第六天魔・波旬

Last-modified: 2018-12-29 (土) 00:06:40

キャラシート

【クラス】キャスター
【真名】星熊童子?
【容姿】血みどろの羽織を纏った、対峙するだけで吐き気を催す醜悪な気配を纏う男
【英雄点】35点(ステ10点・スキル25点):令呪1画
【HP】10 / 10 
【筋力】C:3
【耐久】D:2
【敏捷】E:1
【魔力】C:3
【幸運】E:1
 
【スキル1】道具作成:E
10点:移動フェイズ時、味方陣営1体のHPを(耐久値D6)回復する。
交戦フェイズ中に1度だけ、味方陣営の任意の判定に補正値5を与える。
【スキル2】陣地作成:A+
10点:移動フェイズにで陣地を作成出来る。
陣地内では魔術攻撃と物理防御と魔術防御と奇襲防御時、補正値5を得る。
また、遠距離攻撃フェイズで受けるダメージを無効にする。
【スキル3】多重複合幻霊:EX
5点:交戦フェイズごとに1回だけ、味方陣営の防御判定に補正値5を与える。
 
【宿業】一切隠殺
0点:自身が真名看破された際に発動する。
シートが閲覧される際、このスキル以下の文面を全て切り落とし隠し公開する。
また、宝具を発動した場合、その宝具名は全て伏字となり公開される(効果は公開する)。
 
【宝具】『死者を嗤え、第六天魔』(だいろくかくうようそ・はじゅん) 1/1
【ランク・種別】EX:降臨宝具 レンジ:0 最大補足:1人(自身)
【効果】自身のHPが0になった場合に発動できる。5d6を振る。
出た出目を自身の最大HPとし、全回復して復活する。その後、この交戦フェイズ中
受けた攻撃の種類(物理・魔術・奇襲)の防御時に補正値5を得れるようになる。
受けたダメージが宝具の場合、更にこの交戦フェイズ中、宝具の防御時面数1を得ることが出来る。
また、自分が攻撃対象に選択された場合攻撃対象を他の味方前衛に変更できる。
この変更効果を発動した場合、上記の防御判定補正値は与えられない。
 
【その他】混沌・悪/地/超巨大・魔性・死霊・悪魔
 
 

「ンン~~っ、やはり人肉は死にたての若い生娘に限るなァ~~!」
 

プロフィール

【元ネタ】仏教、仏道、???
【CLASS】アルターエゴ
【マスター】無し(単独顕現)
【真名】第六天魔・波旬
【性別】男性
【身長・体重】191cm・41kg
【肌色】灰【髪色】血色と金の二色【瞳色】紅
【外見・容姿】血みどろの羽織を纏った、対峙するだけで吐き気を催す醜悪な気配を纏う男
【地域】日本のある特異点
【年代】大正~
【属性】混沌・邪
【天地人属性】地
【その他属性】超巨大・魔性・死霊・悪魔
【ステータス】

筋力■■■■■C耐久■■■■■D
敏捷■■■■E魔力■■■■■C
幸運■■■■■EX宝具■■■■■B

 
 

クラススキル

陣地作成:A+
キャスターとしてのクラススキル。
波旬は仏教徒の前に顕れ堕落をさせる悪魔として語られる。
この逸話に基づき、彼は自身の周囲を己の甘言に合わせて自在に変化させ目の前の人物を堕落させることができる。
 
気配遮断:B
アサシンとしてのクラススキル。
彼の場合、サーヴァントとしての気配を消す、ではなく
『目の前の人物は敵である』と認識する能力を極端に薄くさせる。
彼は基本戦闘ではなく口八丁手八丁にての篭絡が得意であるため基本は戦わない。
だがしかし、鬼としての筋力や耐久は元の霊基たる星熊童子に準じて非常に高い。
よって、彼に対して嫌悪感を感じるようならば、それは彼が血を欲している時、
即ち"戦いを欲している"時であろう。
 
凶化:C+
バーサーカーとしてのクラススキル……の変化版。
彼の本来の霊基たる星熊童子の持っていたスキルの名残。
通常の判断能力と思考回路を持ち合わせており会話も可能だが、鬼としての本能により、
突如として血を求め肉をむさぼる悪鬼へと反転する。その場合筋力・耐久・敏捷が1ランク上がる。
通常の会話と策略が可能なため、通常の狂化よりもよりタチが悪い。
 
 

固有スキル

多重複合幻霊:EX
非常に多数の夥しい数の幻霊を編むようにして構成されていることを著すスキル。
中に蠢く数は10や20では足らず、その内部は亡者蠢く地獄が如き坩堝と化している。
その狂い死にそうになるほどの呻き・嘆きの中で、平然の嗤い続ける羅刹が一柱。
それこそがこの霊基の主人格として居座った"悪魔"。波旬である。
 
自己改造:A++
自身の肉体に別の肉体を付属・融合させる。
このスキルのランクが高くなればなるほど、正純の英雄からは遠ざかる。
彼は生来よりまともな英霊ではなく、そしてその霊基はもはや反英霊というも烏滸がましい
直視するも耐えられない邪悪へと堕ちている。
 
怪力(歪):A
魔物、魔獣のみが持つとされる攻撃特性。使用することで一時的に筋力を増幅させる。
なのだが、彼の場合はメカニズムが異なり、魔物魔性と称された鬼どもの肉体をかき混ぜ、
無理やり筋力を高めている状態にある。その怪力は戦闘に長けていない英霊すらも、油断すれば
ぼろ雑巾のように引きちぎることが可能なレベルにまで高まっている。ただし、この筋力は
物理的なものではなく魔術的な強化であるため、対魔力により弾くことが可能。
 
 

宝具

『死者を嗤え、第六天魔』(だいろくかくうようそ・はじゅん)
ランク:EX 種別:降臨宝具 レンジ:0 最大補足:1人(自身)
渾沌たる悪鬼羅刹共の坩堝の中に突如として降臨し、霊基の支配権を握った邪悪なる魂、
第六天魔・波旬という存在そのものが宝具となったもの。その存在、その確立そのものが宝具と言える奇跡である。
その正体こそ、本来在り得ない……否、"在り得てはいけない"存在である"第六架空要素"。人間の願いに取り憑き、
その願いを歪んだ方法で成就せんとする存在。すなわち"真正悪魔"そのものに他ならない。なぜ、彼が降臨したかは不明。
人理を嘲笑い、荒唐無稽にして人知無能の現象たる彼らを人類がその手で殺すのは非常に困難であり、特に人の祈りが形になった宝具には絶大な防御を発揮する。
故に、彼は英霊の宝具による攻撃、および人間の攻撃には強大な防御力を発揮する。また、一度死んでも時間さえ立てば何度でも蘇ることが可能であり、
その後その攻撃に対して強い耐性を得ることができる。疑似的な不老不死であり、単独顕現に近い対運命・対偶然・対時空攻撃防御も備える。

解説

星熊童子。酒呑童子の配下であるとされた鬼の四天王が1人。
だがしかしそんなものは偽りの名前。最初のこの霊基の名前に過ぎない。
では彼の本当の在り方とは何か? その正体は『天魔』、神に仇なすと言われる第六の天魔。
仏道を塞ぎし悪鬼羅刹、天子魔とも、他化自在天とも謡われし邪悪である存在、名を波旬という。
 
しかし、その最奥にさらなる隠された真実がある。
星熊童子など偽りの名。波旬もまた偽りの仮面。その真なる在り方は、文字通り神に仇なす者。
その忌み名『第六架空要素』、すなわち真性悪魔である。
 
何故、2032年になっても受肉例がないと言われる真性悪魔がこうして受肉したのか?
理由は、酒呑童子の鬼霊の血に在る。彼が星熊童子の器に選んだ人間は偶然、真性悪魔に憑かれていた悪魔憑きであった。
本来ならば真正悪魔は人間の内部では消えていくだけの存在であったのだが、鬼の血を得たことで活性化。
東北の遠征に向かうと嘘をつき、周囲の鬼霊を片っ端から喰らい、己の霊基を高めてゆく。
 
すなわち、酒呑童子が行おうとしていた『畏れの蠱毒』を自分の中でまず先に行ったのだ。
結果勝ち取った鬼霊にして幻霊、第六天魔波旬をその己の仮初の霊基として確立。
その後、偶然見つけた丑御前を捉えていた所をカルデアのマスターたちと出会う。
  
特異点後、酒呑童子が倒されたことで、ようやく彼は自由になり『第六天魔波旬』として、
そして第六架空要素……さらにその奥にいる■■■■■の尖兵として、"こちら側"に定着した。
英霊の存在とは観測によりその存在を確立される。すなわち、彼の存在の最後の楔はほかでもない
カルデアよりの使者自身により穿たれたのであった。
 
現在彼は、何処かにて今日も人の肉をくらっている。
特異点を生き残った彼が、何時、何処で、何をしているのか、それはだれにもわからない。
 
彼は知らない。彼を観測した者らが如何なる存在なのかを。
その場にベルンの騎士がいた理由を。悪には必ず罰が下る。そんなものはないと彼は嗤うが、
はたして、彼に罰が下るは、いつの日か………。
 
 

性格

人の神経を逆撫でる事が至上の悦びと言わんばかりに、
逆鱗やトラウマなど"触れてはならないこと"に嬉々として触れていく腐れ外道。
人肉食や拷問などといった人の尊厳を踏みにじる行為が好物で有り、人間のすべてを嘲笑っている。
その痛みに屈するさまも、歯向かうさまも、折れる様も折れない様もすべてが好物ではあるが、
即座に飽きて最終的に食い物にするという反転衝動も持ち合わせている。存在するだけで、
百害あって一利なしな生粋の鬼にして悪魔である。