中国NEWS2009

Last-modified: 2010-09-29 (水) 00:32:01

中国ファイブスター、日本参入第一弾タイトル『モンスターヴェルト・オンライン』を発表!

http://www.inside-games.jp/article/2009/02/13/33653.html
ファイブスターオンライン・エンターテイメントは2009年2月13日(金)に、オンラインゲーム事業を開始したことを発表しました。

ファイブスターオンラインは、中国の大手オンラインゲーム会社であるナインユー・インターナショナル・リミテッドの100%子会社として2006年6月に設立されました。ナインユーは、中国国内において、カジュアルゲームやMMORPGなどの数々のオンラインゲームを開発・運営し、そのユーザ数は3億アカウントを数えるまでに成長し、80万人以上もの最大同時接続者数が同社のゲームをプレイしています。

同社の日本参入第一弾タイトルはMMORPG『MONSTERWELT ONLINE(モンスターヴェルト・オンライン)』。同作はナインユーが自社開発した作品を、日本人デザイナーが完全に日本向けにアレンジしたものとなっています。これは日本の大手オンラインゲームパブリッシャー等で主要タイトルの運営リーダーなどを経験してきたスタッフと、日本の大手家庭用ゲーム会社にて主要タイトルのデザインに携わったデザイナーがコアスタッフとして制作を進めたとのことです。

『モンスターヴェルト・オンライン』は、ゲームの舞台となる「アーラン大陸」で、モンスターであるペットと共に冒険し、大陸の人々の“お手伝い”をしていくゲームです。「アーラン大陸」では、複数の部族が黒水晶をめぐり、政府間の対立や部族間の争いごとが耐えない世界で、唯一プレイヤーが頼りにできるモンスター(ペット)と共に、大陸の人々の争いごとを解決し、黒水晶が引き起こす争いごとを、解決していくストーリーとなっています。

ゲームを進めていき、ある一定のクエストをクリアしていくと自分の農場がもらえます。農場では、農耕や家畜の飼育を楽しめたり、レストランの経営や一部のモンスター(ペット)のエサとなる料理の製作ができるシステムも実装されています。

バトルはスキルカードを使用する、カードゲーム要素を含んでおり、プレイヤーと一緒に行動しているペットが、敵との戦闘バトルではキャラクターに代わって戦います。戦闘バトルで出会ったモンスターを専用の捕獲機で捕獲することも可能ですので、モンスターのコレクションもゲームの楽しみの要素となっています。キャラクターやペットのグラフィックも可愛く、世界観もファンタジック。

さらに、クエストナビゲーションシステムを実装しているので、ゲーム初心者や女性でも気軽にプレイ可能。プレイヤーの表情もフェイスモーションが39種、モーションアイコンが41種、ダンスモーションが13種と、多彩なコミュニケーションが楽しめます。すでにティーザーサイトが公開されているので、さらなる詳細は公式サイトで少しずつ明らかにされると思います。利用料金については基本プレイ無料でアイテム課金とのこと。

『モンスターヴェルト・オンライン』は2009年春にサービス開始の予定です。

EAとSPICY HORSE、『アリス イン ナイトメア』シリーズの新作製作に着手

http://www.inside-games.jp/article/2009/02/20/33784.html
エレクトロニック・アーツは2009年2月19日(木)に、中国・上海に拠点をおくゲーム開発スタジオSpicy Horseと新作のパブリッシング契約を交わしたことを発表しました。

この契約は、2000年にEAが発売した人気タイトル『American McGee's Alice?』(邦題:『American McGee'sアリス イン ナイトメア』)をベースとした作品に関するもので、現在、この新タイトルはPC、PLAYSTATION3とXbox360向けにすでに開発中とのことです。

「今回の新プロジェクトで、私や今まで『アリス』に対しての情熱を燃やし続けてくれたファンにとっての夢が叶いました。EAがクリエイティブな自由度とサポートを我々に与えてくれたことで、前作は美しくかつ大胆な作品に仕上がったと思います。今回の“鏡の中”への旅はさらにエキサイティングな作品になることをお約束します」とSpicy Horseのシニアクリエイティブディレクター、American McGee氏はコメントを述べています。

ゲーム市場が好調、巣ごもり消費に商機[IT]

http://nna.jp/free/news/20090609hkd002A.html
香港 2009年6月9日(火曜日)
ゲーム市場が好調、巣ごもり消費に商機[IT]
金融危機や豚由来の新型インフルエンザ(H1N1型)流行により、外出を控えるようになった市民に在宅消費ブームが起きているようだ。若い中流層では、家庭用ゲーム機の販売が好調。オンラインゲームにも注目が集まっている。このほかインターネット上での起業やネットオークションの利用も盛んで、「巣ごもり消費」の台頭が明らかになっている。

マイクロソフト(MS)香港によると、同社の家庭用ゲーム端末「Xbox360」は、金融危機後の昨年10月から今年3月までの販売台数が、前年同期比20%増だった。MS香港は「市民の多くが外出せず、家での娯楽を楽しむようになり、コストのかからないゲームの人気が高まったのではないか」と分析している。

Xbox360の主要購入層は25~35歳の中流層の男性。同社は今後、中国語版ソフトの充実や、家庭での映画ダウンロードサービスなどを通じ、女性や家族向け市場を開拓したい考えだ。

ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)のゲーム端末、「プレイステーション3」用のソフトウエアダウンロード販売件数も増えている。4月の統計では前年同月比20%増といい、1人当たりの平均消費額は100HKドル(約1,200円)超。15~35歳の利用が多いという。

ゲーム販売店によると「ゲーム機、ソフトとも今年に入ってから販売が衰えていない」といい、旧正月(春節)やイースター(復活祭)休暇でのセット販売が好調だったと話している。

■オンラインゲーム市場に期待

台湾のオンラインゲーム大手、智冠科技(ソフトワールド・インターナショナル)は昨年末に香港で子会社の香港遊戯新幹線を設立した。

オンラインゲームはすでに台湾では在宅消費文化の筆頭とされる業界だが、「香港ではまだ認知度が低い」と、潜在市場の大きさに期待をかける。智冠は昨年の香港とマカオのゲーム市場は1カ月当たり2,600万HKドルの消費があったと試算しており、今年の成長は50%増が見込めるとしている。

香港中文大学の専門家は「金融危機はゲーム産業にとって商機」と説明。手ごろな金額で端末とソフトを購入できるうえ、ゲームでストレス発散を考えている市民も多い。さらに新型インフルエンザの流行で、外出が控えられるようになったことも追い風になるとみている。

「ゲームソフト1本(約300HKドル)を1カ月遊び倒すとして、1日のコストは約10HKドル。雑誌より安い」と話す消費者もいるほどだ。

■ネットショップも台頭

インターネット上でのショッピングや起業、オークションも在宅消費市場の台頭を支えている。背景には企業の人員削減や失業率の上昇で就職先を探すことが難しくなり、ネットに活路を求める市民が増えていることがある。また「仕事が見つかってもネットショップは続ける」と話すオーナーもおり、企業の賃金が抑えられるなか、副業としてショップを経営するという風潮もありそうだ。

ネットオークションのebay香港は「金融危機後のオークション登録ユーザーが、前年同期に比べ1割増えた」という。ただ「ネット起業はリスクも多い。事前によく調査を」と、ブームに警鐘も鳴らしている。8日付香港経済日報が伝えた。<香港>

【朝刊チェック】中国のオンラインゲーム市場、2012年には米を抜いて世界最大と予想(6/26)

http://www.inside-games.jp/article/2009/06/26/36025.html
日経産業新聞5面「CDラジオ勉強の友に、ソニー小学生向け発売」
ソニーは小学生を主なターゲットにしたCDラジオを7月21日に発売すると発表しました。自宅で語学や家庭学習をする小学生による利用を想定し、CD再生とラジオ視聴に機能を絞りました。発売するCDラジオは「ZS-E5」でピンクとブルーの2色で価格は7000円前後。

日経産業新聞9面「オンラインゲーム中国市場、2012年民間予想では9600億円に」
中国のIT調査会社によると、インターネット経由で楽しむオンラインゲームの中国市場の規模が2012年に686億元(約9600億円)に成長するとの予測を発表しました。12年には世界市場の47%を占め、現在世界一のオンラインゲーム大国になるとの見方を示しました。2008年の中国市場規模は前年比52%増の207億元。

中国、ネットゲーム運営への外資参入を禁止

http://www.asahi.com/international/jinmin/TKY200910100212.html
国内のネットゲーム運営サービスへの外資参入について、新聞出版総署科技デジタル出版司の寇暁偉副司長は9日、外資が独資や共同出資、提携などによって中国国内でネットゲームの運営サービスに投資することを禁止すると明言した。

新聞出版総署、国家版権局、「ポルノ・違法出版物一掃」全国弁公室はこのほど、「国務院の『三定規定(主要職責・内部機構・人員編制規定)』と中央機構編制委員会弁公室の関連説明の徹底実施によるネットゲームの前審査と輸入ネットゲーム審査管理強化に関する通知」(以下、「通知」とする)を共同で発表した。

寇副司長によると、ここ数年、一部の外資は様々な方法を使って国内のネットゲームの運営サービスに介入し、国内市場の正常な秩序に深刻な影響を与えている。このため、「通知」では国の法規に基づき、外資の独資、共同出資、提携などによる中国国内でのネットゲームの運営サービスへの投資を禁止することを重ねて強調した。
外資はほかの合弁会社の設立や、関連協議の調印或いは技術支援の提供など間接的な方法を通じて、中国企業によるネットゲームの運営業務を実際にコントロールしたり、これに参与したりしてはならない。
規定に違反すれば、新聞出版総署が国の関係部門と共に法に基づき調査・処分し、違反が深刻な場合は関連許可証の停止か登記取り消しとなる。

日本エンタープライズが中国でモバイルゲームを販売に・・・朝刊チェック(11/16)

http://www.inside-games.jp/article/2009/11/16/38804.html
日経産業新聞4面「日本エンタープライズ、中国サイトでゲーム販売」
携帯電話向け情報配信の日本エンタープライズは、中国子会社を通じて、現地の携帯電話最大手の中国移動通信集団(チャイナモバイル)が解説した携帯電話専用サイトでゲームなどを販売を開始しました。ゲームが13タイトル、カラオケや英語教育などのソフト9タイトルを用意。価格は1元~15元(約13円~198円)

日経産業新聞4面「東映アニメ、携帯サイトでもアニメ商品販売」
東映アニメーションは携帯電話サイトで、アニメ作品のDVDや関連グッズなどの販売を始めました。これまでのパソコンサイトに加えて販路を広げて販売拡大を目指します。サイト名は「東映アニメ公式ショップ」。利用するにはメールマガジンの会員になる必要あり。

日経流通新聞10面「人気アニメで男性客掴め、セブンはガンダム、ファミマはマクロス」
セブンイレブン・ジャパンは人気アニメ「機動戦士ガンダム」の景品が当たるキャンペーンを始めました。ファミリーマートも「マクロスF」にちなんだ弁当やデザート7品を24日に発売します。セブンイレブンは700円購入するごとに抽選くじを引くことができ、ファミマは「劇場版マクロスF」の公開を記念して24日~12月14日に杏仁豆腐やチャーハンなど7品を販売。そのうち3品は地域ごとの特産品を使った限定になります。

神遊科技、DSiを12月15日に中国で発売―『Nintendogs』を内蔵

http://www.inside-games.jp/article/2009/12/08/39259.html
中国で任天堂製品を取り扱う、iQue神遊科技有限公司は、12月15日にニンテンドーDSiの中国版となる「iQue DSi」を発売します。

カメラ、音楽再生、DSiショップなどの機能は日本などで販売されているものと同等ですが、内蔵ソフトとして『Nintendogs』が追加されています。本体を購入するだけで、ゲームを始められるのは嬉しいですね。

DSiウェアも多数用意されていて、日本での発売時と同程度のラインナップになりそうです。中国でも、2011年3月末までにDSiをインターネットに接続すると1000DSiウェアポイントをプレゼントするキャンペーンが実施されます。また、DSiウェアポイントカードも1000ポイントのものが販売される予定です。

神遊科技では12月中順から年明けにかけて、上海など複数の都市で体験会を実施する予定にしています。DSと比べて、不正コピー対策が強化されているDSiですが、中国市場ではどのように受け入れられるのでしょうか。