中国の両用戦思想

Last-modified: 2021-01-31 (日) 11:03:16

中国の両用戦思想

中国の両用戦思想

 

民○党類ですがGUYサン要求です
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/army/1535725978/

 
 

316 名前:名無し三等兵 (ワッチョイ e398-j+YV)[sage] 投稿日:2018/09/01(土) 10:00:35.86 ID:8TnCSXay0
台湾の自由時報より。

 

籌建60艘微型飛彈突擊艇 軍方核定316.38億元
http://news.ltn.com.tw/news/politics/breakingnews/2537212

 

何やら小型(50t程度)のミサイル艇の大量調達とか、
喉から手が出るほど欲しがってた潜水艦の原型艦に予算が付いたとか、
海軍力の強化に来年度予算の方向性を振った模様。
日本と同じく島国だし、まあ妥当かな。

 

以前聯合報が報じてたエイブラムス導入については来年度予算に盛り込まれなかったとの噂だが確認取れず。
待ってればそのうち真相も分かるじゃろ。

 

344 名前:名無し三等兵 (ワッチョイ 0bc8-+35w)[sage] 投稿日:2018/09/01(土) 10:23:25.26 ID:BDg9W4n+0

>>316
記事読んだらハープーン相当の対艦ミサイル二本載せて普段は各地の漁港に隠して
有事の際は一斉に出港して揚陸艦とかを狙うみたいな話だな
まるっきり魚雷艇の現代版か、空からの攻撃に弱そうなんでそれの対処如何するのかだな
地対空ミサイルと組み合わせるとかかね?

 

371 名前:101匹チョッパー ◆hSOzMKKPUC9Z (オッペケ Srf1-iFDw)[] 投稿日:2018/09/01(土) 10:52:25.33 ID:8XSRCgoXr

>>344
ちなみに大きさとしては1号ミサイル艇と同じくらいの大きさと思われ。

 

354 名前:名無し三等兵 (ワッチョイ 95db-tpL7)[sage] 投稿日:2018/09/01(土) 10:35:00.56 ID:hYfXt/QK0

>>344
この手の超小型艦なら沿岸部でグランドクラッタに紛れてれば空から探知されにくいメリットが。
外洋航海艦と違い北欧とかの小型艦艇が異様に電波ステルス重視してるのもその辺。

 

護衛艦でも近代的フリゲートやDDGには通じない程度の少量のSSM搭載してるのも
潜水艦や航空機では排除できないこの手の小型対処な面があるし。

 

365 名前:名無し三等兵 (ワッチョイ 0bc8-+35w)[sage] 投稿日:2018/09/01(土) 10:47:59.80 ID:BDg9W4n+0

>>354
なるほど、空からマーベリック相当をポイッとで吹き飛ばないなら安心だわ

 

321 名前:名無し三等兵 (ワッチョイ 0bc8-+35w)[sage] 投稿日:2018/09/01(土) 10:05:13.36 ID:BDg9W4n+0

>>316
50トンの船なんて漁船でも小さいと思うがそんなので航行したら船酔い酷そうだな……島陰から対艦ミサイル打ち込むのかな?

 

341 名前:名無し三等兵 (ワッチョイ e398-j+YV)[sage] 投稿日:2018/09/01(土) 10:20:05.63 ID:8TnCSXay0

>>321
そこはオレも気になるが、予算規模の制約でデカいのを揃えられないとかあるんやろな。

 

372 名前:名無し三等兵 (ワッチョイ 0b81-tpL7)[sage] 投稿日:2018/09/01(土) 10:52:51.66 ID:qrE6gY+b0

>>321
台湾海峡は上陸に適した4~9月に波高が1m超えるのは3割以下と非常に穏やか。
水深が平均50mしかない台湾海峡では、港湾の多くで移動ルートが大きく限定され
干潮になるとその範囲は更に狭くなる。
周囲が遠浅のや海底が露出する場所が多い。
こういう相手が身動きの取れない場所でゲリラ的に運用出来る。

 

中国軍に大規模上陸戦能力がなく、空挺部隊やヘリボーンで港湾を制圧し、
民間船を大量動員して送り込むのが作戦の要になる
バスタブだった台湾東部も誘導兵器の発達で聖域は失われ、
大型艦は事前攻撃でほぼ生き残れないので、
こういう小型艇を分散配置し、脆弱な民間船に対し驚異を与え、
護送船団に多くの艦艇を割り当てさせ上陸を遅延させるのが主目的といえる

 

これがアメリカが昔から立ててきたプラン

 

375 名前:名無し三等兵 (ワッチョイ 0bc8-+35w)[sage] 投稿日:2018/09/01(土) 10:57:40.64 ID:BDg9W4n+0

>>372
うーむ、だから最近の中国軍は海兵隊増やしたりホバークラフト増やしたりしてるんだな……

 

441 名前:名無し三等兵 (ワッチョイ 0b81-tpL7)[sage] 投稿日:2018/09/01(土) 12:15:33.64 ID:qrE6gY+b0

>>375
台湾は国民党政権と海軍は大型艦志向、民主進歩党は小型艦志向。
計画が政権交代で二転三転しキメラ化している

 

現在保有する中国の海兵部隊は2個連隊を基幹に2個旅団に改変したかなりいびつな部隊で
バックアップ等を入れ2万人としている
この基幹連隊は特殊作戦部隊で正面からの着上陸する両用戦部隊ではない
現在進めている3個目の旅団が特殊作戦部隊の教育部隊と水陸両用戦部隊。
陸軍の第77連隊が南海艦隊に移籍し割り当てられ誕生した
将来的には6個旅団10万人編成の計画

 

強力な水陸両用戦戦力が生まれ大量建造の計画がある中華サンアントニオを目指す071型により
中国が日本や台湾に着上陸戦力を行うのが将来の計画か
というと矛盾する点があるんだけどね

 

574 名前:名無し三等兵 (ワッチョイ cd2f-n9Gj)[sage] 投稿日:2018/09/01(土) 13:39:27.89 ID:1yuKbD9G0

>>441
ああ、それ説明してやる。両用戦隊を作る理由は2つ

 

①他国侵攻のためではなく、「他国侵攻さも可能なように偽装」して周辺国を牽制し、威圧感を与え軍事拡大を防ぐ
「侵攻力偽装、嵩ましパフォーマンス」という「積極攻勢姿勢を匂わせた偽装」戦略である。
これは単純に台湾や半島の拡大主義、対決主義牽制と、ASEANに対する海洋威圧
そしてアメリカ海兵師団に対抗できるというハッタリ的誇張ポージングのための積極攻勢“偽装”パフォーマンスである

 

ひらたく牽制+強い中国軍攻勢侵攻力の擬態を狙ったポージング狙いの節がある

 

②もうひとつの理由こそ最大目的であり
「単純に莫大なレーダーサイト、港湾補給設備等を防衛するにただの陸戦力ではない専門の“両用戦隊”が不可欠と考え
大きくなりすぎた沿岸重要拠点の防衛のために緊急的に整備を急いでる」というのが両用戦隊整備の本懐、
なのでこれら戦力は海兵じゃなく「沿岸防備両用戦隊」というのが部隊の性質を示す正しいカテゴライズなんよ

 

あきらかに巨大化、重要化しすぎた莫大すぎる沿岸設備防衛のために専用戦力不可欠論に至った。
中国は艦艇だけじゃ数不足で、専属戦隊不可欠と捉えた。これはいままで内陸国家でインフラが内陸集中してたが
経済発展で沿岸拠点が増え、沿岸比重がましたから内陸陸戦防衛では拠点防衛できず
艦隊、機雷ではアクティブな沿岸拠点防衛が困難と理解しようは「陸戦部隊も艦隊も沿岸基地守れんやん」で両用戦隊を整備した

 

威圧も兼ねて沿岸防備戦隊を両用攻勢戦隊にも偽装するポージングを兼ねてるってこと

 

586 名前:ヴィルデ・ザウ ◆z9E9JkEdao (ワッチョイ 8dfa-tpL7)[sage] 投稿日:2018/09/01(土) 13:46:42.59 ID:hM2vyJrM0

>>574
結果として西普連というか、水陸機動連隊とごく似たような形になっとるわけやね

 

594 名前:名無し三等兵 (ワッチョイ cd2f-n9Gj)[sage] 投稿日:2018/09/01(土) 13:51:16.48 ID:1yuKbD9G0

>>441
それこそ日本の沿岸設備は「港湾ー機雷ー海域で十分守られ、揚陸可能接岸域がすくない」
という保険であり、防衛ゾーンがあるから聖域(安全な軍事拠点性質のこと、ソ連北方艦隊とかね)が成立してる

 

たいし中国の沿岸部は
「狭いEEZで潜水戦困難な浅海域であり、機雷を撒いても除去容易で“海が聖域、防波堤になってない”という弱点性があり
その上で日本と違い揚陸可能沿岸部だらけというか、実は中国の海岸線は日本の1/3しかないのに揚陸スポットは5倍くらいある=責められたらクソ簡単に陥落する弱点がある」

 

という脆弱性だらけだった。ここで沿岸基地重要度が増えたなら、沿岸拠点防衛+奪還専門戦力=両用戦隊不可欠論と

 

日本感覚の水際阻止思想、本土防衛思想ではなく、沿岸インフラ拠点の単体的積極防衛、保護思想で沿岸部を両用戦隊で守る
ニュアンスは日本が本土決戦別で満州、マレーシア守備隊を置くことは生命線上不可欠だって理論

 

そういうシーレーン保全戦力的な思想で沿岸拠点防備戦力の拡充に勤しんでる
そして中国は7旅団編成予定(後方旅団)だが、普通に考えて長く脆弱な沿岸線防衛のために最低でも4個沿岸防備両用戦隊の編成は必要不可欠であるってところ

 

なので7両用旅団は量として防衛上必要戦力の範囲内であり、けして「過剰な侵攻戦力のみでしかない」と受け取るのは安直な恐怖盲導と
相手の戦力ドクトリンを見誤る誤解である

 

もっとも古典的に台湾、コリアは中国の戦力を「安直に侵攻力と錯誤しつつ相手の戦力を過大と恐怖錯誤する」混乱に陥りすぎる

 

まさに中国の牽制パフォーマンスの成功なわけだ

 

621 名前:(´・_・`)教徒 (ワントンキン MMa3-iA2p)[sage] 投稿日:2018/09/01(土) 14:02:35.87 ID:ULH3PifYM

>>594
実際台韓「だけ」潰すには十分すぎる位だから、彼らに恐れるなというのも難しい話だけどね
それでがら空きになったボディにぶち込みに来てくれる大切な人を、特に韓国は自分から拒絶しようとしているし

 

625 名前:名無し三等兵 (ワッチョイ cd2f-n9Gj)[sage] 投稿日:2018/09/01(土) 14:03:56.39 ID:1yuKbD9G0
日本からすれば中国の海兵だろうと両用戦隊だろうと7旅団も持つというのはありがたい話だよ。

 

理由は

 

①台湾の過剰攻撃論(三協ダム爆破、またダム破壊するのかよドクトリン)に走るリスクや
中国防衛に偽装した安直なコリアの自国軍拡大や新主義を牽制でき、政治懸念が減る

 

②日本にとって最大的に“相対脅威”にあたるリスク・戦力は、原潜の拡大と航空力強化の方が驚異となる
※通常弾道ミサイルだろうが中国がアウトレンジ戦力を増やし日米の警戒負担が増える

 

対して空母ドクトリンは戦闘機の間合いを縮め、撃破可能な脆弱な空母に戦力を集中し、随伴艦隊を集結させる。
自衛隊の警戒監視負担が減り集中排除が容易となり、かつ日本の「攻撃間合いの海上」に戦力を集結してくれるのだから
却って応対が楽で攻撃同義も作りやすい

 

海兵も同様で排除の理論が使いやすく撃破ハードルが下がる。
また空母も海兵もSSM戦略に対して相対的に脆弱で相性が弱い弱点性がある

 

だから空母と海兵は相対的に消しやすく、むしろ原潜やら、航空機の強化のほうが相対的にうちにくい(地上基地で遠く、本土攻撃同義発動は大変だよね)
平たく上手く戦い、応対がしやすい海上ドクトリンに走ってくれるのは、相対的に日本が得意な海上戦で戦えるよ
こういう面で実は中国軍の拡大が空母や海兵に集中したのは、台湾、コリアには不利でも日本にとっては優位であり、最低でもマシである。

 

こういうこったな。
それこそ中国は十分な高速航空機雷除去能力、対潜水力、艦隊防衛力を構築してないじゃん。
その枠なら有利であると

 

628 名前:名無し三等兵 (ワッチョイ 0b61-8dGN)[sage] 投稿日:2018/09/01(土) 14:07:19.58 ID:1vWFZXhL0

>>625
なるほどなー
日本の得意分野に注力してくれるならまだ噛み合ってやりやすいと

 

689 名前:名無し三等兵 (ワッチョイ cd2f-n9Gj)[sage] 投稿日:2018/09/01(土) 14:49:03.41 ID:1yuKbD9G0
それこそ中国艦隊は対潜、航空機雷除去力が弱く脆弱だってのは有名な話だ

 

そしてしばしば誤解されるが、中国DDの艦隊防空システムは艦隊長対空攻撃システムとしては十分なパワーがあるが
艦隊エリアディフェンス能力は不十分すぎるくらいエリアディフェンス力が足りてない。

SSMなどの被攻撃に脆弱であるのが現状である

 

中国防空艦隊はレーダーの目+c4iは確立した。
まだシースキマーレーダーが不十分だがこれはアップデート対応できる可能性こそある。

 

ところがそもそも中国艦隊のSAMシステムは
①全て水上シースキマーエリアディフェンスドクトリンを意識しない。
 ※ソ連式「陸上迎撃用SAMとそもそも迎撃がおまけの対空攻撃用S300システム」であり、エリアディフェンス能力を有したシステムではない

 

②西側の常識普通装備・ドクトリンの「エリアディフェンス+シースキマー対処」は専門のソフトハードが必要で、ソ連も中国もそのハードとソフトを有さない

 

③万全なエリアディフェンスシステムでもエリアディフェンスドクトリンは
「防空艦は死角様々な事情でエリアディフェンスモード時目安10-25kmまでの中距離までしかエアカバーしきれないから短距離は自己防衛してね」
というセルフエアカバーシステムである。

 

※またエアカバーモードはドクトリン上最大迎撃数の半分もエアカバーしきれない。
だから中国は完全な防空艦をもってしても、数が多いからエアカバー難易度が上がりエリアディフェンスドクトリンに失敗しやすい

 

④現状西側のエリアディフェンスドクトリンにも、シースキマー対応迎撃にも中国、ソ連は対応しない。
だから護衛艦はシースキマー用レーダーを搭載しない。
その上でレーダー配置上通常のレーダーも死角が大きく、低高度監視力も低いとされる(この弱点は055で改修対応とされる)

 

⑤中国艦隊の数の多さとシースキマー対応のなさは「エリアディフェンスができないから数と個別防空でいくよ」というソ連1980ドクトリンのママなのである。
西側専売特許エリアディフェンスなしの前提で数の中国なのである。

 

これがため誤解されがちな中国のエアカバーはエリアディフェンスを備えないものであるから、
日本の88SSM飽和攻撃、ASM飽和攻撃と特に相性が悪いアプローチである。
であるから空母も海兵も怖くないというのが日本の対中海洋防衛ドクトリンの前提の思想になる。
逆にエリアディフェンス能力を備えたら、驚異度まるっと変わっててんてこまいだけどな。

 

この「中国艦隊はエリアディフェンスができず数に頼るソ連式艦隊で、完全に88SSMにもASMにも対応できないよ」というのは自衛隊じゃ有名だが
一般的には知られてない中国海軍究極弱点である

 

正確にはソ連、中国のSAMのドクトリンは「なんとか相手領海、領空に積極前進して長いS300の傘で航空接近阻止、牽制を狙う」?
という実はOMGドクトリンやんな思想を真に受けた時代錯誤なドクトリンだったりする

 

このアプローチは70-80年代までは有効性があったが、今日ではレーダー、AWACSの普及とASMの進化でまるっと無効な古い戦術
→時代錯誤中国艦隊負けるやんってことなんだけどな

 

704 名前:101匹チョッパー ◆hSOzMKKPUC9Z (オッペケ Srf1-iFDw)[] 投稿日:2018/09/01(土) 14:57:24.70 ID:pZB/tjUXr

>>690
それだと地上システムですら、巡航ミサイル対処に難有りって感じますけど、
そこら辺の対処はどうやってるんでしょう?
ロシアの近SAMだと低空目標対処が入ってきてるけど。
仮に中国に日本の中SAMみたいな巡航ミサイル防御が出来ないのなら、開幕第一撃のトマホーク釣瓶打ちに対処できないのでは?

 

705 名前:メイドロボイン ◆eEsXgQ1RDQ (ワッチョイ 037e-oLc3)[sage] 投稿日:2018/09/01(土) 14:57:41.49 ID:AOo6Sxwr0

>>690
過去と現状はそうだけど、それを超えてきそうだから、わざわざ自衛隊を軍拡させるのだろう。
現実に向き合った防衛体制をさ。もう楽観論は通じないということじゃないのかな。

 
 

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