1930年 フランス共和国 航空母艦 ベアルン

フランス共和国の中ティア空母。
フランスに実装された空母の中では初のシルバー購入可能な空母である。
もしかして:高ティアベアルン?
基本性能
※括弧がある欄は【改修後の数値(初期値)】
| 年代 | 1930 | 国家 | フランス共和国 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 艦種 | 空母 | 対潜 | × | ||||
| 耐久値 | 27090(0.00) | 戦闘成績(BR) | 380 | ||||
| 無装甲排水量(t) | 17750 | 無装甲速力(kt/h) | 24.0(0.00) | ||||
| 基準排水量(t) | 28900 | 最大速力(kt/h) | 33.19(0.00) | ||||
| 最大排水量(t) | 28900 | 最大舵角 | 47.1(0.00) | ||||
| 可視距離(km) | 7.650001(0.00) | 格納庫容量 | 5000 | ||||
| 最大搭載機数 | 56 | 編隊数 | 7 | ||||
| アンロック費 | 360000S | 購入費用 | 1000S | ||||
| 2300G | |||||||
装甲防御
※単位はインチ(in)表示
※史実/技術ツリースペック準拠の場合。購入時は無装甲状態
| 防御区画 | 前部 | 中部 | 後部 | 装甲重量(t/0.1in) | ||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 甲板部 | - | - | - | 35 | ||
| 舷側部 | - | - | - | 35 | ||
搭載武装
※購入時は非武装状態
| 副砲 | 名称 | 火力 | 射程 距離 (km) | 装填 速度(s) | 旋回 速度(°/s) | 重量(t) | 貫通力 | 基本弾数(HE/AP) | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 50口径 15.5センチ 1920型 単装砲 | 610 | 25 | 12 | 6.4 | 46 | 71 | 60/60 | |||
| 45口径 10センチ 1891年式 単装砲 | 390 | 15.8 | 5 | 30 | 6 | 75 | 200/200 | |||
| 魚雷 | 名称 | 火力 | 射程 距離 (km) | 装填 速度(s) | 旋回 速度(°/s) | 重量(t) | 雷速(knt) | 基本弾数 | ||
| 550センチ 1923D型 水中魚雷 | 6225 | 6.2 | 60 | 10 | 17 | 32 | 3 | |||
艦上機
| 機種 | 名称 | 攻/防 | 航続時間 (sec.) | 巡航速度 (km/h) | 機体重量 (t) | 格納庫容量 | 装備 | 火力 | 装備重量 (kg) | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 艦戦 | トボアチヌ D.373 | 175/200 | 900 | 412 | 2 | 120 | - | - | - | ||
| トボアチヌ D.1 | 100/200 | 750 | 325 | 1 | 50 | - | - | - | |||
| 艦攻 | ルバッズール PL. 7 | 0/325 | 1652 | 263 | 4 | 175 | 40センチ 航空魚雷 26DA型 | 2000 | 723 | ||
※パイロット数は7名。
部品改修
| 改修段階 | 火力 | 索敵 | 速度 | 装甲 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|
| Ⅰ | 副砲装填装置 (副砲再装填時間-5%) | 電波探信儀 (理想発見距離+9%) | ブレーキ (後進加速度+16%) | ダメージコントロールシステム (スキル『応急修理』アンロック) | ||
| Ⅱ | 新式炸裂榴弾 (榴弾ダメージ+5%) | 精密探信儀 (強制発見距離+5%) | 新型艦首 (旋回抵抗-8%) | 防護装甲帯 (入射角浅い徹甲弾のダメージと乗員死亡率-5%) | ||
| Ⅲ | 新式徹甲榴弾 (徹甲弾ダメージ+5%) | 特殊塗装 (隠蔽性+8%) | ボイラー (巡航速度+5%) | 強化装甲 (装甲硬度+5%) | ||
| Ⅳ | 強化弾頭 (装甲貫徹力+5%) | 水中聴音機 (パッシブソナー、半径1.05km) | 変速機 (加速度+11%) | 高品質装甲 (徹甲弾被弾ダメージ-5%) | ||
| Ⅴ | 副砲旋回装置 (副砲旋回速度+5%) | 対空電波探信儀 (対空視野+5%) | 舵輪 (最大舵角+10%) | 船体強化 (船体HP+5%) | ||
立ち回り方
フランスの中ティア航空母艦。航空機のスペックを活かした立ち回りが必要となる。
航空兵装
前から8、11、6機を準備可能で、最前部のみ同時発着艦可能。しかし、艦攻は前から着艦するため、艦攻着艦時は発艦できない。
中ティアで現時点でマッチしやすいLexington(CV)と比べた場合、機体スペックは高いものの、搭載機数は30機ほども少ない。
そのため、より慎重な扱いが求められる。
- 艦戦
トボアチヌ D.373
本艦の戦闘機の一つで、高翼単葉機である。Lexington(CV)の戦闘機と比べた場合、412kmという低ティアではかなりの高速性を誇り、火力の高さも魅力的。一方旋回性と横転性は低い。そのため敵艦載機と戦う場合は一撃離脱、ヘッドオンもしくはつり上げを意識しよう。乱戦になるとバタバタ落とされてしまう。本艦の搭載機数は少ないため、敵の動きを見て慎重に扱うといいだろう。爆装、雷装はできない。
トボアチヌ D.1
こちらも高翼単葉機だが、速度は遅めで旋回性能に優れている。しかし、機銃火力が低い。格納庫容量は食わないため、多数搭載することも可能だが本艦の搭載機数だと、数で押された場合に負ける場合がある。あくまでも上の機体の補助用として使い、メインの戦術は釣り上げなどにしよう。爆装、雷装はできない。
- 艦爆
ない。爆弾を搭載できる機体は搭載していないのである。
- 艦攻
ルバッスール PL.7
本機は魚雷のみ搭載できる。爆撃を搭載できる機体が居ない以上、敵艦への攻撃は魚雷でしか行うことはできない。当てることができないと活躍もできないので、演習や一般任務等で感覚を掴んでおこう。
注意事項として、本機は前部エレベーターからは準備できない。また、着艦の際は前から着艦する。そのため、同時発着はできない。その辺りを注意して運用したい。
副砲
数も性能も当てにはできない。使う状況が来ないように心がけることが重要である。
魚雷
本艦は黎明期の空母というだけあって、魚雷を搭載している。雷速は遅く、射程も6.2kmしかないものの、ダメージが6225と高ランクの日本の酸素魚雷並みである上に、射角もそこそこで接近された場合に使えるだろう。しかしあくまでも空母であるため、使う状況が来ないのが一番である。
対空
中ティアであるため、お察しレベルである。自慢の高速高火力機等を使って戦うべきである。
装甲
ある程度積むことができる。しかし後述の機動力の問題により、あまり多く積むことはおすすめしない。万が一のために甲板に少し程度がいいだろう。
なお、史実でも甲板に僅かだが装甲が張ってあった。
機動性
ボイラー込み装甲無しでも24.0ノットという恐るべき低速である。満載すると20ノットを割るため、最低限速力は確保しておきたい。
一方舵角は47.1°と悪くない。
総評
中ランクで釣り上げを行うために色々削ぎ落としたような艦艇。搭載機数は少なく、艦の速度は劣悪で爆撃はできない。しかし、搭載機の速力を活かすことによって活躍はおおいに期待できる。訓練を積み、敵の動きを見て戦うことができるならば本艦は特に安定して戦果を上げられるだろう。
余談だが、本艦のエレベーターの動作はかなり独特である。見ていて面白いため、時間があるなら発艦準備を眺めてみよう。
歴史背景
ベアルン(Béarn)は、フランス初の航空母艦である。 ノルマンディー級戦艦として建造されていたものの、第一次世界大戦の勃発により建造が中止され、ワシントン海軍軍縮条約により戦艦から空母に艦種変更した軍艦である。艦名の由来は、当時スペインとの国境地帯にあったベアルン州である。
基準排水量は22,146tで、これは鳳翔よりも大きいが、赤城よりは小さい。一方、最大速度は21.5knotと、この頃の空母の中でも遅い部類だった。そして後にこれが足を引っ張る…
フランス初の空母ということで多数の独自アイデアを取り入れている。上述の甲板装甲もその一つで、他に初期の縦張り式ではなく、横張り式のアレスティング・ワイヤーを最初に搭載したのもベアルンである。
先進的な設計を取り入れ、初期の航空母艦として高い完成度を誇る。一方で同型艦も明確な運用方針もなかった。
第一次世界大戦後の1920年4月15日に進水し、1923年8月から航空母艦へと改装された後1927年5月に就役。1967年3月21日に除籍されるまで約30年の間、当時のフランス最大の空母として活躍した。なお、悲しいことに艦上機の大型化が進むと、発艦時に必要となる速力が足りなくなってしまった。そのため、第二次世界大戦時には、航空機輸送を主に行っている。
ベアルンは、竣工後に欧州最新鋭の航空母艦として運用されていた。しかし、足の遅さと艦の小ささから、1936年には後継(ジョッフル級航空母艦)が計画される。完成しなかったが
1936年7月以降のスペイン内戦では、フランス艦隊の航空支援を行っている。
1940年5月より始まったフランス侵攻では、航空機輸送任務でカナダに行っていたため被害は受けなかった。しかし、本国フランス(ヴィシー政権)が独仏休戦協定を締結したため、ベアルンは進路を変え西インド諸島のフランス領マルティニークに向かい、積んでいた航空機は同地でおろした。そして本艦はヴィシー政権所属の空母としてアメリカ、イギリスと睨み合う形となる。2年後の1942年5月から、アメリカとの協定でベアルンは活動できなくなる。その後故意に座礁させられたりした。
7月にマルティニークがヴィシー・フランスから離反すると、ベアルンもフランス解放勢力所属となる。アメリカで修理した後、再び航空機の輸送に勤しむことになる。
大戦終結後も、ベトナム共和国との局地的な戦闘のために航空機を輸送し続けた。このとき運んだ航空機の中には、零式水上偵察機なども含まれている。
1948年には、航空機輸送艦としての活動を終える。その後は訓練や宿泊に使用された模様。
最終的に1967年3月17日に除籍され、軍籍約40年にわたる生涯に幕を下ろした。大戦中、特に大きな戦闘に参加することはなく、武勲とは離れた静かな生涯だった。しかし、航空機を輸送し続け、フランスに陰ながらも大きく貢献したことや、本艦に使われた数々の技術が後のフランス、更には世界中の空母の発展に寄与した点、また現代のフランス空母の原点かつ、細々であるがしっかりと後継の空母に継いだその艦歴からも、彼女もまた、紛れもない名艦だったといえるだろう。



