Object 477A "Molot"

Last-modified: 2024-05-22 (水) 12:08:14

XN31_Object_477A_Molot.png

Match 3 デタント 東側陣営 駆逐戦車(プレミアム)

公式紹介ページ

スペック

車体装甲厚(mm)640/40/70マッチング(時代)3
最高速度(km/h)前進75.0ボーナスシルバー65%
後退24.0車輌経験値10%
発見可能範囲(m)静止時471.17搭乗員経験値10%
移動時482.80フリー経験値4%

パッケージ

Object 477A
G:22,500

G:購入価格(ゴールド)

詳細

パッケージ名エンジン主砲履帯砲塔HP通信機
出力副砲車体旋回速度砲塔装甲通信範囲
出力重量比下記参照地形抵抗旋回速度視認範囲
Object 477A6TD-2152 mm 2A73 Smoothbore GunObject 477A "Molot"Object 477A "Molot"3,750R-123M
1,20030 mm 2A42 Autocannon30 / [27.50]350/50/600670
27.031.1/1.2/2.234505

※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
青字:オートローダー・機関砲

砲性能

主砲性能
名称弾種弾代貫通ダメージ攻撃半径砲弾速度砲弾射程発射速度AP弾
DPM
照準時間精度総弾数最高角
左<射界>右
最伏角
152 mm 2A73 Smoothbore GunAPFSDS
HE
630
370
900
180
760
980
---
3.22
1,980
960
2,500
2,500
4.763,6182.700.3545+14
70< >70
-6
副砲性能
名称弾種弾代貫通ダメージ攻撃半径砲弾速度砲弾射程発射速度AP弾
DPM
照準時間精度総弾数最高角
左<射界>右
最伏角
30 mm 2A42 AutocannonAPDS
APFSDS
HE
130
1G
130
100
170
40
15
15
25
---
---
0.28
1,120
1,280
960
2,500
2,500
3,000
265.43
連射[0.11]
弾倉[23.50]
3,9811.900.32600
[3×200]
+74
70< >70
-5

解説

  • 概要
    Match 3 東側陣営 プレミアム 駆逐戦車
    Object 477 Molot は、ハリコフ・モロゾフ設計局で開発された、乗組員のいない砲塔を備えたソビエトとウクライナの実験主力戦車。
    試作が行われた実在車輌、試作車輌の1輌はクルギノ・バシキリウカ村 (ハリコフ地方) の屋外に保存?*1されている。
     
  • 主砲火力
    主砲は152mm駆逐戦車砲、副砲にBMP-2の主砲とおなじ30mm機関砲が取り付けられている。
    • 152 mm 2A73 Smoothbore Gun
      単発火力760ダメージ、貫通力は通常弾(APFSDS)900mm・砲弾速度1,980m/sと非常に高速で高貫通。
      榴弾(HE)の平均単発火力は980ダメージ、貫通力180mm・砲弾速度960m/sと榴弾としては高速。
      通常弾(APFSDS)の貫通力は非常に強力でAbramsシリーズの砲塔正面を容易に貫通する。
      主力砲弾はお財布にも優しい通常弾(APFSDS)主体で良いだろう。
      また、爆発範囲3.22mある榴弾(HE)も敵Obj. 477A対策に10発程度持って行くと良い。
      有識者からの報告で車体ターレットリンクを狙えない場合、砲塔右側の測距儀に榴弾(HE)を命中させることでダメージを与えられると報告があった。
       
  • 副砲火力
    • 30 mm 2A42 Autocannon
      BMP-2の初期主砲と同じもの。
      BMP-2と比べて、弾薬費・貫通力・単発火力・砲弾速度・砲弾射程等は据え置き。
      発射速度・弾倉装填速度・精度等がMatch 3に合わせて強化されている。
      Match 2で猛威を振るった機関砲とはいえ、Match 3の敵車輌の正面走行を貫通するのは容易ではない。
      単発火力15ダメージ、貫通力は通常弾(APDS)100mm・課金弾(APFSDS)170mmと低装甲向けの貫通力となっている。
      貫通力減衰は100mごとに、通常弾(APDS)-3mm・課金弾(APFSDS)-5.25mmとなるため近距離での射撃が最適だろう。
       
  • 装甲
    車輌特徴は、最近の車輌で言うならば、Tier 9 アメリカ 駆逐戦車 AAT60と似た正面投写面積を極限にまで削減した砲塔をもつ。
    水平可動域は左右70度の限定旋回のため機動戦はにがて。
    • 砲塔
      砲塔は凸型のため正面投写面積が非常に少ない。
      他の車輌で弱点になりやすいターレットリンクは装甲厚600mmとこの車輌で2番目の硬さをもち、その周りを15~20mmの車体装甲が覆っているため貫通しにくい。
      砲塔正面は砲身付け根の円筒部分が装甲厚600mm・正面基部が110mm・正面四角端が350mmの垂直装甲となっている。
      抜くならば砲塔正面基部の110mmだが非常に面積が狭く当てづらく、検証で何回か撃ち込んだがダメージ判定には至らなかった。
      また、砲塔左右の測距儀等は空間装甲扱いだが、右側の測距儀のみモジュール判定が存在する。
      正面は非常に堅固だが側背面は柔らかく、装甲厚は50mmしかないため容易に貫通出来るはずだが一部複合装甲のためダメージが入らない場面も見られた。
       
    • 車体
      複合装甲となっており正面は非常に堅固。
      外側に見える車体は空間装甲の外側であり、内側に本来の車体装甲が存在する。
      正面外側は正面上下の接合部が装甲厚90mmに20度の傾斜が掛かっており、実質装甲厚は263.14mm。
      正面外側上部は装甲厚50mmに10度の傾斜が掛かっており、実質装甲厚は287.94mm。
      正面内側装甲は傾斜と分厚い垂直装甲を織り交ぜた階段状の装甲で、上から順に、400mm/垂直装甲・200mm/傾斜10度(1151.75mm)・640mm/垂直装甲・175mm/傾斜10度(1007.78mm)・195mm/垂直装甲となっており、
      各装甲部分を目視できないため正面から貫通することは難しい。
       
      車体正面で貫通できる部位は、検証の結果2カ所ほど確認出来た。
      ① 車体運転席の3つのレンズの内一番内側に位置する部位、ここはレンズの裏にターレットリンク(600mm)がむき出しになっている。
      こちらは、HEATなどは手前の複合装甲に阻まれやすく貫通は難しいが、AP系物理弾道弾であれば貫通力によっては貫通可能。
      ② 正面上下の接合部の真下に水色の線が見える。
      こちらは非常に狭い範囲だが内側車体装甲が唯一むき出しになっているため、砲弾の中心がこの部分に当たれば貫通できる。
      砲弾の中心が少しでもずれた場合はダメージ判定にならなかった
      Object_477A_DEF.png
       
      車体側面も複合装甲が複雑に入り組んでおり貫通されにくい。
      検証で貫通できたのは、側面前部の接地している転輪1~3番目の上辺りである。
      車体背面は背面下部が最も厚く、装甲厚70mmに40度の傾斜が掛かっており実質装甲厚108.90mmとなっているためMatch 3帯では容易に貫通できるだろう。
       
  • 機動性
    前進75.0km/h・後進24.0km/hと非常に速く、快速車輌に追従できる速力を持つ。
    車体旋回速度が30度/秒のため少々遅く感じる場合、車長スキル:クラッチの名手や拡張パーツ:けん引システム等で強化しよう。
     
  • 隠蔽性
    発見可能範囲は、静止時471.17m・移動時482.80mと非常に高い。
    当車輌は駆逐戦車であるため本来ならある程度の隠蔽性はほしいところではあるが、この発見可能範囲は非常に高いため隠蔽性は諦め堅固な正面装甲で受けるほうが良いだろう。
     
  • 総論
    正面装甲が硬く機動性も高いが、駆逐戦車であるということを忘れて行動するとダメージを稼げず終わることが多い。*2
    発見可能範囲は高く隠蔽性も低いが見つかっても関数しにくい正面装甲で受ける重装甲型駆逐として位置取りに気をつけて戦うと良いだろう。
    正面装甲は硬く平地での撃ち合いには強いが、どの車輌もそうだが角度を殺された撃ち下ろしで被弾しやすい。
    貫通力の高い主砲を使い、近接戦では副砲の機関砲を挟みながらなるべく正面装甲で受けながら戦い抜こう。
     
    また、当車輌はFV4211同様シルバーボーナス+65%をもつ金策車輌である。
    駆逐戦車でダメージを稼ぎやすく、主力砲弾が通常弾(APFSDS)なのも金策上都合が良い。

史実

Object 477のプロジェクトは、1980年代半ばにハリコフ・モロゾフ設計局(KMDB)で、152mm 2A73砲を搭載する車輌の設計から始まった。
しかし、セキュリティ上の問題からプロジェクトは変更され、「ハンマー」を意味する「molot」という新しいコードネームで再分類された。
ソ連崩壊後、ウクライナ国営のKMDBで開発が再開されたが、試作段階を越えて生産されることはなかった。

 

object477_01.jpg
object477_02.jpg

コメント

  • 東側の例に漏れず重そうに見えて車両軽いから西側の相撲には極力注意なんだけど、避けれる足でもないから機関砲で足ペチしとこう -- 2024-01-05 (金) 01:52:17
  • チャストから出てきて Match 3? どうせティア10と同じでろくに稼げないんだろう?一回乗ったら倉庫の肥やしな と思ったらやたら稼げてビビったw -- 2024-03-28 (木) 11:27:49
  • 装甲ビューアで見る限り、砲塔部分はたいした装甲ではないように見えるのに、ほぼ貫通できないのは何故? -- 2024-05-13 (月) 10:01:36
    • おそらく砲塔にはそもそもダメージ判定が無いからいくら撃ってもモジュールダメージにしかならない -- 2024-05-14 (火) 07:58:22
  • HEはおそらく空間装甲に当たった後本体装甲50mmもしくはそれより薄い所で判定されてるっぽい 内張り付けても20ぐらいしか減っていないような気がする 低威力HEで無いと判らないぐらいの差じゃないかな? -- 2024-05-14 (火) 10:12:48
  • 今回のアプデでAPFSDSの仕様が変わって装甲厚に対して3.5倍超の口径でないと3倍ルール適用されなくなったので140mm以下は榴弾ペチペチしか対抗策無くなったな -- 2024-05-22 (水) 11:38:04
    • と思ったら運動エネルギー弾でもスポスポ抜けるようになってるんだがこれは意図した挙動なのかどうかが公式サイトを見ても分からない -- 2024-05-22 (水) 12:08:14

*1 ほぼ野ざらし
*2 戒め