてしまうと翻弄され一方的な攻撃を受けかねない。
なお、超信地旋回も不可能な為、砲塔の旋回を車体の旋回で補う方法もやり辛く、接近戦には適性が無い。
- その他
その他の無視できない弱点として、視界の短さがある。
320mはマッチングしうる中戦車の中で最も低い値であり、視界が短いことでよく知られるKV-1に比べても10mしか優れていない。
隠蔽率も中戦車の中ではあまり高くないので、突出すると一方的に撃たれる可能性が高い。
足が速いからといって、開けた場所では自分から視界を取りに行くのはハイリスク・ローリターンすぎる。
レンズ皮膜の装備も検討したい。
- 総論
以上のように攻守の面では優れたバランスを持つ反面、機動面に大きな弱点を抱えている。
運用する際は接近戦に持ち込まれないよう、敵との距離に最大の注意を払いたい。
加えて視界も短いため、味方との位置関係にはよく注意する必要がある。
史実
チェコのシュコダ社は1941年にドイツ陸軍に対して新戦車T-24の設計案を提出した。
T-24の設計は明らかにT-34の影響を受けており、傾斜装甲が積極的に採用されていた。
1942年に木製の模型が製作されたものの、設計案は廃案となった。
T-25はT-24の主砲とエンジンを強化した設計案である。
主砲のSkoda 7.5cm A18 KwKはドラム型自動装填装置により高い連射性能を持たせることが予定されていた。
搭載予定のエンジンは8気筒450馬力であり、約22馬力/tという高い出力重量比により、最高速度は60kmが予定されていた。
また、ベンチレータを駆動するための50馬力の補助エンジンも備えられていた。
しかし、T-24と同様にT-25設計案はドイツ陸軍の目を引くことはなく、試作車さえ製作されずにペーパープランのまま廃案となった。
後に自走砲の車台として本車の設計を流用するプランもあったようだが、そちらも実現しなかった。