マーベラス

Last-modified: 2010-11-01 (月) 21:33:59

単位は百万円

http://www.mmv.co.jp/company/index.html

MSN

http://jp.moneycentral.msn.com/investor/invsub/results/statemnt.aspx?symbol=JP%3a7844

201020092008200720062005
決算年月日2010/3/312009/3/312008/3/312007/3/312006/3/312005/3/31
決算月数12 か月12 か月12 か月12 か月12 か月12 か月
決算発表日2010/5/102009/6/262008/6/262007/6/252006/6/262005/6/24
収益8,28510,14012,38812,4889,1977,416
売上高合計8,28510,14012,38812,4889,1977,416
売上原価合計7,6078,5238,96610,5075,7714,206
売上総利益6771,6173,4221,9813,4253,210
販売費及び一般管理費 (合計)2,3462,8553,0703,0271,9201,737
研究開発費0006931841
固定資産償却費000-20-41-40
利息純額(営業)000000
特別損失(利益)3182147332-56182
その他営業費用合計000000
営業利益-1,699-1,321206-1,365671489
利息純額(営業外)000000
固定資産売却損益0110662-27-17
その他収益費用(純額)-1-2104-13-31
税金等調整前当期純利益-1,634-1,3891,137-1,325645598
法人税合計6-71179174111142
税引後利益-1,641-1,318959-1,498534455
少数株主利益1797-167-28-51
持分法による投資損益000000
アメリカ会計基準調整額000000
異常項目前の当期純利益-1,624-1,221791-1,526529456
異常損益項目合計000000
当期純利益-1,624-1,221791-1,526529456
調整額合計00000-11
配当金(優先株式)000000
無限責任社員への配分000000
基本的期中平均株式数000000
異常損益項目を除く 一株当たり当期純利益金額-13,618-14,5679,369-18,0726,5885,793
異常損益項目を含む 一株当たり当期純利益金額-13,618-14,5679,369-18,0726,5885,793
潜在株式調整後期中平均株式数000000
異常項目を除く潜在株式調整後1株当たり利益-13,618-14,5679,369-18,0726,3035,738
異常項目を含む潜在株式調整後1株当たり利益-13,618-14,5679,369-18,0726,3035,738
一株あたり配当金007500625625
配当金(普通株式)006304824
支払利息(補足的情報)5351434032
減価償却費(補足的情報)116183244909556380
正規化されたEBITDA-1,528-1,023667-811,1351,016
正規化されたEBIT-1,669-1,238353-1,032615671
正規化した税引前利益-1,579-1,2761,249-1,011580762
正規化した税引後利益-1,597-1,2331,064-1,280474572
普通株式に係る正規化した利益-1,580-1,137897-1,307469562
正規化した一株当たり当期純利益金額-13,248-13,55410,613-15,4845,8377,312
正規化した潜在株式調整後一株当たり当期純利益金額-13,248-13,55410,613-15,4845,5857,243
連結調整勘定償却額24327143-36-35

四半期

2010年2010年2010年2009年2009年2009年
第4四半期第2四半期第1四半期第4四半期第3四半期第2四半期
決算年月日2010/3/312009/9/302009/6/302009/3/312008/12/312008/9/30
決算月数6 か月6 か月3 か月6 か月9 か月6 か月
決算発表日2010/5/102009/11/92009/8/102009/6/262009/2/132008/11/14
収益3,9374,3482,0765,7997,9984,341
売上高合計3,9374,3482,0765,7997,9984,341
売上原価合計4,2503,3571,5205,2245,9843,299
売上総利益-3139905555742,0131,042
販売費及び一般管理費 (合計)1,0911,2557241,4832,2551,371
研究開発費000000
固定資産償却費000000
利息純額(営業)000000
特別損失(利益)-86-6-12102-20-20
その他営業費用合計000000
営業利益-1,318-259-157-1,011-222-309
利息純額(営業外)000000
固定資産売却損益000000
その他収益費用(純額)7-2-6-675148
税金等調整前当期純利益-1,339-295-175-1,102-211-287
法人税合計521-7322
税引後利益-1,344-297-176-1,030-214-288
少数株主利益-11815466250
持分法による投資損益000000
アメリカ会計基準調整額000000
異常項目前の当期純利益-1,345-279-161-983-152-238
異常損益項目合計000000
当期純利益-1,345-279-161-983-152-238

10年間

売上金利税引前利益減価償却純利益1 株益税率 (%)
Mar-108,285-1,634140-1,624-13,617.650
Mar-0910,140-1,389215-1,221-14,567.200
Mar-0812,3881,1373157919,368.6315.72
Mar-0712,488-1,325951-1,526-18,072.130
Mar-069,1976455205296,303.1317.2
Mar-057,4165983454565,73823.78
Mar-045,7196122573444,385.0922.16
Mar-034,4595052522824,171.8344.24
Mar-023,2093721901964,550.8347.37
Mar-012,297199781686,304.5215.66

部門別

2003年2004年2005年2006年2007年2008年2009年2010年
売上3月期3月期3月期3月期3月期3月期3月期3月期
音楽映像事業(千円)2,549,9132,359,3852,940,3583,727,7654,591,3144,190,1804,305,8733,635,314
デジタルコンテンツ事業(千円)868,4502,065,0292,656,2793,256,3725,081,9676,903,6294,673,9953,465,949
アミューズメント事業(千円)1,008,2831,163,0651,479,0391,866,2322,315,800468,974--
舞台公演事業(千円)32,422131,586340,282346,189498,661825,1201,159,8821,183,581
利益
音楽映像事業(千円)669,407475,731562,622407,367-893,621354,061469,362505,633
デジタルコンテンツ事業(千円)56,216310,858209,099334,638239,067457,112-1,059,832-1,680,588
アミューズメント事業(千円)224,643238,196255,871187,325-80,8625,124--
舞台公演事業(千円)5,29238,60474,16788,718115,004165,07160,38193,780

地域別

2006年2007年2008年2009年2010年
売上3月期3月期3月期3月期3月期
日本(千円)10%未満
で省略
111462839,827,9559,042,4277,594,245
イギリス(千円)--941,812603,136
アメリカ(千円)1,341,4602,559,948155,51287,463
利益
日本(千円)10%未満
で省略
-681159635,205-264,212-944,613
イギリス(千円)-5,724-3742-199,245-22,045
アメリカ(千円)90,538379,821-73,476-102,865

決算詳細

マーベラス決算2003
マーベラス決算2004
マーベラス決算2005
マーベラス決算2006
マーベラス決算2007
マーベラス決算2008
マーベラス決算2009
マーベラス決算2010
マーベラス決算2011

NEWS

2005

マーベラスの合弁事業が欧州で多数の国内タイトルを発売

http://www.inside-games.jp/article/2005/02/04/15639.html
マーベラスインタラクティブと現地の流通業者Bergsala ABが英国に設立したライジングスターゲームスが『牧場物語』や『スペースインベーダーDS』などニンテンドーDSを含む多数のタイトルを発売すると発表しました。

今回発表されたのはニンテンドーDS向けの『Bubble Bobble Revolution(パズルボブル)』と『Space Invaders Revolution(スペースインベーダーDS)』、ゲームキューブとPS2向けの『牧場物語ワンダフルライフ』、DS向け『牧場物語 コロボックルステーション』、そしてPS2向けの『Sword of Destiny』です。

『スペースインベーダーDS』はクラシック版とニンテンドーDSを活用した新バージョンの2つを楽しむことができます。『パズルボブル』はタッチパネルやワイヤレス通信を使うことになるそうです。

『牧場物語』では「ワンダフルライフ」が2005年8月にGCで、10月にPS2で発売され、ニンテンドーDS「コロボックルステーション」が2005年11月に発売されます。

ライジングスターCEOのOwe Bergsten「日本は最も活気と想像性に溢れ世界にアピールするゲーム市場です。ライジングスターは最高の日本タイトルを開発元と連携することによって欧州のゲーマーにとって現地のタイトル以上にぴったりなゲームに仕上げて発売するつもりです」と述べました。

同マネージングディレクターのShigeki Takeuchi氏は「ライジングスターは世界的に期待されている遅れなしでの欧州でのゲームリリースをコンセプトにしています。西欧と東洋のギャップを埋めることで、ただちに欧州のゲーマーが待望しているゲームを発売するつもりです」と付け加えています。

『牧場物語』x2が北米でも発売決定

http://www.inside-games.jp/article/2005/01/22/15512.html
ナツメはゲームキューブ向け『牧場物語 しあわせの詩』、ニンテンドーDS『牧場物語 コロボックルステーション』をいずれも6月に北米で発売すると発表しました。価格などは未定です。

ナツメの前川ヒロCEOは「最初の牧場物語は1997年にスーパーニンテンドー(SFC)で発売され、その後人気を増して行きました。私達はこの2つのタイトルを牧場物語を愛してくれているファンに届けることができて幸せです」とコメントしています。

国内では『牧場物語 しあわせの詩』は3月3日、『牧場物語 コロボックルステーション』は3月17日に発売されます。

マーべラス東証2部上場を発表

http://animeanime.jp/biz/archives/2005/03/2_1.html
2005年03月03日マーべラス東証2部上場を発表

 アニメの商品化などを主要業務とするマーベラスエンターテイメントはこれまでのJASDAQ市場(旧店頭株市場)から、東京証券取引所に上場替を行うと3月2日に発表した。3月2日に東京証券取引所に承認を受け、3月9日から東京証券取引所市場第2部(東証2部市場)で取引される。
 マーべラスは、1997年に設立され2002年にJASDAQ市場に上場していた。証券市場では、企業の成長にしたがって新興市場から東証2部、東証1部へと上場するケースが多い。マーベラスは、2002年の上場から順調に業績を伸ばしており、2005年3月期の売上高は、約79億円、経常利益は約6億7千万円を見込んでいる。
 会社事業は、音楽ソフトに強みを持っており2004年も『ふたりはプリキュア』の音楽ソフトのヒットなどがあった。しかし、近年はライセンス事業も伸びており、音楽映像事業、デジタルコンテンツ事業、アミューズメント事業とバランスのとれた成長を続けている。
また、海外市場の開拓にも積極的で2006年3月期は、海外売上高10億円、経常利益1億円を目指している。

 また、マーベラスは、3月3日にはソニーエンターテイメントの発売する携帯ゲーム機PSPに自社保有のアニメ映像コンテンツを提供すると発表した。これはゲーム機だけでなく音楽・映像再生の機能も重視したPSPの持つシステムUNDVideoを利用したものである。

『牧場物語しあわせの詩』に不具合、原因究明中

http://www.inside-games.jp/article/2005/03/21/15984.html
マーベラスインタラクティブから発売されたゲームキューブ向け『牧場物語しあわせの詩』に不具合が幾つか報告されているようです。「しあうた通信」にてプロデューサーの和田康宏氏が御詫びと、現在原因を究明中である旨のコメントを掲載しています。

今のところ確認されているのは以下の2箇所です。

・野生動物が家に遊びに来るとゲームが進まなくなる
・自宅をレベル4からレベル5にリフォームすると、2階に置いた家具が取り出せなくなる

原因などは現在究明中で、解明され次第、メモリーカードの修復などの対応を行うとのことです。現在までの調査では、野生動物は「すずめ」であれば音色を確実に手に入れることができ、自宅のリフォームでは、2階にある荷物を倉庫に避難させておけば回避が可能だとのこと。

調査が完了すれば会社としての公式見解を掲載するとのことです。

マーベラスが『牧場物語 しあわせの詩』の不具合について発表

http://www.inside-games.jp/article/2005/03/25/15999.html
マーベラスインタラクティブは3月3日に発売されたゲームキューブ向け『牧場物語 しあわせの詩』に発見された不具合について公式見解を発表しました。確認された不具合と対処方法は以下の通りです。

野生動物が家に遊びに来ると続きが遊べなくなる
→スズメの愛情度を上げると"野生の音色"が取得でき、続きが遊べるようになります

自分の家をレベル4からレベル5にリフォームする際、2Fに置いた家具が使えなくなってしまう
→リフォームの前に、家具を一旦倉庫にしまってください

これらの回避策を取ることで不具合は発生しないとのことですが、もし万一不具合が発生してしまった場合はメモリーカードをサポート宛に送付することでメモリーカードの修復を行うとのこと。詳しくは公式サイトをご覧下さい。

『牧場物語』GC版・DS版の店頭在庫分を交換へ

http://www.inside-games.jp/article/2005/04/04/16056.html
幾つかのバグが報告されていたゲームキューブ『牧場物語 しあわせの詩』及び『牧場物語 コロボックルステーション』ですが、発売元のマーベラスインタラクティブは小売店に、店頭在庫分を交換する旨の連絡を行ったようです。

在庫品の交換は4月下旬には完了する予定で、修正版は品番が「しあわせの詩」ではDOL-P-G4AJ-JPNからDOL-P-G4AJ-JPN-1、「コロボックルステーション」ではNTR-P-ABCJ-JPNからNTR-P-ABCJ-JPN-1に変更されるようです。

既に購入されている分に関しては、GC版は対応がアナウンスされていますが、DS版については不明です。

2007

マーベラスエンターテインメントが組織改編、ゲーム事業統合

http://www.inside-games.jp/article/2007/07/03/21703.html
マーベラスエンターテインメントは子会社でゲーム開発・販売などを行っていたマーベラスインタラクティブの吸収合併を6月30日付で完了し、また、カンパニー制の導入を行い、デジタルコンテンツカンパニーとしたことを発表しました。カンパニー制導入の目的としては、経営を統合し、管理部門の効率化、音楽映像とゲームのさらなる融合、部門間のシナジー効果の向上を図ることなどを挙げています。

新体制は以下のようになります。

・代表取締役社長 兼 最高経営責任者 中山 晴喜
・常務取締役オーディオ&ヴィジュアルカンパニー プレジデント 松本 慶明
・常務取締役アドミニストレーションデパートメント チーフアドミニストラティブオフィサー(兼 情報開示担当) 青木 利則
・常務取締役デジタルコンテンツカンパニー プレジデント 和田 康宏
・取締役(経理財務担当) 佐野 信行
・取締役(オーディオ&ヴィジュアル制作ライセンス担当) 片岡 義郎
・執行役員(デジタルコンテンツ・国内担当) 水谷 英之
・執行役員(管理グループ担当) 若井 利仁
・執行役員(経営企画グループ担当) 伊藤 誉三

マーベラスインタラクティブが親会社と合併

http://www.inside-games.jp/article/2007/05/14/20637.html
『牧場物語』や『川のぬし釣り』などで知られるマーベラスインタラクティブは親会社であるマーベラスエンターテインメントと6月30日付で合併します。マーベラスエンターテインメントはインタラクティブの株を100%保有しています。このため資本金の増減などはありません。

合併の目的に関しては「両社の経営を統合することにより、内部統制の観点からの管理部門統合による効率的業務の運営、積極的な情報共有化からの新たなビジネスチャンスの発掘等、音楽・映像とゲームの更なる融合、部門間のシナジー効果の向上を目的に行うものであります」と説明されています。

新社名は株式会社マーベラスエンターテイメントとなり、吸収合併されるマーベラスインタラクティブは消滅します。

マーベラス、『Harvest Moob DS』が欧州で50万出荷を達成と発表

http://www.inside-games.jp/article/2007/10/17/24316.html
マーベラスエンターテイメントは同社子会社で英国のRising Star Gamesが2007年4月7日に発売したニンテンドーDS向け『Harvest Moob DS』(国内向けタイトルは『牧場物語 コロボックルステーション』)が欧州市場で50万本の出荷を達成したと発表しました。

『牧場物語 コロボックルステーション』は国内では2005年3月17日に発売され18万本を出荷した作品ですが、欧州では50万本、北米でもライセンス先を通じて25万本を出荷するなど、国内よりも海外で強いタイトルとなっています。

「牧場物語」は畑を耕し作物を育てたり、動物の世話をしながら牧場暮らしを体験することのできる、ほのぼの生活ゲームで、シリーズ第一作目り発売から10年を経過した今も高い人気を保っています。今年2月1日に発売されたDS「キミと育つ島」も30万本を越えるヒットとなっています。マーベラスでは今後も2009年度中のオンラインゲーム化など、更なるシリーズの拡大を目指していくということです。

2008

マーベラス、傘下のランタイムを吸収合併

http://www.inside-games.jp/article/2008/01/29/26659.html
マーベラスエンターテイメントは、100%連結子会社のランタイムを4月1日付で吸収合併すると発表しました。経営を統合することで業務の効率化を図るもので、28日の取締役会で決議され、会社法の規定により株主総会の承認を得ずに行われるものです。

ランタイムは2001年設立、『牧場物語』シリーズやオンラインゲームの制作、モバイルサイト、インターネットサイトの運営、「Tera eXcute」「Resource Synthesizer」といった開発向けライブラリの開発しなどを行ってきました。2006年に子会社化しました。

100%連結子会社のため、業績予想などに変更はないとしています。

「めざせ50万本!」―『NO MORE HEROES』が全世界40万本を突破

http://www.inside-games.jp/article/2008/02/15/27127.html
12月6日に国内で発売された『NO MORE HEROES』ですが、これまでに全世界で40万本を突破したということです。全世界での発売を記念して2月14日に開発関係者が集まり打ち上げパーティが行われ、エグゼクティブプロデューサの和田康宏氏より現状報告が行われました。

和田氏は「現在、『NO MORE HEROES』は、国内出荷4万本、北米出荷20万本(セルスルー10万本以上)、欧州受注16万本。合計40万本を突破中です。なかでも欧州については、まだ発売前なので受注のみの数字。ここからリピートで伸びていくと思われます。また、北米についても1月22日の発売以来セルスルーが順調で、さらなる伸びが期待できます。もちろん国内もまだまだ売れて欲しいです。“全世界50万本突破”を目指して、頑張ります」とコメント。今後にも期待を示しました。

欧州5カ国を回るプロモーションツアーから帰国して間もないグラスホッパー・マニファクチュアの須田剛一氏は、その手応えは印象的だったということです。

マーベラス、北米でのパブリッシング事業に参入―AQIと提携

http://www.inside-games.jp/article/2008/05/12/28935.html
マーベラスエンターテイメントは、AQインタラクティブ傘下の米XSEEDS JKS, Inc.と提携し、米国法人Marvelous Entertainment USA, Inc.を通じて北米でのパブリッシング事業に参入すると発表しました。これまでも『牧場物語』などは北米でも発売されていましたが、他社へのライセンスアウトという形を取っていました。

マーベラスでは昨年6月に発表した中期経営計画の中で「海外売上の拡大」を掲げており、このたびの提携で、今後はMarvelous Entertainment USAがパブリッシングを、XSEED JKSが販売、販促に関する業務を行うことになります。実際の展開は11月からで第1弾はPSP『ヴァルハラナイツ2』となる見通し。北米市場での「マーベラスブランド」の確立を目指していくということです。

XSEED JKSはAQインタラクティブ(55%)と代表の岩崎順氏(33.8%)らが出資する会社で、ゲームソフトの販売と市場調査を目的としています。これまでに『はじめの一歩Revolution』(Wii)、『WILD ARMS XF』(PSP)などを手がけてきました。元々、AQIの創業者である中山隼雄氏(マーベラス社長の中山晴喜氏の父に当たる)が55%を出資していましたが、昨年5月にAQIが子会社化しました。

マーベラス業績発表、Rising Star Gamesを通じて海外事業が好調

http://www.inside-games.jp/article/2008/05/23/29207.html
マーベラスエンターテイメントは、平成20年3月期業績を発表しました。それによれば、売上高123憶8700万円(前年度比-0.8%)、営業利益3憶5200万円、経常利益3憶2600万円、純利益7憶9100万円と、売上はわずかに前年度を下回ったものの、黒字転換を果たしています。

前期は新しい中期事業計画がスタートし、別会社として運営されていたゲームを含むデジタルコンテンツ事業も本体の中で再スタートを切りました。

デジタルコンテンツ事業ではWii向けに『牧場物語 やすらぎの樹』、『NO MORE HEROES』、DS向けに『川のぬし釣り こもれびの谷 せせらぎの詩』も『ルーンファクトリー2』、『ルクスペイン』、『赤川次郎ミステリー』などをリリースしました。海外事業が英国のRising Star Gamesを通じて好調で、DS『Harvest Moon DS』が欧州で33万本(累計53万本)を記録したのを筆頭に、『NO MORE HEROES』『Harvest Moon Magical Melody』などが良好に推移したということです。

音楽映像事業は海外での低迷がありましたが、舞台公演事業は観客動員数が過去最高水準と好調でした。アミューズメント事業からは事業譲渡で撤退しています。

今期はデジタルコンテンツで世界を視野に入れたマーケティング、プラットフォーム戦略を進めるなどし、連結売上高125億円、営業利益2憶6000万円、経常利益2億円、純利益6000万円を見込むということです。

NMHも海外ではそこそこいけたようですな

【E3 2008】有野課長も海外進出!マーべラスエンターテイメント、XSEEDブース

http://www.inside-games.jp/article/2008/07/16/30267.html
マーべラスエンターテイメントUSAと業務提携を結んでいるAQインタラクティブ傘下のXSEED JKSは、E3会場に共同ブースを設けて4タイトルを展示、複数のタイトルを映像で紹介していました。北米進出初年度で、ポストカード風のプレスキットを配布するなど、力が入っている様子でした。

出展タイトル
プレイアブル
・ヴァルハラナイツ2 (PSP)
・ポピュラスDS (DS) ※XSEEDタイトル
・KORG DS-10 (DS) ※XSEEDタイトル
・ゲームセンターCX 有野の挑戦状 (DS) ※XSEEDタイトル
映像出展
・アヴァロンコード (DS)
・ルーンファクトリー フロンティア (Wii)
・王様物語 (Wii)

プレイアブルの中で未だ国内で発売されていないのは『KORG DS-10』のみで少し残念でしたが、映像やその他のタイトルの注目度は高かったようです。

ひっそりと壁に面した場所に展示されていましたが『ゲームセンターCX 有野の挑戦状』(Retro Game Challenge)で有野課長が遂に北米進出を果たします。プレスキットにも"Game Master Arino"の文字が! ゲーム画面には確かにポリゴンの有野少年の姿もありました。海の向こうでの大ブレイクに期待です。

マーべラス、第1四半期業績を発表―赤字タイトルは減少

http://www.inside-games.jp/article/2008/08/15/30695.html
マーべラスエンターテイメントは平成21年3月期 第1四半期業績を発表しました。それによれば、売上高は16億4000万円(前年同期 28億5900万円)、営業利益▲2億8500万円(▲2億0200万円)、経常利益▲2億4900万円(▲2億円)、純利益▲1億8600万円(5億9200万円)となりました。

第1四半期は、前期にアミューズメント事業から撤退したこと、デジタルコンテンツ事業において『牧場物語』のような大型タイトルがなかったことなどから売上高が大幅に減少。プラットフォーム戦略の見直しにより赤字タイトルが減少したものの、内部統制に係る本社費用の増加で全体の利益は前年同期を下回る結果になりました。

事業別では、ゲームを取り扱うデジタルコンテンツ事業は、『ルミナスアーク2 ウィル』、『VALHALLA KNIGHTS 2』などを発売、好調に推移しました。海外では『Ecolis - Save the forest』を発売したほか、『NO MORE HEROES』のリピートが好調でした。売上高は8億0400万円、営業利益は▲1億1200万円で、前年同期よりも赤字幅は減少しました。

音楽映像事業は、音楽で「Yes!プリキュア5」「遊☆戯☆王 デュエルモンスターズGX」などが好調。映像では「スミレ16歳!!」「S・A〜スペシャル・エー」の放送を開始しました。売上高は増加、営業利益は減少しましたが2900万円を確保しています。舞台公演事業では営業損失400万円となりました。

通期の業績予想は変更しないとしています。

決算2008.11.27

マーベラス決算より

欧州
DS「Harvest Moon DS Island of Happiness」:初回受注13万本、
  通期計画45万本→25万本(延期で当初計画を下回っている。厳しい数字)
DS「Rune Factory A Fantasy Harvest Moon」:通期計画8万本→6万本
Wii「HARVEST MOON TREE OF TRANQUILITY:通期計画22万本
Wii「Little King's Story」:通期計画12.4万本→12.5万本

北米:
PSP「VALHALLA KNIGHTS2」:初回出荷3.2万本、通期計画3.5万本
DS「Avalon Code」:通期計画4万本
Wii「Rune Factory Frontier」:通期計画10万本
Wii「Little King's Story」:初回出荷万本、通期計画12万本→15万本

2009

マーベラス資本増強、ハイエンドゲーム機向けタイトル開発に充当

http://www.inside-games.jp/article/2009/04/13/34728.html
マーベラスエンターテイメントは9日、同社社長の中山晴喜氏を割当先とする第三者割当増資を実施すると発表しました。これにより中山氏の出資比率は19.5%から44.9%となり筆頭株主となります。

出資額は約5億円で、ハイエンドゲーム機向けのゲーム開発に充当するとしています。ゲームの開発費用は約10億円を見込んでいて、そのうち半額を増資によって賄うことになります。新たなゲームはマルチプラットフォームで、日米欧で展開する計画だということです。

また、マーベラスはデジタルコンテンツ資産の減損処理や本社の移転費用を計上するため赤字決算となり、3月末時点での株主資本の利益剰余金がマイナスによなる見込みで、新たに調達した5億円はこのマイナス部分に相当する金額でもあるとのこと。

マーベラスでは経費削減のために現在の恵比寿ガーデンプレイスから7月に品川シーサイドに移転するほか、希望退職者を募り23名が退社することが決定するなど、経営改善策を進めています。

『朧村正』一部地域で品薄に・・・マーベラスが謝罪

http://www.inside-games.jp/article/2009/04/22/34898.html
マーベラスエンターテイメントから4月9日に発売されたWii向けタイトル『朧村正』ですが、好評な売れ行きにより、一部地域で品薄になっているとして、同社は公式サイトにて謝罪を掲載しています。

『朧村正』は、『グリムグリモア』『オーディンスフィア 』『くまたんち』といっ多ゲー』を手がけたヴァニラウェアが開発したアクションゲーム。純和風で描かれた美麗なグラフィックと、直感的で爽快感あるアクションプレイで注目を集めました。発売後も高い評価を受けています。

お知らせ:『朧村正』の品薄について
2009年4月9日(木)に発売致しました「朧村正」はお客様から大変ご好評をいただいており、一部の地域によっては品薄の状態が続いております。現在当社ではソフトをお楽しみにお待ちいただいているお客様に、一刻も早く商品をお届けするべく出荷を続けておりますので、今しばらく入荷をお待ち下さいませ。何卒宜しくお願い申し上げます。

ゲーム企画者に求められるものは? マーベラスはしもとプロデューサーの特別講義

http://www.inside-games.jp/article/2009/07/28/36617.html
ゲーム、声優、アニメ・漫画などの専門学校、デジタルアーツ東京は来年3月に高校を卒業する学生を対象とした、体験入学の一環で、マーべラスエンターテイメントのはしもとよしふみプロデューサーを招いた特別講義を28日実施しました。

参加した10数名の学生はなかなか聞くことのできない現場の生の声に興味深そうに耳を傾けていました。

はしもとよしふみ氏はマーベラスエンターテイメントで『牧場物語』シリーズや『ルーンファクトリー』シリーズ、最近ではWiiの『朧村正』などを手掛けてきたプロデューサーです。

話は最新作が発表されたばかりの『ルーンファクトリー』からスタートします。作品は『牧場物語』のスピンアウトとして誕生し、大胆にファンタジーの世界観を盛り込んだものです。はしもと氏が企画を書き、ファンタジーRPGの世界の中での日常(例えば主人公の寝て起きてという戦いではない姿や、村人たちの日常生活)を描いたゲームを作りたいというところからスタートしたそうです。当初は「売れるわけがない」と言われたそうですが、既に3作目まで続いています。

※日常生活を楽しむゲーム・・・MMORPGは戦いがなくても生活が楽しい、というイメージのようです。それを楽しむ家庭用ゲームを作りたかったとのこと。

そこからはしもと氏はプランナー、企画者の立場から「オンリーワン」の重要性を語ります。『ルーンファクトリー』のそう規模の大きなプロジェクトではありませんが、既に延べで関わった人数は100人近くに達しているそうです。100人居れば100通りの面白さの感じ方があります。プランナーや企画者は自分の中にある「オンリーワン」を説明して共感を集めて、全員を一つの目標に向けるという職業だとはしもと氏は言います。

いかにして「オンリーワン」を見つけるかという観点では、常にアンテナを張り巡らせることが重要だと説明してくれました。例えば電車に揺られている時でも、吊革を変形するとアクションゲームに応用できるのではないか、乗客の動きはパズルゲームに応用できるのではないか、、、ゲーム的な面白さは日常に潜んでいるようです。また、はしもと氏は「既存のゲームの面白さを応用するだけでは飽きられるのも早く、限界がある」と話していました。

続いて挙げられたのは『朧村正』です。「アクションゲーム」でかつ「和風」という題材には、セールスチームからは猛反対があったそうです。アクションゲームは近年なかなかヒットが出てないジャンルですし、和風では日本以外での展開が限られてきます。しかし、逆に考えればアクションゲームというジャンルにはライバルが少ないとも言えます。和風は目を引きますし、海外の人にとってみれば物珍しさもあるかもしれません。『朧村正』は「思いっきりやりたいことをやった」ゲームだったそうです。

はしもと氏は「信念」が必要だと言います。時代の流れを、今の売れ筋を追っているだけでは、どのゲームも似た物になってしまいます。作りたいものは曲げずにチャレンジするべきだと力強く話してくれました。また、そうして作られたゲームは必ず人の心を打つものになり、例えばユーザーサポートなどに伝えられる喜びの声を聞くのは本当に嬉しく、ゲームの素晴らしさを感じる瞬間だということです。「ゲームが好きだという方は、ぜひこの道を目指して欲しい」とはしもと氏は語り、講義は終わりました。

マーべラスエンターテイメント、第1四半期業績・・・ゲーム事業は売上増も黒字化ならず2009年8月11日(火)

http://www.gamebusiness.jp/article.php?id=237
マーべラスエンターテイメントの発表した、平成22年3月期 第1四半期(4月1日~6月30日)の業績は、売上高20億7500万円(前年同期比+26.5%)、営業損失1億6800万円、経常損失1億8600万円、純損失1億6000万円となりました。

事業別では、『朧村正』『勇者30』『アークライズファンタジア』など新作のあったデジタルコンテンツ事業は売上高が増加し、損失幅は圧縮されました。前述の3タイトルのほか、前期に発売した『牧場物語 シュガー村とみんなの願い』のリピート販売や、英国のRising Star Gamesを通じた『Little King's Story』(王様物語)や米国の『Flower, Sun and Rain』(花と太陽と雨と)などがありました。部門売上高は11億9200万円、営業損失は9900万円でした。

好調だったのは、音楽映像部門で、前期に発売した「フレッシュプリキュア!」の主題歌CDのリピートが好調だったほか、映像事業でのミュージカル「テニスの王子様」シリーズDVD、「家庭教師ヒットマンREBORN!」「あかね色に染まる坂」「Yes!プリキュア5GoGo!」等の映像作品がありました。「映画プリキュアオールスターズDX みんなともだちっ 奇跡の全員大集合!」も好調でした。コンテンツを絞り、コスト削減なども行った結果、売上高7億7400万円と微減ながら、営業利益では前年同期4倍の1億5000万円となります。

舞台公演事業では「ミュージカル『テニスの王子様』The Tresure Match 四天宝寺 feat. 氷帝」がありましたが、地方公演の一部で集客に苦戦し、営業損失を計上しています。

通期の業績予想は売上高103億円、営業利益3億円、経常利益2億4000万円、純利益1億円を据え置いています。

苦難の末に完成した自信作『王様物語』木村ディレクターインタビュー

http://www.inside-games.jp/article/2009/08/22/37250.html
マーべラスエンターテイメントから9月3日に発売予定のWii向けタイトル『王様物語』。インサイドでは本作のディレクターを務めた木村祥朗氏へのインタビューを実施しました。

―――まず完成を迎えた心境を聞かせていただけますか?

すがすがしいです。はればれしてます。イースター島に旅立ちたいです。

―――ゲームの概要を教えてください

主人公は王様です。色々なジョブをあつめて、自分だけのオリジナリティーあふれる親衛隊を結成して、冒険のたびに出ることができます。兵士とかハンターとか農夫とか、色々集めて旅に出てくださいね。

行く手には、独自の哲学をもって立ちはだかる七人の不思議な王様というボスキャラも登場します。この人たちが、かなりやっかいですが工夫してやっつけてみてください!

この七人の王様をやっつけると、なんと、プリンセスがお嫁さんになったりもしますよ~。

―――発表から2年以上、紆余曲折があったようですが・・・?

こういうことで嘘ついてもしかたないんで、正直に書きますが。まぁ、そうですね。

紆余曲折はありました。どんなプロジェクトでも100%順調なことなどないですし、問題はいつも出ますね。そりゃもう、大変です。

・・・でも、今回は私の周りにいる人達のかなりの応援をうけて、プロジェクトを完遂することができました。2008年春頃のピンチなタイミングで、私自身も開発の現場に入り、全員で一致団 結してゲームの完成めざしてがんばりました。「多かれ少なかれ、このゲームに関わった全ての人」に感謝しています。関係者全員に向けてのメッセージですがゲームが完成したのは、みんなのおかげです。本当にありがとうございました。

―――タウンファクトリー×CING×マーべラス、ということですが、どのような開発体制だったのですか?

わかりやすく言うと、最終的には3社というよりは4,5社でという感じですね。

開発のコアになる重要な面子を言いますと
・CING/企画とデータワーク
・タウンファクトリー/プログラム・3Dアート
・白組/ムービー
・ヴァンプールとデルファイサウンド/SEとBGM
・倉島さん&皆葉さん/キャラクターデザイン

・・・こんな感じです。この開発体制は自分にとってもチャレンジングなことでした。大きな開発体制ではなく、小さなチームの集まりで作 るということに挑戦しました。将来的な夢として、世界各地の色々なチームとコラボ レーションしたいと考えているので、非常に有意義でした。

―――上記に関連して、面白いエピソードがあれば聞かせてください。

木村氏
なんというか、色々相談したあげくに、結局私が福岡に1年住むことになったところが・・・。クライマックスですね。福岡ライフはスリルとハピネスに満ちていましたよ。

ただ、一つヘンナことに気がついたんですがどうやら皆さん、私が「ヘンナ人」だと思いこんでるみたいで、「木村さんとやって いるから、ヘンなアイデア出さないといけないとおもってました」みたいなことを言 われたりして、たまに奇抜すぎるアイデアが出るんですね。「いや、そこは普通でい いから」みたいなやりとりが、わりと多かったかなぁ。ちょっと、ショックでした・・・(笑)。

だって僕は普通に面白いもの、ジブリやディズニー、ドラクエやスターウォーズとか が、基本的に大好きなんです!だから、いつも色々見習いたいなぁと思ってます。世界のエンターテイメントって面白いですからね!

そういうわけで、王様物語は普通なおもしろさ+僕の心の底の、チョコっとヘンテコなテイストがまじってます。タハハ。

―――ディレクターとして、見て欲しい部分、オススメポイントはありますか?

まず、一番楽しいのは「ヘンナノというモンスター」「七人の不思議な王様」とのバトルですね。ワラワラ した軍隊を操るバトルなんですが、人間を打ち出す感じなんで、まさにシューティン グゲームみたいに気楽に操作できます。しかも、打ちだしたあとのNPCはAIで臨機応変に戦います。これが、けなげでかわいい!

その次に好きなところは、王国で活き活きと生活している人間達ですね。特にのんきな大人がしたっぱ兵士に道で蹴飛ばされているのを見ると、自分のリアル ライフと重なってせつな楽しい気持ちになります(笑)

―――ゲームを楽しみにしているインサイド読者に一言お願いします

『王様物語』はとても楽しいゲームに仕上がっています。世の中には色々な楽しいものが沢山あるので、皆さんお忙しいとは思いますが、ぜひ、『王様物語』も味わってみてください。いがいと、やりますよ~。

「マーべラスを信頼のブランドにしたい」マーべラスエンターテイメント和田康宏エグゼクティブプロデューサーが『王様物語』と今後を語る

http://www.inside-games.jp/article/2009/09/03/37457.html
『NO MORE HEROES』『朧村正』『アークライズファンタジア』そして3日発売の『王様物語』と、次々にオリジナルの新作ゲームを投入し、勝負に出るマーべラスエンターテイメント。

先日にはPS3/Xbox360向けゲームを開発する事も表明。勢いに乗ります。同社でゲーム部門を統括する取締役の和田康宏氏は今後をどう考えるのか、ショートインタビューで聞きました。

―――『王様物語』が完成を迎えました。今の心境を聞かせてください

完成して、ほっとしたというのが正直な心境です。皆さんに遊んでもらって、ああだこうだ言ってもらえるのが楽しみです。

―――本作のポイントはどういったところでしょう?

一つは、見た目よりも歯応えのあるゲーム性でしょうか。ゲーマーの人にも遊んで欲しいですね。もう一つは、すごく細かい隅々まで緻密な作り方をしているゲームです。ニヤニヤできるポイントがたくさんあるので、そんなところも見つけながら遊んで欲しいです。

―――『王様物語』以外にもWii向けに多くのタイトルがありますし、積極的に様々なプラットフォームを手掛けている印象です

ゲームビジネスにとってプラットフォームは重要なポイントなので、同じ質問をされるのも多いのですが、ゲームは遊んでナンボです。ゲーム&ウォッチにはゲーム&ウォッチの良さがありますし、PS3にはPS3の良さがあります。作る側としては、どのハードで作gりたいというのは余り考えてなくて、いかに遊んでもらった時にベストかという事を意識してプラットフォームを選択しています。

―――なるほど。中でもマーべラスはチャレンジングなタイトルが多いですね

ゲーム業界を見渡すとシリーズものやキャラクターものが多いですし、マーべラス自身も、そういったゲームを今後もできるだけ工夫して制作し、ご提供していくと思いますが、全員がそういうゲームばかり作っていると、どんどんゲームの世界が縮んでいって、いつかゲームが滅んでしまうのではないかという危機感があります。もっと色々な楽しみに挑戦して、「ゲームって色々な楽しさがあるんだ」というのを訴えれば、小さくなっているゲームの世界を再び盛り上げられるんじゃないかと思ってます。そのためにまずは自分達が出来る範囲で頑張ろうと考えています。

―――次第に存在感を増しているダウンロードゲームはどう考えられていますか?

凄くいいチャレンジの場だと考えています。マーべラスとしては、オリジナル作品としては、まだ『ディシプリン*帝国の誕生』『牧場物語 まきばのおみせ』『フィッシュアイズ チャレンジ』(いずれもWiiウェア)などに限られますが、どんどんやっていきたいと思ってます。

また、世界中を見ると、まだ日本に紹介されてないような魅力的なダウンロードのゲームが沢山あります。そういうものを紹介していくというような取り組みもしていきたいと考えています。

―――『王様物語』は次回作のようなことは考えてらっしゃるのですか?

開発の後半は、池田トムくんがキムPの後を継いで現場の指揮をやってました。彼とキムPが一緒に企画の草案のようなものを作ってます。まだどうなるかは秘密ですが、静かに見守ってください。

―――最後に、今後のマーべラスの目標を聞かせてください

もっともっと良いゲームを作っていきたいですね。

マーべラスのゲームは最近ようやく、少しずつ良くなってきたと一部の人に思っていだたけるようになってきました。でもまだ、「どーせマーベラスでしょ?」と思われるくらいのブランドイメージでしかありません。今後は、新規のちょっとよく分からないタイトルでも、「マーべラスが出すなら買ってみるか」と思ってもらえるようなブランドに育てていきたい。それには『王様物語』だけじゃなく、出す全てのゲームを面白く魅力的なものにしていかなければならないと思ってます。『王様物語』のような質の高いゲームを今後も作り続けていくつもりです。

―――ありがとうございました

マーベラスQ2業績、ゲーム事業は国内外で苦戦2009年11月10日(火)

http://www.gamebusiness.jp/article.php?id=634

マーベラスエンターテイメントの発表した平成22年3月期第2四半期業績は、売上高43億4700万円(+0.2%)、営業損失2億6400万円(-)、経常損失3億円(-)、純損失2億7900万円(-)となりました。

売上高は前年同期並みとなりましたが、音楽映像事業がコンテンツ償却費や製造原価の圧縮により利益率が改善したこと、本社移転による光熱費等の削減、本社費の圧縮が進んだことで、営業損失幅は前年同期と比較して改善する結果となりました。

デジタルコンテンツ事業では、国内で『朧村正』『勇者30』『家庭教師ヒットマンREBORN! バトルアリーナ2 スピリットバースト』など13タイトル。米国では『Little King's Story』『VALHALLA KNIGHTS ELDAR SAGA』など3タイトル、英国では『Little King's Story』『Harvest Moon: Tree of Tranquility』など7タイトルを発売しています。開発費が増加する一方で、国内市場が軟調かつ、海外市場でも予想を超える大幅な値引きが発生したことから、損失幅が拡大。売上高19億8100万円、営業損失2億2400万円となりました。

音楽映像事業では「プリキュア」シリーズの企画音楽が好調だったほか、出資映画作品の配分収入が好調に推移したことでコンテンツ償却費や製造原価の圧縮が進み利益を押し上げました。舞台公演事業は前期に比較して観客動員数が順調でした。音楽映像事業、舞台公演事業のいずれも営業利益を確保しています。

通期の業績予想は売上高103億円、営業利益3億円、経常利益2億4000万円、純利益1億円を据え置いています。

2010

マーベラスエンターテイメント赤字見込みに・・・英国子会社から撤退2010年1月22日(金)

http://www.gamebusiness.jp/article.php?id=962
マーベラスエンターテイメントは、平成22年3月期の業績予想を下方修正し、前期に続いて損失を計上する見込みになったと発表しました。修正後の売上高は80憶円、営業損失17憶円、経常損失17億6000万円、純損失17憶円となります。

主軸事業のデジタルコンテンツ事業において、一部の大型タイトルを除いて受注が厳しく、海外でも価格の下落が予想を超えるペースで進み、販売計画を大幅に下回りました。これに伴ない、係わるコンテンツ資産の評価減を行うとともに、複数タイトルで発売中止や延期を行ったことで収益を圧迫しました。また、採算性の低い事業や海外事業について見直しを行い、英国の子会社でゲームの販売を行っていたRising Star Games、および音楽制作を行っていたデルファイサウンドを売却します。またアニメ制作のアートランドも減損処理を行い、特損を計上します。

今後はオリジナルコンテンツやブランドの確立から方針を転換し、実績のあるシリーズタイトルに資源を集中しながら、ソーシャルアプリやブラウザゲームなどの成長市場に取り組むことで中長期的な成長を目指していくとしています。また海外での自社販売は当面撤退し、ライセンス販売に切り替えるとしています。

二期連続で大幅に計画を未達となることから、現在実施している役員報酬の減額を拡大し、代表取締役は77%を減額、取締役は25~43%を減額、執行役員は15~17%を減額します。

Rising Star GamesはスカンジナビアのBergsalaとの合弁会社ですが、同じくBergsalaと合弁会社Gamebridgeを英国に設立している日本のメーカー・インターグローに全株式を売却します。Gamebridgeは英国で『オーバーターン』(スタジオ/Wiiウェア)、『たたいて!モグポン』(アジェンダ/Wiiウェア)、『侍道3』(スパイク/PS3)などを販売するなど"世界のゲーム会社の架け橋になる"と掲げていて、シナジー効果が期待できそうです。

一方でデルファイサウンドはマーベラス代表の中山晴喜氏の実父にあたる中山隼雄氏が率いるベンチャーキャピタル、アミューズキャピタルに全株式を売却します。

マーベラスエンターテイメント、ゲーム事業不振で赤字拡大2010年2月9日(火)

http://www.gamebusiness.jp/article.php?id=1075
マーベラスエンターテイメントが発表した平成22年3月期第3四半期の業績は、売上高66億0100万円(△17.5%)、営業損失12億0800万円、経常損失12億4300万円、純損失12億7800円となりました。

今期は本社移転による固定費削減や広告宣伝費・原価の削減に努めましたが、デジタルコンテンツ事業(ゲーム)において国内外における不振、コンテンツ資産の評価減、音楽映像事業におけるアニメーション受託制作の受注減少などがあり、売上、利益ともに前年同期を下回る成績となりました。

デジタルコンテンツ事業ではオリジナル、版権タイトルを合わせて国内で19タイトル、英国で11タイトル、米国で4タイトルを発売。前期と比べてタイトルを絞り込み、新たなオリジナルシリーズの創出とブランド力の確立を目指してワールドワイド向けの大型タイトルに注力してきましたが、特に海外でゲームの販売価格が下落したこと、『牧場物語』シリーズがなかったことから苦戦を強いられました。売上高30億3200万円、営業損失12億3200万円でした。

音楽映像事業では「プリキュア」関連の企画音楽が好調だったほか、専属アーティストによる楽曲も好調でした。映像作品も「プリキュア」「遊戯王」「ミュージカル テニスの王子様」など主力シリーズが堅調でした。舞台公演も公演数を絞り込みながら効率的な運営に務め、利益率が改善しました。両事業では黒字を確保しています。

来期戦略については1月22日の業績予想修正の際に、英Rising Star Gamesや音楽制作のデルファイサウンドの売却。シリーズタイトルへの資源集中とソーシャルアプリやブラウザゲームなどの成長市場への注力を掲げています。また、役員報酬の減額を拡大するとしています。

須田剛一氏、『NO MORE HEROES 3』があるならWiiの後継機で作りたい

http://www.inside-games.jp/article/2010/02/16/40460.html
グラスホッパー・マニファクチュアの須田剛一氏がプロデュースし、Wiiで発売された『NO MORE HEROES』。その続編『NO MORE HEROES 2 -デスパレート・ストラグル-』が米国でいち早く発売されましたが、須田氏が続編についてGameInformerのインタビューで興味深いコメントを残しています。

GI: 須田さんは以前『NO MORE HEROES』が次世代機に続くだろうと話しました。『3』はどのようになるか考えられていますか? また『2』も初代がそうであるようにXbox360などでも登場することになるのでしょうか?

須田: もしシリーズを続けられるのであれば、元々『NO MORE HEROES』はWiiのゲームと考えていた作品なので、いずれWiiの後継機種で開発できればとても嬉しいですね。『1』のXbox 360版には関わっていないので、そのことについては分からないですね。

とのこと。まだ日本では『2』も出ていない状況ですが、ぜひともシリーズが継続することに期待したいですね。

『1』に新要素を追加した『NO MORE HEROES 英雄たちの楽園』(PS3/Xbox360)は4月の発売予定。続編『NO MORE HEROES 2 -デスパレート・ストラグル-』(Wii)は発売日未定です。

須田氏「『NO MORE HEROES 2』のミニゲームをDSiウェアにしたい」

http://www.inside-games.jp/article/2010/03/07/40834.html
『NO MORE HEROES』の須田剛一氏はダウンロード系ゲームを高く評価するようです。

最新作『NO MORE HEROES 2 DESPERATE STRUGGLE』が北米で発売され、日本では『NO MORE HEROES 英雄たちの楽園』のリリースを控えた須田氏ですが、VideoGamerのインタビューに対し、興味深い発言をしています。

須田氏:「トラヴィスのアルバイトとして、プレイヤーが楽しめるミニゲームを少なくとも3つ作ってくれるよう制作チームにオファーしました。チームも作るのを楽しんでくれたようで、アルバイトのほとんどはレトロゲームのテイストになりましたね」

VideoGamer:「その8ビットゲームをDSiウェアにすることを考えますか?」

須田氏:「いい考えですね。そうしたいです。アルバイトのミニゲームはどれも本当に楽しめるもので、単なる脇道というわけではないです。それぞれのゲームは本当に良くできています」

VideoGamer:「今日の日本ゲーム業界をどう評価しますか?」

須田氏:「もちろん、3年前から状況は変わっています。iPhone、PSN(PlayStation Network)、Wiiウェアがあり、新規参入者と新たなゲームデザイナーが挑戦できる小規模のプロジェクトがあります。もし僕にゲームのアイデアがあるとしても、必ずしも大作だったり据置機用のゲームでなくていいわけです。ゲームを作るのに様々な異なる方法をとれるということで、それは市場にとって本当にいいことだと僕は考えます」

前作ではファミコン風シューティングをミニゲームとして導入するなどレトロゲーム文化へのリスペクトを示す須田氏ですが、もしかするとSUDA51テイストのDSiウェアが発売されるかも知れませんね。

マーベラスがネットゲームに参入、mixiアプリやブラウザーゲームなど今夏投入・・・朝刊チェック(3/16)

http://www.inside-games.jp/article/2010/03/16/41022.html
日経産業新聞4面「マーベラスがネットゲーム参入、mixiアプリ今夏配信」
マーベラスエンターテイメントは、携帯電話・パソコンを使って楽しむインターネット向けゲームに参入します。家庭用の育成ゲームなどを5~6タイトル開発し、SNSや簡素なネット通信で楽しめるブラウザーゲームなどに配信します。これまで培ってきたノウハウを生かして本格的ゲームの提供を目指します。
現在判明しているタイトルは『牧場物語』が現在開発中です。

日経産業新聞4面「ネクソン、千葉ロッテとスポンサー契約」
オンラインゲーム大手のネクソンは、プロ野球の千葉ロッテマリーンズの公式スポンサーになったと発表しました。20日のパ・リーグ開幕戦からユニホームにネクソンのロゴマークを付けます。企業ブランドの認知度向上で会員数の拡大を狙います。

またスポンサーシップ契約記念として、オンラインサイトでIDを登録してゲーム内のアイテムを購入する為のポイントを購入した会員の一部に、直筆サイン入りユニホームがプレゼントされます。

マーベラスエンターテイメント、和田康宏氏が退任

http://www.inside-games.jp/article/2010/03/24/41168.html
マーベラスエンターテイメントは、取締役デジタルコンテンツカンパニーチーフクリエイティブオフィサーの和田康宏氏が3月31日付で退任し、顧問に就任する人事を発表しました。和田氏は長年ゲーム事業に携わってきましたが、業績不振の責任を取った形と見られます。

和田康宏氏はリクルートフロムエーを経て1991年にパック・イン・ビデオに入社。1996年に大ヒットシリーズとなる『牧場物語』の第一作目を手掛け、以来様々なゲームのプロデュースを行ってきました。パック・イン・ビデオはビクター系列のゲームメーカーと合併、ビクターインタラクティブソフトウェアと名称を変え、後にマーベラスエンターテイメントが買収しました。その後、取締役、副社長を経て2006年から社長。親会社との合併後もゲーム部門を統括してきました。

マーベラスは特にオリジナルタイトルに注力してきましたが苦戦、海外での直販事業から撤退する方針を示しています。第3四半期の業績は、売上高66億0100万円(△17.5%)、営業損失12億0800万円、経常損失12億4300万円、純損失12億7800円です。

売上に繋がらなかったものの和田氏の手がけたタイトルには評価の高いものが多数あります。

自身のTwitterアカウントでは「僕はMMVから去りますがまだまだゲーム作ります。それしかできないので。縁あってまた遊んでもらえたらうれしいですし、それを願って作ります。」とコメント。次回作にも期待したいですね。

マーベラスエンターテイメント、はしもとよしふみ氏が執行役員に就任・・・『牧場物語』など

http://www.inside-games.jp/article/2010/03/29/41275.html
マーベラスエンターテイメントは、『牧場物語』シリーズで知られる、はしもとよしふみ(橋本嘉史)氏が執行役員デジタルコンテンツカンパニー チーフクリエイティブオフィサーに就任する人事を発表しました。

マーベラスは和田康宏氏が退任する人事を先日発表していますが、その後任の執行役員デジタルコンテンツカンパニーエグゼクティブプロデューサーには水谷英之氏が就任しています。水谷氏は『ルミナスアーク』シリーズなどマーベラスの作品全般を手掛けてきました。

また、執行役員社長室長に山角信行氏が、執行役員オーディオ&ヴィジュアルカンパニー音楽映像グループ担当に小川文平氏がそれぞれ就任しています。

いずれも4月1日付となります。

TwitterとiPadで楽しむRPG風バトルゲーム『Followars』配信開始

http://www.inside-games.jp/article/2010/06/17/42672.html
マーベラスエンターテイメントは、iPad向け対戦ゲーム『Followars』を6月16日より配信開始しました。

『Followars』は、Twitterアカウントを使って自分と自分がフォローしている人を最大2名までゲーム中に登場させて戦闘を行える、RPG風バトルゲームです。

1台のiPadで2人対戦を楽しむことができ、プレイ中に丸いボタンが光ったら必殺技を繰り出すことが可能です。対戦結果はランキングシステムに反映され、世界中のプレイヤーと順位を争えます。

また、Twitterとの連動により、ゲーム中につぶやきが表示されることも。キャラの成長システムやカスタマイズ要素の追加など、今後のバージョンアップも期待できそうな1本です。

『Followars』を開発したRoute24の西健一氏からのコメントも届いています。
「iPadとTwitterとゲームファンのみなさま、こんにちは。そうでない人もこんにちは。なんのために戦うのかさっぱり分からないのですが、バカバカしいゲームを本気で作ってみました。あれもこれもと、機能追加でてんてこ舞いの日々を送っていますが、これこそが新しいソーシャルゲームだと自負していますのでぜひとも『Followars』をよろしくお願いします。」(西健一)

『Followars』は、AppStoreにて800円(税込)で購入できます。なお、iPad発売キャンペーン中は350円(税込)にて配信中です。

(C)2010 Marvelous Entertainment Inc. / Route24 Inc.

「『牧場物語』は3DSで」「評価の高いゲームの続編も」マーベラス株主総会で

http://www.inside-games.jp/article/2010/06/28/42921.html
Air-be blogにて、23日に開催されたマーベラスエンターテイメント定時株主総会の模様が報告されています。

それによれば、ゲームが主軸のデジタルコンテンツ事業は規模を縮小する一方、ソーシャルゲーム・ブラウザゲームを収益の柱に据え、チャンスが来れば再びパッケージを大きくする事も考えるという方針のようです。今期のパッケージはかなりコンサバティブに見ていて、赤字タイトルを出さない事に重点を置くということです。

先日発表になったニンテンドー3DSについては今期中はタイトルはないものの、積極的に考えていて、『牧場物語』シリーズも投入するとのこと。プロデューサーのはしもとよしふみ氏からは「成功するのでは」というコメントもあったようです。

気になる発言としては、過去に発売して評価の高かったタイトルの続編で、外部のパブリッシャーから資金を獲得して開発をスタートするタイトルが数本あるようです。これは海外へのライセンスフィーを前払いで貰い、開発費に充てるという考えのようです。マーベラスタイトルでは『朧村正』や『アークライズファンタジア』をIgnition Entertainmentが、『王様物語』をXSEED(北米)やRising Star(欧州)が発売しています。XSEEDはAQIの子会社、Rising Starはマーベラスと現地メーカーの合弁でしたが出資分は売却しています。

昨年出展を見送った東京ゲームショウは今年も見送るとのこと。費用が1回で6000~7000万円にものぼり、費用対効果が見込めないという判断のようです。

ライブウェア、GREEで『牧場物語 for GREE』を8月10日よりリリース開始

http://www.inside-games.jp/article/2010/08/11/43703.html
ライブウェアは、グリーの運営するソーシャルサイト「GREE」において、『牧場物語for GREE』を8月10日より提供開始しました。

『牧場物語 for GREE』は、2009年10月にmixiアプリモバイル向けにリリースされた『牧場物語 for mixi』(2010年8月9日現在の登録者数146万人)、2010年2月にモバゲータウンにおいてリリースされた『牧場物語 for モバゲー』(2010年8月9日現在の登録者数58万人)に続くGREE版ソーシャルアプリです。

ゲームの舞台は、海と緑に囲まれた島。島ならではの変わった作物や花、果樹を育てることができます。

可愛い妖精「コロボックル」と一緒に作物や動物のお世話をしたり、実った収穫物を出荷したりと牧場生活を楽しむゲームです。本作では友だちと協力して作物の品質を高めたり、動物に名前をつけてかわいがったりすることができます。

「台風」「害虫」「病気」が発生した際は、友達に助けを求めることで被害を最小限に抑えられることが可能で、さらに品質アップするチャンスになります。友達以外にも助けを求めることができる「アクシデント掲示板」ありますよ。

『牧場物語 for GREE』は、「GREE」から基本プレイ無料でプレイすることが出来ます。

(C)Liveware
(C)Marvelous Entertainment Inc.

マーベラスエンターテイメント、固定費削減でゲーム事業も黒字転換2010年8月11日

http://www.gamebusiness.jp/article.php?id=1965
マーベラスエンターテイメントが発表した平成23年3月期第1四半期の業績は、売上高18億2000万円(△12.3%)、営業利益2億2000万円、経常利益1億9100万円、純利益1億8700万円でした。

売上高に関しては、連結子会社2社を売却し、デジタルコンテンツ事業においてもタイトル数を絞り込んだ結果、減少しましたが、広告宣伝費の削減や人員削減、本社移転に伴なう固定費の削減を行った結果、黒字転換しています。

デジタルコンテンツ事業では国内で『NO MORE HEROES 英雄たちの楽園』(PS3/Xbox360)、『一騎当千 XROSS IMPACT』(PSP)の3タイトル、海外で『Arcrise Fantasia』(Wii)、『HARVEST MOON: Grand Bazaar』(DS)、『NO MORE HEROES 2 DESPERATE STRUGGLE』(Wii)などをライセンスしました。英国子会社Rising Star Games Limitedを今年1月に売却しています。タイトル数の減少により売上高は大幅に減少したものの、費用の削減に務め、売上高5億3200万円に対して営業利益7100万円を確保しています。

第2四半期以降は新作ブラウザゲームなどが収益に貢献してくる見込みです。

音楽映像事業、舞台公演事業でも利益を確保しています。

業績予想は据え置いて、上半期で売上高35億円、営業利益5000万円。通期で売上高65億円、営業利益1億6000万円を見込んでいます。

マーベラス、動物園ライフゲーム『アニマルリゾート』を3DS向けに発売(更新)

http://www.inside-games.jp/article/2010/09/29/44724.html
マーベラスエンターテイメントは、ニンテンドー3DS向けタイトル『アニマルリゾート(仮称)』を2011年春に発売することを発表しました。

マーベラスのニンテンドー3DS参入第1弾は『アニマルリゾート』。ジャンルは動物園ライフゲームで、2011年春発売予定。

現時点ではタイトルのみの公開。権利表記を見るとAQインタラクティブの記載があることから、共同開発のようです。

どんなゲームか、具体的な詳細については近日公開とのことです。

『アニマルリゾート』は、2011年春に発売予定で価格は未定です。

(C)Marvelous Entertainment Inc./AQ INTERACTIVE Inc.

マーベラス、ブラウザゲーム『みんなで牧場物語』クローズドベータテスト5000人募集

http://www.inside-games.jp/article/2010/10/15/45056.html
マーベラスエンターテイメントは、ブラウザゲーム『みんなで牧場物語』のクローズドベータテストを10月15日より実施することを発表しました。

『みんなで牧場物語』は、従来の『牧場物語』シリーズの特長である牧場での動物飼育や作物栽培などの要素はそのままに、オンラインならではの協力プレイを楽しむことが出来ます。インターネットに接続できる環境があれば基本料金無料で気軽にプレイ出来るのが特徴です。

6月17日の制作発表では、今夏にクローズドベータテストの実施する予定でしたが、ゲームクオリティの向上とパフォーマンス改善のため秋まで実施が延長になっていました。

クローズドベータテストは「サーバーの負荷テスト」を中心に実施。他には「ゲームシステム・ゲームバランス」のテストも一部行われます。マーベラスはゲームをプレイしたユーザーの意見を元に、今後のオープンサービスに向けて最終調整をします。

また、今回のクローズドベータテストに参加した人には、オープンサービス開始後にゲーム内にて利用出来るアイテムが用意されます。内容については後日発表される予定です。

クローズドベータテストは、10月15日13時~10月17日23時まで。参加方法は、公式サイトでメールアドレスを登録した人から順次参加可能となります。定員5000人になり次第受付終了となります。

『牧場物語』シリーズのファンの方はぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

(C)Marvelous Entertainment Inc.