日本艦艇のシースキマー対処能力と近接防御火器システム
・元ページ → 余談:海上自衛隊の対艦ミサイル防衛とシースキマー対処能力
※ 上記より転載、新記事として独立したものです ※
関連ページ → 2018/12/01 [中国艦艇の防空能力]
→ 2019/11/30 [中国艦艇のシースキマー対処能力と近接防御火器システム]
海上自衛隊の対艦ミサイル防衛とシースキマー対処能力 ~2021年時点での現状と近未来の展望~
- --------------------------------- 2021/06/27 -------------------------------------------
民○党類ですが魔王になって復習です
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/army/1615067101/
873 名前:名無し三等兵 (ワッチョイ 9fed-Gcyd)[sage] 投稿日:2021/03/07(日) 17:10:56.64 ID:A2lbTV6v0
2021.03.7
中国海軍が誇る055型駆逐艦の3番艦が就役、2023年末までにあと5隻就役予定
https://grandfleet.info/china-related/chinese-navy-commissions-type-055-destroyer-no-3/
(抜粋)
計画中の第2バッチ(計8隻)と合わせると中国海軍は2020年台中に16隻のType055を海に浮かべる計算で、
フェーズドアレイ・アンテナと垂直発射装置を備え「中華イージス」と呼ばれるType052C×6隻や
Type052D×17隻(残り8隻も2022年までに就役予定)まで含めれば
中国海軍の近代的な駆逐艦は49隻まで増えるため米海軍の68隻に迫る勢いだ。
(中略)
つまり米海軍のアーレイ・バーク級駆逐艦は2030年台に突入すると68隻+8隻-21隻=55隻
(+タイコンデロガ級巡洋艦)まで規模が縮小するという意味だ。
勿論、これを補うためアーレイ・バーク級駆逐艦の後継艦「DDX Next」の開発や
コンステレーション級フリゲートの調達が進められるのだが、本当にDDX Nextは2028年に調達を開始できるのか?
まだペーパープラン(ベースは実績のあるFREMMだが米海軍向けに相当弄られている)に近い
コンステレーション級フリゲートが問題なく稼働するのか?など不確定要素が多く、
ここで躓けば本当に近代的な水上戦闘艦の数で中国海軍に追い抜かれるかもしれない。
(以下略)
2030年頃には、中国海軍の中華イージス艦が055型16隻を含めて49隻ですと。
それに対して米海軍は、バークを中心に55隻(+タイコンデロガ)ですか・・・
米帝・・・しっかりしろよ、米帝・・・
我が国も対米7割路線を本格的に考えねばいけない時期なのだろうか。
896 名前:名無し三等兵 (ワッチョイ dfbd-/obZ)[sage] 投稿日:2021/03/07(日) 17:22:46.18 ID:Fsx36/Iu0
>>873
近代的(シースキマーも落とせない)
中国はこんな見た目だけの産廃艦を量産してどうする心算なのだろう?
ちなみに冷戦期もソ連は1000隻艦隊を持って米帝の600隻艦隊に対抗しようとしたが実体は。
947 名前:名無し三等兵 (ワッチョイ cbda-/obZ)[sage] 投稿日:2021/03/07(日) 18:00:43.63 ID:nbwW1aXE0
>>896
対して本邦は
航空支援とEW抜きでのモデルだと
一個護衛隊群+FFMで構成されたHUK/SAGでの理想値で
H-6Kクラスの母機からのハープーン/YJ-83級のシースキマー同時斉射64~128発級に対処可能になるからぬ
(HUK/SAGにRAM/ESSM以上の近・短SAMがないと64発以上で艦の損失が出てくるけれど)
HSの前方展開による捜索範囲の拡大と、母機対処ができるSM-6/A-SAM級の中・長SAMが入ると更に上がり
E-2Dが一機加わるだけで一気に伸びる
エアボーン・センサとして独力で脅威排除が可能なF-35Bが入れば更に増す
中国側は、055型追加配備で空母任務群への敵勢哨戒機接近と触接阻止できれば
台湾海峡周囲での艦隊行動余地が出来、両用戦戦力投入のブラフの効果が上がる
と見てる希ガス
その線で行けば日米・クアッドとの直接交戦抑制しつつ日米離間、台湾に絞りたい
あちらの目算には沿うとオモ
解放軍海軍側の実際の見方・戦力認識は別として、
中国側では空母任務群を
列島線に前進配置するための長期定点展開可能な移動海上SAM陣地兼飛行場
(南沙諸島の人工島の移動可能版に類するもの)と位置付けているのでは?
とみればあちらの心算というか、政治宣伝の筋が判り易い希ガス
関連ページ → 2019/11/28 中国海軍の空母整備構想の変遷
関連ページ → 2019/11/28 中国の基本戦略と核戦略・戦力整備方針への党・軍内各派閥の影響
964 名前:名無し三等兵 (ワッチョイ dfbd-/obZ)[sage] 投稿日:2021/03/07(日) 18:10:04.48 ID:Fsx36/Iu0
>>947
おまけに17式もハープーンの倍級だとコピーカリブルをアウトレンジするので055も接近不能という。
米側も対艦トマホーク配備開始の上に、雑魚扱いのLCSですらNSM配備で
高高度飛行しても迎撃されないならコピーカリブルアウトレンジだからなあ。
中国側はS-400デッドコピーのHQ-9Cを入れるまでは哨戒機の接近拒否は厳しいと思われ。
それでもエアボンセンサとアウトレンジ高度のRQ-4Cやステルスセンサ対処問題は残るけど。
989 名前:名無し三等兵 (ワッチョイ cbda-/obZ)[sage] 投稿日:2021/03/07(日) 18:20:59.00 ID:nbwW1aXE0
>>964
しかし中国側、傾向的にS-300クラス以降と自国製の近~長SAM群をかなり高く評価し
本邦含む西側シースキマーミサイルを低めに評価している気がするのよな
ウクライナから移転したもの込みで露系と米系、ことペトリの技術情報得てる点で
自国開発品に自信持ってるのは判る
だが台湾向けと欧州系ミサイル、ことエグゾゼ級の技術情報かなり把握しているはずなので
あちらの評価基準は、俺的には腑に落ちないとこがあるぬ
民○党類ですが落ちてます
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/army/1615106026/
25 名前:名無し三等兵 (ワッチョイ dfbd-/obZ)[sage] 投稿日:2021/03/07(日) 18:32:36.69 ID:Fsx36/Iu0
中国は自国産SAM過大評価しつつもS-400輸出版を露助から購入する辺り、
兎に角箱を揃えること優先で実戦力は後回しなのだろうか?
欧米装備も輸出版だと何処まで劣化してるか分からんからなあ。
特に米にすら信用されていない台湾向けの欧州装備など何処まで削られているやら。
434 名前:名無し三等兵 (ワッチョイ cb01-Ff7g)[sage] 投稿日:2021/03/07(日) 21:21:48.20 ID:njC5E4t20
前スレで護衛艦隊のYJ-83級への同時対処能力の話が出ていたが
Command:MO上とはいえこの状況が動画で再現されているのだよな
この動画だと対艦ミサイル同時64発は難なく対処、128発では飽和されてしまったけど
仮にこんごうがVLSを96セルにして増えたセル数分だけESSMを積んでいたら結果が違っていそうなのが興味深い
(本邦イージスもESSMを4~8セル分は搭載しても良さそうな気もする)
https://www.youtube.com/watch?v=9E1LCla7g1A
454 名前:名無し三等兵 (ワッチョイ cbda-/obZ)[sage] 投稿日:2021/03/07(日) 21:36:04.76 ID:nbwW1aXE0
>>434
や、それはあると嬉しいが、それだけだとさほど変わらない>ESSM追加
その動画の条件だと弾数よりもむしろGMFCS・ミサイルの中間航程誘導の能力で拘束されてるので
撃ち切れない分の弾を早く撃てるだけで変わるんだわ
ぶっちゃけその再現動画と同条件でも
艦の多機能レーダーの他の手段による水平線下の目標捜索、
まぁHSの機載レーダーによる低空域捜索が来るだけで艦の損失減るで
(脅威方向を絞れるのでリソース配分がより効果的に行え
DDのシースパロー・ESSMの応急発射・中間行程誘導中の目標変更がより遠距離からできるため、
脅威方向に近いDDGの僚艦防空と実質的な複数目標迎撃が可能となる)
493 名前:名無し三等兵 (ワッチョイ cbda-/obZ)[sage] 投稿日:2021/03/07(日) 21:58:14.61 ID:nbwW1aXE0
>>454
投稿時に抜けちゃったけど
>>434の状況でHS飛ばしてるとDDが早期に射撃機会得られて
脅威方面に展開するDDGが僚艦防空で生き残る率が高まる
そうすると~>>434動画で言うとこんごうにSSMが集中する手前から
むらさめ型が応急発射込みで防空戦に入れて
実質3目標迎撃可能な状態に近くなり、
射撃ミスって外れる分の弾でのSSM阻止率が高まるのよね
16 名前:名無し三等兵 (ワッチョイ ef0e-Gcyd)[sage] 投稿日:2021/03/07(日) 18:28:31.90 ID:AqKT/zLz0
ちなみにSM-3は弾道ミサイルの真横に突っ込めるΔvの能力を持っているので、
はたして本当に東側の極超音速滑空弾頭を撃ち落せないのか?
とボブは訝しんでいる
41 名前:名無し三等兵 (ワイモマー MMbf-0RAh)[sage] 投稿日:2021/03/07(日) 18:37:20.59 ID:+vwbfkWLM
>>16
「東側のできると西側のできないは信用するな」ってアネクドート思いついた
海上自衛隊の近接防御火器・近SAMシステムの将来像 ~近未来の展望~
ですがスレ避難所 その362
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/sports/36360/1579640936/
関連ページ → 2019/11/30 [中国艦艇の近接防御火器システム整備方針]
ですがスレ避難所 その362
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/sports/36360/1579640936/
641 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/02/04(火) 20:43:51 ID:h8uK4iOc0
ちょっと関係あるようなないような話
アスロックも長SAMの一段目も、弾道で打ち上げて飛距離稼ぐために
とっとと空気濃い低空抜けるべく一気に加速するパターンで燃やす
ゆえにブースタ共通化できる旨味があるわけなんだが……
A-SAMの初期加速がスゴイ級でESSM並つっても、それはあくまで上記目的&事情によるものであって、
その加速力をESSMみたいに低空直射パターンでPDMS的に用いるかつったらそれは違うんじゃね?
ってのが「A-SAMの加速すごいぞ」で盛り上がってる一部を見て自分が感じる違和感だったり
逆に、ESSMのカタログ最大射程が長いのは
PDMSとしての迎撃性能のための高加速を弾道飛行に転用したらそんだけ飛ばせるよ、みたいな話だし
そこらへん、景気のいい数字だけに目が行くといろいろ見誤るよなー、などと
648 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/02/04(火) 21:37:19 ID:rH1xJVqo0
>>641
中SAM改が低空目標に強いし、A-SAMでシースキミング対処向上の弾頭に改修するそうやし、たぶん低空直射もすると思うぞ
世艦DDXでA-SAM+seeRAMだけにしてるのも、RAM射程外の水平線上への射撃できないとなりたたなさそうやし
651 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/02/04(火) 22:02:20 ID:h8uK4iOc0
>>648
保険として「それができる能力」は当然必要だし持たせるだろうが(話も出てるし)
それは「そのように使う」ことを意味してないと思うで>RAM射程外の水平線上への射撃
A-SAMはそのように使うには大きくそして高価すぎる弾であるからして
652 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/02/04(火) 22:04:09 ID:rH1xJVqo0
>>651
その場合はESSM積まないとやけれど、海自のESSMは先行き不透明やからなぁ
853 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/02/08(土) 17:15:13 ID:j.1hQtnE0
>>651でA-SAMの価格について指摘あるけど、実際どうなんやろうな
ttps://whitefleet.net/2016/08/05/sm-2-sm-3-sm-6-and-essm-a-guide-to-us-naval-air-defense-missiles/
適当にググると
SM-6 350万ドル
SM-2(たぶんblock IV) 210万ドル
ESSM 114万ドル
らしいんだが、SM-2とSM-6の価格差をESSM block2に適応すると、
ESSM block2 は190万ドル、およそ2億円になっちゃう・・・1セル埋めるのに8億円・・・
A-SAMがいくらになるかわからないけれど、戦力価値あたりのコストで計算すると、A-SAMの方がコスパ優位かもしれんぞ
(関連ページ → 2018/08/14 [ミサイル調達実績])
854 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/02/08(土) 17:18:26 ID:UcxYOwtc0
>>853
多分本邦が買うとなるとそれの五割増し位だろから一発3億位になるんでね
新艦対空は既存のSAMベースで作るから一発3億~四億になるんでないかな
904 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/02/08(土) 21:03:28 ID:ExQH/81A0
>>854
AAM-4ベースのやつ復活させてきっちりと採用する?
>>883
海自戦闘航空隊も作ろう。
とりあえず、戦技までは空自から退役するPre-MSIP F-15でいいやろ。
914 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/02/09(日) 02:53:24 ID:Q8wplBjo0
>>904
AAM-4ベースのやつ復活させて
そちらだと既存装備とバッティングするとこがあるからぬ
むしろ昔から海自向け謎案件でたまに浮き沈みする
「ミサイル艇・哨戒艦艇向け後日装備用の”近接SAM(仮)”」
リメイク復活してクオッドパック化とか軽量VLSガン積み弾にしてさ
AAM-5B系列のシーカー・弾体ベースに作って
CAMM-ERっぽく和製CAMM(M)/シーセプターとかにするネタのほーが
今後考えるとニーズが高いかもしれんで
915 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/02/09(日) 03:04:52 ID:Q8wplBjo0
>>914
「ミサイル艇・哨戒艦艇向け後日装備用の”近接SAM(仮)”」
(いちお補足
最初に出た時期とネタ的にはRAMの導入話なんだろーけどさ)
いまは哨戒艦・揚陸艦や陸自船舶、基地防空等向けに
11式短SAMより即応性低いが簡易なFCSで動作する
短SAM以上ESSM級の射程の近距離向け誘導弾のニーズが
再度浮く気がすんねんで
こらそこ
対水上戦で言うとファランクスに対するJM-61 RFSみたいにならねぇ? とかゆーな
927 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/02/09(日) 11:52:58 ID:OGFWPbwk0
>>915
#br927
>>915
JM-61は別にファランクスの下位互換じゃないですしおすし
RPM落として精度確保してるし無駄に貫通力(と値段)の高いAPDSじゃないから
対水上ではこっちのが有効
940 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/02/09(日) 14:58:46 ID:OC8QxTgo0
>>927
ちと説明言葉足らずだったが
下位互換って意味でないのよー
「システム的な特性の違いから、より以上にメリットデメリット勘案し棲み分けなければならない」ってこと
対水上戦で言うとファランクスに対するJM-61 RFSみたいに
ここは
・銃身スピンアップ後の弾道安定後の阻止能力を重視(ファランクスの対水上射撃
(システム立ち上げと安定までの数秒ロスし、
この間3割近く射弾外し周辺へ付随被害出してもいいから
間欠的な射撃高速指向し阻止優先してるが熱的に持続射撃に難がある
・銃身スピンアップ速度落として初弾から一定の集弾精度を重視(JM-61 RFS
(回転システム変えて速度落とし
システム立ち上げ直後から安定して射撃でき周辺への付随被害も低め
回転速度面で給弾不足、熱制限から断続的な射撃となるが、
ある程度持続射撃できるメリットがある
って得失見た上で判断することになる罠、と
>>915で言うと
・シースパローBPMS系に近い簡素なFCSで使うと立ち上げウォームアップ時間が要る
(規模的にシステム立ち上げと安定までの時間ロスする不利さがどうしてもある)
短SAM以上ESSM級の射程の近距離向け誘導弾
・即応性は高く取り回しやすい、脅威方向に簡易にランチャ向け直射可能
(野戦防空システム由来の簡易さと人力指向もやれなくはない)
だが、その分射程や威力に難が出る11式短SAM的な近接SAM・短SAM
沿海域での行動が重視される艦船でどちらを取るか
今後海自が将来戦で想定してる状況的に割れていくんじゃね、って感じかな
927 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/02/09(日) 11:52:58 ID:OGFWPbwk0
短SAM以上ESSM級の射程の近距離向け誘導弾
将来的にはそいつでSeaRAM置き換えてって、
CIWS兼PDMSのそいつとA-SAM系との二本立て目指すんでないかって気はする
ミサイル本体よりもFCSの開発が鍵かもだ。
CIWSとしての立ち上げの早さと
PDMSとして管制しきれる機能の両立が求められるので難しい
……いっそ管制系をランチャ側と艦側の二系統にする?
941 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/02/09(日) 15:06:42 ID:OC8QxTgo0
>>927
ファランクス系で管制多重化してきてるからぬ
艦側のシステムとの連接も追加可能で簡易な自己完結したCIWS、ってのは
これから新規開発立ち上げるとなると難しいとこが出て来る
CIWS兼PDMS兼ねた短・近距離ミサイルは理想だが
どっちつかずだし、どちらも難が出かねない
水平線内射撃で即応性高いCIWSとしてレーザー等がモノになり
ファランクス/RAMと比較できる信頼性獲得した上で、
弾体自体が陸海空のスパイラル開発案件となるまでは
SeaRAM置換と、CIWS兼PDMSとA-SAM系との二本立てに踏み切る決断は
(開発目標としては掲げても、艦隊側の実運用上では)難しいかもだ
938 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/02/09(日) 14:51:05 ID:Ho2Rgb1c0
>>915
確か今短SAMと近SAMの統合SAMとか開発してたのでそれの海棲化になるのでは?
加速用同径ブースター付ければちょうど条件に合いそうだし
942 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/02/09(日) 15:10:03 ID:OC8QxTgo0
>>938
そっちでもええんだ(むしろ望ましい)けど、時期的に微妙なのと
お空のIRAAM(または簡易な近接支援用ミサイル)も組み込んだ
スパイラル化達成出来ればうれしいよねー、って感
948 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/02/09(日) 17:59:53 ID:9Og2YIZU0
>>942
お空はむしろセンサー統合ミサイルに走るんでないかなあ、
航空機もHPMやレーザーCIWSとかいう話になってくれば耐性のあるミサイルが必要になるだろし
948 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/02/09(日) 17:59:53 ID:9Og2YIZU0
>>941
だとロシア式に機関砲と射程長めのSAMでのハイブリッド砲台とか?
過渡期としては良いような気はするけど
949 名前:メイドロボイン[sage] 投稿日:2020/02/09(日) 19:05:08 ID:N1voxwJU0
>>948
中国も同じ様なシステム組んだけど、対空砲の大口径化と射程の延長と、ミサイルシステムの多層化の普及で廃れちゃった。
950 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/02/09(日) 19:09:13 ID:9Og2YIZU0
>>949
だと機関砲より短距離ミサイル搭載の方が良いんかねえ
まあ元が40mmCTAを艦載化してほしいという所からの話なので無理はあるわな
951 名前:メイドロボイン[sage] 投稿日:2020/02/09(日) 19:16:05 ID:N1voxwJU0
>>950
上の話は陸上の話です。砲を約20㎜→35㎜まで口径を上げたとのこと。
海の上では、30㎜CIWSでは射撃可能時間が短いのでSeaRAMを主力に切り換えています。(射界がより広く取れるヘリコプター格納庫の上に置いています。)
953 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/02/09(日) 20:57:20 ID:OC8QxTgo0
>>951
ダウト気味な説明やね
海の上では、30㎜CIWSでは射撃可能時間が短いのでSeaRAMを主力に切り換え
あれさー
中国は複数種のガン/ミサイルCIWS競争試作した結果、敗者輸出装備化する筈が
自国不採用物は売れないから問う理由と圧力とで並行装備したのが尾を引いて
そのままその増補・後継として改善型や複数種の開発装備化に入ってしまってる側面
メーカー救済兼ねてメーカー自主資金でのライセンス導入品と
プライベートプランの採用移行といったお国の事情もあるんよ
これはRWSにも言える
既存CIWSのコンポーネント組み合わせと輸出個品のバックフィット製造したりね
954 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/02/09(日) 21:16:40 ID:OC8QxTgo0
>>953
中国産ガン・ミサイル複合CIWSは輸出品ラインの拡充と技術導入がてら
露カシュタンのメーカーと提携開発
30mmのAK-630M導入は露ソブレメンヌイ級輸入の際に買うたのに触発されて
中国メーカーが自社資金で露からライセンス購入し売り込みかけて爆死
弾丸とシールド改良といった細々したものを手直ししてH/PJ-13として採用
派生型輸出向けパッケージとしてNG-18としてラインナップ
ゴールキーパー/SAMOSの技術情報もとに開発された730型シリーズは
・730型とその派生機
・輸出兼用にGFCS/管制系と架台切り離したB型ライン
・大型艦向け能力向上型の1130型ライン
に分かれるが
これは機銃サイズ面でどうしても大型化し、かつそれに見合った価格高騰により
新鋭艦の標準的なCIWSとして一括して形態管理する形で装備化し切れず
設置位置の強度確保とマウント重量面で
コンポーネント共用するファミリーとして派生させざるを得なかった側面もある
730型シリーズの陸上型・巡航ミサイル対処指向したLD-2000が複数出てるのは
乗せられる車台と防空コンプレックス内での位置付けの差
(指揮所等の指揮系統維持向けの再配置転換容易な物と
飛行場といった他装備の分散配置が容易で他から支援受けられる重要施設向けとで別れる)
あと輸出品ラインで作られていたことから想定顧客に合わせてアピールしやすいものが組まれた面も大きい
ここいらは部隊配備されたもの
香港近郊向けとか、都市・市街地防空、市街地での陣地固守向け/
野戦防空向けのバリアントといった用途の差もある
956 名前:避難所の名無し三等兵[sage] 投稿日:2020/02/09(日) 21:35:54 ID:OC8QxTgo0
>>954
SeaRAMに触発された側面も多分にあるHQ-10艦対空ミサイルだがなー
あれ、当初から短SAMの最小射程と30mm機銃との間隙埋める為着手されてたんだが
……競争試作で同メーカー内の別部署で複数の類似システムと弾体作っちゃった結果
部署間社内政治で出た対立がこじれて軍側が難渋
正規採用されたHQ-10弾体に寄せて搭載艦種・用途合わせでシステム構築することになったのよ
敗北した側は輸出向けFL-3000Nに寄せる形でシステム転用して輸出品ラインナップした経緯がある
タレット・ランチャが当初から複数種あり、かつ細部が割と細かく違ってるのは
要求時点の複数種の艦種に合わせたものという点に加えておそらくここいら由来
複合型と比較検討された際、搭載個所の制約少なくするため
システムの簡易化の努力を求められた点もあるとは思う
あと~>>954補足
素のままの630M売り込みが爆死したのは事実だが、軍側の630シリーズへの評価自体は高く
これが自国企業がライセンス取得してた630ライセンス品ルーツとして
軍側の要求に合わせて改善図ったH/PJ-13採用とその改善版の導入・派生品開発に繋がってる
中国CIWSが複数できてるのは技術習得過程での試行錯誤
ライセンスもとにした技術導入と自国開発のせめぎ合いもあるが、
軍側の用兵思想の変遷と形態管理の軽視・意識的な統一回避と
メーカー側の努力とやらかしの影響も大きいのよね
なもんで、人民解放軍海軍は敢えてCIWSの種類絞って形態統一しない方針じゃないか?
(コンポーネント共有の派生品複数種で対欺瞞性の向上図ろうとしているのでは?)って点と
艦種ごと最適化したものの搭載図ろうとする努力と合わさって
一概に言えない状況になっているのは留意すべき
関連ページ → 中国艦艇の近接防御火器システム整備方針
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