概要
本項では、潜水艦の基本操作方法について解説する。
潜水艦の操作
潜水艦は水中限定とは言え三次元機動が可能な艦種であるため、操作は水上艦艇と比較して複雑になる。
また、水中での活動の際は圧搾空気とバッテリーの残量にも目を配らなければならない。
操作画面
こちらが浮上航行時の操作画面。この状態での操作は基本的に他艦種と変わらない。
画面下部の『潜行モード移行』アイコンをタップすることで注水作業が開始され、潜行モードに画面が切り替わる。
そしてこちらが潜行中の操作画面。以下、UI解説である。
- 圧搾空気/バッテリー/魚雷残量
潜水艦の水中での活動に直結する重要な要素が『圧搾空気(C)』と『バッテリー(B)』である。前者は魚雷の発射や深度変更で消費され、後者は潜行中に時間経過で減少する。
潜水艦の種類によっては、一定深度以上でシュノーケルを利用してバッテリーを消費せず水中航行することも可能。
魚雷残量は総本数で表される。画面では18本残っていることが分かる。
- 魚雷深度調整
矢印をタップすることにより魚雷の航行深度を0m~100mまでの間で調節する。水上艦に対する攻撃を行う場合は0mに設定しておけば問題ない。また、この機能を活用することで潜行行動中の潜水艦に対する魚雷攻撃も可能になる。
- ソナー
敵潜水艦を探知する機能。
範囲内に潜水艦が侵入すると反応し、深度と位置が画面上に表示されるようになる。ただし、相手が一定速度以下で航行している場合はソナーで捉えられないので注意しよう。
アクティブソナーを利用した能動的な敵艦探知が可能な潜水艦も存在する。
- 潜望鏡モード移行
他艦種、あるいは水上航行時の潜水艦における望遠鏡モードに相当する機能。海中から水上の状況を拡大して観察することができる。
具体的な画面は下記個別項目を参照。
- 潜望鏡伸縮
このボタンをタップすることで、潜望鏡を展開・収納することが可能。
潜水艦が一定深度以上の海中(潜望鏡深度。艦によって異なる)に存在する場合、展開させることにより潜望鏡モードで水上の状況を確認できるようになる。
- 浮上モード移行
潜行モード移行の対となるアイコン。
タップすることで排水が行われ、潜水艦は浮上していく。
一回アイコンを押してしまうとキャンセル不可能で、再潜行するためには潜水艦が完全浮上するまで待たなければならなくなるので、うっかり間違って押さないように気をつけよう。
- 魚雷発射管の状態
どの魚雷が現在発射可能かを示すアイコン。アイコンをタップすることで、その発射管の魚雷が発射される。
画面中央部に表示されている小さな十字ボタンがそのまま照準となっており、その場所に向かって撃てるかどうかを指す。
緑色表示は発射可能で、黄色は死角のため発射不能もしくは再装填中を意味する。潜水艦が深度100mより下がると魚雷発射不可能になり、表示は赤くなる。
なお、潜水艦は旋回式魚雷発射管こそ有していないものの、代わりに魚雷そのものにジャイロ機能が搭載されている(部品「ジャイロスコープ」を開発する必要はある)ため、射角は意外と広い。ただし注意点として、魚雷は目標地点に向かうように曲線を描きながら航走するため、至近距離から無理な姿勢で発射すると照準と魚雷位置にズレが生じて当たらなくなることがある。
例示している画面の状態では、前部魚雷発射管四門は死角のため発射不能だが、後部魚雷発射管二門は照準地点に向かって発射可能ということが分かる。
- トリム調整
潜水艦の水平方向の傾きを調節する機能。
矢印をタップすることで艦首を上下に動かすことが可能で、現在の姿勢はすぐ隣の潜水艦アイコンの傾きと目盛りで把握できる。
艦首を上向きにした状態で前進すれば潜水艦は徐々に浮上していき、逆に下向きにした状態で前進すれば沈降していく。この機能をうまく活用することで、バッテリー消費を抑えつつ水中で動き回ることができる。
- 深度調整
潜水艦の沈降と浮上をコントロールするボタン。
矢印アイコンを押し続けることで姿勢を維持したまま、その場で動かず迅速に沈降/浮上が可能だが、圧搾空気を消費する。
自艦が敵艦隊の至近にいたり、駆逐艦が付近を航行していて気取られたくない場合などに重宝するだろう。
潜望鏡モード
基本操作は潜行モードに準ずる。
『射程圏外』の表示が出てはいるが、魚雷の射程距離内であれば照準点に命中してくれるのであまり気にする必要はない。自艦の射程をしっかり把握しておこう。