フィアー

Last-modified: 2018-07-16 (月) 23:09:04

キャラクターシート

【名前】フィアー
【容姿】金髪の青年。その目には狂気を灯す。
【願い事】恐怖に打ち勝つ勇気。
【バッドエンド】
【グッドエンド】
【令呪】 3/3
【HP】25/25
【筋力】E:1
【耐久】A:5
【敏捷】E:1
【魔力】A+:6(7)
【幸運】E:1
【スキル1】遠き日の安寧(投影):任意のタイミングで英雄点5点の乗騎「名もなき影」を召喚できる。
【スキル2】仮初の力:英雄点5を得る。サーヴァントに対し、通常のダメージを与える。
【奥義】『創造するは最狂の自分』(アイ・アム・クレイジー・ヴァンパイア) 1/1
【効果】魔術攻撃を行い、補正値10を得る。
【その他】混沌・悪

援護型

【名前】フィアー
【容姿】金髪の青年。その目には狂気を灯す。
【願い事】漫画の主人公のようになれなくても、誰かを助けられる力。
【バッドエンド】
【グッドエンド】
【令呪】 3/3
【HP】15/15
【筋力】E:1
【耐久】C:3
【敏捷】E:1
【魔力】B:4
【幸運】E:1
【スキル1】瞬間強化(投影):自分のサーヴァントの物理防御時、補正値3を与える。
【スキル2】仮初の力:自分のサーヴァントの最大HPを15増やす。
【奥義】『例え英雄になれずとも』(テイク・ア・ブレイブ・ステップ) 1/1
【効果】自分のサーヴァントの奇襲防御時、補正値5を与える。
【その他】混沌・中庸

設定等

【概要】
読み:ふぃあー
年齢:20歳 / 身長:176cm / 体重:63kg / 血液型:A型
出身:日本(育ちは様々)
属性:混沌・中立 / 性別:男性
イメージカラー:金、黒
一人称:俺 / 二人称:お前
好きなもの:煽りがいのある相手、子供、良く笑う相手 / 嫌いなもの:心の強い相手、死徒
魔術回路・質:B+ / 魔術回路・量:B /魔術回路・編成:正常
「ハッハァ。笑いなァ。笑いってのは威嚇でもあるし…自分をごまかす事だってできるのさ。…ハッハァー。」

 

【人物】
『恐怖』の起源を持つ青年。その人生の大半に恐怖を感じて生きている。
自分の名前は忘れてしまったので、偽名としてフィアー(恐怖)を名乗っている。
基本的に口先で煽るのが好き。煽りに乗ってくれる相手ならもっと好き。
また、純粋な子供は、自分に危害を与えないと分かっているし、
なんなら自分の方が強いという確信があるため、安心して関われる分彼は大好きである。

 

【初期設定】
幼少期、両親を死徒に殺されている。
だが、目の前の少年が怯えながら、震えながら。大笑いしているその狂気を見て、
気まぐれなのか死徒に、死徒にされるのではなく純粋に養子として手元に置かれる。
「俺が『親』になったらこいつの狂気とは戦えねえだろ?それじゃあ面白くない。」
そんな言葉を、聞いたような記憶がある。
実際、養子にされてからは危害を加えられるでもなく、
むしろ成長を手助けするかのように戦い方を教えてもらったりもした。
雷の魔術は死徒からコツを教わっている。
だが、自分の親を殺した相手に戦いを挑む勇気など彼は持ち合わせておらず。
ある日無我夢中で、死徒の屋敷から逃げた。…それがまずかった。
実際、その屋敷からは逃げ出せており、追手の気配もない。
だが、彼の臆病な心は、逃げ出せたと喜ぶより先に、
いつか気まぐれに自分が見つけられ、気まぐれに殺されるのかもしれない。そう考えるようになってしまった。
実際、その死徒が今どうしているか。失望して自分を忘れたか、あるいは逃げた自分を探しているのか。
そんな事は知る由もないが、今でもその思考に悩まされている。

 

その恐怖をごまかすために、彼は狂気を演じることにした。
恐怖に押し潰され、親の顔も自分の名前も忘れても。あの経験を、あの光景を忘れることなんてできない。
なら、それを何でもないと言える人になれれば。心を別の物にすり替えられるのなら。

 

その恐怖から救われるために、聖杯戦争(殺し合い)に身を委ねることにした。
たとえ、もう死んだ方が楽なんだと分かっていても。自分から死ぬ勇気なんてとても恐ろしくて持てない。
でも、ふと殺されるのなら。あるいは聖杯や殺し合いがこの心を変えてくれるのなら。
そういった思考に、わずかな希望を抱きながら。
―――――――道化師は今日も、夜の街を歩く。

 

【起源と魔術について】(スキル1、スキル2の解説含)
得意魔術は投影。ただ、彼の投影は起源の関係で、
自身が恐怖を感じたものをより忠実に再現する魔術になっており、
投影したいものの物質や構造、力等の理解ができていなくても、形状さえ記憶していれば、
『どれだけ恐怖したか』でイメージを瞬時に定め、投影したいものを投影することができる。
ただし、それで投影したものは本来より大きくランクあるいはステータスが下がる。
代わりに、本来ならできないものの投影がほんのわずかの間可能になっている。
そのため、彼は一番人生で恐怖を感じた死徒の身体を一部投影し、自身の身体を補強することができる。
彼の戦闘スタイルは、この一瞬だけの仮初の身体で、魔力に物を言わせて殴るというものである。
武器等の投影でなく、あえて殴るのは、それが最も相手が感じた恐怖を実感できるからだそう。

 

ただ、やはり投影というのは魔術効率が非常に悪く、
その上デタラメな方法でイメージを設定しデタラメな物を投影しているので、
より世界の修正力も早く働く。そのため、
魔術回路の質、量が平均的な魔術師よりかなり高い彼でさえ、
攻撃する直前だけ使う等に留めない限り一瞬で魔力不足となる。
また、自身が想像できる範囲の恐怖までしか投影できないという面がある。
例えば、人間がおおよそ及ばない圧倒的な力をもし見たとして、
それを万一理解できたとしても、それは恐怖にすらならず、投影することはできない。

 

例外として、『もっとも恐怖を感じないもの』を投影することができる。
彼にとってそれは両親なのだが、もはや顔も思い出せず、『両親のシルエット』を無理矢理投影する形になる。
皮肉にも影という普遍的なものとして投影されるからか、そこにないものという修正力の働きが鈍く、
この影だけは物理的に干渉、もしくは影が存在しえない場所に移動しない限り長い間消える事はない。
また、他にも人間が絶対的に恐怖する雷をわずかに扱う事もできる。

 

【奥義について】
魔力を全て使い切る程に使い、死徒を全身ごと投影し自分を補強する。
一瞬だけ、自身が放つ魔術がその死徒が撃ったものと同等クラスになり非常に強力な一撃となる。
代わりに、あまりに歪な投影なため、投影した段階で既にほとんど身体は動かせない。
しかしその破壊力は、並のサーヴァントの攻撃と同格、あるいはわずかに上となる。
もちろん必要な魔力量も膨大であり、一度使うだけで魔力量は限界で、しばらく使えなくなる。

遥彼方桃源郷 ニライカナイ

『――――――「恐怖」しか知らなかった青年は、やがて「別の世界」を知る。』
彼にとって、大きく生き方を変えることになる転機でもあろう聖杯戦争。
未だ殺し合いに身を置くことに変わりはないが、ただ殺し合いを求めるのではなく、
その上で「何か」を掴もうとする意志が生まれる。
上述の援護型のスキルは、この聖杯戦争を通じて生まれている。
殺し合いをしながらも、誰かのヒーローにもなりたいという矛盾した思いの混じった状態。

 

メミニ:本当にシスター服かァ?まぁ、それは置いとくとして。聖職者…ネェ。
ま、思ったより信仰されてなくて問答が大変そうだなァとは思ったがな。
俺は神は信じてはいねーし、こういうお堅くて聖書が好きな奴はちょいと苦手なタイプだなァ。
イリヤ「ランサー」:いやぁ、本当に厄介だったぜェ?おかげでキャスターの陣地をまともに機能させられなかったしナァ。
しかし、まあ…聖職者ってのは薄着じゃねーといけねぇ決まりでもあんのか?いや、あるわけねえな。あの二人がアレなだけか。
レオンハルト・オーム・フォン・アインヴァールハイト:…ヤベェ。とんだイカれてる奴じゃねーか?俺とは別方向だろうがよォ。
ま、あいつにもあいつなりの信念ってもんがあんだろーな。俺は知らネーけど。
山科勝成:胸がでかくて上サマってやつが好きな、陽気なエセサムライ。その服で元シスターは無理があるんじゃねーかぁ?
…あのペアだけじゃなかったナァ。まあ、最後勝てなかったのはちょっと悔しいとこもあるナ。
犬養早徒:ヘタレ…いや、違うな。こいつは間違いなく『強い』側の人間だ。
じゃなきゃあ、死なないとはいえサーヴァントの代わりに盾になるなんてできねえよ。
伏姫:根性あるちびっこだな。あいつら主従でヘタレに見せかけてつえーんだ。
俺からしたら嫉妬で狂っちまいそうだぜェ。ハハァ。…………………ま、仲良くやれよ。
神成のどか:短命かァ。俺なら痛さと怖さで頭がおかしくなっちまうぜぇ。もうおかしい?ハッハァ。
それでも「娘のためにも」って言えるあんたはつえーと思うぜ。家族のためにも、精々頑張りなァ。
コンラ:英霊の割にはガキっぽさの残った奴だな。色々割り切れてねーっつーか。
戦法については気にしてねーけど、それはそれとして次あった時は潰す。
朝霧一九:お節介なお医者様だナァ。なぁにが君はヒーローになれるだぁ?
…そりゃ、なりたかったさ。なれんのかなァ…。
両面宿儺:鬼神って言われるだけあって中々の戦闘狂だったなァ。馬があうぜぇ。
んにしてもなんか面白いサーヴァントだったナァ。同盟は助かったぜぇ。またやろうや。