ドイツ RankⅠ 中戦車 Ⅳ号戦車 F1型
概要
Open Betaからある車両
全距離貫徹力100mmのHEATを発射できる。
--加筆求む--
車両情報(v2.25.0)
必要経費
必要小隊レベル | 5 |
---|
車両性能
項目 | 数値 |
---|---|
砲塔旋回速度(°/s) | 14.0 |
俯角/仰角(°) | -10/20 |
リロード速度(秒) | 3.3 |
スタビライザー/維持速度(km/h) | 無し / - |
車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 30 / 30 / 20 |
砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 50 / 30 / 20 |
重量(t) | 22.0 |
エンジン出力(hp) | 572 |
3,000rpm | |
最高速度(km/h) | 48 |
実測前進~後退速度(km/h) | *** ~ -*** |
視界(%) | 99 |
乗員数(人) | 5 |
武装
名称 | 搭載数 | 弾薬数 | |
---|---|---|---|
主砲 | 7.5cm KwK37 L/24 cannon | 1 | 87 |
機銃 | 7.92 mm MG34 machine gun | 1 | 2,700 |
弾薬*1
名称 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||||
75 mm KwK37 | K.Gr.rot Pz. | APCBC | 6.78 | 0.080 | 385 | 52 | 50 | 45 | 39 | 34 | 30 |
Hl.Gr 38B | HEAT | 4.57 | 0.8721 | 450 | 80 | ||||||
Sprgr. 34 | HE | 5.74 | 0.686 | 420 | 10 | ||||||
Hl.Gr 38C | HEAT | 4.8 | 0.8755 | 450 | 100 |
発煙弾
砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||||
K.Gr.Rot Nb. | smoke | 6.2 | 0.050 | 423 | - |
小隊ツリー
解説
特徴
【火力】
研究して使用可能になるHl.Gr 38B(HEAT)で全距離貫徹力80mm、さらにHl.Gr 38C(HEAT)を開発すれば100mmと格上にも挑んでいける性能である。ゲーム上の仕様では着弾して円形に衝撃を与えるので、加害範囲は先述のAPCBCよりも劣るが、固めな敵にも通用しやすい。使い分けるとキルが安定するかもしれない。
HEAT使用の注意として、HEATの性質上、砲弾の信管が敏感なため壁や障害物に触れると即爆発してしまう。壁越しや、木々が生い茂る場所での射撃戦は苦手(こちらの弾は壁を貫通しないが相手がAP系(徹甲弾)を撃ってくる場合は一方的に撃たれる)。HEAT系の砲弾の癖はこの後も共通なのでここで慣れよう。
欠点は利点というべきか、一部建物をHEATで破壊して見晴らしをよくすることができる。
HEATの地味なメリットとして車体のやわらかい、装甲車両や軽戦車、駆逐戦車をハルブレイク一撃死を狙える。
III号戦車とは異なり、砲塔旋回速度がフル改造で21.5度とIII号に比較して早い。
比較的揺れづらい車体をしているので射撃精度が安定している方である。
リロード速度4秒~3秒台と手数も確保されている。
俯角は-10度とハルダウンしやすい数値。
【装甲】
正面最大50mm、側面30mmとランク相応の装甲になった。ただし垂直面の装甲なため体感の防御力はそんなに高くない。昼飯の角度をとるなど工夫をしなければならない。
車体正面操縦手前ののぞき窓は25mmと抜かれやすいポイントなので注意。
砲弾を-30発すれば車体側面中ほどの弾薬がなくなり、生存性が上がる。車長右後ろの3発は最後まで残ってしまうのでその点は注意。
【機動性】
ABの平原で最大47kmまでスピードがでる。旋回速度に関しても過不足ない機動性である。
後進速度は-8km。
史実
IV号戦車F型はE型に続いて生産された型式で、基本装甲厚を増して車体が完全に新設計となっている。
F型は元々は車体を新設計にしただけで、主砲はこれまでと同様エッセンのクルップ社製の24口径7.5cm戦車砲KwK37を装備していたが、途中から主砲をより強力なデュッセルドルフのラインメタル社製の43口径7.5cm戦車砲KwK40に換装したタイプが生産されるようになった。
これは、独ソ戦の開始によって会敵したT-34中戦車やKV-1重戦車といった強力なソ連軍戦車に対抗するため、主砲の強化が必要となったためである。
元々のIV号戦車F型が1941年4月~1942年3月にかけて462両、長砲身型が1942年3~7月にかけて175両生産され、さらに短砲身型から25両が長砲身型に改造されている。
なお長砲身型は短砲身型と区別して「F2型」と呼ばれており、これに合わせて長砲身型の生産開始後、短砲身型は「F1型」と呼ばれるようになった。
特殊車両番号もF1型がこれまで通りの「Sd.Kfz.161」なのに対して、F2型は「Sd.Kfz.161/1」に変更されている。
本来のIV号戦車F型であるF1型の特徴であるが、まず戦闘室前面装甲板は生産性の向上のため、再び段の無い一直線のものへと変更された。
また車体前面および側面の装甲板そのものも、初めから1枚板の50mm厚および30mm厚装甲板が使用されるようになり増加装甲板は取り止められた。
増加装甲板付きのIV号戦車E型と比較して、車体前面および側面の装甲厚は30mm+30mmの60mm→50mm、20mm+20mmの40mm→30mmへとそれぞれ薄くなったように思われるが、2枚重ねより1枚板の方が耐弾性では有利なため防御力は向上している。
なお戦闘室前面装甲板が厚くなったことに伴い、無線手用の機関銃マウントと操縦手用装甲ヴァイザーは新型の50型球形銃架と50型操縦手用クラッペに変更されている。
またIV号戦車F1型では車体前部のブレーキ点検用ハッチに、装甲カバー付きの冷却空気取り入れ口が設けられるようになった。
砲塔については、砲塔前面および防盾の装甲厚も50mmに強化されている。
またF1型では砲塔側面のハッチが左右開きの2枚に変わったが、これに合わせてハッチの雨除けやストッパーの形状も変化している。
細かい所では砲塔後部左右のガンポートが新型の防御力の大きいものになり、砲塔前面装甲厚の増厚によって前面左右下端が周囲に取り付けられていた跳弾板と干渉するようになったため、ごくわずかに切り欠かれるようになった。
機関室周りでは、点検用ハッチ上のルーヴァーの形状が若干変化している。
F2型を含むシャーシナンバーは82001 - 82613。1941年4月から1942年2月の間で当初500両が発注されたが、1941年7月からニーベルンゲンヴェルケ(13両)とフォマーク社(64両)が参加して、結局クルップ社での生産数は393両であった。
小ネタ
外部リンク
コメント
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- これに乗ると敵がゴリ押ししてくる率高い気がする。手数多いから詰めようとするのか。 -- 2024-02-11 (日) 20:28:53
- これに乗ってT-34Eと会敵したら絶望… -- 2024-04-07 (日) 16:57:55