ジェルメ

Last-modified: 2018-06-12 (火) 23:06:47

キャラシート

【クラス】バーサーカー
【真名】ジェルメ
【容姿】白い民族服を身に着けたケモ耳戦士
【英雄点】45(ステ25・スキル20)/令呪1画
【HP】45 /45 
【筋力】EX:8(10)
【耐久】A+:6(7)
【敏捷】C:3
【魔力】C:3
【幸運】D:2
【スキル1】狂化 B+
10:物理攻撃時、補正値5を得る。物理防御と魔術防御時、補正値3を得る。
【スキル2】悪魔 B
5:物理攻撃時、ダイスの面数を1増やす。ダイスのマイナス補正を受けない。
【スキル3】獣の流儀 C
5:キャラシート作成時、英雄点10を得る。(=猛獣)
【宝具】『者共よ勒せ、蔑すべき無頼獣』(ツァガーン・マンガス) 1/1
【ランク・種別】D+ 対人宝具
【効果】防御判定時、補正値10を得る。
それが奇襲防御であるか、もしくは『毒』や『薬品』を有する敵によるかそれらを用いた攻撃であった場合、最終ダメージを20減少させる。
また、交戦フェイズの間、物理攻撃時補正値5を得る。
【属性】混沌・狂 女性 猛獣 騎馬民族 非処女

マテリアル

キャラクター個人データ

真名:ジェルメ
出典:史実
性別:女
身長・体重:174cm・65kg
地域:ユーラシア大陸
年代:13世紀
属性:混沌・狂
好きなもの:ミルク、護るべき主
嫌いなもの:毒、戦争

ステータス

筋力:A+ 耐久:A+ 敏捷:B+ 魔力:B+ 幸運:C 宝具:D

クラス別スキル

・狂化:B+
「狂戦士」のクラス特性。理性と引き換えに驚異的な暴力を所持者に宿すスキル。
身体能力を強化するが、理性や技術・思考能力・言語機能を失う。また、現界のための魔力を大量に消費するようになる。
召喚呪文に特定の一節を組み込むことでこのスキルを付与し、クラスを「狂戦士」に限定して召喚することが出来る。通常はあまり強くない英霊に付与することで、他の有名な英霊と渡り合えるようにする為に用いる。
・騎乗:D
「剣士」「騎兵」のクラス特性。
乗り物を乗りこなす能力。「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない。
また、英霊の生前には存在しなかった未知の乗り物(例えば古い時代の英雄にとっては見たことも無いはずの、機械仕掛けの車両、果ては飛行機)すらも直感によって自在に乗りこなせる。基本的に「騎兵」クラスは非常に高ランクでこのスキルを持つ。本来バーサーカークラスではこのスキルは喪失しているはずであるが、ジェルメはスキル剛力の蹄によって、本来よりもランクは落ちるものの取得している。

保有スキル

・悪魔:B
あくま。タタールともいうが、この呼称を進んで用いるのは次世代のバトゥだけである。モンゴル帝国に属した主に『征服者』のサーヴァントが保有する固有スキル。「軍略」「精神汚染」「勇猛」の複合スキル。このランクが高いほど、対人において有利な判定を得ることができる。
ランクが高いほど対多数の戦いにおいて有効に作用するとされている。
そして、その精神の汚染は彼らが信仰していた上天/テンゲリによって吹き込まれた狂気によって創出したものであり、モンゴル帝国の戦士達はテンゲリの恵みと呪いによって人並み外れた力を手に入れ、テンゲリの意思を代行し大陸に恐怖と殺戮をもたらしたのである。
・帯毒:A
毒を宿しし獣マンティコアの血を引くジェルメは、生まれつきあらゆる毒を無効化する。そして、爪や尻についた尾についた針より猛毒を放出する。
・剛力の蹄:B
大陸に生きる遊牧の民……その中でも馬と共にある戦士が保有するスキル。人馬一体とも言われる。そしてそれは、遠き永遠なるブンバの王が駆りし剛力の蹄(アランザル)に由来する。
・獣の流儀:C
野生の本能による戦闘倫理。心眼などに類似する。ジェルメの場合、毒を用いた敵の殺害及び捕獲をスムーズに行えるような身のこなしを持ち、そのための態勢作りをする。

宝具

『者共よ勒せ、蔑すべき無頼獣(ツァガーン・マンガス)』
ランク:D  種別:対人宝具 レンジ:1~20 最大捕捉:30人
ジェルメの肉体を彼女の先祖にあたる毒獣――マンティコアへと変転させる変身宝具。
まだ、チンギス・ハンがテムジンであった頃、敵対する射手による毒矢でその乗っていた『騎馬』もろとも瀕死の重傷を負った。そして、騎馬はその猛毒によってその命を散らし、テムジンは生死の境を彷徨ったという。そこで、彼の介護をし、毒を吸って抜いて命を救ったのが彼の親衛隊長であったジェルメであり、それができたのは彼女が毒獣の血を引く混ざりものであったからに他ならない。

解説

チンギス・カンの有力戦士、四狗(ドルベン・ノガス)の内の一人にして、彼の親衛隊長を務めた人物。ウハ(ならず者)とも呼ばれる。元はシベリア方面が祖となるウリャンカイ部の出身であり、弟のスブタイと共にチンギス・ハンに仕えた。そしてチンギス・ハンの傍近くに片時も離れることなく付き添い、多くの戦いに同行し、チンギス・ハンの信頼を得た。ジェルメは、野獣の血を強く引き、それがゆえに非常に速い身のこなしと強靭且つ頑強な肉体と、非常に強い性欲を持ち合わせていた。彼女は主君の愛妾兼護衛として付き従った。
そんな彼女の岐路となったのはタイチウト族との戦いの時である。タウチウト族に仕えた戦士の内が一人、ジルゴアダイの毒矢による狙撃で、チンギス・ハンとその馬は瀕死の重傷を負った。そして、馬は死に、ジェルメはチンギス・ハンの介護と毒抜きをした上で、相手の陣営から牛の乳を盗み出すと主君に飲ませたという。チンギス・ハンはこれを含め多くのことでジェルメに助けられたと感謝した。ジェルメはチンギス・ハンに先立って病死したという。

人物

動物的な倫理に支配されており、主君に心から忠誠を誓ってそれ以外はないがしろにする忠犬気質。バーサーカーとして召喚されているが、生前はほぼ獣であり、周りとまともな意思疎通が行えなかったのが、狂化されたことにより逆説的にある程度の意思疎通ができるようになっている。大陸奥地の出身であり、弟のスブタイと共に野獣の血を濃く引き継いでいる。頑強な肉体を誇り、また強力な毒針を持ち攻防一帯の体を為す。それはまるで東南アジアを祖とする毒獣マンティコアのようである。そして、その瞳はただ主君であるもののみを見ている。そして、その主君の温もりだけを求め、獣は獣であり続ける。

Weapon

・毒爪
ジェルメの長く伸びた爪。毒を帯びており、その毒はたった一掻きでただの人間にとっては致死量となりうる。
・黒貂鎧〔帯蝕〕
弟スブタイとおそろいの黒い鎧……だったが、自身の毒によって退色し、白くなっている。そしてそれは硬く甲羅のごとく形状を変化させ、さながらジェルメの装甲となっている。一応任意で着脱可能だが、そうした場合、全ステータスが下降する。

因縁キャラ

チンギス・ハン:主君。親衛隊長として護った男。そして自身の『飼い主』。
スブタイ:弟であり、運命共同体。周囲になじめず心配でしょうがない子。
ジェベ:テムジンを傷つけた許すまじ女。彼が許しても私が許さない。

セリフ例

【セリフ例】
一人称:私 二人称:あなた 三人称:アレ
「Gurrrrrrrr……」
「くしっくしっ…………酒臭いのは嫌いですが」
「じゅぐふす じゅふーしゅ ぐおでゅん いすむ……!!」
「…………るじょろいふ るわいふ あらしぐる! むじゃふ どん るくりお。ぷえる あいふ! じゅくす! …………毒は、ここに。貪り食わん!!」