オリヴィエ

Last-modified: 2018-07-06 (金) 04:33:06

サーヴァント
【クラス】セイバー
【真名】オリヴィエ
【容姿】真面目そうな騎士
【英雄点】35点(ステ20点・スキル15点):令呪1画消費
【HP】 50/50 
【筋力】A:5
【耐久】A:5
【敏捷】B:4
【魔力】B:4
【幸運】D:2
【スキル1】戦闘続行
消費点数5:セッション中に1回まで、HPが0になった時、HP1で耐える。
【スキル2】騎士の忠言
消費点数5:物理攻撃時補正値5を得る。最大HPを10増やす
【スキル3】聖騎士
消費点数5:物理攻撃時に補正値4を得る。最大HPを15増やす。
【宝具】輝晶聖剣・第十秘剣(オートクレール・グロリユーズ) 1/1
【ランク・種別】ランク:A+ 種別:対刃宝具
【効果】物理攻撃時、補正値10を得る。この宝具によってダメージを与えた相手が剣の宝具を所持している場合、1巡攻撃不能状態を付与する。
【その他】変態ではない。宝具は刀やナイフの宝具を持つ存在にも通じる代わりに、ただ剣を持っている存在や武器にしている存在。剣を使った技巧を宝具にしている存在。設定上は持っているけれどそのクラスでは所持していなかったり、使えなかったりする存在には効果を発揮しない。

 シャルルマーニュ12勇士の一人。円卓最強の騎士ランスロットが所持した宝剣アロンダイトと同一とされる聖剣オートクレールを振るい、巨人退治や異教徒の討伐など数々の武勇伝を成し遂げたとされる、十二勇士の副官的存在。ローランとは幼少期から友人関係を築き上げており、ローランは勇ましくオリヴィエは賢し。対照的な二人であるものの親友と呼ぶに相応しい間柄だった。

絆レベルを1にすると開放

【ステータス】筋力:A耐久:A敏捷:B魔力:B幸運:D宝具:A
身長/体重:185cm・78kg
出典:ローランの歌・シャルルマーニュ伝説
地域:フランス
属性:秩序・善
性別:男性
名前の響きが女性らしい?ならばオリバーと呼ぶほうがよろしいかと

絆レベルを2にすると開放

 シャルルマーニュ伝説において語られる知謀の騎士。十二勇士筆頭たるローランの親友。十二勇士一の常識人にして、事務仕事や各種雑務など卒なくこなすため、面倒ごとが多くのしかかる苦労性だが、本人の天然気質と責任感によって胃が痛むということはない。
 むしろ普段はブレーキ役ではあるが、いざとなったらアクセルを躊躇なく踏み抜く。つまりは他の十二勇士達と本質的には同類

絆レベルを3にすると開放

騎士の忠言:A-
物事の筋道を順序立てることによって産まれる論理的思考によって諭すアドバイス。
戦術面において特に効果を発揮し、不利な状況から逆転する活路をも生み出しうるが、その言葉は受け入れられなければ意味は無く、また詰みの状況を覆すことも出来ない。
戦闘続行:B
類まれな忍耐強さ。
瀕死の傷であろうと倒れることを良しとせず、最期の時まで役目を果たそうとする。
聖騎士:A
聖騎士(パラディン)である十二勇士の主力となった者に与えられる称号スキル。
魔性への特攻と悪しき存在からの攻撃による特防そして仲間への救援に対して大きな恩恵を得る。

絆レベルを4にすると開放

輝晶聖剣
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1~2 最大捕捉:1人
オートクレール。
 逸話においてその優美さが特色としてあげられる、セイバーの愛剣。水晶の如き輝きは見る者を魅了し、剣から放たれる光は味方を勇気づけ敵を恐怖させる。
 湖の騎士ランスロットが持つ星の聖剣を名工ガロスが三年の月日をかけて鍛え上げ、改造した人の手により作り上げられた人造聖剣。
 人類の手によって改造されたことによって神秘は減少し、宝具のランクも下降しているが、改造によって刻まれた『浄化式典』によって悪魔と同一視された魔性や幻想種、そして反キリストの逸話を持つ存在に対してはオリジナルをも超える威力を発揮する。
 通常時においては幾多もの戦いによって付着した血や憎悪によってまるで魔剣の如きおぞましさを見せるが、真名解放をした瞬間、穢れは振り払われ騎士の理想のためにその力は振るわれる。

絆レベルを5にすると開放

輝晶聖剣・第十秘剣
ランク:A+ 種別:対刃宝具 レンジ:1~2 最大捕捉:1人
グロリユーズ。
 一人の父親より生を受けた3人の兄弟がおり、いずれも優れた鍛冶師であった。3兄弟は同時に優れた剣を3本作成し、いずれも名剣・宝剣と呼ばれるに相応しい代物であった。
 三男アグニジアックスが鍛えしパブティズム(バプテェーム)・プルウァーランス・グラバム
いずれも「打ち毀ぼち、両断せざる甲冑はあらぬ」とされる切れ味を持ち、特にバプテェームは黄金の柄頭をもちエナメルで装飾され、最も力を入れて作成されていた。
 3本全てが巨人フィエラブラの持つ名剣であったが、決闘の末に3本の剣と愛馬がオリヴィエの所持品となる。
 次男ミュニフィカンズが鍛えしはデュランダル・ソーヴォジーン・コルタナ
説明不要のデュランダルと慈悲の剣コルタナ。そしてローランがデュランダルとは別に持つとされる剣ソーヴォジーン。
 デュランダルとソーヴォジーンは12勇士筆頭のローランが所持するとされるが、デュランダルはともかく、ソーヴォジーンの能力の詳細は不明。更にローランの剣では無くオジェの剣であるともされ、正確な持ち主も不明。
 コルタナは円卓の騎士トリスタンやシャルルマーニュ12勇士であるデーン人のオジェが所持するとされる名剣。
 長男ガロスが鍛えしはフランベルジュ・オートクレール・ジュワイユース
12勇士リナルドが持つフランベルジュ。同じく12勇士であるオリヴィエの愛剣オートクレール。カール大帝ことシャルルマーニュが持つ剣ジュワイユース。
 いずれも強力な武装である。

 では、それら強力な魔剣・聖剣を作り上げた鍛冶師が力を合わせ一つの剣を作り上げればどうなるのか?
その結果がグロリユーズである。オートクレールの持つ決して壊れない能力に着目した鍛冶師たちは自分たちの思いつく全てをこの剣に込め、一つの強力な武装を作り上げた。
 その切れ味は上記九本の剣をともに「柄頭から1フィートのところで」ぶった斬りにしたとされる凄まじい切れ味を持つ。
 しかしならばなぜローラン達はロンスヴォーの戦いにて愛剣を振るうことが出来たのか?それはこの剣の本質は切れ味ではなく、剣の持つ概念を断ち切ることによる無力化に特化したものだからである。

 即ち、物理的に切断せずとも剣を無力化し、同時に何物をも切り裂く切れ味をもって敵対者を切り裂く。これがこの剣による攻撃の正体である。

「智謀の騎士」をクリアすると開放

 生前で間違ったことなどいくらでもある。だが――――後悔があるとするのならばロンスヴォーでの壊滅。それに他ならない。
 シャルルマーニュ十二勇士最後の決戦であるロンスヴォーの戦いにおいてオリヴィエは冷静に自軍の不利を判断し、ローランに援軍を呼ぶよう提案するが、ローランはこれを拒否したのだ。
 曰く、「それは愚か者のすることだ。騎士として恥ずべきことだ」と言いながら。知将と名高きオリヴィエに対し、幼馴染の親友であるローランは彼の忠告に従わず、ロンスヴォーの戦いをシャルルマーニュ十二勇士最期の戦いだと確定させたのだ。互いに能力を認め合う親友が、このような行き違いで失敗をするのだろうか?
 ……たとえそれが間違いだとしても、死が眼前にあるものだと分かりきっていても、敗北が確定した戦場においてオリヴィエは、十二勇士たちは背を向けることなく戦った。無謀なる判断をしたローランを誰も攻めることなく戦ったのだ。
 結果は、現在にも伝えられるとおりシャルルマーニュ十二勇士の全滅という形で終わる。
 ローランに対して恨みはない。判断の間違いという多大なる責任はローランにも、自分に対してもしかるべき報いは死という結果を通して降りかかった。だが――――それでも思わずにはいられない。せめてもう少し仲間たちは生還できたのではないかと。ローランを、親友を生還させ、最愛の妹オードを悲しみのうちに死なせることを回避できたのではないかと――――