南米神話解戦 タワンティン・スーユ

Last-modified: 2023-11-06 (月) 20:18:38

あらすじ

 
カルデアに、特異点が現出した事を報せるアラートが響く。
分析では、そう苦戦もしない
いつも通りの日常。いつも通りの特異点。……そのはずだった。
 
レイシフトした先は、西暦1824年。
正しい歴史ならば、南米・ペルーの独立が行われる時代。
そんな人の時代に、在り得ざる神々が降臨し人類を蹂躙する。
 
カルデアのマスターとサーヴァントは、現地民と召喚されたサーヴァントと協力し、召喚された神々を打倒する。
順調に見える道中。だが、しかし、彼らはこの時はまだ知らなかった。
 
その道程は、最悪を超える破局の幕開けでしかなかったのだと。
 
 
今ここに、神の意義を問う。
 

南米神話解戦 タワンティン・スーユ
空想を超えるもの

ログ

こちら
 

SS

タワンティン・スーユ前日譚まとめ
南米特異点休息キャンプで発生しかけた情報汚染に関する報告(2023/04/10)
ユキゲシキ
 

参加者

1日目

熾波アスカ?セイバー/ウェルキンゲトリクス
大神の使い魔?バーサーカー/ヨルムンガンド
ケルズ・ダウル・オルナランサー/クー・フーリン
ザミウス・アルエ・ヌズェーツ?アサシン/ペルヒタ?
セバスチアナルーラー/サンタ・ムエルテ
ナーサリー・メアリー?アルターエゴ/無敵のグレートマザー?
神気(キュベレー)?ライダー/アタランテーとヒッポメネース

2日目

熾波アスカ:セイバー/■■■■■
大神の使い魔:ライダー/アレキサンダー=トール
ケルズ・ダウル・オルナ:セイバー/フィン・マックール
ザミウス・アルエ・ヌズェーツ:デミ・ビースト/モニカ・ジャスティライト?
ドクター・スクリプト?キャスター/ライン・アンドヴァリ
ベル・セストスラヴィク?アヴェンジャー/ジズ
鈴墓入羽ライダー/トゥガーリン〔トゥルー〕
 

NPC

ノゥエンティ・スノウスケィプ?キャスター/使徒ヨハネ
 
シモン・ボリバル
ゲートキーパー/パチャクティク
 
アヴェンジャー/トゥパク・アマル
バーサーカー/ワリャリョ・カルウィンチョ
ランサー/パリアカカ?
グレートマザー/偉大なる女神
キャスター/ウィリス・H・オブライエン
アサシン/アナンシ
 
▂▇▅▇▂█▅▇▂█
 

特殊ルール引用

2日目連続参加者について

・シートの引継ぎ持ち込みは可能です。
 その場合はボス戦の際に持ち込めるEXシートを設定できます。
・1日目と2日目でシートを変えるのも可能です。
・令呪は、2日目セッション開始時に補充されます。
 なお、補充される画数は(2日目に使用するシートの初期画数)を上限とします。
例:1日目に1画残す→2日目に初期令呪3画のシートを使用=2画補充
  1日目に3画残す→2日目に初期令呪1画のシートを使用=補充無し
  1日目に全部使う→2日目に初期令呪1画のシートを使用=1画補充
  

最終決戦について

○チーム分け
・参加メンバー:サーヴァント14人、マスター7人の総力戦
・陣営:2日目の参加者は鯖と鱒で組んだ陣営となります。1日目のみの参加者のシートとEXシートは、鯖のみの陣営として扱います。
 後者の陣営は再契約などで前者の陣営に混ざることはできません。
・同盟は最大5陣営まで組めます。つまり一番少なくて3組の同盟が出来ると思います。
・同盟は交戦フェイズ開始時に組みなおし、その後交戦フェイズ中変更はできません。
○ダイス
・ダイスの面数は10となります。
・補正値は10を超えたことで面数が減る補正値ペナルティはありません。
・攻撃判定に限り、振り直し最低保証が1回付きます。EXステータス持ちは、そのEXの数だけ追加で降りなおせます。
○フェイズ進行
・基本は通常通りです。
・ただ、それぞれの同盟のターン開始時と終了時、それぞれ前衛・後衛の移動が可能になります。
 この移動は攻撃や援護などをしていても可能です。(なお、戦闘ギミックにより移動を制限される可能性はあります)
・HPが0になったキャラクターは、交戦フェイズ終了時に戻ります。
 これはあくまで消滅ではなく、一時退場という具合でロールお願いします。
 

顛末

神代を取り戻さんとする神々を滅ぼしていくカルデアたち。
忘却のままに己の強さを求める暴虐、かつてあった栄華を取り戻さんとする紅の鳥、そして、人を守らんとした境界の竜。
彼らを倒した果てに、神々を呼び出した首魁たる『偉大なる女神』が蘇る。彼女も討伐するべく戦うカルデアだったが、そこで異変が発生した。
 
「私は今ここに、この世界を剪定するために、かの女神へ服従を誓う」
 
カルデアのマスターの1人、ノゥエンティが突如として裏切りを敢行。
自らのサーヴァント、使徒ヨハネと共に、2人のサーヴァントを召喚して特異点を作り替えたのだった。
そして同時に現出する過去の再現。世界そのものが捕食され滅びゆくという光景を目の当たりとするカルデアたち。
ノゥエンティは告げる。これこそが、いずれ来たる終焉の光景であり、彼女はそれを止めるために裏切るのだと。
幻影に足止めされる形でノゥエンティを見失うカルデア。それを超えるために、少なくない犠牲が出てしまう。
だが、滅びへと立ち向かう彼らの胸にあるのは、決して絶望ではなかった。
「また明日!」そう告げながら彼らは、彼女らは、希望に向かい再達する。
 
事態を重く見たカルデアは急遽増員を決行。
特異点に突如出現した少女も仲間に含め、彼らは特異点の最深部を目指す。
そこで再び彼らはノゥエンティと出会い、彼女の内なる真実と目的、そして叫びを聞き届ける。
世界を救う。それが彼女の願いだった。そしてそのために、世界の滅びを伝播させかねないカルデアスを、この世界ごと切除する。それが彼女の選択だった。
故に戦うしかない。そうして選んだ戦いの果てに、初めてノゥエンティはその内なる叫びをこぼすが、偉大なる女神の手でその力の源を奪われてしまう。
 
そして、破局は訪れる。
かつて南米の地に光来した破滅。宙の果てのそのまた向こうより出でし、文明の発展の彼方に在りし"全ての終わり"。
それは文字通りの意味で世界を喰らう、次元を超越した災厄そのものであった。だがその顕現は不完全。決死の覚悟でカルデアは向かう。
消えゆくヨハネの残した言葉のままに、諦めずに災厄を打倒するカルデアたち。
 
だが、それはさらなる地獄の幕開けでしかなかった。
死した災厄は、己のリソースを全て注ぎ込み、同種たる別の災厄を降臨させたのだった。
それはまさしく"神"の具現。神霊や、星の触覚たる存在などではない。文字通りこの世界を作り出したという絶対なる一者の情報を再現した災厄だった。
「己はこの世界を作り出した概念そのものである」。その言葉の重さは、それだけで戦意を砕くに相応しい力だった。
だが、彼らは諦めない。神の支配を打ち破るために、彼らはその手に希望を握りしめて戦い続ける。
その希望は形となり、死した仲間は蘇り、彼らの結束と言う力は形となった。
そしてとうとう、とうとう彼らの成した戦いは結実を迎える。
 
「ずっと分からなかった。世界のすべてを理解しても、なんで私が、と思っていた」
「今やっとわかった。この日、この時のためだったんだって」
「私は貴方を"否定できる"」
 
世界を喰らう災厄。その一片を宿したノゥエンティが、今までの全ての痛みを災厄へと至らせる。
その孤独に手を差し伸べてくれた感情のままに、隔絶されていた殻を破ってくれた人たちに、お礼を言うために。
だがその力は、ただ1人の人間にとっては、余りにも──────。

「かなしまないで」
「"また、明日"」
 
そうして、世界を喰らいし災厄は取り除かれた。
だが、同時にノゥエンティ・スノウスケイプの記録は、世界中から消えていた。
記憶はある。だれもが彼女と駆け巡った、劇的な日々を覚えてはいる。だが、彼女の名前だけが、世界中から消えていた。
 
だが