イマジニア決算2007

Last-modified: 2010-09-08 (水) 10:31:28

前年度計画

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部門別

2007年2007年2007年2007年2007年2007年2007年2007年
売上Q1Q2Q3Q4ターム売上Q1Q2Q3Q4
モバイルコンテンツ事業(千円)1,865,6393,839,912モバイルコンテンツ事業(千円)1,865,6391,974,273
モバイルコマース事業(千円)154,903556,713モバイルコマース事業(千円)154,903401,810
パッケージソフトウェア事業(千円)556,9241,659,762パッケージソフトウェア事業(千円)556,9241,102,838
ゴルフサービス事業(千円)176,483208,198ゴルフサービス事業(千円)176,48331,715
消去又は会社(千円)----消去又は会社(千円)----
売上高(千円)1,101,3282,753,9493,202,3096,264,586売上高(千円)1,101,3281,652,621448,3603,062,277
利益利益
モバイルコンテンツ事業(千円)597,8961,172,657モバイルコンテンツ事業(千円)597,896574,761
モバイルコマース事業(千円)-12,4146,707モバイルコマース事業(千円)-12,41419,121
パッケージソフトウェア事業(千円)248,381489,294パッケージソフトウェア事業(千円)248,381240,913
ゴルフサービス事業(千円)-5,752-45,341ゴルフサービス事業(千円)-5,752-39,589
消去又は会社(千円)-121,519-231,185消去又は会社(千円)-121,519-109,666
営業利益(千円)188,152706,591709,3631,392,132営業利益(千円)188,152518,4392,772682,769
経常利益(千円)185,333713,123770,0101,430,221経常利益(千円)185,333527,79056,887660,211
当期純利益(千円)96,778156,374823,026932,236当期純利益(千円)96,77859,596666,652109,210

1Q

当第1四半期におけるわが国経済は、企業業績の回復に伴い、設備投資や個人消費は増加傾向を示しております。しなしながら、原油価格の上昇や国際情勢の不安定さ、国内金融市場の金利先高観などの不安要素から一層の景気回復へは予断を許さない状況であります。
当社グループを取り巻く事業環境につきましては、社団法人電気通信事業者協会の統計データによりますと携帯電話及び携帯IP 接続端末契約数は、92 百万台及び80 百万台と緩やかに成長を続けております。
このような状況におきまして、当社グループは、モバイルコンテンツ事業の更なる拡大とモバイルコマース事業、パッケージソフトウェア事業、ゴルフサービス事業の育成に注力しております。
モバイルコンテンツ事業につきましては、キャラクターコンテンツを中心とした新規サイトの拡充を図っており、「ご当地キティパラダイス」を新たにサービス開始しております。また、収益性の向上を目指し、不採算サイトのサービス中止を行った結果、当第1 四半期末における会員数は平成18 年3月末より6万人増加した207 万人となっております。

2Q

 当中間連結会計期間におけるわが国経済は、世界経済の順調な拡大を背景に、企業収益の改善に伴う設備投資の増加や雇用環境の改善に加え、安定した個人消費に支えられ、緩やかな回復基調を続けております。
 当社グループを取り巻く事業環境につきましては、社団法人電気通信事業者協会の統計データによりますと、携帯電話及び携帯IP接続サービスの平成18年9月末現在における国内累計契約数は、93百万台及び81百万台に達し、緩やかな成長を続けております。
 このような状況下、当社グループでは、既存事業につきましては、各事業の拡大と育成を図るとともに、モバイルコンテンツ事業及びモバイルコマース事業においてキャラクターを中心としたエンターテイメントを重点分野に据え、両事業間におけるコンテンツの複合的な活用と展開を図りました。一方、新規事業につきましては、教育分野の開拓の充実化を目指し、産学官連携環境教育プロジェクト「みんなでエコトレ!」の発足など、新たな戦略的取組みを開始しております。
 これらの取組みの中で、「デジタル教育ブランドの確立」を目指して当社子会社ロケットカンパニー株式会社より平成18年9月に発売した教育ソフト「財団法人日本漢字能力検定協会公認 漢検DS」は、当初予想を大幅に上回る好調な販売結果となり、当社グループの当中間連結会計期間及び当連結会計期間における業績の拡大を牽引いたしました。
 以上の結果、当中間連結会計期間の業績は、売上高2,753,951千円(前年同期比43.4%増)、経常利益713,123千円(同81.5%増)となりましたが、投資有価証券評価損237,699千円を計上したことにより、中間純利益156,374千円(同73.6%減)となりました。

モバイルコンテンツ事業

 モバイルコンテンツ事業におきましては、キャラクター分野を中心とした新規サイトの拡充に注力し、「ご当地キティパラダイス」「モダンペット&フレンズ」など計16サイトの新規サービスを開始いたしました。なお、収益性の向上を目指し、第1四半期に計6サイトの不採算サイトのサービスを中止しておりますが、平成18年9月末時点におけるモバイルコンテンツ登録会員数は、同年3月末時点よりも12万人増加となる212万人となり、市場成熟期を迎えた現在も増加しております。
 この結果、この事業に関する売上高は1,865,639千円(同21.6%増)、営業利益は597,896千円(同19.4%増)となりました。

モバイルコマース事業

 モバイルコマース事業におきましては、売上規模の拡大を目指して、人気キャラクター「リラックマ」を中心としたオリジナル商品や各種ブランドとのコラボレーション商品による展開を引き続き推進するとともに、今後の業務の生産性向上を目的として、物流システムの構築等にも着手いたしました。また、大手CVSへのキャラクターを中心としたライセンス展開にも注力いたしました。
 この結果、この事業に関する売上高は154,903千円(同91.1%増)となりましたが、事業基盤構築のための諸費用の発生等により、営業損失は12,414千円(前年同期は11,423千円の営業利益)となりました。

パッケージソフトウェア事業

 パッケージソフトウェア事業におきましては、当社子会社ロケットカンパニー株式会社にて、ニンテンドーDS用教育ソフト「財団法人日本漢字能力検定協会公認 漢検DS」とPC用タイピングソフト「リラックマ だらだらタイピングのすすめ」の計2タイトルを発売いたしました。特に、平成18年9月に発売した「財団法人日本漢字能力検定協会公認 漢検DS」は、同年9月末現在で22万本の販売となっております。
 この結果、この事業に関する売上高は556,924千円(前年同期比316.3%増)、営業利益は248,381千円(同1,130.1%増)となりました。

ゴルフサービス事業

 ゴルフサービス事業におきましては、モバイルを活用した新たなゴルフサービスのテスト運営の場として取得した勝田ゴルフ倶楽部につきまして、各種サービスの試行を通じて、ノウハウの蓄積や顧客ニーズの把握という当初の目的は達成できたものと考え、平成18年9月に同年10月31日付での同ゴルフ場の譲渡を決定いたしました。
また、勝田ゴルフ倶楽部の保有により蓄積したノウハウ等を活用し、当社子会社ゴールドゴルフ株式会社にて平成18年2月にサービスを開始した「GOGOPASS」につきましては、現在、商品設計の充実化とサービス・販売戦略の構築を進めております。

3Q

当第3四半期連結会計期間の主な事業展開につきましては、平成18 年9月に発売したニンテンドーDS向け「財団法人日本漢字能力検定協会公認 漢検DS」の販売が好調により販売本数は約50 万本を達成するに至っております。その販売好調を受けて、今後のニンテンドーDS向けソフトのタイトル数を拡充すべく、漢検に続く英検を始めとする教育系の「脳力検定」「DS実用ソフト」などのシリーズとエンターテイメント系のタイトルを来期発売に向けて現在8タイトルの企画・開発を進めております。
また、モバイルコンテンツの平成18 年12 月末の会員数は、215 万人となっております。当第3四半期では、「キティ&ママの育児大スキ」や「キティサンリオとり放題」のサイト運営を開始し、当第3四半期連結会計期間の新規サイトは6サイトとなりました。
以上の結果、当第3四半期連結会計期間の売上高は4,766,482 千円(前年同期比48.8%増)、営業利益は1,286,953 千円(同81.4%増)、経常利益は1,304,190 千円(同69.4%増)となっております。
四半期純利益は、特別損益においては、所有ゴルフ場の「勝田ゴルフ倶楽部」の売却による固定資産売却益を計上した一方で、保有する投資有価証券の売却を進め投資有価証券売却損を計上したことなどにより、四半期純利益は1,236,701 千円(同50.3%増)となりました。

4Q

 当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益の改善に伴う設備投資の増加に加え、安定した個人消費に支えられ、緩やかな拡大基調で推移いたしました。
 デジタルコンテンツを取り巻く環境につきましては、携帯電話コンテンツ市場におきまして、携帯IP接続サービスの国内累計契約数が84百万台に到達し、端末の高機能化やパケット料金定額制の普及によるコンテンツのリッチ化や、技術や制度における各種進展を背景として、市場成熟化が一層進行しております。また、家庭用ゲームソフト市場におきましては、携帯型ゲーム機の普及や新たなプラットフォームの登場により、市場の活性化やユーザー層の拡大が期待されております。
 このような状況下、当社グループでは、「現行の事業領域の深耕」と「将来の事業領域の開拓」の両側面に向けた取組みの強化を図ってまいりました。既存事業につきましては、モバイルコンテンツ事業、モバイルコマース事業、パッケージソフトウェア事業及びその周辺事業領域において、当社グループの強みを発揮できる教育及びキャラクターを中心としたエンターテイメントを重点分野に据え、各事業間におけるコンテンツの複合的かつ有機的な活用と展開を図りました。一方、新規事業につきましては、教育分野の開拓の充実化を目指し、産学官連携環境教育プロジェクト「みんなでエコトレ!」の発足など、新たな戦略的取組みを開始しております。
 これら一連の取組みの中で、当社子会社ロケットカンパニー株式会社より平成18年9月に発売した教育ソフト「財団法人日本漢字能力検定協会公認 漢検DS」は、当初予想を大幅に上回る好調な販売結果となり、収益基盤であるモバイルコンテンツ事業の継続的な成長と共に、当社グループの当連結会計年度における業績の拡大を牽引いたしました。
 以上の結果、当連結会計年度における業績は、売上高6,264,586千円(前年同期比43.3%増)、経常利益1,430,221千円(前年同期比58.2%増)となりました。また、特別損益において、保有するゴルフ場の売却に伴う固定資産売却益,444,367千円を計上する一方で、投資有価証券評価損237,699千円及び投資有価証券の残高を上場株式を中心とした整理により約3分の1にまで圧縮したことに伴う投資有価証券売却損1,007,509千円等を計上したことにより、当期純利益932,236千円(前年同期比5.7%増)となりました。

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モバイルコンテンツ事業

 新規サイト及びコンテンツの拡充に注力し、「ご当地キティパラダイス」「モバイルペット&フレンズ」「キティ&ママ育児大好き」など計22サイトの新規サービスを開始いたしました。なお、当連結会計年度において、収益性の向上を目的として計6サイトのサービスを中止しておりますが、好調なキャラクター系サイトにおいて、待受けサイトに加えデコメール専用サイトが主力化したことや、リアル商材からの集客の奏功等により、平成19年3月末現在におけるモバイルコンテンツ登録会員数は、前年同期より25万人増加となる225万人となり、市場成熟期を迎えた現在も増加を続けております。
 この結果、この事業に関する売上高は3,839,912千円、営業利益は1,172,657千円となりました。
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モバイルコマース事業

 売上規模のさらなる拡大を目指し、既存運営サイト内のコマースコーナー新設や新規コマース専用サイトの開設による店舗数の増加を図る一方で、前期からのオリジナル限定商品の販売強化に加え、一般店舗取扱商品の販売についても強化を図りました。また、今後の業務の生産性向上を目的として、物流システムの構築等にも着手し、大手CVSへのキャラクターを中心としたライセンス展開にも積極的に注力いたしました。
 この結果、この事業に関する売上高は557,285千円、営業利益は6,707千円となりました。
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パッケージソフトウェア事業

 当社子会社ロケットカンパニー株式会社において、「社団法人日本カーリング協会公認 みんなのDSカーリング」「東京フレンドパークⅡ DSで鍛える運動能力」などニンテンドーDS向けゲームソフト3タイトルほか計4タイトルを発売いたしました。このうち、「財団法人日本漢字能力検定協会公認 漢検DS」は、ニンテンドーDSの普及拡大及び脳トレブームを背景として、累計発売本数50万本を突破いたしました。
 この結果、この事業に関する売上高は1,668,227千円、営業利益は489,294千円となりました。
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ゴルフサービス事業

 モバイルを活用した新たなゴルフサービスのテスト運営の場として取得した勝田ゴルフ倶楽部につきまして、各種サービスの試行を通じて、ノウハウの蓄積や顧客ニーズの把握という当初の目的は達成できたものと考え、平成18年10月31日に同ゴルフ場を譲渡いたしました。
また、勝田ゴルフ倶楽部の保有により蓄積したノウハウ等を活用し、当社子会社ゴールドゴルフ株式会社にて平成18年2月にサービスを開始した「GOGOPASS」につきましては、現在、商品設計の充実化とサービス・販売戦略の構築を進めております。
 この結果、この事業に関する売上高は208,245千円、営業損失は45,341千円となりました。
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