泥スキル一覧(は行)

Last-modified: 2020-11-15 (日) 16:26:26

蝿の王

ベルゼブブの固有スキル。後天的に付与された、世界に仇なす魔としての特性。
人理に対する攻性能力。獣の権能にも通ずる力。
相手が神であろうと人であろうと獣であろうと、それが正しい理の中で生まれた存在であるならば判定時有利な補正を得る。
いうなれば天地人特攻。人類世界でこれに十全に抗することが出来る存在は二種類のみ。
即ち、ベルゼブブと同じ魔性の属性を有する者か、生まれ持った宿業に縛られず困難を打倒する「星」の英霊だけとなる。

白皙の美青年

人を惹き付ける外見の美しさを示す。魅了系スキルの一種。
男性にも女性にも交渉時の判定にプラス修正を得る。また特に異性に対しては魅了の魔術効果を持つ。

幕末鳴動剣

謎のヒロインXの銀河流星剣とは似て異なるスキル。
いざ、このサーヴァントユニバースから全てのアーチャーを駆逐すべく今日も剣を振るう。

機織り

機織りの技能の熟練度を示したスキル。道具作成の亜種と言えなくもない。
アラクネは全英霊の中でもこのスキルに関してはトップランカーの一人に数えられる。
その腕前は織物の女神としての側面を有しているアテネにも並ぶレベル。
…しかしこのスキルはあくまで機織りの技術面に関してのみであり、題材を選ぶセンスはまた別の話なのであった。

抜山蓋世

「力ハ山ヲ抜キ、気ハ世ヲ蓋ウ」
気力が充実していて、盛んな勢いがある様――山を抜き取るほどの力と、世をおおいつくすほどの気力――を示す。それは英雄豪傑の力と意気の形容ともいう。
勇猛とカリスマ他の複合スキルであり、項籍の固有スキル。秦を滅ぼし、宿敵劉邦を追い詰めていた頃の敵のいないさまを示すスキル。
項籍がどんな状況であれ撤退するまでは、全てのステータスが上昇し、攻撃時に有効なボーナスを得る。

白気の相

ムカリの固有スキル。
『元史』木華黎伝に曰く、ムカリが誕生する時にゲルから白気が出現し、巫者はこれは常ならざる子だと言ったという。
「天性の肉体」、「カリスマ」等の複合スキルであり、ムカリの体に巣食った古き支配者の力である。
容貌は白く、そして美しく人々の心をひきつけ、その体は人並外れて精悍である。
しかし、その体の表面をよく見ると白い粒のような生命体が蠢いているのがわかる。それは…………ここでは伏す。

八鎖の戒

はっさのかい。
エセゲ・マラン・テンゲリをこの地球へと呼び寄せ、巫者が制御するために刻み付けた呪いの類。
チンギス・ハンを上天の外なる神として制御するための生贄として、チンギス・ハンが生まれる前後に
彼の父に仕えた巫者の一族と彼の母親によって集められた子女達である。彼らがごく幼少期においては共に暮らしていたが、
チンギス・ハンの父(イェスゲイ・バアトル)が毒殺されたことによって一族は方々に散らばり、彼らも生き別れになるが、戦いを経て再会していった。
しかし、最後まで全員が一堂に集うことはなかった。
このスキルが発動している間、エセゲ・マラン・テンゲリのステータスは少しだけダウンしている。
しかし、時限式でこのスキルのランクは下降していき、やがて解除される。

ハッピーエンド

特殊体質。厳密にはスキルには当たらない。
全てが都合よい方向に流れていく性質。
A+であればたとえどのような窮地に陥ろうと、ただ助かるだけではなく何らかの利を得る形で切り抜けることができるのである。
ただし保有者はこのスキルの存在を自覚も知覚もしておらず、もし気が付いた場合はこのスキルの加護は失われる。

花嵐の剣士

詳細追記予定。

薔薇の王女

処女王エリザベス一世が年若い姿であった時のみ保有するスキル。英国の加護。
未だ自分が何を行うべきかを理解しておらず、「王女」であるが故に得るスキル。
このスキルを失う時――守られるだけでなく、自らが英国を守る存在になった時こそが、真に彼女が女王として立つ時なのである。

半陰半陽

アステカにおける闇の神テスカトリポカと光の神ウィツィロポチトリの祝福。
正午、もしくは正子に近くなるほど力が向上してゆく。

判決

不正の否定。善悪の判断。閻魔大王にも象徴されるように地獄の管理者には咎人の選別眼が必要とされる。
ラダマンテュスの場合、エリュシオンに立ち入る資格があるかどうかを彼は判断できる。
スフィンクスに関してはなぞなぞの正解の有無である。

反抗の狼煙

権力に対して反乱や抵抗をしたものが所持するスキル。
アンヌはフランスからの実効支配に対抗し続けたが、
その手段はいずれも合法的なものであったためランクは低い。

反・召喚術

“ソロモン”という伝説の召喚術士と同じ名を持つこと、
そしてアンチウィルスに情熱を傾けた生涯が形となってしまったスキル。
現世をサイバー空間として再解釈し、召喚されたものを本来その世界に存在しなかった異物(ウィルス)として処理する特例スキル。
奇しくも英霊召喚の儀式である聖杯戦争においては、魔術王ソロモンと同じように埒外の力を見せるだろう。
しかしその真価を発揮するのは特異点を始めとした異常への対処である。

光の巨人

ウルトラマンの証ともいえるスキル。“初代”であるウルトラマンは高ランクで保有している。
太陽光などのエネルギーを吸収することでステータスを半永続的にアップさせ、限界用の魔力を補給する。
これらの反応は異星文明の超科学によるものであり、魔力や幸運は適用外である。

秘史の幻影

チンギス・ハンの『神話』において登場した戦士達、その中でも人類史には存在しえない者が取得しているスキル。特殊な効果はない。ただ、チンギス・ハンの名が続く限り、その存在は忘れられることはない、永遠に。

飛将軍

カリスマや勇猛を内包する李広の固有スキル。匈奴との戦いにおいて英雄的な武を振るい匈奴に恐れられた李広の武勇を示すスキル。
上記効果に加え、対異民族特攻効果も内包している。また、精神的制約があったとしても戦闘技能の低下をある程度抑える効果も有する。
これにより李広は狂っていてもある程度は弓や槍などの武器を問題なく扱うことができる。

飛翔

翼を持つ英雄が特別に保有するスキル。地形効果を無視し、更に空中であれば敏捷値にプラスの補正を得る。
幻獣ハルピュイアと張り合えるカライスとゼーテースは最高ランクで有している。
イカロスは墜落とセットで保有している。
トゥガーリンとクラサは空を自由闊達に飛び回る。
オタスッウンクㇽは目にも止まらぬ速さで飛び回る。もっとも、オタスッウンクㇽが持つのは翼ではなく翅なのだが。

被造の悪逆

『二度と、あのジェヴォ―ダンの悲劇を、俺は繰り返させはしない』
『すべての悪逆を一つの器に。悪魔の名と始りの罪の男の名を関したそれを俺は飲み込む』
『仮想の現実での出来事を、現実世界にも適応もしくはアップデートするために』
『そのためならば』
『俺は、この穢れ果てた罪に沈んで溺死しても、構いはしない』
…………ビーストとして召喚されたエルリクを象徴するスキル。滅びるために顕現した人類悪は、ただ世界を『救う』ためにその霊基を拡大されていくのだ。
取り込んだ霊基に記憶されたスキル・宝具を使用できる。しかし、使用するたびに、ビーストの霊基とその中の男の身体は崩れていく。

日本一の兵

A++真田信繁真田幸村
真田幸昌(剣、騎)
D+真田幸昌(殺)

ひのもといちのつわもの。
死するときまで戦いを続け、そして散って行った真田信繁。その武勇と知略、そしてどこまでも絶えることのない闘争心と往生際の悪さが昇華したもの。決定的な致命傷を受けない限り生き延び、瀕死の傷を負ってなお戦闘可能でありさらに末期の最後のあがきの力をサーヴァントに与える。

美貌の悪魔

外見の美しさと内面の醜さを並立したスキル。イルマ・グレーゼの固有スキル。魅了、加虐体質他の複合スキル。
異性に対する魅了効果を持ち、それと同時に、自己の攻撃性にプラス補正がかかる。
これを持つ者は戦闘が長引けば長引くほど加虐性を増し、普段の冷静さを失ってしまう。
そして、彼女は他のあらゆるナチスの女性看守の業を内包している。彼女たちすべての業がイルマ・グレーゼという悪魔(てんし)へと統合されたのだ。

瓢箪鯰

気配遮断や諜報、情報抹消などを含む複合スキル。ぬらりひょんの性質を示す。
人の家にいつの間にか上がりこみ、我が家のように寛ぎながら茶を飲む。
家の者が追い出そうとしても、不思議と追い出すことが出来ない。

ヒンドゥスターンの王威

ラージプート諸王国を破り、主に北インドを支配下においたムガル帝国ことヒンドゥスターンの開祖となったバーブルの戦功がスキル化したもの。
Cランク程度のカリスマと勇猛、獣殺し他特攻スキルの複合スキル。
バーブル自身はイスラム教徒であるが、インドの神々を信仰するクシャトリヤの末裔たるラージプート諸王を撃破し服従させたことから彼らが信仰する神仏や猛獣に対しての影響力を有している。

ファイアウォール

コンピュータネットワーク上の通信を遮断するシステムとしての防火壁。
サーヴァントとして現界するにあたっては、魔術障壁及び結界を強化するスキルとして定義されている。

幻霊複合体

ファントム・コンプレックス。
幻霊接続(ファントム・コネクト)に連なるスキル。
幻霊接続スキルが英霊の能力を引き上げるために幻霊を装備するスキルなら、
こちらは幻霊たちが英霊の域に至るために自身たちを接続し、複合体となっている事を表すスキルである。
 
元来幻霊とは歴史が足りず、信仰に至らぬが故に英霊に届かぬ存在で、
必然、霊基数値が足りずサーヴァントとしては成立しない存在であるとされる。
その性質上、近代の物語の登場するような架空の人物であったり、
都市伝説(アーバン・レジェンド)の類がこの幻霊という存在として分類されることが多い。
 
このスキルのランクは規格外(計測不能)として評価されるが、
複数の存在が融和している事によって、接続された幻霊の内のどれかの側面が強く出てしまったり、
情報(記憶や感情等)の希釈、属性の変容等のデメリットも引き起こされる。

堕光

フォールン・ソリッシュ。神殺しの亜種スキル。兄バルドルを滅ぼした逸話の具現。神性に対して有利な効果を働かせることができる。
また、光に由来する相手と戦うときに限ってランサーの眼に光が戻り、戦闘時のあらゆる局面で有利な判定を得ることができる。

巫術

シャーマンとしての術技。生贄を以て信仰せし上天の力を行使する。

不退転の決意

如何なる状況下においても、これと決めた一事を遂行する絶対の覚悟。
危機的な状況下に陥った時、受けた肉体的・精神的ダメージによる行動制限を無視する他、
自らを意図的に危機的状況に追いやることで、火事場の馬鹿力的に各種ステータスをブーストすることができる。
時に絶望し、時に悲嘆し、しかし諦めることを知らない者。
その一念は、或いは、文字通りに岩をも砕くことだろう。

風呂の守護者

風呂にまつわるサーヴァントが持つ固有スキル。
風呂では防御判定に有利な補正が付き、風呂の耐久性と清潔さと快適性を向上させる。
そもそも他に保有しているサーヴァントがいるのか、
どの程度だとAランクになるのか、
なぜ申し訳程度に+が付いているのか、
など謎が尽きない。

不死の贖罪者

死ねない呪いを受けている。
クンドリはかつて磔にされた救世主を嘲笑したことによって受けた呪い。
八百比丘尼は人魚の血肉を食べたことにより、千年近く日本を放浪した。
リヴァイアサンは八百比丘尼との自己同一性によって得たものだが、ランクは劣る。

不正の器

真名偽装スキル。ベリアルの固有スキル。
元よりベリアルは「天から堕ちた天使たちの中で、彼ほど淫らで、不埒な者などいなかった」と表現される不誠実な堕天使であり、
「邪悪な者」「無益な者」とトーラー(モーセ五書)において表現されている。
彼が唯一、現在も信奉する神の御名に誓わせない限り、その口からは嘘しか出てこない。
それがスキルとして昇華され、ベリアルは「真実」を捻じ曲げ、「嘘」を真とする規格外のスキルを保有するに至った。
……ただし、「聖杯」の英霊として召喚されているため、そこまで万能の性能を発揮するまでには至っていない。

不定形の恐怖

影に潜み闇に潜み心に潜み。
姿を変え形を変え獲物を狙う。
彼の本当の姿など存在せずただ人々の恐怖によってのみその姿を現す影。

ブフ術

ブフ…………いわゆるモンゴル相撲に連なる体術である。モンゴル部族の戦士達は一人前になるのに馬術と弓術と合わせて自身の体を用いた体術も身に着けた。
相手と組んで地面に相手を落とすことで勝敗を決めるものであり、バトゥが学んだものについては主に投げ技が重視される。
相手が男であろうと、体術の心得がないのならばたやすく投げることができる。

フリッグの誓約

肉体補強&保護スキル。バルドルの固有スキル。
神話にて死の預言に苦しむバルドルを哀れんだ母フリッグは万象に対してバルドルを傷つけないように誓いをたてさせたという。
しかし、その守る基準はというとその対象を『フリッグが』バルドルを殺しうると判断した場合というところにある。
故に、高名な宝具や頑強な肉体によってはバルドルは傷つけることができず、『一見無力なようで強かな』物でこそ、傷つけうるのである。
ヤドリギはその中でもっとも有名な物であるに過ぎない。

ブリーディング

猛獣・魔獣の飼育技能。Bランクであれば自分と同等くらいの力を持つ魔獣を手懐けることができる。
ディオメデスはポタルゴス、ラムボーン、クサントス、デイノスと呼ばれる4頭の人食い牝馬を従え、大事に育ててきた。
アルフォンス・モローは低級の獣を自分と同等くらいの力を持つ魔獣まで育て上げられるが、同時に反乱される確率も上昇していく。

プロレスラーの肉体

プロレスリングをするために鍛えあげた肉体。
リングに上がるために血と汗を流し、相手の称賛と観客の歓声を得られたなら、
誰が何を言おうとあなたはプロレスラーである。
熊だの鶴だの、この際些細なことだ。

蛇の女房

「鬼の亭主には蛇の女房がふさわしいでしょうよ」
生前、伴天連追放令にかかる夫の干渉や暴虐にも反抗して信仰を貫いた明智珠の逸話がスキル化したもの。
自己暗示、精神汚染他の複合スキル。
明智珠の精神的障壁、そしてある種の自己暗示。それにより自己に対する肉体的及び精神的絶対性を得る。特に異性で且つ、同時代同地域の武士の相手に対してはより強固となる。
しかし、精神はいびつに歪んでしまい、細かい判断力を失い、常に誰かしらに悪意をぶつけないと気がすまない。
そして、蛇とはキリスト教において罪を教えた邪悪な存在だ。…………珠が復讐者に落ちたのも、当然の帰結であったかもしれない。

変装

衣装や小道具を使用することで、外見を変化させる。
ディエゴの変装は特定の人物になりすますことではなく、
正体を隠すことを目的としている。
ジャックの変装も同様に自身の正体を隠すためという側面が強く、またサーヴァントとして召喚されている際にはとある幻霊を付与されているために生前よりもその精度は上がっている。
ダゴネットはランスロットに変装することで、彼を恐れている敵を排除したという伝承からこのスキルを取得している。

変転

リナルドが叙事詩において魔法の泉の水を飲んだことで数奇な運命を歩んだという逸話がスキルとなったもの。泉の水の呪いは座に召し上げられてなお、継続しており、その心身が安定しない。愛情は憎悪へ変わり、肉体も愛を抱けば男となり、愛を失えば女となる。それにより自身をコントロールすることも難しくなる。思い込みが強くなることで、自己暗示が発生し精神的、肉体的に決まった方向において、強固となるが、その方向が安定しない。効果としては低ランクの変化スキル、自己暗示スキル、精神汚染スキルの複合スキル。

変転女体

スキル変転が変質したもの。リナルドは変転スキルのために心身が固定されない不安定な霊基を持つが、水着サーヴァントとして現界した際に取得した魔力放出(夏)とビートフラワーによって、女性側へと固定化され、変転スキルは変転女体スキルとなり、女性的なサーヴァントとして彼は固定化された。

ベアナックルボクシング

現代のボクシングの原型、素手で相手と殴り合うベアナックルボクシングの力量。
ボクサーは初代王者にして、270戦269勝1敗という破格の戦績を残している為、最高ランクを有する。
現代のボクシングとは大きく美意識や考え方が異なる。

宝具殻装

神の力の入れ物としての肉体。それ、そのものがある意味宝具であるといえる。カリスマ、天性の肉体等を内包する。器であるがゆえに、それは非常に頑強で無感。それは、その創造主かその力を継いだものでないと、壊すことはかなわない。神性を持たない相手に対する攻撃時と防御時に有効なボーナスを得る。

豊穣の蠍

ナルメルではなく豊穣の神たるセルケトの固有スキル。帯毒・無辜の怪物・頑健等の複合スキル。
スキルの保有者と同盟者に強力な耐毒の加護を与え、耐久性も向上させる。
そして、スキルの保有者であるライダーの全ステータスを向上させる。
セルケトは猛毒を持つ蠍の女神でありながら、蠍やそれ以外の毒を持つ生物から人々を守護するとされ、王の守護者でもあった。

菩薩の加護

修羅道を担うとされる十一面観音菩薩によって与えられた加護。
現世利益である十種勝利と、山の神として霊泉を授けられた。
全判定にプラス補正と、各種バッドステータスへの耐性を得る。
また、温泉に浸かることで補正値が上昇する場合がある。温泉の発見などにも使える。

星見の予言

天体の動きを観測することで、将来的に発生するであろう事象を予期する。
また、その過程については物理法則に基づいた計算式で求められる為、
ケプラーの法則などに基づく関連した演算時、有利な補正を得る。
史実のハレーがそういった能力を持っていたという記録はないが、
彼の最大の功績が、『予言の成就』という形で確立した事から、このスキルが派生した。
彼の持つ天文学に対する深い理解と習熟が、擬似的な占星術に転化している。

細枝の容貌

諢名である『クラキ』とは即ち細枝のこと。
率いる戦士たちに比べその身体は細く、ウォッグという男にまるで枝(クラキ)のようだと比喩されたことから。
彼女はこれを寛容にも受け入れ寧ろ自ら名乗るようになり、加えて黄金の腕輪まで送って礼をした。
ウォッグはその人柄に惚れ込んで後に十二人の勇士たちの一人となる。
 
真名を看破されるまでステータス、スキル、宝具の認識を阻害する。
ステータスは1ランク下がって表示され、真名に繋がる固有スキルと宝具の表示が無効化される。
確かな見識を持っていなければ初見でその力強さと本来の性別に気づくことはできない。

焔避けの加護

炎やそれに類する攻撃、自然現象によるダメージを削減、もしくは無効にする。その範囲はランクが高いほど広がっていき、また削減幅や無効にする確率を上げていく。ウィーラーフが所有するこのスキルはベオウルフをドラゴンの焔から最後から守りきったこと(ベオウルフが受けた致命傷は竜の毒の爪による)から最高位のAとなっている。