イマジニア決算2008

Last-modified: 2010-09-07 (火) 23:14:23

前年度計画

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部門別

事業区分の方法の変更
事業区分の方法について、前連結会計年度まで「モバイルコンテンツ事業」、「モバイルコマース事業」「パッケージソフトウェア事業」、「ゴルフサービス事業」と区分しておりましたが、当連結会計年度において、「ゴルフサービス事業」の廃止を決定したことから同事業を「その他事業」と変更しております。
なお、前連結会計年度における変更後の区分によった場合の前連結会計年度の事業の種類別セグメント情報は次のとおりであります。

事業区分事業内容
モバイルコンテンツ事業モバイルコンテンツ
モバイルコマース事業モバイルコマース、キャラクターグッズ製造及びライセンス等
パッケージソフトウェア事業家庭用ビデオゲーム機向けソフトウェア
その他事業ゴルフサービス
2008年2008年2008年2008年2008年2008年2008年2008年
売上Q1Q2Q3Q4ターム売上Q1Q2Q3Q4
モバイルコンテンツ事業(千円)1,887,8643,864,070モバイルコンテンツ事業(千円)1,887,8641,976,206
モバイルコマース事業(千円)189,036578,223モバイルコマース事業(千円)189,036389,187
パッケージソフトウェア事業(千円)957,6181,349,248パッケージソフトウェア事業(千円)957,618391,630
その他事業(千円)846846その他事業(千円)8460
消去又は会社(千円)----消去又は会社(千円)----
売上高(千円)1,406,1143,035,3654,469,3565,792,388売上高(千円)1,406,1141,629,2511,433,9911,323,032
利益利益
モバイルコンテンツ事業(千円)555,6811,137,096モバイルコンテンツ事業(千円)555,681581,415
モバイルコマース事業(千円)19,17983,368モバイルコマース事業(千円)19,17964,189
パッケージソフトウェア事業(千円)362,234168,385パッケージソフトウェア事業(千円)362,234-193,849
その他事業(千円)-27,751-39,253その他事業(千円)-27,751-11,502
消去又は会社(千円)-108,868-250,248消去又は会社(千円)-108,868-141,380
営業利益(千円)420,381800,4761,022,7031,099,348営業利益(千円)420,381380,095222,22776,645
経常利益(千円)626,4961,027,3411,276,2041,583,340経常利益(千円)626,496400,845248,863307,136
当期純利益(千円)308,097530,516705,107689,398当期純利益(千円)308,097222,419174,591-15,709

1Q

当第1四半期連結会計期間の主な事業展開につきましては、ニンテンドーDS市場が好調であるパッケージソフトウェア事業におきましては、ニンテンドーDS向けソフト「わたしのリラックマ」及び「ハローキティのご当地コレクション~恋のどきどきトラベル~」の2タイトルを発売いたしました。昨年発売した「財団法人日本漢字能力検定協会公認 漢検DS」につきましても堅調なリピート販売が続いております。また、第2四半期に発売を予定している「英検DS ~旺文社英検書シリーズ準拠~」及び「財団法人日本漢字能力検定協会公認 漢検DS2+常用漢字辞典」を始めとするDSタイトルの開発を進めております。
モバイルコンテンツ事業につきましては、当第1四半期において検定シリーズ第一弾となる「山川出版社 大人の歴史脳力検定」のサイト運営を開始し、平成19 年6月末現在の有料・無料を合わせた会員数は222 万人となっております。その他、検定シリーズを始めとする新規サイトの立ち上げ及び一部既存サイトのリニューアルにも注力をしております。また、新規サイトの技術力強化や今後の携帯電話の技術進化の研究を目的とした子会社ソリッドロジックス株式会社を設立しております。
以上の結果、当第1四半期連結会計期間の売上高は1,406,114 千円(前年同期比27.7%増)、営業利益は420,381 千円(同123.4%増)、経常利益は626,496 千円(同238.0%増)、当期純利益は308,097 千円(同218.4%増)となっております。

モバイルコンテンツ事業

モバイルコンテンツ事業につきましては、当第1四半期において検定シリーズ第一弾となる「山川出版社 大人の歴史脳力検定」のサイト運営を開始し、平成19 年6月末現在の有料・無料を合わせた会員数は222 万人となっております。その他、検定シリーズを始めとする新規サイトの立ち上げ及び一部既存サイトのリニューアルにも注力をしております。また、新規サイトの技術力強化や今後の携帯電話の技術進化の研究を目的とした子会社ソリッドロジックス株式会社を設立しております。

モバイルコマース事業

省略されています。

パッケージソフトウェア事業

当第1四半期連結会計期間の主な事業展開につきましては、ニンテンドーDS市場が好調であるパッケージソフトウェア事業におきましては、ニンテンドーDS向けソフト「わたしのリラックマ」及び「ハローキティのご当地コレクション~恋のどきどきトラベル~」の2タイトルを発売いたしました。昨年発売した「財団法人日本漢字能力検定協会公認 漢検DS」につきましても堅調なリピート販売が続いております。また、第2四半期に発売を予定している「英検DS ~旺文社英検書シリーズ準拠~」及び「財団法人日本漢字能力検定協会公認 漢検DS2+常用漢字辞典」を始めとするDSタイトルの開発を進めております。

ゴルフサービス事業

省略されています。

2Q

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モバイルコンテンツ事業

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モバイルコマース事業

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パッケージソフトウェア事業

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ゴルフサービス事業

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3Q

当第3四半期連結会計期間の主な事業展開につきましては、平成18 年9月に発売したニンテンドーDS向け「財団法人日本漢字能力検定協会公認 漢検DS」の販売が好調により販売本数は約50 万本を達成するに至っております。その販売好調を受けて、今後のニンテンドーDS向けソフトのタイトル数を拡充すべく、漢検に続く英検を始めとする教育系の「脳力検定」「DS実用ソフト」などのシリーズとエンターテイメント系のタイトルを来期発売に向けて現在8タイトルの企画・開発を進めております。
また、モバイルコンテンツの平成18 年12 月末の会員数は、215 万人となっております。当第3四半期では、「キティ&ママの育児大スキ」や「キティサンリオとり放題」のサイト運営を開始し、当第3四半期連結会計期間の新規サイトは6サイトとなりました。
以上の結果、当第3四半期連結会計期間の売上高は4,766,482 千円(前年同期比48.8%増)、営業利益は1,286,953 千円(同81.4%増)、経常利益は1,304,190 千円(同69.4%増)となっております。
四半期純利益は、特別損益においては、所有ゴルフ場の「勝田ゴルフ倶楽部」の売却による固定資産売却益を計上した一方で、保有する投資有価証券の売却を進め投資有価証券売却損を計上したことなどにより、四半期純利益は1,236,701 千円(同50.3%増)となりました。

モバイルコンテンツ事業

モバイルコンテンツの平成18 年12 月末の会員数は、215 万人となっております。当第3四半期では、「キティ&ママの育児大スキ」や「キティサンリオとり放題」のサイト運営を開始し、当第3四半期連結会計期間の新規サイトは6サイトとなりました。

モバイルコマース事業

省略されています。

パッケージソフトウェア事業

当第3四半期連結会計期間の主な事業展開につきましては、平成18 年9月に発売したニンテンドーDS向け「財団法人日本漢字能力検定協会公認 漢検DS」の販売が好調により販売本数は約50 万本を達成するに至っております。その販売好調を受けて、今後のニンテンドーDS向けソフトのタイトル数を拡充すべく、漢検に続く英検を始めとする教育系の「脳力検定」「DS実用ソフト」などのシリーズとエンターテイメント系のタイトルを来期発売に向けて現在8タイトルの企画・開発を進めております。

ゴルフサービス事業

特別損益においては、所有ゴルフ場の「勝田ゴルフ倶楽部」の売却による固定資産売却益を計上

4Q

 当連結会計年度におけるわが国経済は、住宅建設は概ね持ち直しに向かい、輸出は緩やかな増加が見られるものの、企業収益が弱含みに推移し、景気回復は総じて足踏み状態にありました。
 デジタルコンテンツを取り巻く環境につきまして、携帯電話コンテンツ市場におきましては、携帯IP接続サービスの国内累計契約数が平成20年3月末現在で88百万台に到達、新規端末も次々と発売され、料金定額制や新たなサービスの導入による通信キャリア間の顧客獲得競争も激化しており、市場成熟化が一層進行しております。また、家庭用ゲームソフト市場におきましては、携帯型ゲーム機の好調な売れ行きや新たな次世代据置型ゲーム機の登場を背景として、各ハードの特性を活かしたソフトや、教育・実用系、健康管理などといった新分野のソフトが続々と発売され、ユーザー層の裾野の拡大が見受けられております。
 このような状況下、当社グループでは、創業以来の強みの分野である教育やエンターテイメントを中心に、顧客支持の高いコンテンツを複数のプラットフォームで複合的かつ有機的に提供することにより、事業間シナジーの創出に注力してまいりました。教育分野におきましては、モバイルコンテンツ及びパッケージソフトウェアの両事業において検定コンテンツのラインナップの拡充を図るとともに、エンターテイメント分野におきましては、モバイルコンテンツで展開する主力キャラクターコンテンツのパッケージソフト化を図るなどの諸施策を講じてまいりました。
 しかしながら、パッケージソフトウェア事業の収益減等の要因により、前期における収益の急拡大を補完できるまでには至らず、当連結会計年度における業績は、売上高は5,792,388千円(前期比7.5%減)、経常利益は、組合出資金運用益の営業外収益への計上等の要因により1,583,340千円(前期比10.7%増)、当期純利益は689,398千円(前期比26.0%減)となりました。

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モバイルコンテンツ事業

 公式サイト展開におきましては、キャラクターサイトの新規開設に注力し、前期より好調に推移しているデコメール分野を中心に登録会員数の増加施策に取組みました。また、「楽しみながら学ぶ」をコンセプトに、「ケータイ検定シリーズ」の本格展開を開始し、「山川出版社 大人の歴史脳力検定」「漢検モバイル」「英検モバイル」「ニュース検定」などの新規及びリニューアルサービスを開始するとともに、NTTドコモFOMA905iシリーズの新機能「音声入力」に対応したユニークな学習コンテンツ「声で漢検」のサービスを開始いたしました。一方、公式サイトへの集客誘導を目的として、「ピュアデコ」「ピタッとメール」といった一般サイトのサービスも新たに開始いたしました。
 これにより、当連結会計年度において新たにサービスを開始したサイト数は、公式・一般合わせて計23サイトとなりました。また、第1四半期末における収益性の向上を目的とした一部サイトの運営中止により減少したモバイルコンテンツの登録会員数は、その後、他のサイトの登録会員数の増加により、平成20年3月末現在で224万人になりました。
 なお、技術・開発体制の強化を目的として、平成19年4月に新会社・ソリッドロジックス株式会社を設立し、内製化による新技術等への迅速な対応や外部開発会社の統制等を順次進めております。
 この結果、この事業に関する売上高は3,868,770千円(前期比0.8%増)、営業利益は1,137,096千円(前期比3.0%減)となりました。
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モバイルコマース事業

 モバイルサイト通販におきましては、前期に引き続き売上規模のさらなる拡大を目指し、主力の「リラックマのお店」において、ロケットカンパニー株式会社より発売したニンテンドーDS用ソフト「わたしのリラックマ」を携帯サイトで販売するなど、パッケージソフトウェア事業との連携に注力いたしました。また、「San-XキャラShop」において、新たな人気キャラクターの発掘・育成を図るべく、「靴下にゃんこ」など新規キャラクターの関連商品を積極的に投入いたしました。
 一方、ライセンス&セールスプロモーションにおきましては、ローソン「リラックマフェア」において物販を絡めた展開を本格化いたしました。また、日本最大級の女性向け携帯ポータルサイト「ガールズウォーカー(girlswalker.com)」の「占いWalker」における人気キャラクター「オイラユキチ」の商品化展開を目的として、株式会社ゼイヴェルと包括的商品化権契約を締結いたしました。
 この結果、この事業に関する売上高は606,503千円(前期比8.8%増)、営業利益は83,368千円(前期は6,707千円の営業利益)となりました。
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パッケージソフトウェア事業

 当社子会社ロケットカンパニー株式会社において、ニンテンドーDS向けソフトの販売ラインナップの大幅な拡充を図り、「財団法人日本漢字能力検定協会公認 漢検DS2+常用漢字辞典(以下、「漢検DS2」)」、「英検DS~旺文社英検書シリーズ準拠~(以下、「英検DS」)」、「わたしのリラックマ」、「きかんしゃトーマス DSではじめる こくご さんすう えいご」など計7タイトルを、また、今後の市場の拡大が期待されるWiiへの参入第一弾として、Wii向けソフト「財団法人日本漢字能力検定協会公認 漢検Wii 漢字王決定戦」の計1タイトルを、それぞれ発売いたしました。
 なお、「漢検DS2」及び「英検DS」の当期主力2タイトルについては、ライトユーザーへの広範な普及を目的に販売価格の引下げを行いましたが、単価低下による収益の減少を期末までに補完できるまでには至らず、この結果、この事業に関する売上高は1,370,436千円(前期比17.9%減)、営業利益は168,385千円(前期比65.6%減)となりました。
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ゴルフサービス事業

 当社子会社ゴールドゴルフ株式会社において展開していた提携ゴルフ場共通の格安年間パスポートを販売する会員制サービス「GOGOPASS」に係る事業につきましては、販売が軌道に乗るまでにはなお期間を要する見通しであることや、競合他社の値引攻勢など市場環境の厳しい推移などを勘案し、ビジネスとしての確立が困難と判断、平成19年9月に同事業の廃止を決議、同社は同年11月に解散、平成20年3月に清算結了いたしました。
 この結果、この事業に関する売上高は871千円(前期比99.6%減)、営業損失は39,253千円(前期は45,341千円の営業損失)となりました。