Tier 3 中国 軽戦車
スペック
車体装甲厚(mm) | 25/25/20 | 本体価格(シルバー) | 42,000 | |||
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最高速度(km/h) | 前進 | 40.0 | マッチング範囲(戦闘Tier) | 3~4 | ||
後退 | 15.0 | 派生元車輌 | ||||
発見可能範囲(m) | 静止時 | 326.90 | ||||
移動時 | 356.52 |
パッケージ
初期 | Lv.1 | Lv.2 | Lv.3 | Lv.4 | Lv.5 | Lv.6 | Lv.7 | Lv.8 | Lv.9 | |||
Chi-Ha E:0 S:42,000 | ━ | 無線 E:100 S:14,000 | 主砲 E:135 S:2,530 | 履帯 E:330 S:1,850 | 砲塔 E:350 S:1,800 | エンジン E:700 S:8,600 | 無線 E:150 S:22,000 | エンジン E:850 S:10,500 | 主砲 E:1,200 S:21,000 | ━ | 戦車 M5A1 Stuart E:3,200 S:143,000 |
E:必要経験値
S:購入シルバー
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
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出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
初期 Chi-Ha | Mitsubishi Type 97 | 57 mm Gun Type 97 | Type 97 | Type 97 | 345 | Type 94 Hei | |
170 | 34 / [31.17] | 35/25/25 | 350 | ||||
11.30 | 1.1/1.2/2.1 | 33 | 310 | ||||
Lv.1 無線 | Mitsubishi Type 97 | 57 mm Gun Type 97 | Type 97 | Type 97 | 345 | Type 96 Bo | |
170 | 34 / [31.25] | 35/25/25 | 425 | ||||
11.33 | 1.1/1.2/2.1 | 33 | 310 | ||||
Lv.2 主砲 | Mitsubishi Type 97 | 45 mm 20K | Type 97 | Type 97 | 345 | Type 96 Bo | |
170 | 34 / [30.92] | 35/25/25 | 425 | ||||
11.21 | 1.1/1.2/2.1 | 33 | 310 | ||||
Lv.3 履帯 | Mitsubishi Type 97 | 45 mm 20K | Type 97-Kai | Type 97 | 345 | Type 96 Bo | |
170 | 36 / [32.47] | 35/25/25 | 425 | ||||
11.21 | 1.0/1.1/1.9 | 33 | 310 | ||||
Lv.4 砲塔 | Mitsubishi Type 97 | 45 mm 20K | Type 97-Kai | Type 97-Kai | 380 | Type 96 Bo | |
170 | 36 / [32.47] | 35/25/25 | 425 | ||||
11.21 | 1.0/1.1/1.9 | 35 | 330 | ||||
Lv.5 エンジン | Type 100 V-12 W | 45 mm 20K | Type 97-Kai | Type 97-Kai | 380 | Type 96 Bo | |
200 | 36 / [36.93] | 35/25/25 | 425 | ||||
12.75 | 1.0/1.1/1.9 | 35 | 330 | ||||
Lv.6 無線 | Type 100 V-12 W | 45 mm 20K | Type 97-Kai | Type 97-Kai | 380 | Type 3 Otsu | |
200 | 36 / [36.49] | 35/25/25 | 550 | ||||
12.60 | 1.0/1.1/1.9 | 35 | 330 | ||||
Lv.7 エンジン | Type 100 V-12 A | 45 mm 20K | Type 97-Kai | Type 97-Kai | 380 | Type 3 Otsu | |
240 | 36 / [43.79] | 35/25/25 | 550 | ||||
15.12 | 1.0/1.1/1.9 | 35 | 330 | ||||
Lv.8 主砲 | Type 100 V-12 A | 47 mm Gun Type 1 | Type 97-Kai | Type 97-Kai | 380 | Type 3 Otsu | |
240 | 36 / [43.53] | 35/25/25 | 550 | ||||
15.03 | 1.0/1.1/1.9 | 35 | 330 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
砲性能
主砲性能 | ||||||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 攻撃半径 | 砲弾速度 | 砲弾射程 | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
57 mm Gun Type 97 | AP HEAT HE | 16 3G 20 | 29.6 55 28 | 75 75 95 | --- --- 0.66 | 355 946 757 | 720 720 720 | 20.00 | 1,500 | 2.30 | 0.46 | 120 | +20 -9 | |
20.00 | 1,500 | 2.30 | 0.46 | 120 | +20 -15 | |||||||||
45 mm 20K | AP APCR HE | 14 2G 14 | 51 88 23 | 47 47 62 | --- --- 0.43 | 757 946 757 | 720 720 720 | 26.09 | 1,226 | 1.70 | 0.46 | 120 | +20 -9 | |
26.09 | 1,226 | 1.70 | 0.46 | 120 | +20 -15 | |||||||||
47 mm Gun Type 1 | AP APCR HE | 36 4G 19 | 81 130 25 | 70 70 90 | --- --- 0.47 | 810 810 810 | 720 720 720 | 20.00 | 1,400 | 2.30 | 0.44 | 104 | +20 -15 |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
※緑字:改良砲塔
解説
- 概要
Tier 3中国軽戦車。
ご存知我らが帝国陸軍の九七式中戦車 チハである。
九七式の97、Type2597の2597はともにチハ車が制式採用された皇紀2597年(西暦1937年、日中戦争開戦の年でもある)を意味している。
中国ツリーの実装に際し、鹵獲戦車という設定でTier 3に組み込まれた。 - 火力
初期砲塔は 仰角+20度/俯角-9度とこの時点でも優秀であるが、改良砲塔に換装すると 仰角+20度/俯角-15度とさらに強化される。
鹵獲車輌ではあるが、日本車輌らしく地形を有効活用して装甲の薄さを補っていこう。- 57 mm Gun Type 97
初期砲。
短砲身57mm砲。
単発火力75ダメージと同Tier最高火力ではあるが、貫通力に乏しくその火力を十分に発揮できない。
貫通力は、通常弾(AP)29.6mm・砲弾速度355m/s、課金弾(HEAT)55mm・砲弾速度946m/sとどちらも貫通力不足。
M3 Stuart・M4に正面からダメージを与えるのは不可能。
また、課金弾(HEAT)を使用しても55mmまでしか上がらない。
打開点としては、ダークホースである榴弾(HE)の貫通力が28mmと通常弾(AP)とほぼ変わらないため、火力の安定は望めないが榴弾(HE)を主力として運用しても良いだろう。 - 45 mm 20K
中間砲。
中国ツリーに入れられた関係で、好敵手であったBTシリーズの砲が搭載できる。
単発火力47ダメージと初期砲と比べると大幅に減少する。
貫通力は、通常弾(AP)51mm・砲弾速度757m/s、課金弾(APCR)88mm・砲弾速度946m/sとどちらも初期砲と比べると大幅に上昇する。
単発火力は大幅に落ちるが、貫通力と分間ダメージに優れ、ここから同格と比較しても遜色ない安定したダメージが見込めるようになる。 - 47 mm Gun Type 1
最終砲。
Tier 3最高峰と言われる、一式47mm砲。
単発火力70ダメージ。
貫通力は、通常弾(AP)81mm・砲弾速度810m/s、課金弾(APCR)130mm・砲弾速度810m/s。
通常弾(AP)の貫通力81mmと同格車輌上位の貫通力であり、Tier 3でありながらTier 5M4・KV-1ですら車体正面装甲を貫通できる。
また、課金弾(APCR)に関しては貫通力130mmとさらに強力で、Tier 7Tigerの車体正面装甲も貫通できる。 - 日本Tier 3 中戦車 Chi-Haとの比較
- 日本 中戦車 Chi-Haと比べると、課金弾(APCR)での距離減衰の影響は低い。
日本最終砲、通常弾(AP)は100m毎-3mm・課金弾(APCR)は100m毎-10.25mm。
中国最終砲、通常弾(AP)は100m毎-3mm・課金弾(APCR)は100m毎-5mm。 - カテゴリーが軽戦車ではあるが、元々中戦車であるため、発見可能範囲(移動/静止)の値が異なる。
- 日本 中戦車 Chi-Haと比べると、課金弾(APCR)での距離減衰の影響は低い。
- 57 mm Gun Type 97
- 装甲
基本的に紙装甲。
車体装甲25mmはTier 3としては平均的。
車体は全周が緩やかな傾斜装甲であるため、格下の機関砲程度なら十分弾けるが、同格との戦闘ではもはや無いも同然。
貧弱なM3 Stuartの砲すらほぼ弾けない。10榴を受ければ一撃で破壊される。
また、障害物から飛び出す際など車体の構造上、履帯が切られやすい点にも注意が必要である。 - 機動性
Type 1 Chi-Heなどに搭載された統制型100式発動機(Type 100 V-12)を搭載することができるため意外にも良好である。
チハは軽く燃費の悪いガソリンエンジンではなく、重く燃費の良いディーゼルエンジンを載せているため、他の戦車よりはエンジンの重量があるが引火確率は低い。 - 偵察性能
視界は改良砲塔搭載で330m、発見可能範囲(静止時)もそこそこ、最終無線機Type 3 Otsuはやや重いものの500m以上といずれも十分な性能を持つ。
とはいえ偵察時は目玉である火砲が活かせず、また一度発見されると車体の脆弱さから簡単に撃破されてしまうため、役割のいいとこ取りは出来ない事に注意が必要だ。 - 総論
最終パッケージで比較した場合、日本のチハと性能的な差はほとんど無く、火力特化で駆逐戦車に近い特性を持っている。
優秀な俯角を使って被弾を抑えていこう。
史実
1949年の建国記念パレードに参加する功臣号
三菱重工が1935年から37年に開発、1938年から42年にかけて量産された。
後半2年間に生産された改良型の新砲塔チハと併せ、2,880両が製造された。
チハおよび新砲塔チハは中国戦線において日本軍により幅広く運用された。
日本の降伏後には中国人民解放軍と国民党軍の双方が1946年の国共内戦で用いた。
九七式中戦車チハは本来日本軍の戦車でしたが、第二次世界大戦終戦後には中国大陸において、日本軍から鹵獲したものや撤収した際に接収したものを、共産党軍や国民政府軍で使用されていました。
そして、国共内戦でも使用され、共産党軍のものは国民党軍相手に戦果を挙げています。
1949年10月1日の中華人民共和国建国記念パレードに参加した"功臣号"はその中でも特に有名です。
功臣号は国共内戦の際に人民解放軍が鹵獲して使用した九七式中戦車のうちの1両で、本車は数度の被弾に耐えて内戦を生き延び、上述の建国記念パレードにおいて先頭車を務めた経歴を持っています。
その後1959年に退役、功臣号は中国人民革命軍事博物館において今でも展示されています。
功臣号は前期型車台に新砲塔が搭載されている他、人民解放軍によってフェンダーを延長した泥除けが装着されているなど、特徴的な外見が見られます。
しかし、本ゲームでは功臣号ではなくアバディーン戦車博物館に展示されている車輌がモデリングされているといいます。
アバディーンの車輌は硫黄島において米軍に鹵獲されたもので、相模造兵廠という比較的小規模の工場で作成された車輌にドーザー取り付けアタッチメントを装着した特徴的なものでした。
相模造兵廠製のチハは工具類の取り付け位置、マフラーカバー、砲塔ハッチの取っ手などが三菱重工製や日立製作所製の車輌とは異なっています。
また、本ゲームのモデルの車体前面下部をよく見ると、2つの細長い板状の部品が縦に3つのリベットで止められています。
これはドーザー取付アタッチメントの一部であり、前述のアバディーンの車輌の特徴であります。
なお、実車では砲塔にもドーザー取付アタッチメントが装着されているのですが、これはゲームには再現されていません。