主砲

Last-modified: 2017-06-27 (火) 07:55:10

概要

IMG_0851.PNG
↑武装編集画面における主砲の位置表示。青マークで示される

艦艇においては、その艦が装備している大砲の中で最も強力なものを主砲と呼ぶ。
前弩級戦艦においては、戦艦は大口径の主砲と小口径の副砲の2種類を装備するのが基本であった。その後の戦艦の発達において、中間砲(準主砲)や補助砲、対空砲を装備するなど艦砲装備には変遷があったが、もっとも強力な砲が主砲と呼ばれるという原則は継承された。また巡洋艦においても多種類の砲を搭載したため、もっとも強力な砲を主砲と呼んだ。
これまでに建造された艦艇に搭載されたもので一番口径の大きい主砲は、完成した戦艦の中では大和型戦艦の46センチ砲である。
第二次世界大戦期までの駆逐艦、水雷艇、潜水艦などの艦艇では、主兵装がそもそも砲ではなく魚雷であることが殆どであり、艦砲は副装備に過ぎず、また艦砲も一種類である事が殆どだが、慣用的に搭載する艦砲を主砲と称する場合が多い。

関連項目

艦載兵器のすゝめ