Tier 2 中国 軽戦車
スペック
パッケージ
┏ | ━ | ━ | ━ | ━ | ━ | ━ | Chi-Ha E:1,300 S:42,000 | ||
VAE Type B E:275 S:3,900 | ┻ | VAE Mk. E Type F E:185 S:1,420 | ━ | T-26 E:410 S:4,450 | ━ | T-26E (40mm) E:785 S:21,920 |
E:必要経験値
S:購入シルバー
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
VAE Type B | Armstrong Siddeley V4 | 47 mm Vickers QF | Vickers Mk. E Type B | Vickers Mk. E Type B | 155 | 71-TK-3 | |
92 | 49 / [42.23] | 13/13/13 | 300 | ||||
12.85 | 1.2/1.3/2.3 | 31 | 280 | ||||
VAE Mk. E Type F | Franklin | 47 mm Vickers QF | T-26-2 | Vickers Mk. E Type B | 155 | 71-TK-3 | |
100 | 52 / [53.90] | 13/13/13 | 300 | ||||
14.53 | 1.1/1.2/2.1 | 31 | 280 | ||||
T-26 | Franklin | 45 mm 20K | T-26-2 | Т-26 model 1936 | 170 | 71-TK-3 | |
100 | 52 / [49.48] | 30/15/15 | 300 | ||||
13.34 | 1.1/1.2/2.1 | 31 | 310 | ||||
T-26E (40mm) | Franklin | 40 mm Pom Pom | T-26-2 | Т-26 model 1936 | 170 | 71-TK-3 | |
100 | 52 / [50.52] | 30/15/15 | 300 | ||||
13.62 | 1.1/1.2/2.1 | 31 | 310 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
※青字:オートローダー砲・機関砲
主砲性能 | |||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 発射速度 連射[間隔] 弾倉[交換時間] | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
47 mm Vickers QF | AP APCR HE | 10 2G 13 | 45 70 23 | 50 50 65 | 18.18 | 909 | 2.30 | 0.48 4.70 2.08 | 50 | +20 -10 | |
0.48 ? 2.08 | |||||||||||
45 mm 20K | AP APCR HE | 14 2G 14 | 51 88 23 | 47 47 62 | 26.09 | 1,226 | 2.10 | 0.46 ? ? | 136 | +25 -8 | |
40 mm Pom Pom | AP APCR HE | 30 2G 15 | 49 71 23 | 45 45 60 | 24.30 連射[0.63] 弾倉[8.00] | 1,094 | 1.90 | 0.45 ? ? | 160 [(2×2)×40] | +23 -6 |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
解説
- 概要
Tier2中国軽戦車。
イギリスのヴィッカース社が輸出用に開発した車輌。
ソ連でもライセンス生産されてT-26として運用されていた。
その辺りを反映してか、改良砲塔にT-26の砲塔を使用できる。
- 火力
ソ連の45mm砲、イギリスのポンポン砲という二つの高性能な砲を搭載できるので、火力で悩む事は少ないだろう。
ただし砲塔旋回が遅めなので、接近戦においては車体ごと旋回しないと間に合わない事も。
- 装甲
砲塔正面を除いて機関砲も防げないレベル。
特に車体を撃たれるとエンジン大破で動けなくなる事も多いため危険。
撃ったらすぐに隠れる、敵のHPが少なければ先手を取って殺しきる等、極力被弾しない立ち回りをこころがけよう。
- 機動力
やや低い。
Franklinエンジンは極めて壊れやすく、最悪の場合機関砲1発で損傷・2発で大破するという致命的な欠点もある。
速度制限装置の解除で機動性を向上させることもできるが、Franklinエンジンでの使用には細心の注意が必要。
- 総論
装甲も機動力も乏しいが、英国譲りのPomPom砲の威力は本家と変わらず絶大。
斜面を利用したハルダウンや障害物を使った極力被弾しない位置取りを心がければ、
同格帯の他車両に負けず劣らずの活躍を期待できる性能は十分持っている。
史実
Vickers Mk. EはJ. V. CardenとV. Loydが1928年に開発した車輌です。
イギリス軍には配備されなかったが、中国を含む他国に輸出され、1937年には本型の戦車20両が、上海において日本軍と交戦しています。
Vickersをベースとしたソ連のT-26も中国に輸出されており、1941年から1942年にかけ、82両が中国南部およびビルマに配備されました。
ヴィッカーズ6t戦車シリーズはイギリスのヴィッカーズ社が開発した戦車で、1928年に登場したイギリス近代戦車の先駆けの1つとなっています。
正式名称はヴィッカーズMk.E。
ルノーFTと同クラスの戦車として開発が開始され、火力、機動力、防御力を調和させつつ低コストで纏め、カスタマーの希望で武装を変更できるように設計されてえいました。
15カ国で採用され、ソ連とポーランドではライセンス生産もされていました。また、ソ連は元々の6t戦車に満足せずT-26を作っています。
イギリスでは採用されなかったのですが、第2次大戦勃発時に他国向けに生産中だったものを取得し、訓練に使用していました。
ヴィッカーズ6t戦車BタイプはLight tank, Vickers 6 ton Type Bといい、単一砲塔に47mm速射砲とヴィッカーズ7.7mm水冷機銃を同軸で搭載するタイプです。
照準器は砲塔前面・主砲左側の望遠直接照準器。
全長4.58m、全幅2.41m、全高2.19m、重量7.4t。
装甲厚は車体前面13mm、側面8mm、後面5mm、上下8mm、砲塔前面17mm、側後面13mm、上面8mm。エンジンはアームストロング・シドレー水平並列四気筒空冷ガソリンエンジン(80馬力)、トランスミッションはクラッチ・ブレーキ式(前進4速・後進1速)、最大速度路上30km/h、路外22.5km/h、航続距離160kmを発揮。
乗員3名(車長、操縦手、砲手)となっています。
ゲーム中に登場するのは、六瓲唐克車Mk.Eで、中国の国民政府軍が1935~36年に約20両を輸入したF型を指します。
Bタイプの砲塔後部に張り出し部を設け、マルコーニSB-1A車載無線機を搭載したもので、エンジンは車体前部に装備している実質最終型といえます。
日華事変で日本海軍陸戦隊が1両を鹵獲し、渋谷の海軍館に展示したという記録があります。
ちなみに、日本もヴィッカーズ6t戦車Aタイプを参考用として昭和5年に1両を輸入していました。
すぐ履帯が紙くずの様にメタメタになると不評だったので、採用には至りませんでした。
しかし、当時としては先進的な技術が使われており、95式軽戦車やその後の戦車の設計に多大な影響を与えています。