【クラス】アサシン
【真名】百地丹波
【容姿】その時次第で不定形
【英雄点】40点(ステ20点・スキル20点):令呪2画消費
【HP】15 / 15
【筋力】A :5
【耐久】C :3
【敏捷】A :5
【魔力】D :2
【幸運】A :5
【スキル1】気配遮断 A+
10点:先手判定時、補正値5を得る。
交戦フェイズ中に相手前衛に対し、奇襲攻撃を行える。
【スキル2】伊賀忍術 A+++
5点:奇襲攻撃時、幸運値に筋力値を加算する。
【スキル3】透波の軍略 A
5点:自陣営の先手判定時と奇襲攻撃時、補正値5を与える。
相手の乗騎・宝具を使用した攻撃の物理防御と魔術防御時、補正値3を得る。
【宝具1】『百地砦(しのびのしろ)』 1/1
【ランク・種別】ランク:B 種別:対陣宝具
【効果】移動フェイズ、または交戦フェイズに現在地で陣地を作成出来る。
交戦フェイズ中に作成した場合、交戦フェイズ終了時に消滅する。
陣地内では奇襲攻撃時、補正値10を得る。
【その他】秩序・悪 人属性
真名:百地丹波
身長:ある程度自由自在 / 体重:ある程度自由自在
出典:史実、その他
地域:日本
属性:秩序・悪 / カテゴリ:人
性別:?
イメージカラー:紺
特技:特に無し(たいていのことは人並み以上にこなせる)
好きな物:入浴 / 苦手な物:織田信長
CV:磯村知美
「暗殺者」のクラスのサーヴァント。
【人物】
一人称は「己[お]れ」。身体操術に長ける伊賀忍者の最奥。
流行りに合わせて、と現代に召喚された場合はベースとして女性の姿を取ることが多いが、命令ひとつで如何様にも変化してみせる。
日頃から誰に対してもどこか人を食ったような態度で接するので扱い辛そうな印象を受けるが、主にはそれなりに忠実。
ただ丹波は頭目として活躍し、時の権力者に抗い続けた忍びなので他の忍者系サーヴァントほど強固な忠節は期待しないほうが吉。
内心はあらゆる物事に対して無感動的である空虚な存在。表面的に見せる感情は生前の経験を断片的に繋ぎ合わせて作ったテクスチャに過ぎない。
顔を失った英霊である百地丹波が残している唯一とも言うべき自分が自分だった証であるためその仮面自体は大事にすることにしている。
心が無いということはさして聖杯に託す望みもない、ということだが……。
取り戻したいとは思わないものの、「百地丹波の心とはどんなカタチのものだったのか?」については少し興味を持っている。
【能力】
伊賀忍者の上忍であり頂点のひとりである丹波の変装は変装の域に留まらず、身長・体重・性別に至るまで肉体を自在に変化させることができる。
さらに伊賀忍術が得意とする自己暗示により己の人格すら作り変え、ほぼ完璧な他人へと成り代わる。ただしその人物が持っていた才覚やスキルまで真似られるわけではない。
本人曰く、「生前はともかく、サーヴァントとしての百地丹波は本来の自分がどのような姿だったなどとんと覚えてないでありますなぁ」。
多くの忍びを排出した伊賀の里の長だけあって忍者としての実力も凡そ満遍なく一流。戦闘においては遁術は殆ど使わず専ら刀剣や暗器、徒手空拳による体術のみで戦う。
【ステータス】
マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | 備考 |
主人公 (Grand Order) | C | D | A+ | C | D | B | |
バックパックの青年 | C | D | A+ | C | D | B |
【クラススキル】
・気配遮断:A+
サーヴァントとしての気配を絶つ。完全に気配を絶てば発見することは不可能に近い。
ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。
【保有スキル】
・伊賀忍術 A+++
伊賀流忍術の修練度を現すスキル。伊賀流は忍者としてより傭兵としての側面が強く、各種属性の忍法よりも体術を扱うことに長けている流派である。
百地丹波は特にその傾向が強く、遁術を重視しない体術による戦闘に優れ、好んでいる。
・カリスマ:D
軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
カリスマは稀有な才能で、一軍のリーダーとしては破格の人望である。
・透波の軍略 A
一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における忍者集団の長としての戦術的直感力。
手段を選ばない戦術眼であり、呼応できない者にはあまり効果的ではないが理解できる者には強力に作用する。
【宝具】
『百地砦(しのびのしろ)』
ランク:B
種別:対陣宝具
レンジ:1~50
最大捕捉:???
由来:百地丹波の名を世に知らしめた二度に渡る防衛戦。
忍びにとって有利な状況を強制的に作り出す、形なき忍びの城。伊賀の里が所有した城のひとつを指すのではなく、苛烈を極めた天正伊賀の乱の再現を行う。
固有結界とは似て非なる大魔術。世界を書き換える固有結界とは異なり、世界の上に一から建築するために、長時間展開・維持できる。
同じ伊賀の忍びでも個人でサーヴァントとして成立する服部半蔵などとは違い、丹波はその存在そのものが"伊賀の忍び"そのものと言えるため使用できる宝具。
原理のかなり近い宝具をあるローマ皇帝が持つらしい。「余のパクりではないか貴様ー!?」「いやー知ったこっちゃないでありますなー」
展開された術式の中の敵は「体勢を崩しやすい」「奇襲を受けやすい」「不運に見舞われやすい」という状態となる。忍びのための殺戮空間。
【真名】
ももちたんば。日本の戦国時代という乱世において伊賀という忍者の国を築いた伝説的な忍び。
表の顔は伊賀一帯を取り仕切る土豪として振る舞い、裏では伊賀流忍者の自治体「伊賀惣国一揆」を指導する上忍三家のひとりとして暗躍した。
伊賀の忍びは傭兵的な側面が強く、権限の強かった丹波は忍者としての実力もさながら政治力や策謀にも長けた存在であった。
丹波の名が知られるようになるのは戦国の風雲児たる織田信長の軍勢を相手取った天正伊賀の乱である。
織田信長の次男織田信雄による侵攻を完膚なきまでに叩き潰した第一次、総軍で押し寄せた武士たちへ全滅に至るまで激しい抵抗を繰り返し、織田信長をして心肝寒からしめた第二次。
その双方において丹波は伊賀の戦力の中心的人物として忍者たちの指揮を執り続け、ありとあらゆる手段で織田軍を痛めつけたという。
丹波はこの戦において矢尽き骨折れるまで抗い、壮絶な戦死を遂げたとされている―――が。
曰く。落ち延びて存命し、死去するまで各地に散った伊賀の忍びたちへ密かに指示を送り続けた。
曰く。伊賀の上忍三家のうち藤林長門守は変装による丹波の別の顔だった。
曰く。百地三太夫なる異名を持ち、かの著名な真田十勇士のひとり霧隠才蔵や義賊石川五エ門へ伊賀忍術を授けた。
忍びの頂点として謎の多い生涯を送った丹波には嘘か真か判断のつかない逸話がいくつもある。丹波はそれを「真実などどうでもいい」と嘲笑ってみせる。「忍びは化かすものだ」と。
万人へ姿を変え、心を空にしてどんな人間にも変質してみせた丹波とはすなわち「伊賀という忍者集団を纏めるための装置」であった。
彼、あるいは彼女だったかもしれないものはそれを是とも否とも語らない。ただただ、皮肉げかつ虚ろないつもの微笑みを返すだけである。
●
一人称:己[お]れ 二人称:~殿 マスター:マスター
・キーワード
:仕える者としてはそれなり。無茶な命令をしないならマスターが何をしようと忠実に従う。
:芯の部分に心がなく『百地丹波』という殻だけが動いているサーヴァント。絆を深めたところで信頼は勝ち取れても親愛は届く先が無いものと思ったほうがいい。
:『百地丹波』という殻は結構陰険。人をからかって楽しむ悪癖があるのであまり真剣に取り合いすぎないように。
召喚 | 「アサシン、百地丹波。御前に。…いやはや、慣れないものでありますな~。 生前、主に仕えるなどしたこともない故。ま、適当に使ってくだされ」 |
レベルアップ | 「成長でありますか。扱える武具の数が増えた、といったところでありますかな」 |
霊基再臨 | 「へ~んし~ん。…服が変わったくらいでは驚かないという顔でありますね。 道理であります。あれこれと化ける姿を見せすぎたでありますか」 |
「服の趣味?現代の価値観に合わせたつもりでありますが? そら、女子[おなご]の肌はなるたけ見えていた方が殿方には儲けものなのでありましょう? 忍びの仕事のし易い、良い時代でありますな~」 | |
「これは……己れが伊賀の上忍三家として合議に参加していた時の姿でありますか。 行きつくところがそことは……己れはあなたを侮っていたのやもしれませぬな」 | |
「さて、ここが果てでありますか。生前にここまでの領域に百地丹波が到達したか否か。 …心なき英霊ではありますが、故にこそ忍びとしての性能が告げる感慨をお伝えしたい。 感謝いたします、マスター」 | |
戦闘セリフ | |
戦闘開始 | 「推して参る」 |
「さぁて仕事を始めるでありますか。手早く片付けてしまいましょう」 | |
スキル | 「指令了解。こんなところでありましょう?」 |
「伊賀流忍術の極意、そぉらご覧じろぉ」 | |
カード | 「承知」 |
「はいはい」 | |
「妥当でありましょう」 | |
宝具カード | 「忍びに本気を見せろと?やれやれ、仕方ない」 |
「五行は満ちた。ここに殺戮を示すとしよう」 | |
アタック | 「そこっ」 |
「のろまぁ」 | |
「隙ありっ」 | |
EXアタック | 「すまんね~、ではさらばだ。御免」 |
宝具 | 「夜を築く。此よりは忍びの時間、忍びの世界。ご堪能あれ、『百地砦(しのびのしろ)』。 …夜に惑え。くひひひ、ひゃははは……!」 |
ダメージ | 「っぁっ」 |
「いったたたたた!?」 | |
戦闘不能 | 「夜露に消えるのも忍びの運命(さだめ)。では、これにて」 |
「元より無かったモノが無かったモノに還る。道理でありましょう…?」 | |
勝利 | 「ざぁんねん無念。化かしあいならば如何な相手にも引けは取らぬでありますよ」 |
「伊賀忍術、ご堪能いただけたかな。おやもう聞く耳がない。それは失敬」 | |
マイルーム会話 | |
「おや、まだ出立しない。では己れは忍び道具を整備しているでありますので、いつでもお呼びくだされ」 | |
「忍びにそれを聞くでありますかぁ?マスターがどうあれ忠は尽くすでありますよ?今のところは」 | |
「忍びにそれを聞くでありますかぁ?マスターがどうあれ忠は尽くすでありますよ? なかなか仕え甲斐はおありでありますし」(絆Lv.4以上) | |
「生前の在り方と今の在り方。さして変わりはないでありますな。 なんせ伊賀は傭兵たる忍び。さすればサーヴァントのようなものでありましょう」 | |
「ああ、右府殿がいらっしゃると。…ふむ、なるべくご一緒したくはないというのが百地丹波の見解のようであります。 ま、それはあちらも一緒でありましょうが」 (織田信長所属) | |
「風磨の小僧に食ってかかられました。心なき忍びはただの刃に過ぎぬと。 いや全くその通り。ところで、忍びがただの刃以外の何だというのでありましょうな?」 (風魔小太郎所属) | |
「百の顔を持つ暗殺者…顔の数ではこちらが勝り、出来ることではあちらが勝る。 しかしきっと互いにどうでもいいことであります。心を分解した者と削り取った者、大きな違いでありますよ」 (百貌のハサン・サッバーハ所属) | |
「服部半蔵?ああ…伊賀を抜けた忍びのことはどうでもいいでありますな~。別に何の感情も抱いちゃないであります。 …ま、確かに、掛け値なしの天才ではありました」 (服部半蔵【正成】所属) | |
「ほー。才蔵がここに? 我が強すぎて忍びには向かぬ男よと思っていたでありますが、何の因果か真田の家に召し抱えられたとか。 いやはや、天の沙汰とは分からぬものでありますなー」 (真田十勇士〔霧隠才蔵〕所属) | |
「はぁ。別になんとも思ってなどいないであります。…ところで今宵は刀が血を吸いたいと煩いでありますな」 (石川五エ門所属) | |
好きなこと | 「水や湯に浸かるのは好むところであります。己れも水のような存在でありますからね。 まるで我が身が溶けていくようで、少し可笑しい」 |
嫌いなこと | 「嫌いなこと?さしては。弟子の不出来に嘆息つく程度でありましょうか」 |
聖杯について | 「願いをなんでも叶える盃、でありますか。では、酒をなみなみと注いで飲み干しても? さぞや綺羅びやかな毒酒の味がするのでありましょうな、くひひひひ」 |
絆Lv.1 | 「任務でありますか?ええ、ええ。勿論なんなりと」 |
Lv.2 | 「いえいえ滅相もない。どんな命令にも従うでありますよ? …報酬が支払われている限り、ではありますが」 |
Lv.3 | 「ふむ。それなりに仕えるに値する人物ではあるようであります。…何故それが分かるか?分からいでか。 マスターは己れをなんだと思っていらっしゃるので? 伊賀の里の頭領、スパイの祖と目される者であります。あらゆる行いは筒抜けと思っていただきたい」 |
Lv.4 | 「無茶な指示は出さず、無為な試みはせず。 こちらがあれこれと思惑を張り巡らしても結果的にマスターは佳き道を繋いでいらっしゃる。 これは困り果てたでありますな。実は優秀なマスターなのでは?あなた」 |
Lv.5 | 「むう。ここが観念の為所と。そういうことでありますか。(声音が真面目なものに変わる) ……百地丹波とは伊賀忍軍の長にして即ち其れそのもの。 どうぞ随意にご命令を、マスター。我が主よ、主の意のままに我ら伊賀は従いましょう。 全てをお捧げし、心より仕え奉る……ま、己れにはその心が無いのでありますが」 |
イベント | 「何やら宴の気配が此処まで漂ってきたであります。 あの輪に加わるということであれば、己れの警護は万全ではないと心得めされよ。 透波と同じくハレの日も人を化かすものでありますれば」 |
誕生日 | 「ほう。マスターがこの世に生まれ落ちた日でありますか。それは重畳、さて何を差し上げたものか……。 マスターが酒を飲めるなら出来の良い酒瓶でも持参して一献酌み交わすところでありますが」 |