ホグニ〔バーサーカー〕

Last-modified: 2021-02-23 (火) 15:25:53

シート

《サーヴァント》
【クラス】バーサーカー
【真名】ホグニ
【容姿】赫黒い魔力闇黒の鎧を纏う狂戦士。
【英雄点】45点(ステ25点・スキル20点) 令呪3画消費
【HP】40/40
【筋力】A :5
【耐久】EX:8(10)
【敏捷】A :5
【魔力】B :4
【幸運】E :1

【スキル1】女神の寵愛(偽):EX
5点:セッション中に1回まで、HPが0になった時にHPを1回復して復活できる。

【スキル2】黒き焔嗟:EX(狂化)
10点:物理攻撃時に補正値5、物理防御と魔術防御時に補正値3を得る。

【スキル3】恐怖の兜:B+
5点:先手判定時に補正値2、物理攻撃時に補正値5を得る。

【宝具】『絶亡の刻、我らは黄昏を冀う(ヒャズニンガヴィーグ・ラグナロク)』 1/1
【ランク・種別】A++・結界宝具
【効果】交戦フェイズ開始時、陣地破壊を行い、その後陣地を作成できる。
    陣地内では先手判定と物理攻撃時に補正値5を得られる。
    ただしこの陣地は交戦フェイズ終了時に消滅する。

【その他】混沌・狂 地属性
 

旧シート

《サーヴァント》
【クラス】バーサーカー
【真名】ホグニ王
【容姿】赫黒い魔力を纏う狂戦士
【英雄点】45点(ステ29点・スキル16点) 令呪3画消費
【HP】40/40
【筋力】A:7(8)
【耐久】EX:8(10)
【敏捷】A:1
【魔力】C:5
【幸運】E:5
 
【スキル1】狂化:EX
10点:物理攻撃時に補正値5、物理防御と魔術防御時に補正値3を得る。
 
【スキル2】女神の寵愛(偽):EX
3点:物理攻撃時に補正値5を得る。
 
【スキル3】怨報う絶亡:A
3点:物理攻撃時に補正値5を得る。
 
【宝具】『絶亡の刻、我らは黄昏を冀う(ヒャズニンガヴィーグ・ラグナロク)』 1/1
【ランク・種別】A++・結界宝具
【効果】セッション中に1回まで、HPが0になった時にHPを(8D6)回復して復活する。
    その後、その交戦フェイズ中に1回まで、物理攻撃時に任意の陣営の前衛全てに攻撃できる。
 
【その他】混沌・狂 地属性

 

 

「▼▲E▲jA……F▲eY▼▲……!」
 

プロフィール

【元ネタ】北欧神話
【CLASS】バーサーカー
【真名】ホグニ
【異名・別名・表記揺れ】へグニ
【性別】男性
【体高・体重】198cm・92kg*1
【外見・容姿】赫黒い魔力と闇黒の鎧を纏う狂戦士。
【地域】北欧
【年代】神代
【属性】混沌・狂
【天地人属性】地
【その他属性】愛する者、人型
 

筋力A耐久EX
敏捷A魔力C
幸運E宝具A+

 

クラススキル

狂化:EX
理性と引き換えに驚異的な暴力を身に宿すスキル。
通常時は辛うじて意思疎通が可能とするも、神性を有する者を目視すると暴走してしまう。
神性がC以下ならば中確率、B以上でも低確率の幸運判定に成功することで沈静化できる。
ただし女神の神核持ちを視認してしまった場合は令呪を2画消費しなければ停止できない。
 

保有スキル

女神の寵愛(偽):EX
女神フレイヤからの寵愛、という名の呪詛を受けている。
肉体的・運命的不死性が強制的に付加されており、肉体の損傷や欠損を絶えず癒し続けている。
因果逆転などの即死系効果にも高い耐性を有するが、精神面に関しては一切防御されておらず、
ヒャズニングの戦いで幾千幾万と死と再生を繰り返した果てにホグニの精神は崩壊してしまった。
 
魔力放出(炎):A+
女神フレイヤへの煮え滾る憎悪が炎となり、血肉を薪として黒々と燃え盛る。
鎧の中では炎がホグニの身を絶えず焼いており、気化した血液が赫黒い魔力として鎧外に放出されている。
これを纏うことで身体能力を格段に向上させており、極めて高い破壊力や防御力、機動力を発揮する。
 
魔眼:B→恐怖の兜:B+
目が合った対象に、自身に対する強烈な恐怖心を抱かせる。同ランク以上の対魔力で回避可能。
本来は宝具である『恐怖の兜』の機能だが、上記2種の固有スキルによる自傷と再生を繰り返した結果、
融解した兜と露出した頭蓋骨が融合してしまい、肉体に備わるスキルとして後天的に獲得している。
 

宝具

怨報う絶亡(ダインスレイヴ)
ランク:A 種別:対人(自身)宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
ホグニが身に纏う闇黒の鎧。報復の魔剣ダインスレイヴを原型とするもの。
ヒャズニングの戦い中で、ホグニの憎悪の炎によって融解した魔剣と崩壊した肉体が混ざり合い、
そのまま女神の寵愛(偽)によって再生したことで融合を果たし形成された常時発動型宝具。
鎧に見えるそれは鞘が癒着し硬質化した皮膚であり、両手の鉤爪は鞘刃と五指が変形したものである。
ダインスレイヴの「報復」の呪いを抑え込む鞘を纏ったその肉体は絶大な防御力を発揮し、
赫黒い魔力を纏った四肢から繰り出される一撃は、並の英霊ならば容易く霊核を砕かれる程の威力を伴う。
ただし「身に纏っている(鞘に納められている)状態」と判定されるからか、この形態では魔剣としての特性を発揮できない。
 
怨報う絶亡(ダインスレイヴ)
ランク:A+ 種別:対神宝具 レンジ:1~2 最大捕捉:1柱
血を啜り、命を喰み、破滅を齎すホグニの魔剣。
強く報復を願う、即ち神と対峙することで肉体から摘出され(抜き放たれ)た、ダインスレイヴの本来の姿。
強力な「報復」の呪いを宿しており、抜剣した際に担い手の願う報復に適した形状に最適化する特性を持つ。
個人を恨むのならば因果を歪める呪剣となり、国を憎むのならば流星の如く降り注ぐ剣雨となり、
世界を呪うのならば終焉へと誘う怪物となり、神を殺すのならば憎悪揺らめく黒焔の耀きとなる。
ただしダインスレイヴの担い手もまた魔剣の齎す破滅からは逃れられず、抜いた者は破滅が確約される。
その上一度抜き放てば、報復を完遂するまで決して鞘に納めることができないという、正に諸刃の剣。
現在は女神フレイヤへの報復を果たすため、対神、特に女神への強力な特攻効果を獲得している。
 
絶亡の刻、我らは黄昏を冀う(ヒャズニンガヴィーグ・ラグナロク)
ランク:A++ 種別:結界宝具 レンジ:0~99 最大捕捉:1000人
ダインスレイヴの抜剣時に強制発動する、ヒャズニングの戦いを再現する結界宝具。
魔剣の鎧を剥がし、融解と再生を繰り返す肉体と炎を纏う骸骨という異形の姿を顕わにしたホグニを基点に、
()を失ったことで躰から溢れ出した炎が周囲を呑み込むように燃え広がり、特殊な空間を形成する。
内部に取り込まれた者には敵味方問わず、ホグニと同じように女神フレイヤからの祝福が、
闘争を促す狂化の呪詛と永劫戦い続けるための不死の寵愛が強制的に授けられる。
また、結界内ではあらゆる命中判定がクリティカルに、回避判定がファンブルに書き換えられる。
これらの効果は結界が崩壊するまで持続し、如何なる手段を用いても解除することはできない。
結界の解除条件は「神々の黄昏を迎えること」だが、サーヴァント化の身では完全再現はできず、
現実時間における黄昏、つまり日没を迎えることで自動的に解除されるようになっている。
 

解説

北欧神話にて語られる悲劇の英雄、デンマーク王ホグニ。
『ソルリの話』において彼とその友人であるヘジンは、女神フレイヤの不貞を咎めたオーディンの、
「20人の将を率いる2人の偉大な王を永遠に争わせよ」という罰に巻き込まれてしまう。
人に扮したフレイヤによってヘジンは唆され、ホグニの妻を殺し娘を攫ってしまい、
正気を取り戻したヘジンは謝罪するも、ホグニは既に相手を殺すまで納められない魔剣を抜いており、
彼らと将たちはフレイヤの呪いによって不死身となり、永遠の戦争を繰り広げることとなってしまった。
このヒャズニングの戦いは未だ続いているとも、キリスト教徒によって終結されたとも語られている。
 

人物像

激情に駆られ荒れ狂う暴風の如き狂戦士。
本来は勇ましくも偉大な王であったが、女神の呪詛と永きに渡る戦いで精神が崩壊してしまった。
英霊の座に迎えられた際に、ヒャズニングの戦いの背景、そして女神フレイヤの所業を知り、
彼女に対する怒りと憎しみを唯一の人間性として摩耗した精神を奮い立たせ、辛うじて自我を保っている。
しかしバーサーカーでの現界に伴い狂化スキルが付加され、神性持ち全員をフレイヤと認識してしまう。
聖杯にかける願いは当然「フレイヤへの報復」。できることならばこの手で殺したい。
狂化の影響で言語機能を失っており、また燃え盛る炎で声帯が炭化しているために発声は不可能の筈だが、
女神に抱く執念故か、爛れた喉を震わせ、血と命を吐き出しながら、激情の咆哮を荒野に響かせている。
 
 
 

「_____FREYJAAAAAaaaaa!!!!!」
 
 
 

台詞例

 

関係人物

埋火:とある聖杯戦争におけるマスター。
特に神性とか持っていない筈なのに何故か個人として識別可能な謎のナマモノ。考えるだけ無駄。
実は消滅しておらず、「お願い」を叶えるため、ある人物の下へと向かっているとか。
 
ヘジン:かつての友であり、宿敵であり、捩れ狂った運命を分かち合った相手。
しかし女神への怒りと憎しみに狂える今のホグニは、ヘジンのことを認識できない。
 
フレイヤ:語るまでもない。
 
ホグニ〔セイバー〕:You am I。異なるクラスで現界したホグニ。
此方のホグニと彼方のホグニは、迎えた結末こそ同じだが、其処に至るまでに辿った仮定は異なっており、
カテゴリとしては『同じ英霊の別側面』ではなく『同姓同名の別人』の方が正しい。
女神か否かの二択でしか他者を識別できない彼が個人として認識できる唯一の例外であり、
とある聖杯戦争にて邂逅した際には激情とも異なる視線を向けたが、刃を交えることは無かった。


*1 鎧含む