艦艇さまざま

Last-modified: 2021-09-19 (日) 18:58:32

概要

この項目は運悪くまだ運営にピックされていないものの、条件は満たしてるから来るかもしれない艦艇を取り扱う、言わば要望欄みたいなものである。
もちろん運営の方針には一切関わりないので「これで実装される!!」とか一切期待しないで、どうぞ。


実装出来そうな艦艇

日本

  • 敷設艦 津軽
  • 軽巡洋艦 天龍型
  • 軽巡洋艦 長良型、川内型
    球磨型と同じく5500トン級シリーズの軽巡洋艦。殆ど似通った性能な為、球磨の高ティア版として実装されるのが現実的だろうか。
  • 重巡洋艦 古鷹型
  • 戦艦 加賀型
    長門型、天城型と同じく八八艦隊計画艦の一つ。41cm連装砲5基10門に長門型から強化された防御、最高速27~8ノットという優秀艦になるはずだった。しかし、ワシントン軍縮条約により計画中止になり、加賀は空母へ改造、二番艦の土佐は標的艦として沈められた。優秀な艦であるが、大体のゲームに実装されるのはより速度のある天城型になる悲しさ
  • 戦艦 超大和型(原案)
    51cm連装砲の超大和型は既に大和の武装として実装されてるが、そもそもの原案では51cm三連装砲3基(他多数の対空砲)という超火力を誇る上に大和型を超える防御を持った大戦艦になるはずだった。勿論、そんな設計にすれば自ずと船体も大きくなり日本中のどのドックでも建造不可になってしまった為、大和型ベースの大きさまでダイエットした。
    もし実装されれば、モンタナやH41をボコボコにし旧式戦艦を粉砕しながら進撃する超兵器になるかも知れない・・・
  • 航空母艦 鳳翔
    先に建造されてた英国のハーミーズが試行錯誤してる中、ちゃっかり追い越して世界初の純粋な航空母艦として完成した。大平洋戦争時は後輩の大型空母に役を譲り、ミッドウェー海戦後は練習空母になった。もし実装されれば、中ティアにおいてハーミーズと世界初の空母同士の戦いが繰り広げられるだろうか……
  • 航空母艦 龍驤
    The トップヘビーな空母。青葉型の船体を元に建造した空母であり、正面から見た際の逆三角形の不安定なフォルムは印象に残るだろう。同じく巡洋艦が元になっているインディペンデンスはまだまともなのに・・・。WW2でも活躍したがいかんせん旧式空母なので、新型機の運用は難しい。
    余談ではあるが、龍驤は大平洋での戦いにおいて、敵艦船を自らの砲撃で撃破した事がある。事実はゲームより奇なり
  • 航空母艦 飛鷹型
  • 航空母艦 雲龍型
  • 丙型特殊船 あきつ丸
    「陸軍としては海軍の意向に反対である!」
    大日本帝国の陸海軍の仲の悪さは有名な話で、陸軍が潜水艦を作ったり海軍が戦車を作ったりした話に加えて必ずと言って良いほど話題に上るのがこの船。丙型特殊船と言うと何が何だか意味不明だが、陸軍主導で建造した空母と言えば分かりやすいだろう。
    実際は現在の強襲揚陸艦に近い艦艇であり、極めて先進的な思想の元に生み出された存在であった。
    こいつが実装されればWWBで陸軍機が使える
    ちなみに、海軍と陸軍(or空軍)の仲が悪いのは何も日本に限った話ではない
  • 水上機母艦 千歳型、日進 ほか
    水上機母艦(以下水母)は基本的に泊地を転々として活動する「移動出来る水上機基地」であるが、中には空母のように艦隊に随伴しながら活動可能なものもある。特に日本の水母が顕著であり大平洋戦争時の艦では千歳型や日進が有名。WWBでは、既に水上機をカタパルトから射出し回収するモーションや、伊勢大淀のように水母に近い艦艇が実装されている為、不可能ではないだろう。

アメリカ

  • 重巡洋艦 デ・モイン級
    アメリカ海軍が就役させた最大最強にして最後の重巡洋艦。
    自動装填装置の採用により主砲装填速度が飛躍的に向上しており、仮に同時代の他国の重巡洋艦と戦闘になった場合一方的にボコボコに出来ただろうと言われている。ぶっちゃけ明らかなOPだが、ウースター級軽巡やミッドウェイ級空母が実装された以上は本級も陽の目を見る可能性は充分にあるだろう。
  • 戦艦 サウスダコタ級(1920)
    アメリカ版八八艦隊計画ともいえる、「ダニエルズ・プラン」で建造が計画された艦。ちなみにレキシントン級巡洋戦艦も本計画の産物である。主砲はレキシントン級と同じ16inch砲の三連装版、それを4基搭載する予定であった。
    実装は出来そうであるが、そのままのスペックだと中ティア戦艦としてはかなりのOPになってしまうので、(主に攻撃面の)調整は必要になるだろう。
  • 戦艦 テキサス
    ニューヨーク級二番艦だが、現存している唯一の1910年代の戦艦であるため資料が豊富である。
    また、竣工時と改装後で外観が大きく変化しており、本作の昨今の実装艦の傾向からすれば実装される可能性はある。(そしてニューヨークにも救済を)
  • 航空母艦 ラングレー
    アメリカ初の航空母艦であり、初の電気推進の船でもある。
    元々はプロテウス級給炭艦「ジュピター」であったが、1920年に退役、のち「ラングレー」に改名、空母への改装が決定し、1922年に再就役した。その後は訓練や演習に従事していたが、1936年に水上機母艦に改装されている。太平洋戦争にも参加し、1942年2月、航空機の輸送中に日本海軍の索敵機に発見され、陸攻の襲撃を受けて大破炎上、その後護衛の駆逐艦によって処分された。実装するなら中ティア空母が妥当か。
    余談ではあるが、ラングレーの元になったプロテウス級はなかなか曰く付きの艦であり、4隻の姉妹艦の内「サイクロプス」がWW1で、「プロテウス」「ネレウス」がWW2で、それぞれ魔の海域と呼ばれるバミューダトライアングルで行方不明になっている
  • 航空母艦 ワスプ
    (一応)ヨークタウン級の次級にあたるが、軍縮条約による制限の中で造った為軽空母に近いサイズになってしまった。ようはケチッたヨークタウン級。また、この艦の特徴として左舷側にT字型をした棒状の簡易エレベーターを装備している事が挙げられる(後のサイドエレベーターに通じるともいえる)。そのような先進的な要素を採り入れたものの、ヨークタウン級に比べれば目立った活躍がない為、知名度は低い・・・はずだったのだが、某ニ○ニ○動画やミリタリー界隈では、未来からやって来た護衛艦に艦載機をフルボッコにされた挙げ句、トマホークミサイルを撃ち込まれ撃沈された事でネタにされる有名になってしまった。

イギリス

  • 大型巡洋艦/航空母艦 フューリアス
    J.A.フィッシャー提督によるバルト海作戦用ハッシュ・ハッシュ・クルーザーとしてカレイジャス級に続き建造された大型巡洋艦であり、艦載主砲として当時世界最大の18インチ単装砲二基搭載が予定されていた。その余りに特殊化しすぎた性能から英国面の権化とも言える巨艦。
    建造中にようやく正気に戻った本艦の使いみちが殆どないと理解したイギリス海軍により主砲はまず一基が撤去され、飛行甲板を設置の上で航空機運用実験艦として様々なテストに従事。最終的には主砲完全撤去の上で完全な艦隊型空母として大改修を受けることとなった。
    数奇な運命を辿った本艦だが大英帝国において果たした役割は大きく、何気に第二次世界大戦でも主力部隊の一員として実戦に参加しつつ最後まで生き残っている。
  • 巡洋戦艦 インヴィンシブル級
    元祖巡洋戦艦。
  • 巡洋戦艦 ライオン級
  • 巡洋戦艦 G3級
    戦間期に計画された巡洋戦艦。条約で建造がポシャってしまったが、ネルソン級戦艦の設計の原型となった。
  • 巡洋戦艦 インコンパラブル
    フィッシャーの超兵器艦隊のトリを飾る超巨大巡洋戦艦(また巡洋戦艦か)。その大きさはWW1時の設計にして全長304.8m、主砲には20inch連装砲を3基搭載、そして最高速35ノットという時代を間違えたんじゃないかと言いたくなる代物であった。もし完成していれば、間違いなく世界最大の戦闘艦艇になったであろう。しかし、巡洋戦艦故に案の定装甲は薄く(ただし、あくまで主砲に対して薄いだけであり、同時代の戦艦に匹敵する装甲厚はあった)、その上設計上のスペックに対し計画された排水量が釣り合わない等の問題があった。最終的には、フィッシャー提督の退任や世界大戦の終結で中止になり、“一般的には”ペーパープランで終わったと考えられている・・・・・のだが、一説には船体の20%程まで建造が進んでいたとも・・・?
  • 戦艦 オライオン級
  • 戦艦 N3級
  • 航空母艦 ハーミーズ
  • 航空母艦 ユニコーン
    正確には航空機補修艦であり、艦隊に随伴しながら航空機の補充や修理を行う目的で建造されたのだが、空母と同じく飛行甲板に立派なエレベーターを持ち、カタパルトまで装備するという贅沢な仕様であった。あれ?これ空母じゃね?その為、就役からしばらく経たない内に艦隊型空母と同じ扱いを受け、正規空母と共に“空母として”作戦行動に参加するようになった。やっぱり空母じゃん・・・その後、本業の補修艦と空母の仕事を行ったり来たりしながらWW2を生き残り、朝鮮戦争にも参加した。
    ちなみに、朝鮮戦争では補修艦として活躍しながら、しばしば自身の艦載機で攻撃した事も。補修艦じゃないのかよ!騙された!またある時には対空砲を用いて敵陣目掛けて砲撃するという補修艦・・・?のくせに攻撃的な行動を取った事もある。
    龍驤といいユニコーンといい、軽空母は砲戦をするジンクスでもあるのだろうか
  • 航空母艦 コロッサス級
  • 航空母艦 ジブラルタル級
    イギリスがWW2時に計画した巨大空母。4基のエレベーターを備え、
    その大きさはアメリカのミッドウェー級を超え世界一巨大な空母になるはずだった(改造空母を含めると信濃が一番である)。またイラストリアス級シリーズで採用していた装甲甲板はトップヘビーを防ぐ為採用しなかったがその代わり格納庫はカチカチに仕上がっている等設計の進化も見られる。
    ただし搭載機数は81機(米国製機なら90~100機程か)とミッドウェーより少ない欠点があった。

ドイツ

  • 巡洋戦艦 デアフリンガー級
  • 巡洋戦艦 マッケンゼン級
  • 巡洋戦艦 ヨルク代艦級

イタリア

  • 駆逐艦 マエストラーレ級
  • 軽巡洋艦 エトナ級
  • 軽巡洋艦 コスタンツォ・チャーノ級
  • 装甲巡洋艦 ジュゼッペ・ガリバルディ級
  • 装甲巡洋艦 ピサ級
  • 重巡洋艦 ボルツァーノ
  • 戦艦 フランチェスコ・カラッチョロ級
    イタリア海軍が第一次世界大戦前に計画した超弩級戦艦。
    主砲としてアームストロング社製38cm連装砲を4基搭載し、最大速力28ノットという高速を目指した野心的な設計で、仮に完成していたら地中海のパワーバランスに大きな影響を与えていたと思われる。
    第一次世界大戦勃発により一番艦を除いて建造計画はパーになり、その一番艦も大戦終了後の1920年に進水だけして解体されてしまった。
    ちなみに本級に搭載が予定されていた主砲は砲艦ファー・ディ・ブルーノの主砲に流用されている。
    また、戦艦としての計画が中止になった後、空母→水上機母艦への改造計画を経て、最終的になんと客船に改造する案に変更された。そこまでやってもダメでした
    ちなみに、主砲の流用先であるファー・ディ・ブルーノもなかなか“面白い艦”であるが、それはまた別のお話。
  • 戦艦 カイオ・ドゥイリオ級
  • 戦艦 コンテ・ディ・カブール級
  • 戦艦 ダンテ・アリギエーリ級
  • 戦艦 レジナ・エリナ級
  • 戦艦 レジナ・マルゲリータ級
  • 戦艦 エニュマレ・フィリベルト級
  • 装甲艦 パレストロ級
  • 航空母艦 スパルヴィエロ
  • 航空母艦 インペロ

フランス

  • 駆逐艦 ル・ファンタスク級
    フランス海軍の誇る大型駆逐艦。駆逐艦としては重武装を施されており、さらに最高速度40ノット台という高速を発揮することができた。同型艦ル・テリブルに至っては45ノットに到達し、未だに駆逐艦の速度ギネス記録を保持している。
    島風よりはっやーい!
  • 敷設巡洋艦 エミール・ベルタン
  • 重巡洋艦 デュケーヌ級
  • 重巡洋艦 シュフラン級
  • 重巡洋艦 アルジェリー 実装済み
  • 戦艦 クールベ級
    フランスが建造した最初で最後の弩級戦艦。
  • 戦艦 ブルターニュ級
    フランス初の超弩級戦艦。前級のクールベ級の改良版で、船体構造が同一となっている。
  • 戦艦 サヴォワ
    ブルターニュ級戦艦の準同型艦でギリシャによって発注された。発注時の艦名は「ヴァシレフス・コンスタンチノス」。WW1の勃発とギリシャの財政難により建造がキャンセルされ、フランス海軍が建造途中の本艦を取得したが、資材を陸軍に優先させる為建造中止、解体された。
  • 戦艦 ノルマンディー級
    ブルターニュ級の次級。1913年から建造が始まるもWW1で建造中止、戦後に建造再開されたもののワシントン海軍軍縮条約で中止、空母に転用された5番艦を除き解体された。
    世界では連装砲が主流であったが、本艦は先進的な4連装砲を採用している。
  • 戦艦 リヨン級
    ノルマンディー級の次に計画された艦。発注はされたがWW1の勃発により建造される事はなかった。4連装砲4基16門という重武装だが、主砲の口径はブルターニュ級から変わっていない。
  • 航空母艦 ベアルン
    建造中止になったノルマンディー級戦艦の艦体を流用した戦艦改装空母。フランス初の航空母艦であり、先進的な設計も数多く盛り込まれた。
    第二次大戦時には既に旧式化が否めない状態ではあったものの、母国が陥落した後も自由フランス海軍に所属して終戦まで見事に生き残り、戦後もしばし航空機運搬艦としての任務を遂行してその艦生を終えた。
  • 航空母艦 ジョッフル級
    ドイツのグラーフ・ツェッペリンに刺激されたフランスが第二次世界大戦前に計画した空母の艦級。大戦勃発後、ドイツのフランス占領により未成に終わってしまった。設計図も残っているためフランスツリーに実装される可能性はあるだろう。
    世界初のアングルドデッキ持ち空母と言われることもあるが、これはガセネタ。単純にバカでかい艦橋の位置のせいで飛行甲板を横にズラして配置せざるを得なかっただけである。
  • 潜水艦 スルクフ
    8inch連装砲を搭載しているトンデモ潜水艦。日本の伊400が登場するまで世界最大の潜水艦だった。
    長期の通商破壊作戦を任務とする潜水艦として建造され、大型の船体と、潜水艦としては異例の大口径砲はその任務に対応するためである。
    更に爆撃も可能な水上機が1機、後部甲板には四連装の旋回式魚雷発射管が装備されている。
    第二次世界大戦にも参加し、主に船団護衛に従事していた。フランス休戦後は自由フランス軍に所属し、1942年2月にカリブ海で米商船と衝突、呆気なく沈んだ。

ソビエト

  • ガングート(オクチャブリスカヤ・レヴォルーツ)級戦艦 実装済み
  • 戦艦 クロンシュタット級

中国

  • 軽巡洋艦 重慶(黄河) 実装済み
    元は英国海軍のアリシューザ級「オーロラ」。1948年に中華民国に売却され海軍の旗艦となった……のだが、翌年1949年国民党とドンパチしていた中国共産党が勢いを付けてる中、「重慶」艦長以下乗組員が艦ごと共産党側に降伏してしまう事件が発生した。早速「黄河」と改名され共産党海軍の主戦力になるかと思われたが、この裏切りにブチ切れた国民党は空軍を差し向け連日猛攻撃を仕掛け、最終的に自沈に追い込んだ。まるでビスマルク。その後、「北京」と改名し浮揚までされたが結局戦闘艦艇として復活する事はなく、宿泊船として余生を過ごした。
    WWBにおいては、丹陽(元:雪風)のような譲渡艦がいるので実装の可能性はあるだろう。というか、こいつが来ないと中国ツリーの高ティア水上艦が駆逐艦オンリーになってしまう。
  • 重巡洋艦 モンファルコーネ型 CNT案
    CNTは「カンティエーレ・ナヴァーレ・トリエスティーノ(トリエステ造船所)」の略。名前の通り、中華民国がオーストリア=ハンガリー帝国に建造を依頼した巡洋艦のトリエステ造船所による計画案である。計画年は1915年。
    140m弱の艦体に20.3cm連装砲2基、12cm単装砲12基、45cm魚雷発射管2基を詰め込み速力28ノットを目指すという比較的実現の目処が立ちそうな手堅い設計だったようなのだが、残念ながらポシャった。

実装しづらい艦艇

スペック的や年代的に厳しそうだったり余りに資料が少なすぎて架空艦になりかねないもの、またシステム面での変更が必要なものや、そもそもゲーム内に技術ツリーが存在しない国家の艦艇はこちらで取り扱う。

日本

  • 駆逐艦 松型
    俗にいう雑木林型。大戦末期になりようやくシーレーンを守る気になった日本海軍が大量建造した護衛駆逐艦であり、武装は12.7cm高角砲3門と大好きな酸素魚雷を搭載する61cm四連装魚雷発射管1基、そして多数の対空機銃と爆雷になる。実装された場合、総合的な火力は低・中ティア駆逐艦とどっこいどっこいであり、またシーレーン防衛という概念のないWWB内において護衛駆逐艦の仕事なんてない為こちらに入れた。暗殺型駆逐艦としてならいけるかも知れないが……忠実では、大和と最高速度が一緒!実装しても良いのかなぁ?
  • 戦艦 五十万トン級
    いわゆる超兵器の類
    資源に乏しい日本において、多大な資金と金属資源を消費する軍艦を複数建造することは国家として大きな支出である。そこである意味当然の思考の帰結ではあるが「軍艦を幾つも建造出来ないのならば、巨大な軍艦を一隻浮かべておけばいい」という意見が出た。単艦で1国の海軍力に匹敵する大型艦を1隻だけ建造すれば、欧米列強に対抗できるというものである。いわば防衛のための移動要塞、個艦優越主義の究極とも呼ぶべき発想であり、その案を構想にしたのが五十万トン戦艦であった。
    そのスペックたるや、全長609m・全幅91m・主砲41cm砲200門以上(一説には連装50基100門)・魚雷発射管200基・速力42ノットという何だかヤバそうな代物であった。因みにこれでも一番小さいプランである。
    こんなものどう考えてもOPの極みなので実装など夢のまた夢……と思いきや、NPC専用艦のボスキャラ枠としてなら実装できるかもと以前運営が言及していたらしい。待て、しかして希望せよ

アメリカ

  • 戦艦バージニア級・キアサージ級
    主砲塔の背負い配置方式が一般化する前の戦艦で砲塔を2つ高さを変えて並べるのではなく、1つの砲塔に12インチ砲と8インチ砲を重ねた主砲を装備した世界的に見ても珍しい搭載方式を採用している。当然ながら使い勝手は悪かったようだ。(英国面ならぬ米国面)
    キアサージは後に起重機船へ改装されている。
    性能自体は並の前弩級戦艦であるが、実装するにはあの特殊な砲塔を再現出来るか不明な為、こちらに入れた。
  • ティルマンの巨大戦艦

イギリス

  • 氷山空母 ハバクク

ドイツ

  • 戦艦 H45
    「なんだ、ただのH級か」と思ったそこのアナタ!あの超兵器大好きなチョビ髭率いるナチスドイツがそんな普通な戦艦を造る訳がない。H級戦艦の最終形態にして、その主砲にはなんと巨大列車砲「ドーラ」に使われている80cm砲を採用し、対空砲等には重巡の主砲クラスのを搭載。そんなやつが普通の大きさで済むはずがなく全長600m超というぼくのかんがえたさいきょうのマジキチ戦艦であった。上記の氷山空母とでも戦うつもりなのだろうか。仮に実装された場合、恐らく普通の艦艇では倒せない悪魔の戦艦になるだろう。
    ただし、図体がデカイ分雷撃にはめっぽう弱そうである

イタリア

  • 砲艦 ファー・ディ・ブルーノ

フランス

ソビエト

  • 砲艦 ノヴゴロド。
    円形戦艦』これだけで説明出来る。気になったらググれ。パンジャンドラムと並ぶ丸い珍兵器
    実は原案はイギリスで発表され、本艦はそれを発展させたものである。またイギリスか
    更に改良型の「ヴィツェ・アドミラール・ポポーフ」なる艦も存在する。自重しろ
    1870年頃の船なので本当はソ連ではなくロシア帝国の船である。
  • ソ連海軍の空母計画達

中国

欧州圏

  • 戦艦 ラデツキー級(オーストリア=ハンガリー帝国)
  • 戦艦 テゲトフ級(オーストリア=ハンガリー帝国)
  • 戦艦 エルザッツ・モナルヒ級(オーストリア=ハンガリー帝国)
    『モナルヒ代艦』として知られる、オーストリア=ハンガリー帝国唯一の超弩級戦艦の計画艦級。35センチ砲を連装・三連装混載で計10門装備する予定だった。イタリアのコンテ・ディ・カブール級に対抗すべく計画されたが、第一次世界大戦勃発により建造は全てキャンセルされてしまった。
  • 戦艦 キルキス級(ギリシャ)
  • 戦艦 サラミス(ギリシャ)
    ギリシャ海軍が1912年にドイツに建造を依頼した唯一の超弩級戦艦の計画。宇宙世紀のすぐ沈む巡洋艦ではない
    排水量20000トン弱の船体に主砲として14インチ連装砲四基八門を装備し速力は21ノット程度と、この時期の戦艦としては比較的手堅くまとまっている。
    途中までは出来ていたもののギリシャ政府の金欠により支払いが不可能になってしまい、建造中止された。
  • 海防戦艦 イドラ級(ギリシャ)
  • 装甲巡洋艦 ゲオルギオス・アヴェロフ(ギリシャ)
    ギリシャの誇りであり、ギリシャ国民から敬愛の意を以て『戦艦』と呼ばれる世界で唯一現存する装甲巡洋艦。イタリア海軍のピサ級の準同型艦だが武装はイギリス製、改装工事はフランスで行われている。何だかややこしい
    アヴェロフ伝説

    本艦は独立からまだ日が浅かったギリシャと旧支配国であるオスマン・トルコ間の軍事的緊張が高まる中、抑止力としての働きを期待されイタリアに発注された当時最新鋭の装甲巡洋艦であった。
    常時金欠であったギリシャ政府にとって本艦の建造費用は凄まじい負担であったが、愛国心溢れる大富豪ゲオルギオス・アヴェロフが遺言で海軍に寄贈していた30万英ポンドの寄付金を使うことで何とか購入代金を捻出30万ポンド、PON☆とくれたぜ。彼の生前からの多岐にわたるギリシャへの貢献に感謝の念を込めて、新鋭艦は『ゲオルギオス・アヴェロフ』と命名された。
    1911年に晴れて就役したアヴェロフは期待を裏切らないどころか期待以上の大戦果を乱発することになった。特にバルカン戦争においてはギリシャ海軍旗艦としてトルコ海軍と度々交戦。ギリシャ海軍は戦力的にはやや劣った状態ながら、前弩級戦艦二隻を含む艦隊での二度にわたるトルコ海軍の反攻作戦を一蹴し、二回目に至ってはアヴェロフの存在を確認した途端トルコ側が反転逃走を選択するほどであった。だがアヴェロフの方が高速だったため追撃され、袋叩きにされた
    この『エリの海戦』と『レムノスの海戦』でアヴェロフはまさに鬼神の如く暴れまわり、その名を不動のものとした。あまりの無双っぷりにトルコ側からは『悪魔の船』と呼ばれていたらしい
    大した損傷もなくバルカン戦争を終えたアヴェロフは第一次世界大戦ではフランス海軍指揮下に組み込まれて海上護衛に従事し、その後は希土戦争において再びオスマン・トルコと干戈を交えた。
    戦後に改装工事を受けたアヴェロフは暫しの休息(ちなみに戦間期の1937年にはジョージ6世戴冠記念観艦式にもギリシャ代表としてフッドニューヨーク足柄シュペーダンケルクなどと共に参列している)を経て第二次世界大戦を迎えたが、流石にこの時点では既にギリシャ最強艦の座からは降りており旧式化も隠せなくなっていた。
    しかし1941年、ナチスドイツの侵攻を受けギリシャ本国が陥落寸前となる中、再びアヴェロフは伝説と化した。艦艇をナチスの手に渡すまいと発令された自沈命令を無視し、乗組員の独断によりアヴェロフはクレタ島のスーダ湾を目指して抜錨。機関老朽化によりもはや全盛期ほどの速度発揮は望めない状態であったにも関わらずドイツ空軍の苛烈な空襲をかいくぐり脱出に成功したアヴェロフは、さらに英領アレクサンドリアまで航海を続けて見事に連合国勢力圏内に到達する。以降は重巡以上の砲力を買われて船団護衛の任務に就き、必要に応じて応急で機関修理を行いつつインド洋で活動を続けた。
    そして1944年末のギリシャ解放時には自由ギリシャ海軍の旗艦として政府首脳を乗せアテネに凱旋。戦後は1952年まで艦隊本部として利用され、博物館船に改装を受けて一般公開され現在に至っている。
    財政難に喘ぎ予算維持もままならないギリシャ政府がこの艦の保存維持のために2017年に行われたレストアには資金を拠出し閣僚総出で見送りに来るあたり、どれほど大切にされているか分かろうというもの。
    艦に幸運値があるなら間違いなく最高値であろう

  • 軽巡洋艦 エリ(ギリシャ)
  • 駆逐艦 イドラ級(ギリシャ)
  • 駆逐艦 ヴァシレフス・ゲオルギオス級(ギリシャ)
  • 戦艦 ヤウズ・セリム(トルコ)
  • 装甲艦 トゥルグート・レイス級(トルコ)
    ドイツの前弩級戦艦ブランデンブルク級をトルコ海軍が購入したもの。同型艦は二隻。
    28センチ連装砲を三基(40口径二基、38口径一基)装備し、重防御を誇っていた。トルコ海軍所属となってからは練度不足なども影響し戦闘では碌な目にあっていないが、それでも一番艦は1953年まで海軍籍にあり、艦としては長生きした。
    アヴェロフ被害者の会
  • 防護巡洋艦 メジディイェ(トルコ)
    トルコがアメリカに建造を依頼した防護巡洋艦。英国で建造された防護巡洋艦のハミディイェと同様の任務に対応できるようにするために設計が類似し、米国製でありながらイギリス艦と似た艦影を持つに至っている。
    トルコ海軍がボコられたエリの海戦ではただ一隻主砲と副砲を撃ちまくり、近寄ろうとするギリシャ海軍駆逐艦を追い払う活躍を見せた(それしか出来なかったとも言う)。
    アヴェロフ被害者の会
  • 防護巡洋艦 ハミディイェ(トルコ)
  • 巡洋戦艦 1940年型(オランダ)
  • 海防戦艦 デ・ゼーヴェン・プロヴィンシェン(オランダ)
  • 軽巡洋艦 ジャワ級(オランダ)
  • 軽巡洋艦 デ・ロイテル(オランダ)
  • 軽巡洋艦 トロンプ級(オランダ)

北欧圏

  • 海防戦艦 オスカーⅡ世級(スウェーデン)
  • 海防戦艦 スヴァリイェ級(スウェーデン)
  • 装甲巡洋艦 フィルギア(スウェーデン)
  • 航空巡洋艦 ゴトランド(スウェーデン)
  • 軽巡洋艦 トレ・クロノール級(スウェーデン)
  • 海防戦艦 イルマリネン級(フィンランド)
    フィンランド海軍唯一の大型艦。やたら目立つマストが特徴
    冬には海面が凍結するバルト海奥部にある北欧の事情を考慮して砕氷能力があり、機関はディーゼル・エレクトリックを採用している珍しい艦。ちなみに二番艦のヴァイナモイネンは、ジョージ6世戴冠記念観艦式にもフィンランド海軍の旗艦として参列している・・・のだが、外洋航行能力が無く(燃料は93tしか積めず、航続距離も700海里程度)、イギリスに行くため、上記のスウェーデンのスヴァリイェ級海防戦艦のドロットニング・ヴィクトリアに曳航してもらった。カワイイ
  • 海防戦艦 ハーラル・ホールファグレ級(ノルウェー)
  • 海防戦艦 ノルゲ級(ノルウェー)
  • 海防戦艦 ニダロス級(ノルウェー)
  • 駆逐艦 スレイプニル級(ノルウェー)
  • 海防戦艦 ヘルルフ・トロル級(デンマーク)
  • 海防戦艦 ニールス・ユール(デンマーク)

南米圏

  • 戦艦 リヴァダヴィア級(アルゼンチン)
  • 戦艦 ミナス・ジェライス級(ブラジル)
  • 戦艦 アルミランテ・ラトーレ(チリ)

アジア圏

  • 海防戦艦 トンブリ級(タイ)
    日本の川崎重工神戸造船所で2隻建造された。カワサキか…
    主砲は日重巡の20cm連装砲と同型の物を搭載しており、艦橋のデザイン等、日本艦と類似性が見られる。