真瀬芽子

Last-modified: 2019-06-26 (水) 22:41:15

キャラシート

【名前】真瀬芽子
【容姿】美しい黒髪を持つ毅然とした少女
【その他】秩序・善・人属性
【HP】5/5
【令呪】3/3
【HP】5/5
【筋力】E:1
【耐久】E:1
【敏捷】C:3
【魔力】A:5
【幸運】A:5
【スキル】魔力放出:英雄点5を得る。サーヴァントに対し、通常のダメージを与える。
【スキル】未来予測:交戦フェイズ中に相手前衛に対し、奇襲攻撃を行える。
【奥義】万彩の星(アンストローブ):奇襲攻撃時、補正値10を得る。

氏名:真瀬芽子(まなせめいこ)
年齢:16歳
身長:162cm / 体重:45kg
地域:イラン / 日本
属性:秩序・善・人
性別:女性 / 血液型:AB型
誕生日:11月15日
イメージカラー:パールホワイト
一人称:私 / 二人称:君、貴方(貴女)
特技:なし
好きなもの:平和 / 苦手なもの:なし
天敵:被害者から転じた加害者
起源:維持
魔術属性:火・水
魔術系統:情報魔術
魔術特性:維持
魔術回路・質:A+ / 魔術回路・量:A+ / 魔術回路・編成:正常
聖杯戦争の管理を目的としたDISC機関に所属する少女。実働部隊である"二課"に所属。
かつて中東で発生した聖杯戦争で住んでいた村や家族を失い、聖杯により肉体が変質した事で事後処理に来たDISC機関に保護された。

略歴

父親は軍人、母親は看護師の家で生まれる。裕福な家庭ではあり、両親の愛を受けてすくすくと育ったが孤独な時間は多かった。
彼女が10歳の頃、住んでいた町で聖杯戦争が発生し彼女の両親は死亡。町自体も壊滅状態であり、対外的には石油コンビナートの事故と処理される。

 

一方で、その聖杯戦争は無効試合となった。
マスターが殺し合った末に相内となり、勝者の居なくなった聖杯戦争――両親を探して家を飛び出した彼女は偶然にもその決着の場に居合わせたのである。
直感で中空に浮かぶ聖杯がこの惨状の元凶と知った彼女は咄嗟に願った。"あんなモノ壊れてしまえ"と。
それとほぼ同時だった。戦いの余波からか、そうなるように仕組まれていたのか、彼女の願いを聖杯が汲み取ったのか。
崩壊した聖杯の中身は彼女に襲い掛かり、そして彼女は"生まれ変わった"。
肌の色は白くなり、顔つきも少しばかり変化した。身体能力は向上し、体内に魔術炉心が形成される。
そして精神性も変わった。本来憎むべき聖杯戦争を、そして争いそのものを憎めなくなった。
こうなったのは、おそらく聖杯の中身に居た何らかのサーヴァントの影響とされるが、詳細は不明である。

 

魔術師による"悪用"を危惧した黒無真純に保護された彼女はDISC機関に所属し戦う事を決意する。
それは変わりゆく精神性を危惧した彼女の足掻きだった。任務という目的を得る事で、彼女は聖杯戦争へ介入し大惨事を防ぐ為の奔走を始める。

人物

外面的には普通の女の子である。
不意の事態には動揺するし、感動から涙する事もある。
しかし聖杯による変質から"何かを憎む"事が出来なくなっている。
故に時折彼女が見せる拒絶の反応は"以前ならそうしただろう"という記憶から取る行動である場合もある。
聖杯戦争を本来憎むはずの彼女が平然としていられるのはこの為であり、魔術師などによる悪辣な行動にも冷静に対応する事が可能である。
ただしそれを容認するというわけではない。憎悪せずとも彼女は"被害者"が出てしまうような事は避けるべきだと思っている。
マイナス面を喪失した事により得た純粋な信念、自分のような人間を増やさないという意思である。

 

また、行動方針として"正義の味方"でありたいと密かに思っている。
正義とはいわゆる社会や宗教に則った善行ではなく、"人類が持ちうる善性の平均値を維持しながら人類を調律・発展させる為の行動"を指す。
故に、結果的に個人に与する事はあるが、それは対象が"被害者"である場合がほとんどである。
多くの人間は己の利の為の行動が原則であり当然の権利である。故に彼女は大半の場面においては中立として振舞う。

 

しかし、魔術や思想においては黒無真純の影響を多大に受けており、彼を慕っている。
"外界からの情報を多面的に観測し、"正義"が偏らないよう常に思考する"。
真純としては与太話のつもりでそう言ったが、彼女はその事を強く心に刻みつけた。
"おじさん曰く"という文頭が定形化しているが、そのおじさんとは無論真純の事である。

能力・武器

『魔術炉心』
ランク:A 種別:超能力
レンジ:0 最大補足:1
肉体が変質した際に形成された魔術的な器官。
息をするだけで魔力を大量に発生させ、放出する事を可能とする。
彼女が変質するに至った聖杯戦争では神性を持つサーヴァントが複数召喚された事が観測されており、その何れかの祝福によりこれを得た可能性が示唆される。

 

『情報魔術』
ランク:D+++ 種別:魔術
レンジ:1~50 最大補足:1~50
本来は黒無家の操る独自の魔術。
情報技術の発展と共に、発信される虚報や誇大解釈に宿る神秘をベースに生まれた魔術。
幻術や虚言で対象に"嘘"を信じこませ、その認識された"嘘"を現実に引き起こす。
落とし穴に落下したと思ったら対象は落下死し、洪水に遭ったと思ったら対象は溺死する。
もっとも嘘の苦手な彼女は本質的にこの魔術には向いておらず、せいぜい軽く注意を引くのが関の山である。
しかし、魔術炉心により本来個人にしか安定して使用出来ない情報魔術を多数の人間に放つ事が出来る。

 

『万彩の星(アンストローブ)』
ランク:B 種別:限定礼装
レンジ:1~30 最大補足:1~50
正式名称はアンティキティラ=アストロラーベ。
星占機械を起源とするこの礼装は周囲の地形把握と最長5分前後の過去予測と未来予測を可能とする。
加えて観測された周囲の空間を区分けし、その座標に魔力を送り込み炸裂・爆発させる機能も保有している。
ただし観測効果もそこそこに魔力を消費するが、攻撃効果は何もないところに魔術を発生させる為、非常に魔力を消費する。
通常の魔術師がこれを用いる際は観測効果を用いる程度で攻撃効果をメインに使用する事はほとんどない――――彼女はその例外である。