ベズワル・ビャルキ

Last-modified: 2018-09-30 (日) 01:07:16

サーヴァント
【クラス】バーサーカー
【真名】ベズワル・ビャルキ
【容姿】白い熊の毛皮を被った男。
【英雄点】40点(ステ20点・スキル20点):令呪x画消費
【HP】 40/40
【筋力】A+:6(7)
【耐久】A:5
【敏捷】A:5
【魔力】D:2
【幸運】E:1
【スキル1】狂化:C++
消費点数10:物理攻撃時、補正値5を得る。物理防御と魔術防御時、補正値3を得る。
【スキル2】猛獣の裔:
消費点数5:キャラシート作成時、サーヴァントの英雄点10を得る。獣特攻の対象になる。
【スキル3】ベルセルク:A
消費点数5:物理攻撃時、ダイスの面数を1増やす。ダイスのマイナス補正を受けない。
【宝具】我が理性は擲つままに狂獣となりて(バーサーク・ボズワル)
【ランク・種別】ランク:B 種別:対人宝具
【効果】補正値10を得て物理攻撃を行う。
攻撃対象が設定上神性を所持している場合、攻撃後に令呪を一画消費しその戦闘フェイズ中物理攻撃と物理防御時に補正値5を得ることが出来る。
【その他】熊の毛皮を被る者(ベルセルク)ってそういう

絆レベル

【キャラクター詳細】

 ベルセルクとは『熊の毛皮を被る者』という意味を持つ言葉であり、北欧の王直属の戦士団に呼称される異名でもある。
 ベズワル・ビャルキはデンマークの黄金王フロールヴ・クラキ直属の戦士であり竜退治や巨人退治そして有翼の魔獣退治などの数々の武功をあげた最強のベルセルクの一人である。

絆レベルを1にすると開放 [#n142e62f]
【ステータス】筋力:A+耐久:A+敏捷:A+魔力:C幸運:D宝具:A-
身長/体重:192cm・121kg
出典:北欧神話。フロールヴ・クラキのサガ
地域:北欧・デンマーク
属性:混沌・狂
性別:男性
あらゆる猛獣の特性をその身に持ち、変身能力と異常な怪力を持つが、三度までは必ず勝利するという魔剣はバーサーカークラスにおいては所持していない。

絆レベルを2にすると開放 [#a23c8ebd]
 北ノルウェーの王シグルドリングの息子であり、巫女の呪いを受けた変身者ビョルンの三男。
 長男は腰から下が狼と鹿の脚となり、次男は足首が犬となったが、三男であるビャルキは呪いによって人の姿のままに熊や巨人以上の力を生まれながらに持つ。
 狩りの折に謀略により殺された父の仇を討ち、二人の兄すら抜けなかった岩盤に突き立てられた生涯に三度しか使え
ない魔剣を抜き放ち、これを継承する。その後母の元を離れて兄二人を訪ね、長兄からは血を通してさらなる剛力を、
次兄からは銀の象嵌がなされた氷のように蒼い地肌を持つ魔法の鞘を授かる。二人はそれぞれベズワルを暖かくもて
なし、彼がもし敵の手に掛かるような事があれば必ず仇を討つ誓いを立てて、送り出した。
 士官先を求めた際にたどり着いたのが当時北欧において名高き黄金王ロルフの領地であり、そこで王の精神に触れたビャルキは感服し部下となる。数々の武功を重ねたビャルキはロルフ王幕下の戦士において第一の者として扱われることとなった。

絆レベルを3にすると開放

狂化:A
基本的にバーサーカーとして召喚しようとした場合にはこのランクだが、ごくまれにバーサーカーを確実に呼べる詠唱を破棄してもなおバーサーカーとして召喚される。
その場合は、狂化のランクがC++へと変化し、逆鱗にさえ触れなければ比較的扱いやすいバーサーカーとなる。

猛獣の裔:A
どれだけ獣の因子が体内に含まれているかを表すスキル。
ビャルキは見た目こそ人間であるものの、その遺伝子や膂力の殆どが熊・狼・鹿といった獣の因子で出来ており、そのため通常の人類の英雄よりも高い身体能力と感知能力を有する。

戦士の晩餐:B
血を取り込み、その者の長所を取り込む原始的な呪術。
長兄の血液を譲り受け更なる力と勇気を得たという逸話や、有翼の邪悪なる魔獣退治の際に仕留めた魔獣の血肉を分け与えたことによって仲間に魔獣の膂力と強さを手に入れさせたという逸話から。(TRPGでは基本的に使用されない)

絆レベルを4にすると開放 [#k143947f]
我が理性は擲つままに狂獣となりて
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
バーサーク・ボズワル
ビャルキには猛獣に変身する能力があり、その中でも熊に変身することを得意としていた。
その中でも白き毛皮を持つ大熊に変身した際にはあらゆる武装。あらゆる攻撃が通じない強靭な肉体を得て敵軍を単身で壊滅せしめたという。
バーサーカークラスにおけるビャルキの宝具。その膂力は神獣のそれに匹敵し、暴威によって敵対者を染みにかえるまで止まることはない。
この宝具を利用したビャルキは狂化によってただでさえ低くなった理性と知性を更に擲ち暴力の化身へと変わるため、生前の因縁───オーディンやそれに連なるものだけではなく、ただ神性を持つ相手にすら復讐対象と誤認し狂化のランクを上昇させながら襲い掛かってしまう。その状態となった場合の制御にはどんなに優秀な魔術師だろうと令呪を必要とするだろう。

絆レベルを5にすると開放 [#pea89395]
 数々の武功をロルフ王の元へと重ねたビャルキを始めとするベルセルクたちであったが、その終わりは裏切り───それも王の身内である妹のスクルドのそれによって終焉を迎えることとなる。
 スクルドの謀略によって王を含めた仲間たちは盛大な酒宴にもてなされ、客であるスウェーデン人たちは泥酔するのを避け、デンマーク人たちが酔って寝込んでいる間に、運びこんだ武器を取って武装して彼らに襲いかかった。宮殿に乱入したスウェーデン兵に対し、デンマーク兵の多くは全く抵抗できなかった。この時もベズワルは父の魔剣を抜くが、ロルフの宮廷は運命により滅ぶ定めと決められていた為、大神オーディンが姿を現わしグングニルの槍で剣を粉々に打ち砕いてしまう。
 剣を折られた際のビャルキの激怒は凄まじく「戦いの恐怖と自分を呼ぶ片目の男は、どこにいるのだ。彼奴は例のマントを着て変装しているのか?
どこにいるのか、姿をみせろ。彼奴が空を飛ぶ例の馬に乗っているのなら、俺が引きずり下ろして、ひねり潰してやるわ。
われわれの首領を裏切った、嘘つきの巨人め!」と叫ぶ。
 ビャルキにとっては北欧の戦士たちが持つ大神への信仰よりも王からの恩義と仲間の大切さの方が遥かに上回っていたのだ。
 仲間と共に王やベルセルクを始めとした戦士たちは勇敢に戦ったが、当時のデンマーク最強の戦士であるビャルキもまた敵軍の大将であるスウェーデン王アティスルを仕留めた後に力尽きる。この戦いによってロルフ王の宮廷は壊滅したのだった。

「ベルセルク」をクリアすると開放

 ロルフ王配下の十二のベルセルクは、死後もその魂は王と共にあり、王の持つ人類最高の剣スコグヌングに封印されているという――――あるいは、セイバーとして召喚されたビャルキならばそれに相応しい態度を取り、生前の恨みも関係ないものと戦いを楽しむ戦士として召喚されたかもしれない。
 だが、バーサーカークラスにおいて召喚されたこのベルセルクは、大神への恨みと与えられた理不尽に怒りを燃やす、悲しみと憎悪によって理性を失った狂戦士として召喚される。
 それが誇り高く戦った仲間への侮辱となろうとも――――北欧の戦士が持つ大神への敬意を失おうとも――――生前の最期まで戦った奮戦を無かったことにしようとも――――
 聖杯への望みを、仲間たちの最期を変えることとして、理不尽と神への憎悪に怒りを燃やしビャルキは戦場を駆け巡る。