エプンキネカムイ

Last-modified: 2017-05-31 (水) 03:37:46

【クラス】アヴェンジャー
【真名】エプンキネカムイ(ウェンカムイ)
【容姿】黒い頭巾を被った少女
【英雄点】40点(ステX20点・スキル20点):令呪1画消費
【HP】20 /20
【筋力】E:4
【耐久】E:4
【敏捷】E:4
【魔力】E:4
【幸運】E:4
【スキル1】復讐者
10:宝具の使用回数が無制限になる
【スキル2】守護神霊
5:マスターを一人増やす(この際マスターは一切の行動を行う事が出来ず、スキルを所持せず、また令呪の数にも影響しない)
  また、戦闘時のみマスター2とこのサーヴァントを同じキャラクターとして扱ってもよい。(ステータスの合算などは無く、令呪の恩恵は問題なく受けることができる)
  英雄点10を得る。
  このスキルは神性としても扱う。
【スキル3】この世全ての悪
5:交戦フェイズ中に一度だけ任意の判定に補正値5を得る。

【宝具】『死が彼等を離別つとも』(シンリッ・エプンキネ) ∞
【ランク・種別】ランクE 対人宝具
【効果】
交戦フェイズ開始時に宣言して使用可能。
以下のルールに従ってサーヴァント保有スキルの中から二つ選択し、交戦中そのスキルを獲得する。
また、発動時に令呪を消費することでクラススキルを獲得しても良い。

1:HP増加系のスキルを選択した場合、増加したHP最大値はその交戦フェイズ中の間だけ適応される。
2:特攻対象となり得るスキルを習得した場合、習得中は特攻を受ける。
3:戦闘続行系のスキルはセッション中一度しか発動できないが、獲得して使用しないまま交戦フェイズが終了した場合再び獲得できる。
4:クラススキルを獲得する場合、獲得できるスキルの数は一つになる

絆レベル

【キャラクター詳細】
キャラせつめい

 

【パラメーター】

筋力■■■■■EX耐久■■■■■EX
敏捷■■■■■EX魔力■■■■■EX
幸運■■■■■EX宝具■■■■E

この場合のEXは全てA~Eの数値に該当しないと言う意味でありAランク以上を意味するわけでは無い。

 

【絆Lv1】
身長/体重:???
出典:アイヌの民間伝承
地域:アイヌ
属性:秩序悪 性別:女性……?
愛しい貴女を守りましょう。
愛しい彼等を守りましょう。
望まれるままに、望むがままに。

 

【絆Lv2】
エプンキネカムイとか守る神を意味するアイヌの言葉であり、特定の神性を示す言葉ではない。
故に、お守りとしてエプンキネ人形などが作られることがあるものの、本来彼らは特定の姿形を持たない。
並行世界における外道天魔がこのカムイを身に宿しているのはトゥスメノコでもあった彼女の母親が作ったエプンキネ人形の守護によるものであり、父を救いたいと言う彼女の祈りを受けて人形に宿ったエプンキネカムイが外道天魔へと乗り移ったのだ。
本来であれば善性のカムイであるエプンキネカムイがウェンカムイへと堕ちたのは外道天魔が父を救うという目的を外道悪徒を葬るという手段によって成そうとしたが故である。
本来ただ守護するだけの権能のみを持ち合わせるハズのエプンキネカムイが己の領分を超えて、ウェンカムイへと堕ちる程に外道天魔へと力を貸し与えた理由は、エプンキネ人形を作り上げた彼女の母と無関係ではないだろう。

 

【絆Lv3】
物に宿り人に宿り、ただ守護するだけの権能のみを持ち合わせる彼らは、自立した思考を持ち人々に関わる他の神々とは異なり、ある種の力の塊と言ったほうが適切かもしれない。
ただ何かを守る力が働いたとき、それは即ちエプンキネカムイによるものであるとされるわけだが、その対象は人に限らず家や村や物と多岐にわたる。
自然の化身として現れる事もあれば先祖の霊として現れる事もあり、そのスタンスも一概に断じることは出来ず、しかしながら一つだけ断言できるのは彼らは常に平等であると言う事だ。
何かに宿ったエプンキネカムイはその権能を過不足なく、ただ「護る」ことにだけ使う。
決して誰かを害することはせず、ただ護る事のみが彼女の役割であった。
……そのはずだった。

 

【絆Lv4】
○守護神霊:C
神性相当スキル。
○この世全ての悪:B-
ウェン・カムイ。
悪性神性を広く指す概念であり、神性が齎す影響の強い神代の時代においては彼らこそがこの世の悪意の根源であった。
所有するだけで行動傾向が悪へと傾くスキルであるが、エプンキネカムイの場合あくまで行動を行うのは全て外道天魔であるため、スキルランクにあまり意味は無い。
しかしながらこのスキルによってエプンキネカムイが外道天魔の願いを聞き入れる切っ掛けになったとも考えられ、スキルが先か、願いが先かはもはや鶏と卵である。

 

【絆Lv5】
『死が彼等を離別つとも』(シンリッ・エプンキネ)
ランク:E 種別:対人宝具
レンジ:1 最大補足:1
ウェンカムイへと堕ちてまで外道天魔を守護しようとした外道天魔へと寄り添うエプンキネカムイが固有に発現させた宝具。
護る為に害するという外道天魔の選択を肯定したが故にウェンカムイへと堕ちたエプンキネカムイによる権能の行使。
外道天魔を守るために、外道天魔が望む力を与えるというある種の願望器として機能する。
ただし、己の領分を超え、エプンキネカムイとしてのルールを破るこの宝具は大幅に弱体化しており、ランクもEとなっている。
権能としても大幅に劣化しており、与えられる力も微々たるものだろう。
シンリッ・エプンキネとは見守る先祖を意味するアイヌ語である。
つまりは、そういうことだろう。

 

【「死が彼等を離別つとも」をクリアすると開放】
本来持ち合わせぬ権能を振るうというのは神性にとって命を擦り減らす行為に等しい。
魚が陸で呼吸できぬように。植物が太陽の下でしか育たぬように。自らがあり得ぬ場所へと身を置くことは破滅への一歩に過ぎぬのだ。
自然そのもの現象そのものが神性へと昇華するアイヌにおける神では特にその傾向が顕著であり、護るという役割に背いたエプンキネカムイはその力を振るうたびにその存在を崩壊させていく。
だが、当然そんなことは彼女も承知の上である。

私は外道天魔の母ではないし、外道善慈の妻でもない。
ただその願いを受け取っただけの小さな神性だ。
だけどどうしてだろう。その願いを暖かいと思った。たとえ理に背いてでも護りたいと思った。
望みを持たず。自己を持たず。ただ護る為だけに生まれた私に願いをくれた人たち。
私が受け取った原初の願い。願い成そうとした唯一の守護。
「どうか彼とあの子が幸せでありますように」