世界観/アリスギア

Last-modified: 2024-03-07 (木) 17:40:30

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内容上、一部ネタバレが含まれます。閲覧にはご注意ください。


「アリスギア」とは

人工知能「ALICE」により開発された高次元兵装。
かつて人類は機械生命体・ヴァイスに襲撃され地球を脱出したが、アリスギアが開発されて以降、ヴァイスは人類の脅威ではなくなっている。

現状唯一ヴァイスに対抗できる兵装。アクトレスのみが使用可能。
アクトレスが引き出した高次元エネルギーを使用している。

誕生はムーンシャードによる地球脱出から半世紀ごろとされている。

とてつもなくオーバーテクノロジーな香りだが・・・

3世紀前、正確には地球脱出後から半世紀で誕生したものだが、
これはそもそも人間が開発したものではなく、人工知能アリスが開発した人間にとっては未知の領域にある兵装であり、
中核技術はAEGiSの最重要機密と、根幹原理については謎に包まれている。
磐田のおやっさん曰く、「わけのわからないもの」であり、それを探ること自体が禁忌とされている。
この禁忌の領域に足を踏み入れた者がいることがストーリーでは散見されており
またその結果についても明確な描写はないものの
ほぼすべてがその成果はおろか調査の形跡や当事者の存在さえ、あらゆる記録から揉み消されている。

現状、ヴァイスに対抗できるものがこれで、一応原理(高次元からエネルギーを引き出す)は周知されているので、このあたりの部分に突っ込むのはよっぽどの人間ぐらいとも言える。
そのため、現在の時点では特に問題視はされていない模様。
が、実質よくわかっていない兵装にすがっているとも言える。

高次元とは何ぞや?

アリスギア自体が未知の領域にあるため、エネルギーを取り出せるということ以外、特に解明されていない模様?
一説には『あの世』とも『集団的無意識の領域』とも『時間すらも超越した無限の平穏』とも称される。つまるところ肉体などの物理を超越した領域ともいわれる。
(バージニアの上限解放セリフより:あちら側に踏み込みすぎないようにしないとね。)
ものすごく意訳するなら、物質世界を超えた4次元以上の神の国である。

なお、知覚の扉を代表にした、幻覚剤使用による外部受容感覚の自己抑制を取っ払った時に見たものをまとめた書物は存在しており、サイケデリック文化を生み出したそれらはコンピュータ・高度携帯端末といったものの普遍化を促したとされる。それによれば、感覚抑制を取り払うことで、集合的無意識から取り出せる情報力を拡張できるという旨が記されている。

アリスギア

対ヴァイス兵装の総称。通称「ギア」。
ヴァイスに有効な数少ない個人携帯兵装だが、駆動に高次元エネルギーを必要とする為、アクトレスしか使用できない。

ヴァイス対策関連企業にとっては技術力アピールの場でもあり毎年のように新作ギアが発表されている。

ウェポンギア2種、ドレスギア2種で構成される装備の総称。
アクトレスのエミッション能力を介して高次元領域に接続、高次元エネルギーを得て、駆動する。
挙動を仮定かつ簡易的に説明するなら「アクトレスが引き出す魂の力で動く」。

この開発によりかつて人類を滅ぼしかけた脅威の存在は、今ではバイトの女子中高生でも戦える程度の存在に成り下がった。
各シャードにおいて境界福祉法により技術研究が制約されている中、アリスギアのみ対象外であるため、技術の粋が結集している。

具体的には、手持ち装備のウェポンギア2種(射撃用のショットギア、近接用のクロスギア)、上半身および下半身に装備するドレスギア(トップスギア、ボトムスギア)で構成。
特にトップス、ボトムスは宇宙領域での飛行やHPフィールドの形成に必須となっている。
トップス、ボトムスともに、外部兵装をトラクタービーム的な牽引で遠隔的に引っ張ることもできる(物理的な接続が無い。傾向としてはトップスに多め)。
トップスの場合、それが必要ない場合はウェポンギアの使用を補助する腕部構成のみとなる。

アクトレス事業所が使用できるもの(おそらく民生品)のほか、軍用のものがある模様。
また、世代によって規格が変わることも多い。アクトレススーツも例外ではなく、過去にあったスーツを再現する場合、それに合わせなければならない。

なお、運用するシャードに応じた規制も存在。当該シャードで活動する際もそれに合わせなければならない。
所持においては、置物とする場合は一般人でも所持可能。 https://twitter.com/alicegear_P/status/1006089308552347648
無論、使用の場合は免許が必要。

装備としてのアリスギアに関するあれこれ
  • 着用者は周囲の次元を遮断することが出来る。
    • おそらく戦闘中に被弾すると浮かび上がる球状フィールドの内外。
    • 整備班長の磐田曰く「(対ヴァイス戦において)絶対安全」らしい。
    • 着用者からは「ケガはしないが衝撃や痛みはある」との言及もある。
    • HPはHigh-dimensional Pressureの略。具体的な内容については上記の独立項目を参照。この値が高いと、次元を遮断する出力が高い=より安全という事。ちなみに過去観測された最も強力なヴァイスの攻撃+α分のダメージに耐える最低値が定められており、その値を下回ると戦闘不許可(ゲーム中での撤退/強制交代)になる。
      • イベント中の説明ではベイルアウト、という形で離脱となるため、安全性は保証されている。
      • 離脱中のアクトレスは安全圏でスポッターを務めることになる。
  • 高次元エネルギー、エミッション・コアの仕様上、エネルギー供給は無限(SWイベント中の会話にて)
    • ただし、ギアを介して飛行している関係か、航続距離の概念はある模様(シタラ専用ノーマルボトムス等)。ただし影響が出るほどの超長距離飛行任務はそうそうない(同特典ボトムスの説明文、あるとすればアキ作戦以上か)。
    • 推進材の消費といった言及はあるため、補助的な意味で追加燃料を搭載していると思われる(例えるならアフターバーナーやステップ等の激しい加速でのエネルギー供給超過緩和用)。
    • また、一部射撃武装は、その根源となるマテリアルを使用する。
  • プロ仕様、レプリカ、なぜか普及している試用品など、色々な種類がある模様。
    • 説明文に明記されているギアも少なくない。
    • 元々は従来兵器だったが、同パーツを用いてアリスギアとして再設計されたもの等もある。
  • 装着に関しては専用のマウント台「ドレスハンガー」から行う(twitterのPで資料あり https://twitter.com/alicegear_P/status/1039788048714629121
    • 成子坂で使用しているものでは、ギア装着時のアクトレスの体勢は装備の形状により仰向けだったり、前傾姿勢もしくはうつ伏せだったりする。
    • シャード外へ出撃する際は成子坂製作所で装着して指定の外部ゲートから、シャード内での出撃の場合は飛行許可が下りる場所(東京シャードでは主に新宿中央公園)までドレスハンガー(とアクトレス)を車両で運搬し、そこで装着してから飛行となる。
  • 専用ギアとは
    • アクトレスの個人の性格や運動能力に合わせて設計されるファクトリーモデル(オーダー)
    • エミッションのチューニングも合わせて行うため、他者が使うことを想定していない。そのため装着者の認証機能が組まれている。
    • 制作価格は安く見積もって2,000万円だが、オーダーであるため上は青天井
  • 汎用ギアとは
    • さまざまなアクトレスが装着できるようにある程度ゆとりのある性能を持った汎用品
      • 専用ギアへの練習用や経験が浅いアクトレスの戦力増強を目的とする。
    • メンテナンスや取り扱いが容易である。
    • 各ギアメーカーの独自コンセプトで制作可能となっている。
      • 基本価格は200万円から1,000万円ほど(メーカーのこり方による)
      • 各メーカーとしては専用ギアに劣らない汎用ギアの製造を目指している。
制作と登録の流れ

※2020年イベントからの記載

ギアメーカーの製品企画本部で立案。それによってできた設計図をもとに、検証会議に通し、各セクションが試作ギア(プロト)を連携して製作する。
試作ギアによる運用テストで安全性が確認されてから本制作に入る。検証に通らない試作ギアは市場へは流通しない。
本制作で数万の部品で構成されたパーツを手作業で組み立て、完成検査ルームにてギアの最終検査に入る。
アウトランド基準の数千の安全基準項目をクリアして完成となる。

その後、完成したギアはAEGiS交通運輸局など、運用するシャードのAEGiSにて製造番号を割り当てて管理し、認可を受ける。
よい子のみんなは製造番号を削り取っちゃだめだぞ!(問題が起きてもギアメーカーが対応してくれなくなります。)

  • アリスギアのサイズ
    関節部などの調整で一般的なアクトレスの体型に合わせられるようになっている。
    ※ゲームの仕様上では、キャラクターに合わせて拡大縮小されている

コアフレーム

コアフレームとは、発生する粒子やエネルギーを変換する基幹パーツのことである。
アリスギアには必ずコアフレームが使用されている。

基本部品は、各シャードに存在する巨大メーカーから提供される。
BIOSやドライバーに関してはアウトランドやメーカーから提供されるが、各ベンダーがチューニングを行っている。

コアフレームは独占ではなく、複数社による技術的な切磋琢磨が現在でも行われている。

エミッション・コア

アリスギア内に収められたエネルギー源。
数センチ程度のサイズで、数万からなる積層回路で組み上げられており、宝石のように青色や緑色に輝く。

エミッション・コアは、アウトランドのラボから独占的に提供されている。
エネルギーの制御システムは公開され、制御プログラムは各メーカーで独自な物も開発されている。

エミッション・コアから取り出せるエネルギー量や質はアリスギアをチューニングする事で変化する。

コア自体は上記のとおりで、各メーカーはそのチューニングのみが可能。また、大気中にもエミッションに相当するものがあり、これらも何らかの形で利用していると思われる。

エミッションの意味は「熱・光などの放出、放射、放出される排気放出物の総称。あるいは排出される汚染物質。別の意味では伝道される電磁エネルギーのこともさす。」
ものすごく簡単に言ってしまうと排出されるエネルギーのこと。

注意事項

Tipsの画像には、エミッションとアクトレスを結び付ける画像の他に、その背後にデカデカと


  精 神 汚 染  
SPIRIT POLLUTION


の文字が(スピリット:魂とも解釈できる)。
画像としては、アクトレスの先にあるエミッション、高次元に当たる部分に精神汚染の文字が位置している。
高次元エネルギーを引き出せるとしても、そりゃタダとはいかないかもしれない。

ピジョン操作に精神力といった文面があったりするので、恐らく関連性はあり。
作中のエピソードにおいては、エミッション値なるものがアクトレスの状態によって変動する可能性が提示されており、高いほど適性しやすい。
同時に、アリスギアを動かす原理が高次元→アクトレス→ギアであるため、それを逆転すると影響も反転し、高次元やアクトレスの脳に影響を与えるといわれている。
もしかしたら制御システムがアクトレスを汚染から防護していることの表れかもしれないし、
某シューティングのように陰鬱シナリオへの布石かもしれない。
エミッション自体は一説には感情など心の熱量や変化が関係していると思われ、思春期に大体存在する感受性と心の動きがこれに当てはまるかもしれない。

このあたりについてはストーリー5章で、掘り下げが行われる。

外部動力ギア

エミッションを持たず、シャードを補修・保全するシャードエンジニアが運用するギア。
いわゆる作業用であり、年齢性別問わず誰でも着用でき、一応武装仕様にはできるようだが・・・。
無論エミッションなしの攻撃は当然ながら防御も物理のみなので、対ヴァイスへの実戦向けではない。

春日丘もえによると「普通のエンジニアさんだとスペーススーツに、外部動力ギア」で作業をするとのこと。
アリスギアが数センチのエミッション・コアでエネルギーを(変換したうえで)得られるのに対し、こちらは重装備になる模様。
また、HPフィールドで守られないため、心身の安全上宇宙に出るためスペーススーツの着用も必須。

SPスキル

結合粒子をエネルギー源とし、特殊な武器を具現化して使用するスキル。
制御が難しいため、発動するには隊長の承認が必要とされる。

H.D.M / HDM

High-Dimensional Module

高次元モジュール。SPスキルで使用される特殊兵装。SP発動以外で常用しないため、発動時以外は超空間に格納されている。
ショット、クロスギアは即使用を想定して、ドレスギアに懸架して持ち運ぶ。
これもギアと同様に、各個人の専用と汎用が存在する。

なお、超空間格納はSPに限らずとも行える。様々なものを放りこめるが、展開に少しの時間を要する。

結合粒子を補助として使うものの高次元から引き出すエネルギーが大きい分、使用者への負担も大きい。
使用には隊長(達)の許可が必要な物。

結合粒子

結合粒子とは、アクトレスの攻撃がヴァイスを打ち破った時に発生する粒子のことである。
結合粒子は通常の粒子と異なり、数分間は消滅しない。
近年の技術革新の成果として、結合粒子を回収し、ギアの補助エネルギーとする技術が確立された。
現在ではアクトレスが特殊な武器を具現化し強力な攻撃を行なう「SPスキル」のエネルギー源として利用されている。

補足:SPスキルは制御が難しいため、発動するには隊長の承認が必要とされる

フレームアームズ・ガールにおいては、これに類するかは不明だが、特殊な結合粒子を使用することで、等身大サイズに変換できる。

カスタムキット

アリスギア用の改造パーツ。
開発メーカーの純正品から、サードパーティによるものまで様々。

リバースエンジニアリングによって設計されたものも多く、組み込みにはアリスギア整備免許が必要となる。

一度使用したカスタムキットを再利用するには、取り外したキットとともにAEGiSに申請を出しリユース許可を得なければならない。

旧テキスト

アリスギア用の改造パーツ。
開発メーカーの純正品から、サードパーティによるものまで様々。

リバースエンジニアリングによって設計されたものも多く、組み込みにはアリスギア整備免許が必要となる。

一度使用したカスタムキットを取り外しての再利用はアクトレス事業者法により固く禁じられている。

余談

'23/07/20に行われた生放送の質疑応答

Q.カスタムキットの取り外しは世界観的に禁止行為でしたが、そのあたりの法律がどうなったのかもっと知りたい!

A.「技術のある人が外し『リユース申請書』をAEGiSに提出して許可証を取得すれば再利用可能」という仕様にする予定だったのですが、
「キットの使い勝手が気持ちよくない」というゲーム体験的な都合により、その仕様は使われませんでした

設定としては上記のような工程を挟んでいると思っていただければ……

  • 最終的に、アイテムを消費せず自由に着脱可能な仕様で実装された。
  • 「リユース申請書」はアイコンも準備されていたが、同仕様が没になったことでお蔵入り。

専用ギア

個人の性格、傾向、運動能力に合わせてコンセプトから設計されるファクトリーモデル。
コンセプトは動物や本など様々で、個人の性格が強く表れる。

生体認証が実装されており、未登録者は使用できない。
セキュリティの面もあるが、汎用ギアとは制御方法が全く異なるため、本人以外の使用から事故を防ぐためという意味合いが強い。

アクトレススーツ

アクトレスがアリスギアを装着する際に使用するスーツ。
規格に合わせて設計された汎用スーツと、各個人に合わせて設計された専用スーツがある。

アリスギアの仕様としては別段衣装等に制限はなく、有事の際にスーツに着替えずにそのまま出撃も可能だが、
エミッション出力面やギアの操作、アクトレススーツ単体での防御フィールド※1の展開などでより効率良く運用できるため最適化されたスーツでの運用が推奨されている。
(ゲーム中では特に性能に差異は発生しない。ちなみにロングスカートなどはボトムスのモデルに干渉するため、ゲーム中の戦闘時ではミニスカートに変化する)。
そのため、効率よりも見栄えの派手さを意識した事業所が存在する。
https://twitter.com/alicegear_P/status/1032557016722468865

※1 出力的には汎用スーツでも作業用スペーススーツ程度には展開可能。デブリなどの物理的な小さな衝突にはある程度耐えられるほか、宇宙空間でも滞留はできる。もう少し驚異的な例えをするならば、拳銃弾程度なら、ある程度はフィールドを維持できる。無論ギアほどの強度はない。

デザインについてはデザイナーの趣向が入ることも多いが、専用の場合アクトレスの希望や潜在意識を取りこむこともある。
露出度についてはデザイナーも含め、使用素材とエミッション伝導に対する合理性による。伝導率が高い素材なら面積を広く取ることもできる。アクトレス本人の素質によっては素材面の問題もある程度カバー可能。

アクトレス個人の専用スーツではない、各汎用について以下の通り。

  • 八八式戦闘服
    現行デザインよりも一回り古いタイプのアクトレススーツ。
    成子坂製作所では「00年式よりも完成度が高い」という整備長のお言葉により、使い続けている。
    成子坂製作所所属のアクトレスが使用している。
    収縮率と密着度の高い素材を使用してるので、ボディラインこそ出やすいがエミッション伝導に優れる。
    古くから着用している人いわく、以降のスーツの母といわれるぐらいの出来といわれている。ただしロットアップしているせいか、現在では入手が難しい。
  • 〇〇式戦闘服
    現行デザインのスーツ。幅広く使用されている。
    実用性だけではなく見た目にも気を使い、デザインの調整がしやすいように、各機能のユニット化がすすめられている。
    エンパイア中野所属のアクトレスなど、様々な組織が使用している。
    • DM00-M
      有名デザイナーが手掛けた、00年式スーツバリエーションのひとつ。
      「ムラクモ」モデルと呼ばれており、通常のスーツよりもライセンス料が高い。
      叢雲工業所属のアクトレスが使用している。
    • DM00-A
      有名デザイナーが手掛けた、00年式スーツバリエーションのひとつ。
      「AEGiS」モデルと呼ばれており、ガーリーさを抑えた大人らしいデザインになっている。
    • 聖アマルテア女学院版
      フレーバーは〇〇式と共通だが、こちらは青と白を基調とする。
    • ノーブルヒルズ版
      黒と赤と白を基調とする。
    • トーキョー警備版
      黒と青と白を基調とする。
    • 個人所有
  • FELIN-A4S2
    イル=ド=フランスシャードで幅広く使用されているアクトレススーツ。
  • エーススーツ
    AEGiSから優秀なアクトレスと認められたものに送られるスーツ。いくつかのバリエーションあり。
    コマーシャルモデルに適用されていない新技術が採用されており、厳しい最低基準を合格する必要がある。
    エーススーツ、と記載のあるスーツは基本的にAEGiSからの提供。
    また、評価用のプロトもあり、尾長 晶乃が使用していたものなどいくつか存在。

その他「アリスギア」に関するワード

※後々整理します

シェル

ヴァイスの残骸の総称。
アクトレスによる、ヴァイス撃退時に稀に残存することがある。

アリスギアはシェルの解析によって得られたエネルギーや部品、知見をもとに製造、強化改良が日々行われており、アリスギアの関連企業であれば大なり小なり、シェルの解析を行っている。

そのため、専門の売買ルートも存在しており各アリスギア関連企業間で流通している。

ピジョン

アリスギアを介して操作する遠隔端末の事。
いわゆるファンネルなどのようなもの。
アサルトピジョンなどの単純な小型から、生体リンク機能を有するバードピジョンや自律機能を有するマシニングピジョン等、用途によって様々。

操作は思考操作によって行われる。
複数のピジョンを展開することも可能だが、基本的に思考への負荷を考慮して全て単純な同一行動が基本となっている(ターゲットまですべてのピジョンが○○まで接近して攻撃など)。
理論的には複雑な動作をさせたり、個別のピジョンの動作を分けて行うことも可能。無論、その場合思考への負担が甚大で、それらの適性がないアクトレスが行うと精神への異常をきたす場合もある。

最初の開発者が付けた開発コードがそのまま浸透し『ピジョン』と呼称されるようになった。(目安箱回答)

K.I.S.S.

Kinetic Individual Skill System

本編未登場ワード。ゲームシステム上はアナザーギアのギアチューンで付与できるシステム。
動的固有スキルシステム、各自で個性的なカスタマイズができるスキルシステム…ということだろうか?機構的にはそのための微細チューニングといったところだろう。

HP

high-dimensional pressure

アリスギアP回答より
直訳で高次元的圧力(まぜこぜにするなら高次元的に推し返す力)。
アクトレスはヴァイスの攻撃に対して防御フィールドを張っており、それを展開するための出力がどの程度残っているかを示す数値。
被害を被る可能性が発生する直前の状態をHPゼロとして算出。

  • HP100%~HP000%:ドレスギア・アクトレスに影響は出ない(任務のHP値がコレ)
  • HP000%~HP-XX%:規則により戦闘継続が許可されていない。
    (※XX%=現在観測されているヴァイスによる最も強力なダメージ1発分。最低でも大型ヴァイスが放つ強力なレーザー1発分程度の余力は耐えられるという事だろう)
  • 上記の状態以下:ギアに損壊が発生する。保護機能が起動。
  • さらにそれ以下:アクトレスそのものに影響が出る。

通常、ギアに損壊が出ない程度に作戦を運用(民間委託での受注においては錬度に応じた物が発注される)。
仮に起きた場合は即時撤退ができる用に余力を保持するため、よほどの無茶が起きない限りアクトレスそのものに影響は及ばないようになっている。
また、アクトレススーツ内にも多少シールドが貼られている。

ちなみに、戦闘不許可が基本的にHP0以下の状態。
XX%未満の状態で、他のアクトレスの手助けが受けられそうにない場合テレポートドライブ(いわゆるワープ)を使用したシャード内安全地帯への緊急離脱(ベイルアウト)が行えるが、負荷が非常に高いため二度とギアが機能しなくなる。

防御フィールド

防御フィールドによりあらゆるヴァイスの攻撃を防ぐことが可能。
これによりアクトレスの安全が保障されている。
防御フィールドは有限で、ヴァイスの攻撃を打ち消す際に『HP』を消費する。
HPはギアスキルなどで出力の再上昇(いわゆる回復)も可能だが、一部のギア(夜露特典ショットギア:ミソギなど)の使用で消耗する場合がある。

外部動力ギアがスペーススーツによる宇宙空間での防護策(宇宙線など)が必要なのに対し、こちらはこのフィールドによりそれすらも防げる。

このフィールドは、対象物をはじく他、速度調整でフィールドに貼りつけるようにとどめることもできる。スペースデブリ等、素手での回収が困難なものをこれで拾うことができる。
大きさの調整も可能。

コメント

  • 一通り目を通した限り、アムドライバー的マッチポンプにしか見えん -- 2020-03-22 (日) 09:48:26
  • 「シャード」の全容ってイメージつかなかったんですよねぇ。OP見たら理解できるとか教えて貰ったんですが、ピンと来なくて。そしたら、PC版と違うオリジン版あったんですね。アレ見てなるほどと理解しました。そのうえで疑問てんこ盛りになりましたけどねw まぁ、久々に面白いゲームに辿り着いたって感じです。次章の開幕、期待してるっすよ! -- 2020-04-10 (金) 14:16:04
  • 資料に画像付きでtips https://www.info-pile.com/entry/alice26 -- 2020-04-15 (水) 15:37:47
  • 八幡製鉄所は高度経済成長期に都市部へと移設計画が来る。その名残で千葉に移住した人が多いとか -- 2020-06-15 (月) 00:56:08
  • ちょっとゴチャゴチャとしてきた感じがしたから、世界観を「シャード」と「アリスギア」に分けました。 -- 2020-11-10 (火) 21:25:50
  • 東京シャードでの委託に関して、雑談掲示板からちょっとしたメモ 2020-11-22 (日) 01:37:22 -- 2020-11-22 (日) 13:53:15
  • なんだこっちにあったのか、重複部分整理しないと。 -- 2021-01-16 (土) 13:06:31
  • ___ -- 2021-12-04 (土) 09:12:05
  • フロイト的な心理学に男は入力し、女は出力するとあった。エミッション放出はそのあたりが関係か? -- 2022-02-07 (月) 20:35:00
  • 薄々そんなとこだろうとは思ったけどシャードってマジで地殻くり抜いてるのか…この人類フォアランナーやフラッドと敵対しても何とかしちゃいそうで怖いわ -- 2022-03-15 (火) 22:08:39
  • 日系シャードのアンカーを実際の都道府県ローマ字に統一。未登場シャードもCOで形だけ追加しました -- 2022-07-19 (火) 21:17:25
  • 想像上の仲間の記事見て、認識改変のことを思い出して、・・・まさか、ね? -- 2022-09-14 (水) 14:46:41
  • 某研究者たちのアクトレス 補強論は裏の側面のところに書いたほうがいいのかな -- 2022-12-07 (水) 23:14:55
  • 人格乖離やlsd服用者がアクトレス に及ぼす影響はどこまであるのか。あとは自我形成がまだされてない年代(初代チヱぐらいの時代か?)。 -- 2022-12-08 (木) 01:59:03
  • 竜子のエピソードで東京のアクトレスが全体的に見ると戦力・実力不足に陥っているのが明かされたせいで、最新エピソードでのアクトレスの被害が深刻なのがヴァイスが強くなっただけじゃなくアクトレス自体がまともな戦力として弱体化していたのが分かったのが何とも複雑。演出的にヴァイスが恐竜的進化をしてやばいんじゃねって思っていたら実際は思った以上に強くなっていたわけじゃなく(かと言って侮れないし物量は半端ないし)、お飾りみたいな上っ面のアクトレスが増えたのも一因ってのがなんとも・・・。年齢引き下げたりしてこちらも数揃えようとはしてたのはストーリーでも伺えたけど練度は上げられなかったんだな。 -- 2023-02-10 (金) 16:52:50
  • 境界、高次元領域との境。アリスが超(越える)人工知能とされているのは、それもやはり生まれの位置が、高次元の集合体を軸とされているからかもしれない。 -- 2023-03-22 (水) 09:26:22
    • あとまあ、社会福祉、でなく、境界福祉に置き換えているのも言葉のあやか -- 2023-03-22 (水) 10:32:44
    • ここまで書いて、GGのバックヤードの概要がなんとなく頭に浮かんだ。あれも道具で使える法術の内容に制約かかっている -- 2023-03-22 (水) 14:28:44
  • 量子論(脳の謎の未使用領域)と高次元(魂)の結びつき、と言うのありうるかもしれない。※最近の某作品より。量子コンピュータもアリスギア世界内であるなら、再現できるかもしれない -- 2023-03-25 (土) 13:26:05
  • エミッションと瞳はファン間での推測なので、スタッフが明言でもしない限り事実としないように。 -- 2023-03-25 (土) 16:08:10
  • 軍事目的の人工生命、擬態能力、あっなんか嫌な予感 -- 2023-12-09 (土) 03:02:19
  • 次必要な単語解説は超空間ゲートか -- 2024-03-07 (木) 17:40:30