ドイツ RankVIII 対戦車ミサイル車両 Raketenjagdpanzer 2 (HOT)
概要
ドイツRankVIIIミサイル車両。Raketenjagdpanzer 2の改良型でありミサイルをBO 105 PAH-1やBO 105 PAH-1A1などのヘリコプターなども搭載するHOTへ換装したもの。
車両情報(v2.5.0)
車両性能
項目 | 数値 |
---|---|
砲塔旋回速度(°/s) | 25.0 |
俯角/仰角(°) | -5/10 |
リロード速度(秒) (自動装填) | 12.0 |
スタビライザー/維持速度(km/h) | 無し / - |
車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 50 / 30 / 30 |
砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 50 / 30 / 30 |
船体崩壊 | 無 |
重量(t) | 23.0 |
エンジン出力(hp) | 954 |
2,200rpm | |
最高速度(km/h) | 76 |
実測前進~後退速度(km/h) | *** ~ -*** |
視界(%) | 71 |
乗員数(人) | 4 |
武装
名称 | 搭載数 | 弾薬数 | |
---|---|---|---|
主砲 | HOT-K3S ATGM | 1 | 20 |
機銃 | 7.62 mm MG3A1 machine gun | 1 | 2,600 |
ATGM*1
名称 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭重量 (kg) | 弾速 (m/s) | 誘導 システム | 射程 (km) | 爆薬量 (kg) | リロード | 貫徹力(mm) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
距離10~2000m | |||||||||
HOT-K3S | HOT | ATGM | 23 | 250 | 半自動 | 4.00 | 3.8 | 有 | 700 |
装備
設置場所 | 装備名 | 説明 |
---|---|---|
車体 | 発煙弾発射機 | 視界前方に煙幕を張る |
リバースギアボックス | 前進・後進同じ速度で移動可能 | |
外部装甲 | 背面一部に20mmの履帯装甲 | |
主砲 | オートローダー | 一定の速度で装填可能 これは装填手に依存しない |
小隊ツリー
前車両 | M48A2 G A2 |
---|---|
次車両 | ゲパルト |
解説
特徴
【火力】
本車はHOTミサイルを搭載していることが特徴である。炸薬量こそ同格のミサイルに比べて少ないものの貫通力は700mmあり、容易に貫通が可能となっている。また他国のATGM車両に比べ20発と多めの搭載数を持つため弾切れの心配はほぼ無いと言って良いだろう。
なおランチャーは左右各15°ずつ確保することが可能で、照準器に至っては90°可動する。しかし25~30°以上動かすとミサイルが発射されなくなるため注意が必要。
【防御】
車体正面は50mmの傾斜装甲であり正面であればZSU-23-4程度ならは防ぐことができる。側面に関しては30mmであり最低限の防御力しかないがM2 ブローニングを防げる程度にはある。総じてこの手のATGM車両にしては防御力は硬いと言える。ただし戦車砲を防げるものではないため敵を良く見分ける必要がある。
【機動性】
23tの車体に500馬力のエンジンを積んで、21.7hp/tと優秀な部類。Leopard 1よりも機動力は高くポジションの確保は得意である。
リミッターは前進後退ともに76km/hであるため爆速後退もでき、固定砲塔の弱点をカバーできる。
史実
RakJPz 2(ラケテンヤークトパンツァー2/ミサイル装備型駆逐戦車2型の意)はある程度完成した対戦車車両であったが、搭載するミサイルは手動誘導の第一世代ATGMであり、操作が難しく陳腐化していた。そのため、1975年には、既存のRakJPz 2から第二世代ATGMであるHOTへミサイルシステムを換装する計画が西ドイツ政府により承認され、1978年から1982年にかけて、316両が改造された。これらはRakJPz 3へと名称を変更され、「Jaguar」(ヤグアル)と名付けられた。
その後、既存のJPz 4-5駆逐戦車の主砲を取り外して、TOW対戦車ミサイル発射機を搭載した車両も162両作られ、それらはRakJPz 4/「Jaguar 2」駆逐戦車の名が与えられた。そのためRakJPz 3は「Jaguar 1」に名称変更された。
Jaguar 1に搭載されているものは、HOT1であり後継でHOT2及びHOT3が開発されている。余談ではあるが、HOT3はタンデムHEATである。
また、本車の本来の名称はRakJPz 3/Jaguar 1 であるが、ゲーム内では何故かRakJPz 2 (HOT)とされている。
ドイツ連邦軍では、1996年に駆逐戦車部隊が解散され、Jaguar 1は2005年末までに退役した。
1995年から1996年にかけて、90両のJaguar 1がオーストリアに売却された。しかし、車両の修理の遅延と熱戦暗視装置の欠如からこの調達は批判にさらされ、2006年に退役させることが決定された。
小ネタ
装填の際に1回ランチャーを出してから前に傾け戻す通称「お辞儀」なのだが、これはGaijinが故意にやったことではなく、実車同様の仕組みである。
外部リンク
コメント
【注意事項】
- 荒らし行為に対してはスルーしてください。不用意に荒らし行為に反応し、荒らしを助長した場合は、荒らし共々BANされる可能性もあります。
- 普通に攻めていけるIT-1と違って待ちの戦いしかできないがあっちと違ってクソ速い。障害物や稜線越しにミサイルを撃ってヤバそうなら後ろ走りで逃げるの繰り返し。しぶとく生き残ってゲーム外から敵を潰すゴキブリプレイができるが、それをやって勝てるかどうかは別という感じ。まぁIT-1が強すぎるだけなんだろうな。 -- 2023-10-12 (木) 22:42:21
- キルカメで映る青色の砲弾が好き。マウスだろうがなんだろうがぶっ刺さる -- 2023-11-26 (日) 10:56:01
- こいつの正面に、amx32の105mm榴弾をぶつけたのに死ななくて、返り討ちにあって死んだ。わざわざ榴弾に込め直したのに…こいつの正面装甲舐めてたね。正面からは大人しくapfsdsで抜こうと思った。幸いにも、この車両に乗る大抵のプレイヤーはクソデカミサイルをたくさん持ってきているので、貫通さえすればどれかしらにあたって爆散する事がほとんど -- 2024-03-07 (木) 22:32:54
- 普通にこいつ強い 真っすぐ飛んでくれるし 前にamx30が隠れたときに曲射でキルしたときは脳汁でたわ -- 2024-03-21 (木) 18:01:55