酒呑童子-飢餓-

Last-modified: 2018-05-01 (火) 00:01:16

シート

【クラス】バーサーカー
【真名】酒呑童子-飢餓-
【容姿】深淵の如き瞳を持つ、病的なまでに顔色の悪い美貌の青年
【英雄点】30点(ステ19点・スキル16点):令呪2画
【HP】30/30(15+15)
【筋力】A:5
【耐久】C:3
【敏捷】B:4
【魔力】A:5
【幸運】D:2

【スキル1】狂化:B
10点+令呪1画:キャラシート作成時、令呪を1つ失う。
物理攻撃と魔術攻撃と物理防御と魔術防御時、補正値5を得る。

【スキル2】無辜の怪物:A+++
5点:先手判定と物理防御時、ダイスの面数を1増やす。

【スキル3】飢餓の皮面:A
1点:最大HPを15増やす。

【宝具】『飢餓再現・天保病風』(じごくさいげん、しょぎょうむじょう) 1/1
【ランク・種別】B:対民宝具
【効果】物理・魔術攻撃時、その攻撃に補正値5を加え全体攻撃に出来る。
この攻撃でダメージを受けた相手は、この交戦フェイズ中、次の攻撃時面数-1の補正を受ける

【その他】混沌・悪 人属性 魔性 人型

【キャラクター詳細】
バーサーカーとしての側面で召喚された酒呑童子。
既にカルデアに存在する、アサシンにして女性、そして真正たる鬼種の酒呑童子とは別物。
人間より生まれ、人間より変性し、そして人の傲慢と欲望より鬼と定められた存在。
飢餓という極限状態が生み出した、人の心の奥底に住まう幻想種ではない"鬼"。
それこそが、彼の正体である。

 

【パラメーター】

筋力■■■■■耐久■■■■■C
敏捷■■■■■B魔力■■■■■
幸運■■■■■D宝具■■■■■B
 

【絆Lv1】
身長/体重:183cm・46kg
出典:史実、御伽草子
地域:日本・大江山
属性:混沌・悪 性別:男
病的なまでに顔色は悪く、その瞳は深淵の如き色に染まる。

 

【絆Lv2】
彼は元々は人間であった。美しき美男子であったと伝えられている。
しかし故あってその身は鬼へと堕ちたと伝えられている。アサシンたる酒呑童子は、
水害の具現たる八岐大蛇の勅子としての側面。即ち幻想種としての鬼として存在するが、
彼は人間より生まれ落ちた側面、純粋たる人の反英霊として刻まれている。

 

【絆Lv3】
『飢餓再現・天保病風』
ランク:B 種別:対民宝具 
じごくさいげん、しょぎょうむじょう。かつてこの地上にあった地獄、飢饉の再現。
彼が召喚されてから、飢饉へと向かう七つの過程、天災や蝗害、人災が発生し続ける。
そして彼の周囲には、かつて飢饉によりその命を失い、そして都より終われ妖と定められた者たち、
『まつろわぬ者ども』の魂、怨念が浮遊し続け、彼に対して力を与え、周囲に飢餓を振りまく。

 

また、彼の霊基も飢餓そのものとしての能力を持ち、
第一式から第七式までの型を取る事で相手に様々な形で飢餓をもたらす。
魔力をほとんど消費しない通常の攻撃でありながら、宝具級のダメージを連打する。

 

【絆Lv4】
○無辜の怪物:A+++
彼は本来人である。しかし人の怨念が、人の欲が、
そして生きるためなら、他者をも蹴落とす人の獣性が彼を鬼に変えた。
更に、秩序という名の下に都を追い出されたまつろわぬ民たちの嘆きと叫びが、彼を鬼の頭領へと変えた。
鬼とは如何?それは人の心の深奥に住まう者。生きるためならば人は鬼にも悪魔にもなる。
故に彼は、鬼という悪名を背負い、人に害を成す。

 

○飢餓の皮面:A
彼は、彼を愛した女性達の怨念が煙となり彼を囲み、それが彼を鬼に変えたという逸話を持つ。
それに由来するスキル。彼を取り巻く者たちの嘆き、叫び、怨念、憎悪、それらが彼を鬼として高める。
その叫びは形となり、鎧となり、彼の一部となり霊基を向上させ、幻想種すらも超える能力を持たせる。

 

【絆Lv5】
彼は己を鬼と名乗るが、真に彼が鬼と断ずる存在は『多数』である。
都の安寧という名目の元に都を負われた者たちがいた。食料の確保の下に山に捨てられた者がいた。
正義という曖昧模糊な下に殺されかけ逃げてきた家族がいた。そして、彼らを匿い育て上げた者こそが彼であった。
正義はどちらにあるか?答えは単純だ。勝ったものだ。勝ったものこそが、多数派こそが正義なのだ。
ならば鬼とは?敗北した者か?否、否、断じて否。お前たちが鬼だ。お前たちこそが鬼なのだ
残酷なる選択を続け、勝利を得たお前たち多数派こそが鬼だ。彼は首を切り落とされてもなお、そう訴え続けた。

 

【「二人の酒呑童子」をクリアすると開放】
酒呑童子という存在は無数に遍在する。
アサシンの彼女のように、八岐大蛇の勅子…水害の具現たる酒呑童子。
バーサーカーの彼のように、飢餓の象徴たる食人により生まれたとされる酒呑童子。
ロストと呼ばれる少女のように、病…疱瘡の具現として定められた■■■■………。
彼は他の酒呑童子に嫉妬する。羨望する。唯一、完全なる人であるから。
だがそれと同時に、必ず他の全ての酒呑童子を超えてみせんと下剋上をもくろむ。
しかし、その願いは成就しない。彼は酒呑童子の中でも強い精神を持つ代わりに、
酒呑童子の中で最も弱く、そして儚き霊基を持っているのだから。

 

………………万が一、彼が人理の大敵として呼ばれ、全ての酒呑童子の可能性を孕み召喚されるような事が起きた場合、
最悪の精神と最強の霊基を持った酒呑童子が顕現することとなる。そうなればもはや、平安の神秘殺しでも止められない。
この地上は文字通り、悪鬼羅刹が跳梁跋扈する地獄絵図へと転ずることであろう。