レベルファイブ

Last-modified: 2010-10-29 (金) 00:07:05

http://www.level5.co.jp/index.php

株式上場などの質問が飛んだが、

この点については「考えていないわけではない。でも今は、会社にスピード感が必要なとき。断定できないが、慎重に判断したいと思う」とコメントするに留めた。
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080208/level5.htm
level509.jpg

日野はプレステ出の人としては珍しくSCEべったりじゃないんだよな

その辺の話はここが良い。

http://www.jp.playstation.com/psworld/interview/200612/index.html
「僕がSCEに行ったのは、当時SCEが推進していた100%出資によるサテライトカンパニーにしてくれないかな、
という提案をしたかったからなんですよ。独立といってもゼロからのスタートは厳しいですからね」

しかしそんな日野さんに?

「佐藤さんは、サテライトカンパニーではなく、SCEからの支援はちゃんとするから、自分たちで会社を起こしなさいとアドバイスしてくれたんです。どういう思惑があって、そう助言してくれたのかは未だにわからないんですが(笑)、あのひと言で、自分たちで会社をやろうという気持ちが固まったんです。今思えば、僕らが会社の枠に縛られず、自由な発想でゲーム制作ができるようにという親心だったのかも知れないですね」

2007

【インタビュー】レベルファイブ日野晃博社長に突撃!『レイトン教授』と『イナズマイレブン』そしてWiiは!?

http://www.inside-games.jp/article/2007/10/20/24411.html
このインタビューは最終日の日本ゲーム大賞フューチャー賞の授賞式直後に行いました。まずは多数の賞を受賞した感想から。

―――本日はどうぞ宜しくお願いします。まずはゲーム大賞で多数の受賞おめでとうございます!

日野: ありがとうございます。やっぱり嬉しいですね。今回は『レイトン教授と不思議な町』で優秀賞、『レイトン教授と悪魔の箱』と、開発を担当している『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』でフューチャー賞、合計3作品で賞を頂きました。とても有り難いことですね。

―――まずは『レイトン教授』から聞いていきたいのですが、前作のこういう大ヒットは想像されていましたか?

日野: 最初は20万本も行けば、という感じで考えていたので本当に予想以上でした。

―――その要因はどんなところにあったと思いますか?

日野: やはり、徹底的にライトユーザー向けに作ったところでしょうか。『レイトン教授』はアドベンチャーゲームですけど、選択肢は一度も出てきません。だけどちゃんとストーリーを辿っていける作りになっています。全くゲームを遊んだ事がなかったり、ゲームのセオリーというものを知らない方たちが「脳トレ」の次に選んでくれて、遊んでみたら結構楽しめるぞ、と思っていただけたんじゃないでしょうか。普通のゲームの要素も、「脳トレ」の要素も持った、そういう作品だと思います。そこが一般の人にもウケた要因だと思います。女性のユーザーも非常に多いんですよ。

―――なるほど。それでは「悪魔の箱」の注目点を教えてください

日野: 注目して欲しいのはやっぱりボリュームの面で非常にアップしたということと、全てのナゾが今回の物語用に作られたという点でしょうか。前作「不思議の町」はナゾが強引に出てくる所も多くて、それが良い部分もあったのかもしれないけど(笑)。そうじゃなくて、今回はストーリーに沿った、例えば、鍵穴をあけるときは鍵穴をあけるナゾ、というように、物語に必然性のあるナゾの出し方になっています。そういうところを見ていただければ嬉しいですね。

―――難易度という面ではいかがでしょうか?

日野: 難しさは前作と同じくらいですかね。ただ、あまり辛いナゾ、例えば凄く計算させるような、そういうのは避けようということでやってきました。タッチペンを使って触って楽しいようなナゾを優先して入れました。

―――Wi-Fi対応などは?

日野: 今回はまだ発表できませんが、前作を意識してやっていこうと考えています。どのくらいのボリュームになるかはまだ分かりません。

―――声優陣を見ると「水曜どうでしょう」のファンがいるように思えてならないのですが…?

日野: 僕が大ファンなんです(笑)。

―――安田顕さんが出ると聞いて確信しました(笑)

日野: 実は声の収録の終わりに大泉洋さんと、CMで問題を出す声をあててもらった安田顕さんと、あと何人かで飲みに行く機会があって、二人と話してたら、安田さんが次はどうしても出たいっておっしゃってくれて。「車掌でもいい」っていうんで車掌をやってもらうことになったんです。ここだけの話、藤村Dにも出て欲しいんですよね。

―――映画のプロジェクトが進行中という話でしたが、キャストや時期なんかは? 映画以外の展開も考えられますか?

日野: 詳しくはまだ決まってないですね。公開時期もだいたいというのはあるのですが、決定ではないのでまだ言えません。中身に関しては、プロットなど大筋の部分が大体固まりつつあります。映画以外の展開については、考えてはいるけど、発表できるような確実なものはないといった感じですかね。

―――続いて『イナズマイレブン』についてお聞きします。初めてのジャンルにチャレンジということになります。

日野: 実はサッカーゲームが大好きなんです。『サカツク』(=プロサッカークラブをつくろう、セガ)、『ウイイレ』(=ウイニングイレブン、KONAMI)は全部持ってるし、『LOVE FOOTBALL』(=LoveFOOTBALL 青き戦士たちの軌跡、バンダイナムコXbox360)なんてちょっとコアなゲームも持ってます。いつかは自分でも、と思っていて、『イナズマイレブン』はそんな思いを込めたゲームです。

―――今までにないジャンルですが、その中でもレベルファイブらしさというのはどんな所にあると思いますか?

日野: そうですね、レベルファイブらしさは暖かい作品のイメージとかそういうところだと思いますが、それは『レイトン』にも『イナズマイレブン』にも共通するところがありますね。

―――1000人以上のキャラクターが出てくるそうですが、すごいキャラクター数ですよね。やっぱり全員は見られませんよね

日野: 全員を見るのは大変ですよ(笑)。自分が集めた11人が他の人のイレブンと違うというのがやっぱり面白いところなんですね。ポリゴンも一人一人違うし、顔のグラフィックも違う。一人分を構成するセットが沢山あって、凄く手間がかかってる所です。

―――その他にこだわった点があれば聞かせてください

日野: やっぱりみんなで遊ぶことができるという所ですね。『レイトン』も同じですが、サッカーゲームのユーザー層を広げようという意識があります。子供達がみんなで遊べるように敷居を低くしたいので、反射神経が必要な指先だけで遊ぶゲームじゃなくて、頭を使って遊ぶゲームにしたいという思いです。戦略を立てて遊べるのがこの作品のおもしろいところだと思うので。

―――みんなで遊ぶという点ではWi-Fiはどうですか?

日野: Wi-Fiは何らかの対応をするつもりです。もちろんワイヤレス対戦にも対応します。

―――日野さんとして今後こんなゲームを作っていきたいというのはありますか?

日野: 毎回同じ事はやりたくないですね。そういう思いもあって、今回サッカーゲームを作ったので、次も新しい事をやりたいですね。

―――Wiiもそろそろどうですか?

日野: Wiiは本当に面白いハードなので、近いうちに作りたいと思ってます。

―――最後に2つのゲームに期待してる読者の方に一言コメントを

日野: 「悪魔の箱」に関しては、前作よりさらにナゾはボリュームアップしているし、ストーリーもスケールアップして、豪華な出演者にも参加していただき、全ての要素が絡み合って、映画級と呼ぶにふさわしいものになりました。テーマ曲はSalyuさんに歌って貰いました。すごく力をかけたタイトルで、単なるゲームを超えた作品になってます。前作とはイメージが大分違っているので、期待して欲しいと思います。「不思議な町」が好きだった人は何倍も楽しめるし、新しいユーザーも楽しめる、本当に良い作品になっているので、ぜひぜひ期待してください。

日野: 『イナズマイレブン』に関しては、まだまだ体験版の段階ですが、新しい作品で、こういうサッカーゲームがサッカー文化に影響を与えて未来の日本代表を生むような、そんな夢を持っています。とてもチャレンジした作品なので期待してください。

―――本日はどうもありがとうございました!

2008

『LEVEL5 PREMIUM GOLD』明日からGAME TSUTAYAでレンタル開始へ

http://www.inside-games.jp/article/2008/02/20/27227.html

レベルファイブによれば、1月と2月に全国4会場で開催された、「次世代ワールドホビーフェア '08 Winter」の会場にて小学生限定で配布した『LEVEL5 PREMIUM GOLD』が明日2月21日より全国のGAME TSUTAYA(TSUTAYAのゲーム取り扱いテンポ)約480店舗にてレンタル開始されるそうです。

これは、春発売予定の『イナズマイレブン』の体験版、年末に発売された『レイトン教授と悪魔の箱』の体験版、そして『LEVEL5 PREMIUM』の為に制作された特別ソフト『レイトン教授とロンドンの休日』、の3タイトルが収録されているものです。「次世代ワールドホビーフェア '08 Winter」のレベルファイブブースにて小学生限定、各会場5000本が配布されました。

収録されている『イナズマイレブン』では、『LEVEL5 PREMIUM GOLD』に収録されているもの、『レイトン教授と悪魔の箱』の製品版に収録されているもの、と対戦することも可能になっているそうです(ソフトは2本必要)。

気になる方は明日以降、GAME TSUTAYAに足を運んでみてください(レンタルには、レンタル会員である必要があります)。

レベルファイブ スタジアムのこけら落としセレモニーが16日開催

http://www.inside-games.jp/article/2008/03/12/27714.html
レベルファイブは、先日命名権を獲得したレベルファイブ スタジアム(旧: 博多の森球技場)について、3月16日のアビスパ福岡開幕戦で、こけら落としとなるセレモニーを実施すると発表しました。レベルファイブ スタジアムとなって初のイベントで、福岡市長も参加するということです。

開幕戦セレモニーでは、福岡市の吉田市長、アビスパ福岡の都筑社長、レベルファイブの日野社長の3名によるテープカットが行われ、日野社長がアビスパ福岡の名誉サポーターに就任します。またアビスパ福岡のキャラクターのアビー君と『イナズマイレブン』のキャラクターの円堂君によるPK対決が行われるほか、来場者プレゼントとしてDSを持参した小学生先着100名に限定版DSソフト『LEVEL5 PREMIUM GOLD』がプレゼントされます。

2009

【GDC 2009】面白いタイトルをしっかり売るには!? レベルファイブのプロデュース術を日野社長が大公開

http://www.inside-games.jp/article/2009/03/26/34411.html
俗に隠れた名作と言われるような、内容は面白いのに売れなかったゲームというのは世の中に五万とあります。しかし、いかに名作でも売れなければ多くの人には伝わらないし、開発者もハッピーでないし、次のゲームを作る資金も得られない、ではいかに。

滅多にない日野社長の講演ということもあって海外からも多数の参加者がありました 入場の列はまるで基調講演に来てしまったかのようでした

受託開発を中心とするデベロッパーとして成長し、2007年に『レイトン教授と不思議な町』でパブリッシャーとなったのも束の間、昨年は『イナズマイレブン』を成功させ、新たなる10年を踏み出した今年はデベロッパーとしては『ドラゴンクエストIX』があり、自社では『二ノ国』や『ダンボール戦機』『うしろ』など注目タイトルが目白押し。そんなレベルファイブの日野晃博社長が、いかに売れるゲームをプロデュースするかというレベルファイブの考えを披露しました。

まず日野社長はレベルファイブの紹介をしながら、これまでに開発してきた21タイトルの日米欧3地域での平均出荷本数は184万4000本という衝撃の数字を披露します。日野社長はレベルファイブを「毎回ヒットを飛ばすイチローのようなゲームメーカー」と喩えました。

過去の作品1 平均受け上げはなんと
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そしてその秘訣は、企画段階から制作者もプロモーションや、そのゲームにどんな魅力があるのかを考えて制作を進めていく点にあると日野氏は話しました。その中心となるのが「キャッチコピー」と「ブームトリガー」というポイントです。

■キャッチコピー プランニング

キャッチコピーはこの場合、キャッチコピーそのものというよりは、キャッチコピーにできる要素と考えた方が適切かもしれません。

1.レイトン教授の場合

レイトン教授の場合に武器となったキーワードは「謎解きとストーリーの融合」「1200万部の多湖先生の監修」「映画級のアニメーションと声優」です。レベルファイブの場合は、発表会を効果的に使っていきます。そこでは大体の場合ゲームのPVが上映されるのですが、日野社長によれば、PVはゲーム開発の初期段階で、着地点を見据えて大胆に制作し、むしろPVに近付けるように開発を進めていくというスタイルを取るそうです。講演で日野社長に並んで登壇したプログラム担当の熊谷氏も「PVができた段階でチームの全員が世界観を共有できる」と評価していました。

そしてゲームが完成すると、前述の3つのキーワードを最も受け入れるだろう層、レイトンの場合はパズルゲームであり、女性が好むであろうタレントを起用したこともあって、普段はゲームを余りプレイしないような女性にターゲットを絞ってプロモーションを展開しました。的確なキーワードで、的確な層にアピールすることで、レイトン教授シリーズは国内外で累計365万本以上というセールスを記録しています。

2.イナズマイレブンの場合

一方で昨年発売した『イナズマイレブン』はレイトンとは全く異なる形で、「漫画やテレビアニメとの完全連動」「笑いが出るほど非リアルな技」「1000人以上の収集可能なキャラクター」というキーワードを企画書の段階から用意していたそうです。日野社長は、多くのキャラクターが登場する点について、作っている途中で面白いキャラクターが増えて結果1000人になったのではなく、最初の段階から「数字のインパクト」や「長く遊べる感」を狙って1000人というのを明確にしていたと説明してくれました。

これらのキーワードを魅力的に思う層ということでターゲットとなったのは8〜11歳という低年齢層です。人気の漫画雑誌やテレビアニメとのコラボレーションで訴求していきます。『イナズマイレブン』はレベルファイブのタイトルの中では、現時点で32万4000本と、それほど多い数が出ているわけではありませんが、メディアミックスで継続的にアピールしている甲斐があって、まだ週間5000本前後で推移していて、今後発売する続編ではスタートから期待が持てるのではないかということでした。また、キャラクターグッズが非常に好調で、ゲーム以外でのビジネスも大きくなっていると指摘していました。

3.二ノ国の場合

DSなどで発売予定の『二ノ国』はレベルファイブ10周年記念作品として、スタジオジブリがアニメーションを、久石譲氏が音楽を担当するというゲームです。ただ、当初は10周年を記念した「売れなくても意義のあるゲームを作ろう」という事でスタートした企画だということで、戦いを描いたゲームが多い中で「戦わずに冒険する」や、「魔法の本を本当に手に持ってプレイする」といったところをキーワードにしていたそうです。それがスタジオジブリとのコラボレーションが決定したことで、全てのウリはそことなったと日野社長はコメントしていました。

これらの事例から分かるように、一般的にゲーム開発とプロモーションというのは分離されていて、ゲームを開発した後に、生まれたアピールポイントをプロモーションに活用していくスタイルを取るところを、レベルファイブの場合はゲーム開発者が企画書を書く段階からプロモーションやPVで使う言葉までイメージして明確に定めて制作に入っていきます。日野社長は「面白いけど売れないという不幸な作品は本当に勿体ない。企画する段階、作る段階から企画者や開発者がしっかる売ることを意識して作れば、面白くかつ売れる作品になる。そしてその魅力を一番受け止めてくれそうな人にプロモーションをしていくのが非常に大事」とコメント。「多くの人に楽しんで貰える可能性のあるエンターテイメントにも関わらず、そういうことを考えて作るのはヨコシマだという風潮もあるが、買ってくれるユーザーをどう楽しませるか考えるのは非常に重要なこと」と指摘していました。

■レベルファイブのもう一つの秘密

■ブームトリガー

的確なキーワードと的確なターゲット層を狙ったとしても、100万本を超えるような大ヒットに繋げていくには、ある種のブームを生み出す必要があります。レベルファイブがもう一つ狙うのは「ブームトリガー」=「ブームを引き起こすための仕掛け」という考えです。ゲーム自体が面白いのは大前提として、この、ブームを引き起こすための仕掛けをゲームに幾つも織り込んでいくことで、爆発を狙います。

日野社長によれば「ブームトリガー」は、口コミや情報交換を誘発していく「コミュニケーションギミック」と、長いプレイ時間を継続させる「エクステンションギミック」の2つで構成されます。長く遊べるゲームであれば、話題になる期間も長く、ブームに火が付く可能性も高くなっていきます。また、長く遊べるゲームは中古市場に流れ難いというメリットもあります。

『レイトン教授』の場合、「コミュニケーションギミック」は"ナゾを他人に解いてもらう"ということに尽きます。難しいから他の人に代わってもらうというシチュエーションも考えられますし、お前これ解ける?という挑戦的な場合も考えられます。人と一緒にプレイしてもらうことで世界を広げます。「エクステンションギミック」と言えるのはレイトンには多数のサブゲームが収録されている点や、新たなナゾの配信を1年間行ったことが挙げられます。第一作目の「不思議な街」は初回12万8000本から、瞬く間に火が付き、最終的には93万6000本までセールスが伸びていて、明確にブーム化したと言えます。

一方の『イナズマイレブン』の場合は、「コミュニケーションギミック」は数多のキャラやスキルの入手方法の情報交換であったり、対戦だったりです。「エクステンションギミック」としては、1000人という途方も無い数のキャラクター集めや、こちらも配信で1年間に渡って選手や技を配信すること、クロスメディア展開によって話題性を継続させるといったことが挙げられます。『イナズマイレブン』の場合も初回の15万6000本から、半年後も数字を伸ばしていて、現在は34万2000本となっているそうです。

日野社長は最後に、「売れることで開発チームの雰囲気がガラリと変わった」と指摘します。ゲーム開発現場はどこも異常に大変で、肉体も精神もすり減らします。それが残念な結果になればチームの落胆ぶりは想像し得ないほどです。逆に成功してユーザーからの手紙を読んだりした時の嬉しさというのは報われた瞬間です。面白いゲームを作るには開発チームの士気は高くなくてはならず、単に高い技術や面白い要素を詰め込むだけでなく、きちんと結果を出すプロデュースが求められていると日野社長は話しました。

講演の終わりには2009年発売予定の『ニノ国』のトレイラーが流されました。残念ながら撮影禁止でお伝えできずに残念ですが、レベルファイブ流の人をぐっと引きつける内容で、ジブリテイストも強く、数十秒の短いものながら期待させるのに十分な内容でした。『ニノ国』に関しては「もうじき大発表する」ということでしたのでお楽しみに。

あの超ビッグタイトルも登場!? レベルファイブ、「ROID」を6月1日スタート

http://www.inside-games.jp/article/2009/04/01/34527.html
レベルファイブは、未来のゲーム機をコンセプトとした、仮想ゲーム機型ポータルサイト「ROID」を2009年6月1日よりオープンすると発表しました。「ROID」に登録すると、仮想ゲーム機が手に入り、世界中のどこからでも購入したゲームをPCと携帯電話の両方でプレイできます。

配信されるゲームはまだ明らかにされてませんが、オリジナルのゲームが盛り沢山で、「驚きのあの超ビッグタイトルも登場する」とのこと。1枚だけ公開された画面ショットは想像を膨らませてくれるものです。ラインナップが明らかになる日が待ち遠しいですね。

【LEVEL5 VISION 2009】遂に映画化実現「レイトン教授と永遠の歌姫」

http://www.inside-games.jp/article/2009/08/25/37295.html
劇場版アニメ「レイトン教授と永遠の歌姫」がいよいよ12月19日より全国東宝系で公開されます。LEVEL 5 VISION 2009では、本作に関する詳細も明らかにされました。

映画のテーマは「ナゾトキ×感動」。描かれるのは、レイトン教授とルーク少年の初めてのナゾトキ冒険旅行です。

オペラ歌手として有名なジェニスからやってきた一通の手紙。「友人が"永遠の命"を手に入れたと言って、私の前に現れたんです。しかも幼い女の子となって・・・。本当でしょうか?」手紙で寄せられた謎を解くため、レイトン教授とルーク少年の最初の物語が始まります。

声優はお馴染み、レイトン教授役の大泉洋さん、ルーク少年役の堀北真希さんに加えて、ジェニス役には声優・歌手と活躍中の水樹奈々さんが起用されます。水樹さんは「今回はオペラ歌手の役ですから、演じるのも歌うのも楽しみにしています。私の歌う唄が、映画のナゾトキの重要な鍵となるようなので、どんな唄か今からワクワクしています」とコメントしています。

また、大泉さんは「レイトン教授がアニメ映画化という事で、僕自身大変楽しみにしています。劇場での英国紳士ぶりをご期待ください!」、堀北さんは「ルークは私が初めて声優に挑戦したキャラクターで、とても思い入れがあります。今度は映画、レイトン教授を皆さんに楽しんでもらえるよう気持ちを込めてルークを演じたいと思います」とコメントしています。

映画は12月19日より全国東宝系で公開予定。お楽しみに。

【LEVEL5 VISION 2009】4ギガビット大容量ROMを初採用!『二ノ国』2010年

http://www.inside-games.jp/article/2009/08/25/37293.html
レベルファイブは、現在鋭意製作中のニンテンドーDS向けファンタジーRPG『二ノ国』を2010年に発売することを発表しました。

『二ノ国』のアニメーション作画をスタジオジブリアニメーション監督・百瀬ヨシユキ氏が、音楽を作曲家の久石譲氏が担当します。また、ゲームを彩る豪華声優も発表されました。

主人公/オリバー役 多部未華子
ヒロイン/マル役 長澤まさみ
シズク役/古田新太
ジャイロ/大泉洋
ニャンダール役/八嶋智人
カウラ役/渡辺えり
ブヒーデン役/溝端淳平
アリー役/黒田知永子

そして『二ノ国』のエンディングテーマ曲が「心のかけら」に決定。壮大なテーマ曲を歌うのは、アーティストの麻衣(「崖の上のポニョ」ひまわりの家の輪舞曲ボーカル)、作詞は鈴木麻実子(「耳をすませば」カントリーロード訳詩)、作曲は久石譲と、超豪華メンバーとなっています。。

『二ノ国』は、9月24日~27日に開催される東京ゲームショウで実際にプレイ出来る対鍵盤を出展します。新たに公開された新システムやスタジオジブリのアニメ、久石譲さんの音楽などが詰まった体験版となっています。

なお、発表によると『二ノ国』で採用されているDSカードは4ギガビットのROMを採用しているとのこと。これはDS史上初になります。

公式サイトも本日オープンしました。こちらもぜひアクセスしてみて下さい。

『二ノ国』は、2010年に発売予定で価格は未定です。

(C)LEVEL-5 Inc.

【TGS2009】日野晃博×名越稔洋 名クリエイターがゲームへの思いを熱く語る

http://www.inside-games.jp/article/2009/09/28/37902.html
東京ゲームショウ2009最終日の午後から、日本ゲーム大賞を揃って受賞したレベルファイブの日野晃博社長とセガのCS研究統括本部長の名越稔洋氏が「クリエイターズトークショウ」と題した対談を行いました。

意外にも(?)頻繁に情報交換する仲良しという二人。司会はよゐこの有野晋哉氏、エンターブレインの浜村弘一氏が担当。滅多に聞けない二人のゲームに賭ける思いが語られました。

最初のテーマは「ユーザーの広がりと変化」。近年、ニンテンドーDSやWiiのヒットで、ゲームをプレイするユーザー層が大きく広がっています。まずは『レイトン教授』シリーズで女性ユーザーを獲得したレベルファイブの日野氏が口火を切りました。

「第一作の『レイトン教授と不思議な街』はお母さんでもクリアできる、選択肢のないアドベンチャーゲームを作ろうということでスタートした作品で、結果として女性ユーザーの方が多いという珍しいゲームになりました。DSというハードを活かして、タッチで遊べるパズルを中心に構成し、プレイ間隔が空いても目的を忘れないように、常に画面上に次にすべきことを表示しています」

常にヒントを出すというアイデアは開発スタッフからは「簡単になりすぎる、ワクワク感が損なわれる」という反対もあったそうです。しかし、余り頻繁にゲームをしないユーザーにとっては嬉しい機能です。また、次の目的を忘れてしまったためにゲームを辞めてしまう、ということを防げます。

一方の名越氏は「どちらかと言うと、僕はお母さんに嫌われるゲームを作っていて・・・(笑)」と切り出します。

「『龍が如く』の場合は、ターゲットを絞り込むことで成功しています。実際にユーザー層としては、30代以上が7割で、5代以上も2割います。おじいちゃんから感想が届いて"説明書の字が小さい"という指摘があったこともあります。でもそれは嬉しいですよね。逆に小学生から"全部遊んだ"と言われてちょっと複雑な気持ちになったこともあります」

とのコメントでした。続いては「これからのゲームについて」というテーマ。

日野氏は「『レイトン教授と不思議な街』で初めてパブリッシャーとなって、普通の事をやっても目立てないという思いが最初にありました。それで何か仕掛けをしようと考えて、DSの小さい画面でも本格的なムービーを作り、音声を消して遊んでる人も多いでしょうが、豪華な声優陣を起用しました。あるユーザーさんには"超大作カジュアルゲーム"という言い方をされ、確かにいいキーワードだなと。『イナズマイレブン』の場合はマンガやアニメ、『二ノ国』の場合はスタジオジブリと久石譲さん。沢山のゲームがある中で、目立つ工夫が必要じゃないかと思います」との答え。

日野氏は「ゲームを作るのと同じくらい、仕掛けを考えるのも楽しい」と語っていました。

一方の名越氏は「『龍が如く』は口コミで広がったゲームです。その内容は多分人それぞれで、ある人にとっては"ドンキが出るゲーム"で、ある人にとっては"キャバクラに行けるゲーム"、ある人にとっては"裏社会を描いたゲーム"、ある人にとっては"有名な俳優さんが出てるゲーム"そういうあらゆる切り口が出来る"龍が如く"というジャンルにとっては、コラボレーションが命だと思っています」との回答。

また名越氏は「"信念と責任"がプロデューサーでありアーティスト、そしてアーティストでありビジネスマンである人間にとっては重要ではないか」と言います。「裏社会を描けば注目を集められます。でも、ただそれだけじゃ面白いゲームにはなりません。描くべきものを自身が消化し、何を見せれば面白いものになるのか。それはシリーズを進めれば更に洗練されたものになっています」と語りました。

名越氏は「今やゲームは色々な形で遊べます。通信端末も、昔は一家に一台の電話しかなかったものが、今では沢山のものが溢れ、それぞれにゲームが存在します。なので、まずは自分が置かれている環境がどういうものなのかを把握しなくてはいけません。そして、頭でっかちに知っているだけじゃなくて、自分ができる、ピュアに作りたいと思う物を作らなくては人には伝わりません。僕の場合も、昔はレースゲームを沢山作っていたのですが、今はもっと自信のあるゲームを作るようにしています」と、自分の置かれている状況を知りながら信念を貫くことが重要だと言います。

対する日野氏は「伝えたいことが伝わってくる、筋の通ったゲームをもっと見たいですね。売れるかどうかは分からないけど言いたいことは分かる、そんなゲームはプロモーションさえ上手くやれば売れます。そういう作品をちゃんと作れば広がっていきます。今の『龍が如く』なら何でも挑戦できます。自分が信じる事をちゃんとやって、言いたいことを言う、それが必要かなと思います」という回答でした。

トークショウは約1時間で、非常に短い時間でしたが、二人の今輝くクリエイターの言葉に、詰めかけた多くの来場者は興味深そうに耳を傾けていました。

2010

レベルファイブ、海外進出へ・・・年内にも英米に拠点

http://www.inside-games.jp/article/2010/02/25/40636.html
レベルファイブが年内にも米国と英国に子会社を設立して海外市場に進出することが明らかになりました。西日本新聞が伝えています。

『レイトン教授と不思議な町』でパブリッシャー事業に進出した同社ですが、これまでレイトン教授シリーズは海外では任天堂が取り扱ってきました。

まず今夏にも100%出資の子会社を米国に設立。続いて年内には英国にも同様の子会社を設立します。

日野晃博社長は「海外は市場の広さを感じる。世界に手を広げ、世界一のブランドに成長したい」と話しています。

レベルファイブは『白騎士物語』(ソニー・コンピュータエンタテインメント)、『ドラゴンクエスト9』(スクウェア・エニックス)などの受託開発を行うほか、自社ブランドで「レイトン教授」シリーズ、「イナズマイレブン」シリーズを展開。今後もスタジオジブリとのコラボレーション作品『二ノ国』や『ダンボール戦記』などの発売を予定しています。

2009年7月期の売上高は約70億円。2010年7月期はヒット作があることから100億円超を見込んでいるとのこと。

レベルファイブ、北米拠点を9月に開設・・・LEVEL-5 Internation America

http://www.inside-games.jp/article/2010/06/02/42385.html
レベルファイブは、米国カリフォルニア州ロサンゼルスのサンタモニカに初の海外拠点となる「LEVEL-5 Internation America Inc.」を2010年9月に設立すると発表しました。

また、2011年には欧州にも拠点を設置予定とのこと。

同社の日野晃博社長は以前のインタビューで、北米の拠点は日本からのスタッフと現地採用の10人程度のチームで立ち上げると話していました。また、ゆくゆくは任天堂に委託している『レイトン教授』シリーズのパブリッシングも自社で行っていきたいと意欲を示しています。

レベルファイブ、『レイトン教授と奇跡の仮面』をニンテンドー3DSソフトとして発売決定

http://www.inside-games.jp/article/2010/06/16/42633.html
レベルファイブは、『レイトン教授』シリーズ最新作『レイトン教授と奇跡の仮面』をニンテンドーDS用ソフトとして開発されていましたが、新ハード「ニンテンドー3DS」での制作になったことを発表しました。

『レイトン教授と奇跡の仮面』は、新しいアイディアをたくさん詰め込んだ最高の「レイトン教授」を目指して現在鋭意制作中です。

テーマは「ナゾトキ×3D」で、ニンテンドー3DSだから実現できる立体視を用いて、過去のシリーズにはなかった奥行きのある世界の中で、レイトンとルークの冒険を楽しむことができます。

3D立体視を生かした新次元のナゾトキ・・・今から楽しみですね。

なお、ニンテンドー3DSの移行に伴い、発売日が今秋から未定に変更されました。ニンテンドー3DSと同時発売の可能性は高そうです。

『レイトン教授と奇跡の仮面』は、発売日価格共に未定です。

(C)LEVEL-5 Inc.

『二ノ国』PS3でも発売決定

http://www.inside-games.jp/article/2010/06/24/42841.html
レベルファイブは、本日開催した「『二ノ国』制作発表会」の席で、スタジオジブリとの共同開発を進めてきたファンタジーRPG『二ノ国』について、ニンテンドーDSに加えてプレイステーション3でも発売すると発表しました。

プレイステーション3にて発売される『二ノ国 白き聖灰の女王』は、ニンテンドーDS版と同じ軸の物語かつ、全く異なる内容で制作されています(データや仕様、ストーリー展開も別)。企画/シナリオ/総監督は日野晃博氏、アニメーション作画はスタジオジブリ(百瀬ヨシユキ氏)、音楽は久石譲氏です。

レベルファイブ主催のゲームコンテスト「ゲーコン2000」、企画部門を新設

http://www.inside-games.jp/article/2010/08/06/43608.html
レベルファイブが開催するゲームコンテスト「ゲーコン2000」は、新たに「ゲーム企画部門」を開設したことを発表しました。

「ゲーコン2000」は、若いクリエイターの才能と「新しい」「自由な」発想のゲームを発掘するために、レベルファイブが開催する国内最大級のゲームコンテストです。

優秀な作品は商品化の可能性もあり、年間賞金総額2,000万円(郵便為替にて進呈)、ゲーコングランプリ500万円、プラチナプライズ300万円、ゴールドプライズ100万円、シルバープライズ50万円、ブロンズプライズ20万円、特別賞10万円、非常に大規模なコンテストとなっております。

そして今回からは、プログラミングなどの専門知識が不要なアイデア1つで誰でも勝負できる 「ゲーム企画部門」が新たに設置されました。携帯電話およびスマートフォンでプレイ可能なゲームを募集する「モバイル・スマートフォンゲーム部門」、家庭用ゲーム機および携帯電話、スマートフォン向けの企画を募集する「ゲーム企画」、あわせて2部門での募集となります。
(いずれもFLASHゲーム/ブラウザゲームでも可)

締め切りは2010年12月末日。応募条件は、年齢・国籍・プロ・アマ・個人・団体などは問わないとのことですので、これぞというアイデアをお持ちの方は詳細を確認して応募してみてはいかがでしょうか?

【速報】レベルファイブ、ニンテンドー3DS向けタイトルを5タイトル開発 ― 『レイトン教授vs逆転裁判』など

http://www.inside-games.jp/article/2010/10/19/45143.html
レベルファイブは、本日開催した「LEVEL5 VISION 2010」にてニンテンドー3DS向けタイトルを一挙発表しました。

発表されたタイトルは以下の5タイトル。既に発表されている『レイトン教授と奇跡の仮面』は2011年春発売予定。さらにケータイで人気の『キャバ嬢っぴ』がニンテンドー3DS向けにRPGとして発売される事になりました、

またハードが不明だった『タイムトラベラーズ』はニンテンドー3DSに決定。さらにニンテンドーDS向けに制作していた『ファンタジーライフ』はニンテンドー3DSにハードを移行することになりました。

そして、レベルファイブの『レイトン教授』とカプコンの『逆転裁判』がコラボレーションした新作『レイトン教授vs逆転裁判』がサプライズ発表されました。対応ハードはニンテンドー3DS、シナリオは『逆転裁判』シリーズのシナリオを手掛けているカプコンの巧舟氏が担当します。

それぞれ詳しい情報は届き次第お伝えします。

【LEVEL5 VISION 2010】3DS新作一挙発表!『キャバ嬢っぴ』『タイムトラベラーズ』『ファンタジーライフ』『レイトン教授vs逆転裁判』

http://www.inside-games.jp/article/2010/10/19/45142.html
10月19日、レベルファイブは「LEVEL5 VISION 2010」を開催します。

本日は新作タイトルの情報や未公開タイトルが発表される予定で、会場からリアルタイムで最新情報をお届けします。

まずはニンテンドーDSソフト『二ノ国 漆黒の魔道士』から。今日は未公開のシステムを開発スタッフ自ら説明します。ソフトに同梱される本「マジックマスター」を使った仕掛けを披露します。町の宿に泊まる事で夢の世界に行く事が出来ました。そして「マジックマスター」にも同じ絵が描かれている所があり、見比べながらゲームは進行。宝箱を調べると、謎が出題されました。下画面には文字入力画面。一種の間違い探しを想像してもらうと分かりやすいかも。そして謎が解けると宝箱が開くという仕組み。「つまりマジックマスターは魔法を使うためだけでない」と日野社長。

『二ノ国』ではイマージェン(モンスター)を仲間にすることができ、それを育てる事が出来る。そして一緒に戦う事も可能。そして育てると進化し、新たな姿になります。そしてDSを2台用意してモンスター同士で対戦することも出来ちゃいます。対戦はフォーメーションが大きく重要、上手く使う事で戦闘を有利に進めるといった戦略性あるバトルが楽しめるようです。イマージェンは350種類以上登場。おまけとは言わせない、

新システム「旅するたまごシステム」が遂に公開。すれちがい通信により交換する事が出来ます。相手からきたたまごは割る事が出来る。アイテムやレアなイマージェンが出るとのこと。プレイヤーは割るか割らないかを選択することができ、たまごのレベルが高いとたまごポイントが低いと割る事が出来ないジレンマを楽しんで欲しいとPR。仲間内で回してもいいですね」と日野社長。

そしてカジノも収録。『ドラゴンクエストIX』ではカジノは登場しませんでしたが、『二ノ国』では沢山楽しむ事が出来ます。

さらに「魔道士通信」により、発売から1年間アイテムやクエストを配信します。配信は12月9日から。レベルファイブの作品は長く遊んで貰いたいよう、採用しています。

『二ノ国』のTVCCMには芦田愛菜さんが登場します。

そしてPS3『二ノ国 白き聖灰の女王』は両方遊ぶ事でより楽しむ事が出来ます。PS3版は今後の発表会で披露される予定です。

続いては『レイトン教授と奇跡の仮面』です。ニンテンドー3DSソフトが2タイトル目で紹介されます。2011年春発売です。

「今回は途中で全部作りなおしました。驚きの立体アニメーションを始め、全ての面でパワーアップしています」(日野社長)
現在のレイトンと若か知り日のレイトン、2つの時間軸で物語が進行します。問題は完全オリジナル。

そして365日毎日配信される「日刊ナゾ通信」が注目、携帯ゲームでは初の試みとなっています。

「前作から1年の話で、とにかく素晴らしいストーリー、立体アニメーション、新しいナゾの数々、ゲームでお会いしましょう」大泉氏
「前作は影のあるルークを演じさせていただきましたが、今回は明るいルークになっています」堀北さん

テーマソングは松任谷 由実さんが担当。

ここでニンテンドー3DS実機でプレイ。ただし、今回は立体視ではない画面でのプレイになります。本当は飛び出して見えるのですが、今回はスクリーンの表示上、お伝えできず。が、レイトンやルークは3Dポリゴンで表現されます。モーションキャプチャーによりアニメーションを表現。普通のイベントシーンでも生き生き動きます。3Dになっても2Dの頃の雰囲気は損なわれず、ここが苦労したポイントであると語っています。
「E3バージョンから作りなおしました。町の中もさりげなく立体なシーンになっており注目です」(日野社長)

噴水からとうもろこしが?ここでナゾが出題。これは体験版だけの仕様とか、とうもろこしの中をてんとう虫がゴールを目指します。クリアすればお馴染みの「ナゾ解明!」のシーンも3Dになっていますとのこと。

3タイトル目は『イナズマイレブン3』。シリーズ累計販売本数は160万に。12月12日、幕張メッセで第2回ファン感謝祭を開催。

『イナズマイレブン3 世界への挑戦!! ジ・オーガ』がオープニングムービーを上映。映画と連動したストーリーが新たに収録されます。発売は12月16日です。イナズマイレブンモバイルは17万5000人を突破。11月1日からソーシャルゲーム「イナズマイレブン バトルコネクション」のサービス開始します。

なお、映画「イナズマイレブン 最強軍団オーガ襲来」は3Dと2Dの2種類で12月23日より公開されます。最後には『イナズマイレブン3』オープニング曲「気合でハリケーン」を生で披露されました。

4タイトル目はレベルファイブ初のPSPソフト『ダンボール戦機』。ゲーム、アニメ、マンガ、プラモデル、4つのクロスメディアで展開されます。アニメにも日野社長がしっかり関わっており、任せっぱなしではない所がポイント。そしてプラモデルがバンダイから発売されます。いずれもゲームクリエイターが深くかかわる事で、作品にズレがあまりない所を意識して制作しているとのこと。会場ではアニメ、プラモデル、ゲーム、3種類のプロモーション映像が上映されました。そして発売日が2011年3月17日、価格は5980円に決定したことが明らかになりました。

パッケージはかなり大きい箱で発売され、さらにプラモデルが同梱されます。初回特典などではなく、全てのパッケージに主人公が持つ「AX-00」を手に入れる事が出来ます。なお、単体での発売予定はなし。ソフトを買った人だけ持つ事が出来るプラモデルということになります。

ここで10分の休憩に。後半はいよいよ未公開タイトルも発表されるようです。

後半1タイトル目は『ミステリールーム』。アタマニアシリーズでは初のオリジナルタイトルでもあります。「空想推理ゲーム」がキーとなっており、音楽は古代裕三さんが担当しています。

続いて「ROID」関係の情報が続いて公開。『二ノ国 ホットロイド』12月9日に進化。コミュニティ機能が対応。さらに完全新作も予定。さらに『イナズマイレブン ダッシュ』が12月23日に配信されます。

そして『キャバ嬢っぴ』にも新展開。ニンテンドー3DS化決定!本日の隠し玉1本目となります。ジャンルはRPGです。2011年発売。

『タイムトラベラーズ』はレベルファイブ初のサスペンスアドベンチャーに。そしてニンテンドー3DSでの発売が決定しました。ステージにはディレクターのイシイジロウ氏が登壇。1つ目は物語にこだわった作品である、2つ目はレベルファイブ移籍後初の作品なので新しい物を追求していきたい、2つのポイントを説明しました。
「もっと喋りたいのですが、今日は話すタイミングではないので次の機会にしたいと思います」(イシイジロウ)
「50万本、100万本売れるタイトルに育てたい」(日野社緒)

そしてレベルファイブ×ブラウニーブラウンが制作している『ファンタジーライフ』、こちらはニンテンドー3DSソフトになりました。音楽を手掛けている植松氏のビデオメッセージを上映。
「歌物が21曲、被らないよう制作・努力しています。自分のターニングポイントになる作品にしたいと思います」(植松氏)

イメージイラストは天野喜考氏が担当。『ファンタジーライフ』の気になる発売日は2011年予定です。

最後は『レイトン教授vs逆転裁判』、ニンテンドー3DSで発売に!シナリオは巧舟氏が担当。

「逆転裁判では出来ない裁判は出来ないかと言う所からスタートした、そこで魔女審判と言うキーワードを出しました」(巧舟氏)
「まさかOKしていただけるとは思いませんでした、『逆転裁判5』を作らないでいいのでしょうか(笑)」(日野社長)

「僕達とレベルファイブさんと協力して、皆さんの期待に応えられる作品にしたいと思います」(巧舟氏)

最後の最後でビックなサプライズが発表されました。まさか『レイトン教授』と『逆転裁判』がコラボレーションするとは驚きです。

「レベルファイブは現時点でニンテンドー3DS向けタイトル5作品が発表されました。立体視を使って面白いことができるのではにかと思っています。御期待下さい」(日野社長)

なお、海外展開についても説明。アメリカ拠点から多くのタイトルを世界に発信していくとのことです。

最後に日野社長からメッセージ
「今回はボリュームたっぷりの内容になりました。これからもレベルファイブは面白い事をしていき、ゲーム業界を盛り上げていきたいと思います。本日はレベルファイブの発表会にお越し頂き、ありがとうございました」と、イベントを締めくくりました。

レベルファイブ、ニンテンドー3DS向けタイトルを5タイトル開発 ― 『レイトン教授vs逆転裁判』など 2010年10月20日(水)

http://www.gamebusiness.jp/article.php?id=2288
レベルファイブは、昨日開催した「LEVEL5 VISION 2010」にてニンテンドー3DS向けタイトルを一挙発表しました。

発表されたタイトルは以下の5タイトル。既に発表されている『レイトン教授と奇跡の仮面』は2011年春発売予定。さらにケータイで人気の『キャバ嬢っぴ』がニンテンドー3DS向けにRPGとして発売される事になりました、

またハードが不明だった『タイムトラベラーズ』はニンテンドー3DSに決定。さらにニンテンドーDS向けに制作していた『ファンタジーライフ』はニンテンドー3DSにハードを移行することになりました。

そして、レベルファイブの『レイトン教授』とカプコンの『逆転裁判』がコラボレーションした新作『レイトン教授vs逆転裁判』がサプライズ発表されました。対応ハードはニンテンドー3DS、シナリオは『逆転裁判』シリーズのシナリオを手掛けているカプコンの巧舟氏が担当します。

そのほか「LEVEL5 VISION 2010」では、携帯電話向けゲームポータル「ROID」において12月9日からコミュニティ機能が追加されること、『イナズマイレブン』のブラウザゲーム版を開発中であること、ロサンゼルスはサンタモニカにレベルファイブインターナショナルが開設されたことなどが報告されました。