ST-I

Last-modified: 2018-04-05 (木) 21:09:59

ussr.st-1.png

Tier 9 ソビエト連邦 重戦車

公式紹介ページ

スペック

車体

HP1,800
車体装甲厚(mm)140/140/100
最高速度(km/h)40
重量/最大積載量(t)57.64/58.9
本体価格(シルバー)3,561,000
修理費(シルバー)

戦車パッケージ

パッケージ名
(必要経験値/購入シルバー)
IS-4
(189,000/6,100,000)
ST-I
(166,000/3,561,000)
Object 701-1
(68,100/243,500)
Object 701-2
(117,000/388,500)
Object 701-5
(132,300/545,000)

詳細

パッケージ名エンジン武装履帯砲塔
出力弾種貫通力ダメージ総弾数弾代発射速度
照準時間
精度
旋回速度砲塔装甲旋回速度視認範囲HP通信範囲
ST-IV-11122 mm D-25TST-IObject 701-11,800440
650AP
APCR
HE
175
175
61
390
390
530
301,025
12G
608
5
3.40
0.46
24170/170/16022360
Object 701-1V-11122 mm BL-9ST-IMObject 701-11,800625
650AP
APCR
HE
225
265
68
390
390
530
301,025
12G
608
4.55
3.40
0.40
26170/170/16022360
Object 701-2V-12P122 mm BL-9ST-IMST-I1,900730
700AP
APCR
HE
225
265
68
390
390
530
401,025
12G
608
4.76
3.40
0.40
26250/160/16018380
Object 701-5V-12P122 mm M62-T2ST-IMST-I1,900730
700AP
HEAT
HE
258
340
68
440
440
530
401,065
13G
630
4.51
3.40
0.37
26250/160/16018380
アップデート1.9までの性能
パッケージ名エンジン武装履帯砲塔
出力弾種貫通力ダメージ総弾数弾代発射速度
照準時間
精度
旋回速度砲塔装甲旋回速度視認範囲HP通信範囲
ST-IV-11122 mm D-25TST-IObject 701-11,800440
650

131
~
219
293
~
488
30
G
5.0

24170/170/16022360
Object 701-1V-11122 mm BL-9ST-IMObject 701-1----
650

225
265
68
390
390
465
--

4.55
3.40
0.40
26170/170/16022360
Object 701-2V-12P122 mm BL-9ST-IMST-I----
700

225
265
68
390
390
465
--

4.76
3.40
0.40
26250/160/16018380
Object 701-5V-12P122 mm M62-T2ST-IMST-I----
700

258
340
68
440
440
530
--

4.51
3.40
0.37
26250/160/16018380

解説

史実

ST-Iは、工場92番の技術者 A. Ganin(ガニン) と A. S. Chasovnikov(チャソフニコフ)により当時の重戦車の後継として計画されていたもので、キリル文字表記では「CT-1」。開発計画のコードネームである「オブイェークト」は存在せず「ST-1」が計画名も担っていた可能性が高いとされています。
ST-Iは主力重戦車であるIS-2や、配備が始まったばかりの新鋭IS-3共通の欠点である、低車高と傾斜装甲を追及した為に戦闘室内の内部容積が狭く搭載弾薬が過少化、劣悪な居住性、それに伴う迅速な装填作業の難しさ、中遠距離射撃や行進射撃(これは当時の戦車全てに言える)の命中精度の悪さを改善すべく大戦末期の1945年(1月~5月)に開発がスタートしました。
車体はIS-4の試作となるオブイェークト701シリーズが使用されました。
砲塔は大きく後方に延長したことにより弾薬搭載量が増加しました。 これは弾薬の大半が車体底部にあり、砲塔後部の即応弾薬が少なくこれを打ち切ると発射速度が著しく低下する、当時のソ連戦車共通の弱点を解消するもので、装填手を二名に増やし、分割装薬式の砲弾の発射速度の改善を図ったそうです。
遠距離射撃の改善については可変倍率が可能な新型照準器を装備することで改善が図られ、同時に、スタビライザー(砲安定装置)「STP-1ゴリゾーント(地平線)」装備も計画されていましたが、後のIS-4に装備されず、10年後のIS-8T-54の両改良型まで漸く量産されなかったことを考えると、この時はまだ、実用性は疑わしいものだったと考えられます。
その他、電動砲塔旋回装置や空気圧を防水に利用した川底渡渉装置、新型換気装置等の新装備が計画されていました。
意欲的な機構を多く盛り込んだ車両でありましたが、それ故に予想される開発期間が長すぎるとの軍部の判断で、開発は中止されてしまいました。
しかし、開発によって培われた技術は後の戦車に生かされることになります。

ゲーム中ではパッケージにIS-4の試作型として、オブイェークト701シリーズがあります。
オブイェークト701-2で、IS-2の後継としてL.S.トロヤーノフ技師が設計した重戦車で、主砲は100mm戦車砲S-34を搭載、車体前面装甲は圧延鋼板で160mmの厚さを持つものでした。
エンジンは750馬力のV型12気筒エンジンを搭載し、車体は延長され、転輪は片側7枚となり、重量は55.9tになりました。
改良型のオブイェークト701-5に設計が進められ、オブイェークト701-2の主砲を122mm戦車砲D-25Tに換装したものに変更され、同軸機銃も12.7mmDShK重機関銃になり、砲塔周囲の装甲が強化され、車重は58.5tに達し、最大速度は43km/hになりました。
細部改良型のオブイェークト701-6に設計が進み、それがIS-4として採用されました。

ST-IIと言うモデルプランが別に存在し、これは、なんと122mm砲を連装で装備しているというものもありました。

コメント

  • ソ連第2重戦車ツリーの注目の戦車。同TierのIS-8と比較すると、機動性や主砲の照準時間・発射速度で劣るが、砲塔換装後の総弾数はこちらの方が多い。装甲面はTier8までのKVシリーズとは違い、傾斜装甲を採用し、同TierのIS-8よりも格段に優れている。上位砲塔に交換した場合(つまり3個目のパッケージから)は、俯角が-8°(PC版データより)とアメリカ戦車のM103並みであり、地形対応力も高く、ハルダウンや昼飯・豚飯を駆使して弱点を隠せば、敵の攻撃を長時間耐えることも可能。また、実装順序の関係で、先にIS-8を開発済みだと、主砲の開発を省略できる。Tier9重戦車の中では、ドイツのE-75と同じく、最前線を張る事が出来る戦車となっている。 -- 2015-05-13 (水) 01:12:35
  • PC版ではE75との2強と言われるほどの重戦車。中途半端に昼飯をすると車体正面の傾斜角度が死んで抜かれやすくなるが総合的な防御力はTier10と遜色ないレベルで高い。砲も貫通力と威力が高く照準時間の長さを差し引いても強力 -- 2015-07-05 (日) 09:07:53
  • 車体の上にTier10重TD載せてるような戦車。自走砲いない試合でハルダウンされると面倒この上ない -- 2015-07-06 (月) 14:35:11
  • 狙ってもめったに当たらないねこいつの砲。 -- 2015-07-19 (日) 04:35:46
    • それはない。普通に使ってれば命中率80%は超える -- 2015-07-19 (日) 06:55:46
    • ここまでの戦車で活躍できていればこいつの砲精度に驚くはずなんだが。あっ(察し) -- 2015-07-19 (日) 09:18:33
      • 最前線に行かずに芋ってれば当たらないだろうな。こいつの普通の運用考えれば命中率は高い方 -- 2015-07-19 (日) 10:27:53
    • バリ前衛型の精度ブレ0.37(~0.40)で低精度とな?? 前出ろポテトがぁ!w -- アメジスト? 2015-07-19 (日) 21:58:31
    • 照準が遅いのに不満があるなら判るが、精度はE-75や米TDの最終砲と大差ないし問題を感じた事はない。 -- 2015-10-13 (火) 01:38:07
  • これエスティーアイじゃなくてワンなんだな -- 2017-10-28 (土) 02:01:04