前年度計画
部門別
2009年 | 2009年 | 2009年 | 2009年 | 2009年 | 2009年 | 2009年 | 2009年 | ||
売上 | Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ターム売上 | Q1 | Q2 | Q3 | Q4 |
トイホビー事業(百万円) | 34,779 | 71,865 | 117,985 | 163,068 | トイホビー事業(百万円) | 34779 | 37,086 | 46,120 | 45,083 |
ゲームコンテンツ事業(百万円) | 24,136 | 53,525 | 101,607 | 133,722 | ゲームコンテンツ事業(百万円) | 24136 | 29,389 | 48,082 | 32,115 |
ネットワーク事業(百万円) | 2,537 | 5,201 | 7,745 | 10,499 | ネットワーク事業(百万円) | 2537 | 2,664 | 2,544 | 2,754 |
映像音楽コンテンツ事業(百万円) | 6,993 | 15,619 | 23,086 | 33,633 | 映像音楽コンテンツ事業(百万円) | 6993 | 8,626 | 7,467 | 10,547 |
アミューズメント施設事業(百万円) | 19,349 | 40,330 | 58,828 | 76,917 | アミューズメント施設事業(百万円) | 19349 | 20,981 | 18,498 | 18,089 |
その他事業(百万円) | 2,183 | 4,253 | 14,114 | 8,559 | その他事業(百万円) | 2183 | 2,070 | 9,861 | -5,555 |
消去・会社(百万円) | -5,057 | -10,313 | -15,168 | -20,538 | 消去・会社(百万円) | -5057 | -5,256 | -4,855 | -5,370 |
合計(百万円) | 89,979 | 190,795 | 315,647 | 426,399 | 合計(百万円) | 89979 | 100,816 | 124,852 | 110,752 |
利益 | 利益 | ||||||||
トイホビー事業(百万円) | 1,994 | 4,416 | 10,413 | 11,533 | トイホビー事業(百万円) | 1994 | 2,422 | 5,997 | 1,120 |
ゲームコンテンツ事業(百万円) | -214 | 123 | 10,162 | 10,940 | ゲームコンテンツ事業(百万円) | -214 | 337 | 10,039 | 778 |
ネットワーク事業(百万円) | 174 | 378 | 445 | 669 | ネットワーク事業(百万円) | 174 | 204 | 67 | 224 |
映像音楽コンテンツ事業(百万円) | -234 | 654 | 162 | 38 | 映像音楽コンテンツ事業(百万円) | -234 | 888 | -492 | -124 |
アミューズメント施設事業(百万円) | 69 | 1,030 | 48 | 393 | アミューズメント施設事業(百万円) | 69 | 961 | -982 | 345 |
その他事業(百万円) | 206 | 280 | 426 | 565 | その他事業(百万円) | 206 | 74 | 146 | 139 |
消去・会社(百万円) | -467 | -1,307 | -1,815 | -1,791 | 消去・会社(百万円) | -467 | -840 | -508 | 24 |
利益(百万円) | 1,528 | 5,576 | 19,841 | 22,348 | 利益(百万円) | 1528 | 4,048 | 14,265 | 2,507 |
部門数字 | |||||||||
キャラクター別売上(グループ全体) | |||||||||
機動戦士ガンダム(億円) | 78 | 169 | 327 | 428 | 機動戦士ガンダム(億円) | 78 | 91 | 158 | 101 |
仮面ライダー(億円) | 25 | 46 | 69 | 104 | 仮面ライダー(億円) | 25 | 21 | 23 | 35 |
BEN10(億円) | 20 | 43 | 85 | 130 | BEN10(億円) | 20 | 23 | 42 | 45 |
パワーレンジャー(スーパー戦隊)(億円) | 62 | 118 | 186 | 256 | パワーレンジャー(スーパー戦隊)(億円) | 62 | 56 | 68 | 70 |
ドラゴンボール(億円) | 43 | 87 | 120 | 158 | ドラゴンボール(億円) | 43 | 44 | 33 | 38 |
業務用ゲーム機 | |||||||||
小型ビデオゲーム(百万円) | 203 | 350 | 1,984 | 3,030 | 小型ビデオゲーム(百万円) | 203 | 147 | 1,634 | 1,046 |
中型ビデオゲーム(百万円) | 1053 | 2,783 | 8,123 | 9,978 | 中型ビデオゲーム(百万円) | 1053 | 1,730 | 5,340 | 1,855 |
エレメカゲーム(百万円) | 778 | 1,379 | 1,618 | 1,973 | エレメカゲーム(百万円) | 778 | 601 | 239 | 355 |
メダルゲーム(百万円) | 1343 | 3,915 | 4,994 | 5,572 | メダルゲーム(百万円) | 1343 | 2,572 | 1,079 | 578 |
その他(百万円) | 2052 | 4,193 | 6,574 | 9,410 | その他(百万円) | 2052 | 2,141 | 2,381 | 2,836 |
機器売上計(百万円) | 5429 | 12,620 | 23,293 | 29,963 | 機器売上計(百万円) | 5429 | 7,191 | 10,673 | 6,670 |
景品売上(百万円) | 3374 | 7,828 | 11,364 | 14,691 | 景品売上(百万円) | 3374 | 4,454 | 3,536 | 3,327 |
合計売上計(百万円) | 8803 | 20,448 | 34,657 | 44,654 | 合計売上計(百万円) | 8803 | 11,645 | 14,209 | 9,997 |
ナムコアメリカ・ナムコヨーロッパ機器売上(百万円) | 1224 | 2,642 | 3,486 | 4,152 | ナムコアメリカ・ナムコヨーロッパ機器売上(百万円) | 1224 | 1,418 | 844 | 666 |
家庭用ゲームソフト | |||||||||
日本(千本) | 1,704 | 4,050 | 7,526 | 10,443 | 日本(千本) | 1704 | 2,346 | 3,476 | 2,917 |
北米(千本) | 740 | 1,905 | 4,306 | 6,115 | 北米(千本) | 740 | 1,165 | 2,401 | 1,809 |
欧州(千本) | 1,389 | 2,673 | 4,650 | 6,195 | 欧州(千本) | 1389 | 1,284 | 1,977 | 1,545 |
アジア(千本) | 113 | 267 | 416 | 632 | アジア(千本) | 113 | 154 | 149 | 216 |
合計(千本) | 3946 | 8,895 | 16,898 | 23,385 | 合計(千本) | 3946 | 4,949 | 8,003 | 6,487 |
モバイルコンテンツ会員数 | |||||||||
ゲーム分野(万人) | 311 | 318 | 330 | 324 | ゲーム分野(万人) | 311 | 7 | 12 | -6 |
キャラクター分野(万人) | 93 | 91 | 85 | 85 | キャラクター分野(万人) | 93 | -2 | -6 | 0 |
サウンド分野(万人) | 42 | 40 | 37 | 29 | サウンド分野(万人) | 42 | -2 | -3 | -8 |
その他(万人) | 16 | 14 | 14 | 14 | その他(万人) | 16 | -2 | 0 | 0 |
合計(万人) | 462 | 463 | 466 | 452 | 合計(万人) | 462 | 1 | 3 | -14 |
アミューズメント施設 | |||||||||
直営店 | 379 | 356 | 345 | 322 | 直営店 | 379 | -23 | -11 | -23 |
レベニューシェア | 1261 | 1459 | 1209 | 1129 | レベニューシェア | 1261 | 198 | -250 | -80 |
その他(テーマパーク・温浴施設) | 8 | 7 | 7 | 7 | その他(テーマパーク・温浴施設) | 8 | -1 | 0 | 0 |
施設数合計 | 1648 | 1822 | 1561 | 1458 | 施設数合計 | 1648 | 174 | -261 | -103 |
D3出荷分
2009年 | 2009年 | 2009年 | 2009年 | 2009年 | 2009年 | 2009年 | 2009年 | ||
売上 | Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ターム売上 | Q1 | Q2 | Q3 | Q4 |
累計本数実績 | 期間本数実績 | ||||||||
日本(万本) | 22 | 46 | 82 | 103 | 日本(万本) | 22 | 24 | 36 | 21 |
北米(万本) | 50 | 110 | 256 | 365 | 北米(万本) | 50 | 60 | 146 | 109 |
欧州(万本) | 21 | 46 | 89 | 155 | 欧州(万本) | 21 | 25 | 43 | 66 |
合計(万本) | 93 | 202 | 427 | 623 | 合計(万本) | 93 | 109 | 225 | 196 |
プラットフォーム別
2009 | Q1 | Q1 | Q2 | Q2 | Q3 | Q3 | Q4 | Q4 |
プラットフォーム | タイトル数 | 出荷本数 | タイトル数 | 出荷本数 | タイトル数 | 出荷本数 | タイトル数 | 出荷本数 |
PSP(千本) | 1 | 769 | 2 | 1,558 | 4 | 2,805 | 12 | 4,202 |
Wii(千本) | 3 | 690 | 4 | 1,538 | 12 | 2,963 | 15 | 4,671 |
NDS(千本) | 7 | 895 | 13 | 1,567 | 18 | 2,615 | 26 | 3,847 |
PS3(千本) | 1 | 270 | 2 | 1,069 | 3 | 2,507 | 3 | 3,273 |
PS2(千本) | 1 | 1,148 | 3 | 2,460 | 5 | 3,641 | 8 | 4,630 |
Xbox360(千本) | 0 | 172 | 2 | 691 | 2 | 2,313 | 3 | 2,704 |
その他(千本) | 0 | 2 | 0 | 12 | 2 | 54 | 2 | 58 |
合計(千本) | 13 | 3,946 | 26 | 8,895 | 46 | 16,898 | 69 | 23,385 |
プラットフォーム | タイトル数 | 出荷本数 | タイトル数 | 出荷本数 | タイトル数 | 出荷本数 | タイトル数 | 出荷本数 |
PSP(千本) | 0 | 769 | 1 | 789 | 2 | 1,247 | 8 | 1,397 |
Wii(千本) | 3 | 690 | 1 | 848 | 8 | 1,425 | 3 | 1,708 |
NDS(千本) | 7 | 895 | 6 | 672 | 5 | 1,048 | 8 | 1,232 |
PS3(千本) | 1 | 270 | 1 | 799 | 1 | 1,438 | 0 | 766 |
PS2(千本) | 1 | 1,148 | 2 | 1,312 | 2 | 1,181 | 3 | 989 |
Xbox360(千本) | 0 | 172 | 2 | 519 | 0 | 1,622 | 1 | 391 |
その他(千本) | 0 | 2 | 0 | 10 | 2 | 42 | 0 | 4 |
合計(千本) | 13 | 3,946 | 13 | 4,949 | 20 | 8,003 | 23 | 6,487 |
地域別
2009年 | 2009年 | 2009年 | 2009年 | 2009年 | 2009年 | 2009年 | 2009年 | ||
売上 | Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ターム売上 | Q1 | Q2 | Q3 | Q4 |
日本(百万円) | 67,674 | 146,599 | 237,532 | 319,535 | 日本(百万円) | 67,674 | 78,925 | 90,933 | 82,003 |
アメリカ(百万円) | 9,158 | 17,371 | 33,861 | 48,337 | アメリカ(百万円) | 9,158 | 8,213 | 16,490 | 14,476 |
ヨーロッパ(百万円) | 10,142 | 20,358 | 34,164 | 45,004 | ヨーロッパ(百万円) | 10,142 | 10,216 | 13,806 | 10,840 |
アジア(百万円) | 3,004 | 6,465 | 10,088 | 13,522 | アジア(百万円) | 3,004 | 3,461 | 3,623 | 3,434 |
利益 | 利益 | ||||||||
日本(百万円) | 889 | 4,282 | 13,292 | 15,863 | 日本(百万円) | 889 | 3,393 | 9,010 | 2,571 |
アメリカ(百万円) | -279 | -813 | 1,697 | 872 | アメリカ(百万円) | -279 | -534 | 2,510 | -825 |
ヨーロッパ(百万円) | 1,353 | 2,742 | 5,421 | 6,248 | ヨーロッパ(百万円) | 1,353 | 1,389 | 2,679 | 827 |
アジア(百万円) | 428 | 931 | 1,790 | 2,289 | アジア(百万円) | 428 | 503 | 859 | 499 |
1Q
当第1四半期におけるわが国経済は、原油価格の高騰をはじめ、原材料や食品価格の急激な上昇などにより、景気の先行きへの不安が増すなか、個人消費を中心に低迷しました。また、エンターテインメント業界においても、消費低迷の影響は大きく不透明な状態が続きました。
このような環境のなか、当社グループは最終年度となる3ヵ年の中期経営計画に基づき、「ポートフォリオ経営の強化・充実・拡大」を推進しております。
事業面においては、トイホビー・ゲームコンテンツ・映像音楽コンテンツ事業を中心に当期は第3四半期以降に商品・サービスが集中しており、これに加えてアミューズメント施設事業につきましては、厳しい市場環境のなか既存店が苦戦し、全体として前年同期に及びませんでしたが、年初計画との比較では概ね計画線上の推移となりました。また、費用面では、前期に完全子会社化したバンダイビジュアル㈱及びバンダイネットワークス㈱ののれんの償却費を計上いたしました。
この結果、当第1四半期の連結の業績は、売上高89,979百万円(前年同期比6.4%減)、営業利益1,528百万円(前年同期比65.8%減)、経常利益2,490百万円(前年同期比55.2%減)、四半期純利益1,018百万円(前年同期比63.2%減)となりました。
トイホビー事業
トイホビー事業につきましては、国内において「炎神戦隊ゴーオンジャー」の男児キャラクター玩具や、「Yes!プリキュア5 GoGo!」の女児キャラクター玩具が人気となるとともに、「データカードダス」では、新たに「ワンピース ワンピーベリーマッチ」を投入し、ターゲットの拡大を図りました。
海外においては、アメリカ・ヨーロッパにおいて「BEN10(ベンテン)」の男児キャラクター玩具が業績に貢献するとともに、「POWER RANGERS(パワーレンジャー)」の男児キャラクター玩具が堅調に推移いたしましたが、「Tamagotchi(たまごっち)」が好調に推移した前年同期には及びませんでした。
この結果、トイホビー事業における売上高は35,390百万円(前年同期比11.7%減)、営業利益は1,994百万円(前年同期比26.9%減)となりました。
ゲームコンテンツ事業
ゲームコンテンツ事業につきましては、家庭用ゲームソフトでは、国内においてニンテンドーDS向け「めっちゃ!太鼓の達人DS 7つの島の大冒険」やWii向け「テイルズ オブ シンフォニア -ラタトスクの騎士-」など人気タイトルの最新作が好評を博しました。しかしながら、当第1四半期の大型タイトルの発売が少なく、前年同期と比較すると利益率が低下しました。海外においては、アメリカでは「NARUTO」関連のソフトや前期発売ソフトのリピート販売により順調に推移いたしましたが、ヨーロッパではゲームソフトのリピート販売を中心に好調に推移した前年同期には及びませんでした。
業務用ゲーム機では、当期は第2四半期以降に大型機投入を予定していることから、前年同期には及びませんでした。
また、携帯電話などモバイル機器向けゲームコンテンツでは、ユーザー嗜好の多様化に対応したバラエティのあるコンテンツ展開により堅調に推移いたしました。
この結果、ゲームコンテンツ事業における売上高は25,514百万円(前年同期比3.8%増)、営業損失は214百万円(前年同期は401百万円の営業利益)となりました。
タイトル名 | ハード | 地域 | 数量(千本) |
---|---|---|---|
Dragon Ball Z Budokai Tenkaichi 3(PS2はリピート) | Wii・PS2 | 欧 | 420 |
めっちゃ!太鼓の達人DS 7つの島の大冒険 | NDS | 日 | 260 |
テイルズ オブ シンフォニア -ラタトスクの騎士- | Wii | 日 | 215 |
Naruto: Uzumaki Chronicles 2(米はリピート) | PS2 | 欧米 | 208 |
スーパーロボット大戦A PORTABLE | PSP | 日 | 175 |
ドラゴンボールZ バーストリミット | PS3 | 日 | 170 |
Naruto: Ultimate Ninja 3 | PS2 | 米 | 160 |
無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ | NDS | 日 | 120 |
ファミリートレーナー | Wii | 欧米 | 104 |
Ace Combat 6: Fires of Liberation(リピート) | XB360 | 米 | 76 |
ネットワーク事業
[ネットワーク事業]
ネットワーク事業につきましては、モバイルコンテンツ事業において、「ガンダムGATE」・「ONE PIECEモバイルジャック」などの高付加価値コンテンツから「SIMPLE 100」・「ズーキーパー」などのカジュアルゲームまで、様々なニーズに対応したゲームコンテンツが引き続き好調に推移いたしました。また、待受画面では「機動戦士ガンダム」・「ハローキティ」を中心に携帯電話カスタマイズコンテンツが人気となりましたが、着信メロディは会員数の減少傾向が続きました。
この結果、ネットワーク事業における売上高は2,591百万円(前年同期比9.8%減)となりました。また営業利益につきましては、のれんの償却費の計上もあり174百万円(前年同期比0.1%減)となりました。
映像音楽コンテンツ事業
映像音楽コンテンツ事業につきましては、映像パッケージソフトにおいては、TVアニメーション「機動戦士ガンダム00(ダブルオー)」のDVDソフトが人気となりましたが、DVDからBlu-ray Discへのハードウェアの移行に伴う端境期のなか、低調な推移となりました。また、アニメーションを中心とした音楽パッケージソフトの販売が好調に推移いたしました。
この結果、映像音楽コンテンツ事業における売上高は7,247百万円(前年同期比6.0%減)となりました。また営業損失につきましては、のれんの償却費の計上もあり234百万円(前年同期は1,107百万円の営業利益)となりました。
アミューズメント施設事業
アミューズメント施設事業につきましては、国内において前期及び当第1四半期に出店した大型店が堅調に推移したものの、厳しい市場環境のなか既存店売上が前年同期比で86.7%と低調な推移となりました。なお、収益性の改善へ向けて引き続き運営の効率化を図るとともに、一部店舗閉鎖へ向けた取り組みを実施いたしました。
海外においては、アメリカでは厳しい市場環境のなか苦戦しましたが、ヨーロッパでは複合施設を中心に堅調に推移いたしました。また、アジアではグループシナジーを活かした大型施設「ワンダーパークプラス」(香港)の出店へ向けて取り組みました。
この結果、アミューズメント施設事業における売上高は19,470百万円(前年同期比9.7%減)、営業利益は69百万円(前年同期比79.6%減)となりました。
その他事業
その他事業につきましては、グループの各戦略ビジネスユニットへ向けた物流事業、ビル管理事業などを行っている会社から構成されており、当第1四半期は、これらのグループサポート関連業務における効率的な運営に取り組みました。
この結果、その他事業における売上高は4,822百万円(前年同期比1.5%減)、営業利益は206百万円(前年同期比20.8%減)となりました。
日本
日本地域につきましては、トイホビー事業において、「炎神戦隊ゴーオンジャー」の男児キャラクター玩具が好調に推移し、ゲームコンテンツ事業において、家庭用ゲームソフトのニンテンドーDS向け「めっちゃ!太鼓の達人DS 7つの島の大冒険」やWii向け「テイルズ オブ シンフォニア -ラタトスクの騎士-」などが好調に推移いたしました。
しかしながら、トイホビー・ゲームコンテンツ・映像音楽コンテンツ事業を中心に当期は第3四半期以降に商品・サービスが集中しており、これに加えてアミューズメント施設事業につきましては、厳しい市場環境のなか既存店が苦戦し、全体としては前年同期に及びませんでした。
この結果、日本地域の売上高は70,616百万円(3.4%減)となりました。また営業利益につきましては、バンダイビジュアル㈱・バンダイネットワークス㈱の完全子会社化に伴うのれんの償却もあり889百万円(前年同期比62.3%減)となりました。
アメリカ
アメリカ地域につきましては、トイホビー事業において「BEN10(ベンテン)」の男児キャラクター玩具が好調に推移いたしましたが、「Tamagotchi(たまごっち)」が好調だった前年同期には及びませんでした。アミューズメント施設事業においては厳しい市場環境のなか苦戦し、ゲームコンテンツ事業においては「NARUTO」関連のソフトや前期発売ソフトのリピート販売により順調に推移いたしました。
この結果、アメリカ地域の売上高は9,704百万円(前年同期比16.4%減)、営業損失は279百万円(前年同期は187百万円の営業利益)となりました。
ヨーロッパ
ヨーロッパ地域につきましては、トイホビー事業において「BEN10(ベンテン)」の男児キャラクター玩具が好調に推移いたしましたが、「Tamagotchi(たまごっち)」が好調だった前年同期には及びませんでした。また、アミューズメント施設事業においては、複合施設を中心に堅調に推移したものの、ゲームコンテンツ事業においては、ゲームソフトのリピート販売を中心に好調に推移した前年同期には及びませんでした。
この結果、ヨーロッパ地域の売上高は10,144百万円(前年同期比9.4%減)、営業利益1,353百万円(前年同期比30.4%減)となりました。
アジア
アジア地域につきましては、トイホビー事業において、「POWER RANGERS(パワーレンジャー)」の男児キャラクター玩具を中心に堅調な推移となりましたが、前年同期には及びませんでした。また、アミューズメント施設事業では、バンダイナムコグループのアジア地区の情報発信源としての機能も備えた大型施設「ワンダーパークプラス」(香港)の出店へ向けて取り組みました。
この結果、アジア地域の売上高は7,818百万円(前年同期比10.6%減)、営業利益は428百万円(前年同期比42.0%減)となりました。
2Q
当第2四半期(6ヵ月)における経済環境は、米国のサブプライム問題に起因する金融市場の混乱や原油価格の高騰をはじめ、原材料や食品価格の急激な上昇などにより、景気の先行きへの不安が増すなか、国内外とも個人消費を中心に低迷しました。また、エンターテインメント業界においても、消費低迷の影響は大きく不透明な状態が続きました。
このような環境のなか、当社グループは最終年度となる3ヵ年の中期経営計画に基づき、「ポートフォリオ経営の強化・充実・拡大」を推進しております。
事業面においては、当期は各事業にて第3四半期以降に商品・サービスが集中しており、当第2四半期(6ヵ月)の業績は、全体的に前年同期には及びませんでした。また、年初計画比では、ゲームコンテンツ事業においては国内の一部タイトルの発売が第3四半期に延期となり未達となりましたが、他の事業については概ね計画どおりに推移いたしました。
費用面では、前期に完全子会社化したバンダイビジュアル㈱及びバンダイネットワークス㈱ののれんの償却費の計上、投資有価証券評価損の計上、アメリカ地域における税金費用の増加等がありました。
この結果、当第2四半期(6ヵ月)の連結業績は、売上高190,795百万円(前年同期比10.6%減)、営業利益5,576百万円(前年同期比63.0%減)、経常利益7,275百万円(前年同期比58.1%減)、四半期純利益1,282百万円(前年同期比83.9%減)となりました。
トイホビー事業
トイホビー事業につきましては、国内においては、主力の玩具事業では「炎神戦隊ゴーオンジャー」や「Yes!プリキュア5 GoGo!」などの定番キャラクター玩具が好調に推移いたしましたが、個人消費が低迷するなか玩具周辺事業が苦戦しました。
海外においては、アメリカ・ヨーロッパにおいて「BEN10(ベンテン)」の男児キャラクター玩具が業績に貢献しましたが、「Tamagotchi(たまごっち)」が好調に推移した前年同期には及びませんでした。
この結果、トイホビー事業における売上高は73,213百万円(前年同期比12.4%減)、営業利益は4,416百万円(前年同期比23.4%減)となりました。
ゲームコンテンツ事業
ゲームコンテンツ事業につきましては、家庭用ゲームソフトでは、日本とヨーロッパで展開したプレイステーション3及びXbox360向け「ドラゴンボールZ バーストリミット」が好調に推移いたしました。その他、国内においてはプレイステーション2向け「スーパーロボット大戦Z」やニンテンドーDS向け「めっちゃ!太鼓の達人DS 7つの島の大冒険」、アメリカにおいては「NARUTO」関連のソフトが人気となりました。しかしながら、当期は第3四半期以降にタイトルが集中していることに加え、第2四半期に予定していた国内における一部タイトルの発売が第3四半期に延期となりました。
業務用ゲーム機では、大型メダル機「海物語 ラッキーマリンシアター」が人気となったものの、リピート販売を中心に好調に推移いたしました前年同期には及びませんでした。また、携帯電話などモバイル機器向けゲームコンテンツでは、ユーザー嗜好の多様化に対応したバラエティのあるコンテンツ展開により堅調に推移いたしました。
この結果、ゲームコンテンツ事業における売上高は56,490百万円(前年同期比8.6%減)、営業利益は123百万円(前年同期比97.5%減)となりました。
タイトル名 | ハード | 地域 | 数量(千本) |
---|---|---|---|
ドラゴンボールZ バーストリミット | PS3・XB360 | 欧日亜 | 728 |
スーパーロボット大戦Z | PS2 | 日 | 510 |
We Ski | Wii | 欧米 | 456 |
Dragon Ball Z Budokai Tenkaichi 3(PS2はリピート) | Wii・PS2 | 欧 | 420 |
めっちゃ!太鼓の達人DS 7つの島の大冒険 | NDS | 日 | 342 |
Naruto: Ultimate Ninja 3 | PS2 | 米 | 325 |
ガンダムバトルユニバース | PSP | 日 | 253 |
Naruto: Uzumaki Chronicles 2(米はリピート) | PS2 | 欧米 | 216 |
テイルズ オブ シンフォニア -ラタトスクの騎士- | Wii | 日 | 215 |
ソウルキャリバーⅣ | PS3・XB360 | 日 | 189 |
ネットワーク事業
ネットワーク事業につきましては、モバイルコンテンツ事業において、「ガンダムGATE」・「ONE PIECEモバイルジャック」などの高付加価値コンテンツから「SIMPLE 100」・「ズーキーパー」などのカジュアルゲームまで、様々なニーズに対応したゲームコンテンツが好調に推移いたしました。また、着信メロディは会員数の減少傾向が続きましたが、待受画面では「機動戦士ガンダム」・「ハローキティ」を中心に携帯電話カスタマイズコンテンツが人気となりました。
この結果、ネットワーク事業における売上高は5,355百万円(前年同期比9.8%減)となりました。また営業利益につきましては、のれんの償却費の計上もあり378百万円(前年同期比12.4%減)となりました。
映像音楽コンテンツ事業
映像音楽コンテンツ事業につきましては、映像パッケージソフトにおいては、TVアニメーション「マクロスF(フロンティア)」・「コードギアス 反逆のルルーシュ R2」をBlu-ray DiscとDVDで同時に発売し人気となりましたが、DVDからBlu-ray Discへのハードウェアの移行に伴う端境期のなか、全体的には低調な推移となりました。なお、音楽パッケージソフトにおいては、アニメーション向けを中心に好調に推移いたしました。
この結果、映像音楽コンテンツ事業における売上高は15,993百万円(前年同期比10.6%減)となりました。また営業利益につきましては、のれんの償却費の計上もあり654百万円(前年同期比78.4%減)となりました。
アミューズメント施設事業
アミューズメント施設事業につきましては、厳しい市場環境のなか、国内において既存店売上が前年同期比で87.2%と低調な推移となりました。この様な環境のなか、収益性の改善へ向けて引き続き運営の効率化を図るとともに、一部店舗閉鎖へ向けた取り組みを実施いたしました。
海外においては、アメリカでは厳しい市場環境のなか苦戦しましたが、ヨーロッパでは複合施設を中心に堅調に推移いたしました。また、アジアではグループシナジーを活かした大型施設「ワンダーパークプラス」(香港)が人気となりました。
この結果、アミューズメント施設事業における売上高は40,542百万円(前年同期比12.1%減)、営業利益は1,030百万円(前年同期比50.4%減)となりました。
その他事業
その他事業につきましては、グループの各戦略ビジネスユニットへ向けた物流事業、ビル管理事業などを行っている会社から構成されており、当第2四半期(6ヵ月)は、これらのグループサポート関連業務における効率的な運営に取り組みました。
この結果、その他事業における売上高は9,514百万円(前年同期比5.5%減)、営業利益は280百万円(前年同期比41.2%減)となりました
日本
日本地域につきましては、トイホビー事業において「炎神戦隊ゴーオンジャー」等の定番キャラクター玩具が好調に推移いたしましたが、個人消費の低迷により玩具周辺事業が苦戦しました。ゲームコンテンツ事業においては、家庭用ゲームソフトのプレイステーション2向け「スーパーロボット大戦Z」などが好調に推移したものの、一部タイトルの発売が第3四半期に延期となりました。また、アミューズメント施設事業においては、厳しい市場環境のなか既存店が苦戦し、映像音楽コンテンツ事業は、ハードウェアの移行に伴う端境期のなか低調な推移となりました。
この結果、日本地域の売上高は154,133百万円(前年同期比9.6%減)となりました。また営業利益につきましては、バンダイビジュアル㈱・バンダイネットワークス㈱の完全子会社化に伴うのれんの償却もあり4,282百万円(前年同期比64.3%減)となりました。
アメリカ
アメリカ地域につきましては、トイホビー事業において「BEN10(ベンテン)」の男児キャラクター玩具が好調に推移いたしましたが、「Tamagotchi(たまごっち)」が好調だった前年同期には及びませんでした。アミューズメント施設事業においては、厳しい市場環境のなか苦戦しましたが、ゲームコンテンツ事業においては「NARUTO」関連のソフトや前期発売ソフトのリピート販売により順調に推移いたしました。
この結果、アメリカ地域の売上高は18,463百万円(前年同期比15.9%減)、営業損失は813百万円(前年同期は147百万円の営業利益)となりました。
ヨーロッパ
ヨーロッパ地域につきましては、トイホビー事業において「BEN10(ベンテン)」の男児キャラクター玩具が好調に推移いたしましたが、「Tamagotchi(たまごっち)」が好調だった前年同期には及びませんでした。アミューズメント施設事業においては、複合施設を中心に堅調に推移し、ゲームコンテンツ事業においては、プレイステーション3及びXbox360向け「ドラゴンボールZ バーストリミット」が人気となりました。
この結果、ヨーロッパ地域の売上高は20,366百万円(前年同期比3.0%減)、営業利益2,742百万円(前年同期比10.5%減)となりました。
アジア
アジア地域につきましては、トイホビー事業において「Mobile Suit Gundam(機動戦士ガンダム)」の模型、「POWER RANGERS(パワーレンジャー)」の男児キャラクター玩具を中心に堅調な推移となりましたが、前年同期には及びませんでした。また、アミューズメント施設事業では、バンダイナムコグループのアジア地区の情報発信源としての機能も備えた大型施設「ワンダーパークプラス」(香港)が人気となりました。
この結果、アジア地域の売上高は16,481百万円(前年同期比4.7%減)、営業利益は931百万円(前年同期比26.3%減)となりました。
3Q
当第3四半期(9ヵ月)における経済環境は、米国のサブプライムローン問題に起因する金融市場の混乱により、景気の先行きへの不安が増すなか、国内外とも個人消費を中心に低迷し、企業業績の急激な悪化を背景とした雇用不安は社会問題に発展しました。また、エンターテインメント業界においても、消費低迷の影響は大きく不透明な状態が続きました。
このような環境のなか、当社グループは最終年度となる3ヵ年の中期経営計画に基づき、「ポートフォリオ経営の強化・充実・拡大」を推進しております。
事業面においては、厳しい市場環境のなか、トイホビー事業において、最大の商戦である年末商戦で定番キャラクター玩具を中心に堅調に推移し、ゲームコンテンツ事業の家庭用ゲームソフトにおいて、海外の人気タイトルが業績に大きく貢献いたしました。しかしながら、個人消費が低迷するなか全体としては低調な推移となり、前年同期には及びませんでした。
費用面では、前期に完全子会社化したバンダイビジュアル㈱及びバンダイネットワークス㈱ののれんの償却費の計上、投資有価証券評価損の計上、アメリカ地域における税金費用の増加等がありました。
この結果、当第3四半期(9ヵ月)の連結業績は、売上高315,647百万円(前年同期比5.9%減)、営業利益19,841百万円(前年同期比23.0%減)、経常利益21,658百万円(前年同期比23.3%減)、四半期純利益9,019百万円(前年同期比38.7%減)となりました。
トイホビー事業
トイホビー事業につきましては、国内については、最大の商戦である年末商戦において、「炎神戦隊ゴーオンジャー」などの定番キャラクター玩具に加えて、女児向けのクッキングトイが人気となり、堅調に推移いたしました。また、カードゲーム「Battle Spirits(バトルスピリッツ)」がTVアニメーションなどと連動した展開で好調なスタートとなりました。しかしながら、個人消費が低迷するなか玩具周辺事業が苦戦しました。
海外においては、アメリカ・ヨーロッパにおいて「BEN10(ベンテン)」の男児キャラクター玩具が業績に貢献しましたが、「Tamagotchi(たまごっち)」が好調に推移した前年同期には及びませんでした。
この結果、トイホビー事業における売上高は119,901百万円(前年同期比9.1%減)、営業利益は10,413百万円(前年同期比9.7%減)となりました。
ゲームコンテンツ事業
ゲームコンテンツ事業につきましては、家庭用ゲームソフトでは、全世界で発売したプレイステーション3・Xbox360向け「ソウルキャリバーⅣ」の販売が200万本を越え、業績に大きく貢献しました。国内においてはプレイステーション3・Xbox360・プレイステーション2向けにマルチ展開した「ガンダム無双2」やWii向け「太鼓の達人Wii」、PSP向け「機動戦士ガンダム ガンダムVS.ガンダム」が人気となりました。また、欧米においてWii向け「ファミリートレーナー アスレチックワールド」が好調なスタートとなりました。
業務用ゲーム機では、大型メダル機「海物語 ラッキーマリンシアター」が人気となったものの、リピート販売を中心に好調に推移した前年同期には及びませんでした。また、携帯電話などモバイル機器向けゲームコンテンツでは、ユーザー嗜好の多様化に対応したバラエティのあるコンテンツ展開により堅調に推移いたしました。
この結果、ゲームコンテンツ事業における売上高は106,198百万円(前年同期比1.6%増)、営業利益は10,162百万円(前年同期比1.7%増)となりました。
タイトル名 | ハード | 地域 | 数量(万本) |
---|---|---|---|
ソウルキャリバーⅣ | PS3・XB360 | 欧米日亜 | 226 |
ドラゴンボールZ バーストリミット | PS3・XB360 | 欧日亜 | 73 |
We Ski | Wii | 欧米 | 59 |
ガンダム無双 2 | PS3・XB360・PS2 | 日亜 | 59 |
ファミリートレーナー | Wii | 欧米日 | 55 |
Naruto: Ultimate Ninja 3 | PS2 | 欧米 | 53 |
スーパーロボット大戦Z | PS2 | 日 | 51 |
めっちゃ!太鼓の達人DS 7つの島の大冒険 | NDS | 日 | 50 |
機動戦士ガンダム ガンダムVS.ガンダム | PSP | 日 | 44 |
Dragon Ball Z Budokai Tenkaichi 3(PS2はリピート) | Wii・PS2 | 欧 | 42 |
ネットワーク事業
ネットワーク事業につきましては、モバイルコンテンツ事業において、「ガンダムGATE」・「ONE PIECEモバイルジャック」などの高付加価値コンテンツから「SIMPLE 100」・「ズーキーパー」などのカジュアルゲームまで、様々なニーズに対応したゲームコンテンツが好調に推移いたしました。また、待受画面では「機動戦士ガンダム」・「ハローキティ」を中心に携帯電話カスタマイズコンテンツが人気となりましたが、着信メロディは会員数の減少傾向が続きました。
この結果、ネットワーク事業における売上高は8,025百万円(前年同期比10.4%減)となりました。また営業利益につきましては、のれんの償却費の計上もあり445百万円(前年同期比30.4%減)となりました。
映像音楽コンテンツ事業
映像音楽コンテンツ事業につきましては、国内では、映像パッケージソフトにおいて、TVアニメーション「機動戦士ガンダム00(ダブルオー)」・「マクロスF(フロンティア)」・「コードギアス 反逆のルルーシュ R2」をBlu-ray DiscとDVDで発売し人気となりましたが、DVDからBlu-ray Discへのハードウェアの移行に伴う端境期のなか、全体的には低調な推移となりました。なお、音楽パッケージソフトにおいては、アニメーション向けを中心に好調に推移いたしました。一方海外においては、厳しい市場環境のなか、アメリカにおいて苦戦しました。
この結果、映像音楽コンテンツ事業における売上高は23,750百万円(前年同期比10.8%減)となりました。また営業利益につきましては、のれんの償却費の計上もあり162百万円(前年同期比95.7%減)となりました。
アミューズメント施設事業
アミューズメント施設事業につきましては、厳しい市場環境のなか、国内において既存店売上が前年同期比で87.4%と低調な推移となりました。このような環境のなか、収益性の改善へ向けて引き続き運営の効率化を図るとともに、一部店舗閉鎖へ向けた取り組みを実施いたしました。
海外においては、アメリカでは厳しい市場環境のなか苦戦しましたが、ヨーロッパでは英国の複合施設を中心に堅調に推移いたしました。また、アジアではグループシナジーを活かした大型施設「ワンダーパークプラス」(香港)が人気となりました。
この結果、アミューズメント施設事業における売上高は59,096百万円(前年同期比12.1%減)、営業利益は48百万円(前年同期比95.2%減)となりました。
その他事業
その他事業につきましては、グループの各戦略ビジネスユニットへ向けた物流事業、ビル管理事業などを行っている会社から構成されており、当第3四半期(9ヵ月)は、これらのグループサポート関連業務における効率的な運営に取り組みました。
この結果、その他事業における売上高は14,114百万円(前年同期比6.2%減)、営業利益は426百万円(前年同期比48.4%減)となりました。
日本
日本地域につきましては、トイホビー事業において「炎神戦隊ゴーオンジャー」等の定番キャラクター玩具が堅調に推移し、カードゲーム「Battle Spirits(バトルスピリッツ)」が好調な出足となったものの、個人消費の低迷により玩具周辺事業が苦戦しました。アミューズメント施設事業においては、厳しい市場環境のなか既存店を中心に低迷しました。ゲームコンテンツ事業においては、家庭用ゲームソフトはプレイステーション3・Xbox360・プレイステーション2向けにマルチ展開した「ガンダム無双2」やWii向け「太鼓の達人Wii」などが人気となり、業績に貢献しました。一方業務用ゲーム機は、リピート販売を中心に好調に推移した前年同期に及びませんでした。また、映像音楽コンテンツ事業は、ハードウェアの移行に伴う端境期のなか低調な推移となりました。
この結果、日本地域の売上高は249,008百万円(前年同期比7.9%減)となりました。また営業利益につきましては、バンダイビジュアル㈱・バンダイネットワークス㈱の完全子会社化に伴うのれんの償却もあり13,292百万円(前年同期比37.0%減)となりました。
アメリカ
アメリカ地域につきましては、トイホビー事業において「BEN10(ベンテン)」の男児キャラクター玩具が好調に推移いたしましたが、「POWER RANGERS(パワーレンジャー)」・「Tamagotchi(たまごっち)」が好調だった前年同期には及びませんでした。アミューズメント施設事業においては、厳しい市場環境のなか苦戦しましたが、ゲームコンテンツ事業においてはプレイステーション3・Xbox360で展開の「Soul Calibur IV」が業績に大きく貢献するとともに、Wii向け「Active Life Outdoor Challenge (日本語名:ファミリートレーナー アスレチックワールド)」が好調な出足となりました。一方、映像音楽コンテンツ事業においては、厳しい市場環境のなか苦戦しました。
この結果、アメリカ地域の売上高は35,779百万円(前年同期比0.8%増)、営業利益は1,697百万円(前年同期は85百万円の営業損失)となりました。
ヨーロッパ
ヨーロッパ地域につきましては、トイホビー事業において「BEN10(ベンテン)」の男児キャラクター玩具が好調に推移いたしましたが、「POWER RANGERS(パワーレンジャー)」・「Tamagotchi(たまごっち)」が好調だった前年同期には及びませんでした。アミューズメント施設事業においては、英国の複合施設を中心に堅調に推移し、ゲームコンテンツ事業においては、プレイステーション3・Xbox360で展開の「Soul Calibur IV」やプレイステーション3及びXbox360向け「Dragon Ball Z: Burst Limit」が人気となり、好調に推移いたしました。
この結果、ヨーロッパ地域の売上高は34,176百万円(前年同期比8.1%増)、営業利益は5,421百万円(前年同期比16.0%増)となりました。
アジア
アジア地域につきましては、トイホビー事業において「機動戦士ガンダム」の模型、「POWER RANGERS(パワーレンジャー)」の男児キャラクター玩具を中心に堅調な推移となりましたが、前年同期には及びませんでした。また、アミューズメント施設事業では、バンダイナムコグループのアジア地区の情報発信源としての機能も備えた大型施設「ワンダーパークプラス」(香港)が人気となりました。
この結果、アジア地域の売上高は27,323百万円(前年同期比0.3%減)、営業利益は1,790百万円(前年同期比16.0%減)となりました。
4Q
当連結会計年度における経済環境は、アメリカのサブプライムローン問題に起因する金融市場の混乱が世界的な
金融危機に進展し、国内外の個人消費が低迷するとともに、企業業績の急激な悪化を背景とした雇用不安が社会問題に発展しました。また、エンターテインメント業界においても、消費低迷の影響は大きく不透明な状態が続きました。
このような環境のなか、当社グループは、平成18年4月よりスタートした3ヵ年の中期経営計画の最終年度にあ
たり、引き続き「ポートフォリオ経営の強化・充実・拡大」を推進いたしました。
事業面においては、厳しい市場環境のなか、トイホビー事業において、国内外で人気キャラクターの男児玩具が
好調に推移し、ゲームコンテンツ事業でも海外の家庭用ゲームソフトにおいて、人気タイトルが業績に貢献いたしました。しかしながら、個人消費が低迷するなか全体としては低調な推移となり、前期には及びませんでした。また、費用面では、前期に完全子会社化したバンダイビジュアル㈱及びバンダイネットワークス㈱ののれんの償却費の計上、投資有価証券評価損の計上、アミューズメント施設の減損損失の計上などがありました。
この結果、当連結会計年度の業績は、売上高426,399百万円(前期比7.4%減)、営業利益22,348百万円(前期比
33.1%減)、経常利益24,513百万円(前期比32.3%減)、当期純利益11,830百万円(前期比63.8%減)となりました。
トイホビー事業
トイホビー事業につきましては、国内においては、「炎神戦隊ゴーオンジャー」の男児キャラクター玩具が好調に推移いたしました。また、当期より新たにスタートしたカードゲーム「Battle Spirits(バトルスピリッツ)」がTVアニメーションなどと連動した展開で人気となりました。しかしながら、個人消費が低迷するなか、玩具菓子や子供服などの玩具周辺事業が苦戦しました。
海外においては、欧米において「BEN10(ベンテン)」の男児キャラクター玩具が業績に貢献しましたが、景気が低迷するなか「Tamagotchi(たまごっち)」が好調に推移した前期には及びませんでした。
この結果、トイホビー事業における売上高は165,725百万円(前期比8.0%減)、営業利益は11,533百万円(前期比19.4%減)となりました。
ゲームコンテンツ事業
ゲームコンテンツ事業につきましては、家庭用ゲームソフトでは、全世界で発売したプレイステーション3・Xbox360向け「ソウルキャリバーⅣ」が、業績に大きく貢献しました。また、欧米においてWii向け「Active Life Outdoor Challenge (日本語名:ファミリートレーナー アスレチックワールド)」・「WE SKI(日本語名:ファミリースキー)」が好調に推移いたしました。国内においては、プレイステーション3・Xbox360・プレイステーション2向けにマルチ展開した「ガンダム無双2」、Wii及びニンテンドーDS向けに展開した「太鼓の達人」シリーズが人気となりましたが、中小型のタイトルは総じて苦戦しました。なお、平成21年4月からの中期経営計画に向けて、開発中のゲームにかかわる仕掛品の評価の見直しを行い、一部を費用化いたしました。
業務用ゲーム機では、大型メダル機「海物語 ラッキーマリンシアター」が人気となったものの、リピート販売を中心に好調に推移した前期には及びませんでした。また、携帯電話などモバイル機器向けゲームコンテンツでは、ユーザー嗜好の多様化に対応したバラエティのあるコンテンツ展開により堅調に推移いたしました。
この結果、ゲームコンテンツ事業における売上高は139,405百万円(前期比4.3%減)、営業利益は10,940百万円(前期比26.0%減)となりました。
タイトル名 | ハード | 地域 | 数量(万本) |
---|---|---|---|
ソウルキャリバーⅣ | PS3・XB360 | 欧米日亜 | 232 |
ファミリートレーナー | Wii | 欧米日 | 103 |
We Ski | Wii | 欧米 | 96 |
ドラゴンボールZ バーストリミット | PS3・XB360 | 欧日亜 | 73 |
ガンダム無双 2 | PS3・XB360・PS2 | 日亜 | 70 |
NARUTO -ナルト- ナルティメットストーム | PS3 | 欧米日 | 64 |
太鼓の達人DS 7つの島 | NDS | 日 | 58 |
Naruto: Ultimate Ninja 3 | PS2 | 欧米 | 58 |
太鼓の達人Wii | Wii | 日 | 57 |
スーパーロボット大戦Z | PS2 | 日 | 51 |
ネットワーク事業
ネットワーク事業につきましては、モバイルコンテンツ事業において、「ドラゴンボールモバイル」・「ONE PIECEモバイルジャック」などの高付加価値コンテンツから「SIMPLE 100」シリーズ・「ズーキーパー」などのカジュアルゲームまで、様々なニーズに対応したゲームコンテンツが好調に推移いたしました。また、待受画面では「機動戦士ガンダム」・「ハローキティ」を中心に携帯電話カスタマイズコンテンツが人気となりましたが、着信メロディは会員数の減少傾向が続きました。
この結果、ネットワーク事業における売上高は10,890百万円(前期比9.6%減)となりました。また営業利益につきましては、のれんの償却費の計上もあり669百万円(前期比26.0%減)となりました。
映像音楽コンテンツ事業
映像音楽コンテンツ事業につきましては、国内では、映像パッケージソフトにおいて、TVアニメーション「機動戦士ガンダム00(ダブルオー)」・「マクロスF(フロンティア)」・「コードギアス 反逆のルルーシュ R2」をBlu-ray DiscとDVDで発売し人気となりましたが、DVDからBlu-ray Discへのハードウェアの移行に伴う端境期のなか、全体的には低調な推移となりました。なお、音楽パッケージソフトにおいては、アニメーション向けを中心に好調に推移いたしました。一方海外においては、アメリカにおけるパッケージ販売のビジネスモデルの見直しに伴い、市場在庫の返品を受入れることとしました。
この結果、映像音楽コンテンツ事業における売上高は34,638百万円(前期比6.3%減)となりました。また営業利益につきましては、のれんの償却費の計上もあり38百万円(前期比99.0%減)となりました。
アミューズメント施設事業
アミューズメント施設事業につきましては、厳しい市場環境のなか、国内において既存店売上が前期比で86.7%と低調な推移となりました。このような環境下、収益性の改善へ向けて引き続きコスト削減をはかるとともに、国内店舗の約2割に相当する63店舗の閉鎖による効率化を実施いたしました。
海外においては、アメリカでは引き続き事業の効率化を追求する一方で、ヨーロッパではイギリスの複合施設を中心に堅調に推移いたしました。また、アジアではグループシナジーを活かした大型施設「ワンダーパークプラス」(香港)が人気となりました。
この結果、アミューズメント施設事業における売上高は77,269百万円(前期比14.0%減)、営業利益は393百万円(前期比75.9%減)となりました。
その他事業
その他事業につきましては、グループの各戦略ビジネスユニットへ向けた物流事業、ビル管理事業などを行って
いる会社から構成されており、当期においては、これらのグループサポート関連業務における効率的な運営に取り組みました。
この結果、その他事業における売上高は19,009百万円(前期比4.0%減)、営業利益は565百万円(前期比25.0%減)となりました。
日本
日本地域につきましては、トイホビー事業において、「炎神戦隊ゴーオンジャー」の男児キャラクター玩具や、当期より新たにスタートしたカードゲーム「Battle Spirits(バトルスピリッツ)」が好調に推移したものの、個人消費が低迷するなか玩具周辺事業が苦戦しました。ゲームコンテンツ事業においては、家庭用ゲームソフトは、プレイステーション3・Xbox360・プレイステーション2向けにマルチ展開した「ガンダム無双2」、Wii及びニンテンドーDS向けに展開した「太鼓の達人」シリーズが人気となりましたが、中小型のタイトルは総じて苦戦しました。一方業務用ゲーム機は、リピート販売を中心に好調に推移した前期に及びませんでした。また、映像音楽コンテンツ事業においては、ハードウェアの移行に伴う端境期のなか低調な推移となり、アミューズメント施設事業においても、厳しい市場環境のなか既存店を中心に低迷しました。
この結果、日本地域の売上高は333,534百万円(前期比7.5%減)となりました。また営業利益につきましては、バンダイビジュアル㈱及びバンダイネットワークス㈱の完全子会社化に伴うのれんの償却費の計上もあり15,863百万円(前期比35.2%減)となりました。
アメリカ
アメリカ地域につきましては、トイホビー事業において、「BEN10(ベンテン)」の男児キャラクター玩具が好調に推移いたしましたが、景気が低迷するなか「POWER RANGERS(パワーレンジャー)」・「Tamagotchi(たまごっち)」が好調だった前期には及びませんでした。ゲームコンテンツ事業においては、プレイステーション3・Xbox360で展開した「Soul Calibur IV」が業績に大きく貢献するとともに、Wii向け「Active Life Outdoor Challenge (日本語名:ファミリートレーナー アスレチックワールド)」・「WE SKI(日本語名:ファミリースキー)」が好調に推移いたしました。なお、平成21年4月からの中期経営計画に向けて、開発中のゲームにかかわる仕掛品の評価の見直しを行い、一部を費用化いたしました。映像音楽コンテンツ事業においては、パッケージ販売のビジネスモデルの見直しに伴い、市場在庫の返品を受入れることとし、アミューズメント施設事業においては、引き続き事業の効率化を追求しました。
この結果、アメリカ地域の売上高は50,933百万円(前期比6.7%減)となり、営業利益は872百万円(前期比62.4%減)となりました。
ヨーロッパ
ヨーロッパ地域につきましては、トイホビー事業において、「BEN10(ベンテン)」の男児キャラクター玩具が好調に推移いたしましたが、「POWER RANGERS(パワーレンジャー)」・「Tamagotchi(たまごっち)」が好調だった前期には及びませんでした。ゲームコンテンツ事業においては、プレイステーション3・Xbox360向け「Soul Calibur IV」やプレイステーション3・Xbox360向け「Dragon Ball Z: Burst Limit」などが好調に推移し、アミューズメント施設事業においては、イギリスの複合施設を中心に堅調に推移いたしました。
この結果、ヨーロッパ地域の売上高は45,020百万円(前期比3.0%減)、営業利益は6,248百万円(前期比8.5%減)となりました。
アジア
アジア地域につきましては、トイホビー事業において、「機動戦士ガンダム」の模型、「POWER RANGERS(パワーレンジャー)」の男児キャラクター玩具を中心に堅調な推移となりましたが、欧米向け生産取引の減少により、前期には及びませんでした。また、アミューズメント施設事業においては、当社グループのアジア地区の情報発信源としての機能も備えた大型施設「ワンダーパークプラス」(香港)が人気となりました。
この結果、アジア地域の売上高は37,377百万円(前期比1.5%減)、営業利益は2,289百万円(前期比19.8%減)となりました。