カイン

【キャラクター詳細】
人類最初の殺人事件の加害者にして人類最初の嘘つき。
何を考えているのかわからぬ言動をするがその真意は……？

【パラメーター】

【絆Lv1】
身長／体重：『身長185センチ体重４８キロのモデル体型さ！……まあ嘘なんだけどね』
出典：『なんだったかなあ。たしかグリム童話とかその辺だったと思うよ』
地域：『実は南極で生活してたんだよねー。寒かったなー』
属性：『品行方正な僕が秩序・善以外のはずは無いだろう？』　性別：『参ったなぁ！女の子だってバレちゃったか！』
人類最初の大嘘吐き

【絆Lv2】
カインとアベルは、アダムとイヴがエデンの園を追われた後に生まれた兄弟である。
カインは農耕を行い、アベルは羊を放牧するようになった。
ある日2人は各々の収穫物を○○○○に捧げる。カインは収穫物を、アベルは肥えた羊の初子を捧げたが、○○○○はアベルの供物に目を留めカインの供物は無視した。
これを恨んだカインはその後、野原にアベルを誘い殺害する。
。その後、○○○○にアベルの行方を問われたカインは「知りません。私は弟の監視者なのですか？」と答えた。
これが人間のついた最初の嘘としている。

【絆Lv3】
基本的に信用してはいけない。
彼の言動は全てが嘘で覆い隠されていて信頼は最も彼からかけ離れた行為だからだ。
もし一つだけ彼と交流する上で重要な事があるとすればそれは彼の嘘を暴こうとしない事。
この点にさえ気を付けていれば運が良ければそれなりに付き合っていけるだろう。
聖杯への望みは○○○○の作り出した世界の抹消。即ち人理の焼却である。
しかし、○○○○への憎悪からくる歴史消去の願望を持つ反面、歴史を消してしまえば弟の死さえ無意味なものにしてしまうという葛藤も抱えている。
二律背反する感情に耐え切れなくなった彼は自らを偽ることを決めた。
自分は復讐者であると定義することで精神の安定を得た彼であるが、それは同時に自分と言う存在を喪失したことを意味する。

【絆Lv4】
○大嘘憑き　ＥＸ
人類最初の嘘の発信者であることから付与されたスキル。
偽ることに特化しており感情判定に補正値が得られる。
ただし、ランクＥＸともなるとその嘘は自分すらも騙し通す。
もはや彼には何が本当で何が嘘かもわからない。
ある種の精神汚染スキルと同程度のデメリットを併用する。
○始まりの罪人　Ｅ
最初の嘘つきにして最初の殺人者。
ヒトに対する絶対的な特攻。
ただし自らを復讐者であると偽った結果、自己を喪失しているためこのスキルは大幅に弱体化している。
ランクＥでは精々少しバフがかかるくらいだろう。

【絆Lv5】
『万物は偽りに堕ちよ』
ランク：ＥＸ　種別：対界宝具
レンジ：『さてね？』　最大補足：『３人くらいじゃない？知らないけど』
イッツ・オールフィクション
人類最初の嘘が宝具に昇華したもの。
固有結界に限りなく近いものであるが、固有結界よりも遥かに質の悪い宝具。
偽りの事象を世界へと転写し、反映させる世界すらも騙す原初の嘘。
固有結界と最も違う点は世界の修正を受けないという事だ。
『初めから世界はこうであった』『そんな事実は存在しなかった』
そうした偽りで世界を浸食し書き換えるこの宝具は真実に最も離れた位置に存在する世界の癌である。

『悪徳は此れより始まる、人よ業を過つならば』
ランク：Ｃ　種別：対人宝具
レンジ：『そりゃもう人類なんて皆殺しだよ！』　最大補足：『ムカついた奴の数だけ？』
カイン
人類最初の殺人が宝具に昇華したもの。
原初の殺人事件の加害者である彼が持つ対人特攻宝具。
本来であれば人類に対する絶対的な殺害権であるが、スキル『始まりの罪人』と同様の理由で弱体化している。
しかしそれでも人類に対して特権的な権利を持つ宝具である事は変わらず、相手に対しても機能する簡易的な令呪のような効果となっている。
ただしそれも弱体化した状態では強制力は然程なく、精々が相手の行動を妨害する程度に留まるだろう。
『まあどうせ即死なんてサーヴァントやボス相手じゃ通らないんだらか別にいいよね？』

【「それでは皆様ご唱和ください」をクリアすると開放】
彼は確かに弟を殺めた。
しかし、それは本当に彼の望むところだったのだろうか？
彼が犯した罪が人類最初の殺人だというのであれば、どうして彼は人を殺せば死ぬと言う事が理解できたであろう。
ただ妬ましかっただけだった。まさか死ぬとは思っていなかった。
アイツさえ僕たちの前に現れなければ、きっと僕たちは幸せでいられたのに。
何故あの時二人の供物を共に手に取ってくれなかった？
何故あの時二人の供物を共に無視してくれなかった？
……ああそうか。僕は愚かであるように“仕立てあげられた”んだ。
なのになぜ僕はこうも悪名高く言い伝えられ、アイツは今も信仰されている？
僕の罪を罪だと嗤うのであれば、その罪を産み出したのはお前じゃないか。
――だから、殺そう。アイツもアイツが作り出した全ても、それを肯定した人理すら。
そうすればきっと僕は救われるから。

『とか言う設定思いついたんだけどどう？　悲劇の復讐者っぽくていいかなーって』
『え？八つ当たりで小物っぽいって？参ったなー。確かにそうかもね』
『ま、全部嘘なんだけどね』
『あ』
『それでは皆様ご唱和ください』
『万物は偽りに堕ちよ（イッツ・オールフィクション）』