http://www.d3p.co.jp/
http://www.d3i.co.jp/ir/index.html
過去の業績
(注)2006年3月期は決算期変更により、2005年11月~2006年3月までの5ヶ月間となっています。
単位:百万円
売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期純利益 | |
2003年10月期 | 3,042 | 48 | -79 | -103 |
2004年10月期 | 3,057 | 205 | 160 | 160 |
2005年10月期 | 4,358 | 206 | 473 | 116 |
2006年3月期 | 2,319 | -53 | -30 | -139 |
2007年3月期 | 9,784 | 542 | 594 | 147 |
2008年3月期 | 14,286 | 1,069 | 414 | 293 |
2009年3月期 | 12,375 | -1,018 | -1,494 | -2,304 |
決算詳細
ソフト出荷
D3パブリッシャー | 2002 | 2003 | 2004 | 2005 | 2006 | 2007 | 2008 | 2009 |
日本 | 154 | 157 | 94 | 60 | 147 | 131 | 103 | バンナム 子会社へ |
北米 | 33 | 200 | 262 | 365 | ||||
欧州 | - | 57 | 105 | 155 | ||||
アジア | - | - | - | - | ||||
合計 | 154 | 157 | 94 | 93 | 404 | 498 | 623 | |
海外比率 | 0% | 0% | 0% | 35% | 64% | 74% | 83% |
NEWS
2005
『Mr.インクレディブル』の続編が発売決定
http://www.inside-games.jp/article/2005/02/02/15618.html
HQはピクサーの人気作品を題材にして人気を博した『D3パブリッシャー』の続編を開発中であることを正式に明らかにしました。国内では昨年末にD3パブリッシャーから発売されました。今作も期待できるかもしれません。今の所ゲームについて詳しい事は不明です。
ピクサーのTJohn Walkerプロデューサーは「インクレディブルを基にした最初のゲームはBrad Bird監督が映画で描いた迫力のアクションを完璧に再現しました。この新しいゲームはプレイヤーや私達が大好きなインクレディブルの新しい世界に導き最高のスリルと衝撃を味わせてくれるでしょう」とコメントしています。
ゲームはPS2/PC/XBOX/GC/GBA/DS/PSP向けに開発中で、ニンテンドーDS版とGBA版はHeavy Iron Studiosが開発、PSP版はPacific Power & Lightが開発中です。続報が入り次第お伝えします。
D3パブリッシャーがフィールズの子会社に
http://www.inside-games.jp/article/2005/02/15/15738.html
D3パブリッシャーはアミューズメント事業などを展開するフィールズを引き受け先とした第三者割当増資を3月8日に実施し、フィールズの子会社となることを発表しました。この結果フィールズのD3への出資比率は57.3%となります。
両社はこれまでもキャラクター版権などの分野で協力していて、2004年1月に資本提携を行ってきました。フィールズの子会社となることで業績予想等の変更はないとのこと。
またD3パブリッシャーは欧州のDigital Brosとの合弁会社D3DB S.r.l.をイタリアに設立することも発表しました。急成長する欧州市場を睨み、これまでのライセンス方式ではなく主体的に事業展開を行うのが目的だとのこと。出資比率は50%です。
D3パブリッシャーはTSUTAYAのカルチュアル・コンビニエンス・クラブのゲーム事業部が経営陣によるマネジメント・バイ・アウト方式で独立した会社です。
「SIMPLE DSシリーズ」3タイトルが6月30日発売決定
http://www.inside-games.jp/article/2005/04/03/16051.html
D3パブリッシャーの「SIMPLE DSシリーズ」の3タイトルが6月30日に発売決定しました。価格はいずれも2667円です。
『SIMPLE DSシリーズ Vol.1 THE麻雀』はプレイヤーの人数に関わらず2〜4人打ち麻雀が楽しめる本格派麻雀ゲームです。一人でも楽しめるストーリーモードや様々なルール設定で遊べる対局が売りです。1つのカードで複数人で遊べるゲームシェアリングにも対応。
『SIMPLE DSシリーズ Vol.2 THEビリヤード』は9ボール、8ボール、ローテーション、ベーシック、カットスロート、5-9の6種類のルールに対応したビリヤードゲームです。勝ち進んでいくチャレンジモードと最大4人まで1カードで遊べるフリーモードが楽しめます。
『SIMPLE DSシリーズ Vol.3 THE虫とり王国』は憧れの昆虫から見た事も無いような昆虫まで400種類以上の昆虫を捕まえていくゲームです。取ればとるほど森が成長、全ての昆虫を捕まえて図鑑を完成させましょう。
2007
D3Pアメリカが「Ben 10」のライセンスを取得
http://www.inside-games.jp/article/2007/02/07/19974.html
D3パブリッシャーオブアメリカとアニメ専門チャンネル「カートゥーンネットワーク」は、人気のアニメ「Ben 10」を題材としたゲームを家庭用ゲーム機、携帯型ゲーム機、PCの各プラットフォーム向けに開発する権利で合意したと発表しました。両者は以前にも「ハイ!ハイ!パフィー・アミユミ」でパートナーを組んだことがあります。
「Ben 10」は「オムニトリックス」と呼ばれる腕時計型のアイテムを使って様々なヒーローに変身することのできる、ベン・テニソンが主人公になって繰り広げていく物語です。ゲームでもこの変身の能力は生かされそうですね。
「カートゥーンネットワークのBen 10は成功したゲームが持つ全ての要素を兼ね備えています。このようなライセンスで仕事をする機会を与えられることは、スマートで先端的なアクションシリーズを素晴らしいゲームプレイ体験に翻訳する経験を与えられることです」とD3パブリッシャーのCareen Yapp氏は述べています。
ゲームは2007年秋に発売予定だとのことです。
D3海外好調 通期上方修正 国内「エヴァ」海外「NARUTO」
http://animeanime.jp/biz/archives/2007/04/d3_naruto425.html
[ 企業決算 ]
ゲームソフト企業のディースリーは、海外でのゲームソフト販売の好調を主な理由に、平成19年3月期決算を上方修正した。
連結売上高はこれまでの95億8300万円から97億8400万円と小幅な上方修正にとどまった。しかし、経常利益は5億1400万円から5億9400万円、当期純利益は5400万円から1億4700万円と大きく変更された。
同社によると上方修正の主な理由は、国外での業績が予想を上回ったためである。なかでもドリームワークスとアードマン製作の3DCGアニメーションのゲーム化作品である『Flushed Away』(映画の日本タイトルは『マウス・タウン ロディとリタの大冒険』)のソフト販売本数が米国とヨーロッパで大きく伸びた。
このゲームソフトは、米国のアニメーション関係で最も権威があるとされるアニー賞で、最優秀アニメーションゲーム賞を受賞している。ゲームへの高い評価と好調な販売を同時に実現したことになる。
さらに同社が北米でシリーズ展開している『NARUTO』のゲームシリーズと、国内では『CR 新世紀エヴァンゲリオン・セカンドインパクト&パチスロ新世紀エヴァンゲリオン』事業の柱として売上利益に貢献している。国内外と有力アニメタイトルとののタイアップが、企業業績に大きく結びついていることが判る。
さらに国内では販売が伸び悩んだX-box360向けの『地球防衛軍3』も、欧米での発売で売上予算達成に寄与した。
この結果同社のコンシュマー向けのゲームソフト事業は過去最高に達した。また、モバイル事業も過去最高の売上げを達している。
売上高に較べて経常利益の修正幅が大きかったのは、為替差益が発生したことによる。
さらに当期純利益の伸びは、繰越欠損金により税金費用の低いヨーロッパでの収益が予想を上回ったためである。
米国でゲームキューブの『ナルト2』がプレイヤーズチョイスに
http://www.inside-games.jp/article/2007/05/16/20687.html
D3パブリッシャーは子会社で米国で事業を行うD3パブリッシャーオブアメリカが発売したゲームキューブ向け『NARUTO: Clash of Ninja 2』が任天堂オブアメリカの選ぶベストセラータイトル「プレイヤーズチョイス」として低価格になり再発売されることになったと発表しました。
米国ではVIZ Mediaから発売されている「SHONEN JUMP」の人気漫画NARUTOを題材にした『NARUTO: Clash of Ninja 2』は2006年9月に発売され、5か月でゲームキューブのベストセラーゲームトップ5にランクインする人気作品となっているそうです。
「2005年9月のTVシリーズの放映の開始以来、北アメリカでのNARUTO ブランドの人気は確立され、この勢いに乗って、2007年は(任天堂プラットフォームの)NARUTO の年になると期待しております。『
NARUTO: Ninja Council 3』が初のDSのNARUTOゲームとして発売されるに止まらず、2007年秋にはTOMYとD3PAは、シリーズ初となる任天堂WiiでのNARUTOゲーム『NARUTO: Clash of Ninja MVZ』の発売を予定しています」と、TOMYコーポレーション営業部シニアマネージャーのLaura Yoshioka氏はコメントしています。
「我々は任天堂ゲームキューブでのNARUTO の継続的な成功を大変光栄に思っております。19.95ドルという新価格により、『NARUTO:
Clash of Ninja 2』は新たな消費者層を惹きつけることでしょう」とD3PA ワールドワイド・セールスVPのKim Motika氏は話しています。
2008
アルク、TOEIC対策の3タイトルをDSで発売
http://www.inside-games.jp/article/2008/04/29/28736.html
アルクは、D3パブリッシャーと共同で企画・開発したニンテンドーDS向けTOEIC対策ソフト『アルクで身につく!TOEICテスト 文法特訓編』、『同 リスニング強化編』、『アルクで学ぶ!TOEICテスト はじめて編』の3タイトルを5月22日に発売すると発表しました。
リーディングが苦手な方には「文法特訓編」、リスニングが苦手な方には「リスニング強化編」、TOEICに挑戦するのは初めてだという方には「はじめて編」と、それぞれ苦手箇所を克服できる内容になっていますので、自分に合ったソフトで挑戦できます。
「文法特訓編」では、膨大な問題量を限られた時間で解かなければならないというTOEICの特徴に合わせて、素早く解答する訓練ができます。返し読み防止機能搭載では、送り出されてくる問題を自分で前に戻すことができないようになっていて、一度で問題を読み解く集中力を養う事ができます。
「リスニング強化編」ではリスニングセクションPart3・Part4に合わせた練習が可能です。Part3・Part4では質問と選択肢がテスト冊子に印刷されていますので、音声が流れる前に目を通して予測をつけておくことが必須戦略となります。本ソフトでも質問と選択肢が最初に表示され、先読みテクニックを身に付けられるようになっています。
価格はそれぞれ2800円です。この機会にTOEICに挑戦してみてはいかがでしょうか?
D3パブリッシャー、2009年3月期Q1業績を発表―コンシューマー低迷ながらモバイルは好調http://www.inside-games.jp/article/2008/08/05/30600.html
D3パブリッシャーの親会社であるディースリーは、平成21年3月期 第1四半期の業績を発表しました。それによれば、売上高は18億8900万円(前年同期 21億7400万円)、営業利益▲10億9300万円(3700万円)、経常利益▲8億6700万円(1億2200万円)、純利益▲8億5800万円(▲1億2900万円)となりました。
コンシューマ事業では新規に「SIMPLEシリーズ」5タイトルを発売したほか、フルプライスの『CR新世紀エヴァンゲリオン〜使途、再び〜』を発売しました。海外では新規はないものの、前期タイトルの出荷が好調でした。ただ、『darkSector』は競合タイトルもあり、伸び悩み、小売店への販売支援費用を計上しています。コンシューマ事業は売上高16億0500万円に対し、営業損失12億2000万円でした。
一方で、モバイル事業は月額課金、ダウンロード課金ともに好調に推移し、売上高2億8400万円、営業利益2億200万円となりました。
D3パブリッシャー、一年前に出したアニメ版権ゲーのBen10が250万本と発表November 26, 2008
Ben 10 Game Sells 2.5m
http://www.edge-online.com/news/ben-10-game-sells-25m
D3パブリッシャー、一年前に出したアニメ版権ゲーのBen10が250万本と発表。
2008年9月決算より
・PS2・PSP・DS・Wii「BEN10」 106万本(北米・欧州/期間内68万本)
・GBA・GC・DS・Wii「NARUTOシリーズ」 24万本(北米)
・PS2・DS「新世紀エヴァンゲリオン・シリーズ」 16万本(日本のみ)
・Multi「ダークセクター」は伸び悩み
2009
バンダイナムコゲームスがディースリーを1株6万2000円でTOB
2009/02/12 18:00:00
バンダイナムコホールディングス傘下で家庭用ゲームコンテンツの企画・開発・販売を行う、バンダイナムコゲームス(東京都品川区)は2月12日、完全子会社化に向けて、ディースリー株のTOB(株式公開買付)を実施すると発表した。ディースリーはTOBに賛同を表明し、同社株は上場廃止となる見通し。
ゲームコンテンツ展開のさらなる拡大、コンテンツ価値の最大化を図ることで、家庭用ゲームソフト業界におけるスケールメリットを追求する。具体的には、カジュアルゲームの協業、家庭用ゲームコンテンツ事業、業務用ゲーム機器事業、モバイルコンテンツ事業におけるマルチコンテンツ展開を進めるとしている。
TOBの買付期間は2月13日~3月16日で、買付価格は普通株式が1株につき6万2000円、新株予約権が1個につき1円。株式に換算した買付予定数の下限は1万5731株で、応募が同株式数を超えた場合にはそのすべてを買い付ける方針。公開買付代理人は大和証券SMBC(大和証券)。
なお、ディースリーの筆頭株主であるフィールズは、保有する1万2000株(発行済み株式総数の57.04%)について全株式を応募するとしている。
(ZAi オンライン編集部)
http://money.goo.ne.jp/investment/news/zai/news_9501.html
バンダイナムコ、D3パブリッシャーを買収へ―友好的TOB
http://www.inside-games.jp/article/2009/02/12/33637.html
バンダイナムコホールディングスは、傘下のバンダイナムコゲームスが、JASDAQ上場の同業、D3パブリッシャーの親会社である株式会社ディースリーを株式公開買い付けで子会社化することを発表しました。ディースリーの株式57.04%を保有するフィールズや、代表を務める伊藤裕二氏ら関係者はこの公開買い付けに応募する旨を合意しているとのことです。
バンダイナムコグループでは家庭用ゲームコンテンツ事業を成長領域として位置づけ、特に北米や欧州での中長期の成長が課題となっています。この中で先日はAtari Europeの販売部門をスピンアウトして設立される新会社に出資することも発表しています。D3パブリッシャーは国内でSIMPLEシリーズが高い評価を受ける一方で、海外でもタイトルをリリースし一定の存在感を持っています。また、バンダイナムコとは海外で『NARUTO』シリーズのパブリッシャーとなるなどの協力関係がありました。
両社では子会社化後、海外コンテンツ展開の拡充、コンテンツのマルチユースの促進、ゲーム開発エンジン等の共有、人材交流、バックオフィスを中心とした業務効率化などを進めていくとしています。
公開買い付けは明日13日から3月16日までを期間とし、普通株式1株につき62,000円(12日の終値は42,500円)が条件となります。もし全株式の応募があった場合の買収費用は約14億円となります。
D3パブリッシャーに対するバンダイナムコゲームスのTOBが成立
http://www.inside-games.jp/article/2009/03/17/34240.html
バンダイナムコゲームス及びD3パブリッシャーの親会社であるディスリーは、バンダイナムコゲームスが2月13日〜3月16日に実施していた株式公開買い付け(TOB)が成立したと発表しました。これにより、3月23日付でディスリーはバンダイナムコゲームスの筆頭株主となり、現在の筆頭株主であるフィールズと代表取締役の伊藤裕二氏は主要株主に該当しなくなります。
D3パブリッシャーは1997年に設立されたTSUTAYAのカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)のグループのカルチュア・パブリッシャーズのゲーム事業部が起源。SIMPLEシリーズで急成長しました。その後、CCCの事業再編の際に部長を務めていた伊藤氏らがMBOの形で独立してD3パブリッシャーと改称しました。2004年にパチンコ・パチスロ大手のフィールズが買収し、持株会社制に移行していました。
D3パブリッシャーはアメリカやイギリスなどに海外法人を持ち、日本とは異なる独自のタイトル展開で、『Naruto』や『Ben10』といったフランチャイズをヒットさせています。バンダイナムコゲームスは欧州アタリの販売部門に出資するなど、海外展開を強化する方針を打ち出していて、主力事業に特化したいフィールズと思惑が一致しました。
TOBの結果、バンダイナムコゲームスの保有割合は95.17%となりますが、当初から2段階で完全子会社化する方針で、取得できなかった分も現金交付などで取得する予定です。ジャスダックの上場は廃止になる見込みです。
D3新作不振で期末赤字 ベン10シリーズは累計400万本超 2009年05月10日
http://animeanime.jp/biz/archives/2009/05/d310400.html
ゲームソフト会社ディースリーは、平成21年3月期の通期決算を5月8日に発表した。その結果は、連結売上高が123億7500万円と前年同期より13.4%減少しただけでなく、営業損失10億1800万円、経常損失14億9400万円、当期純損失23億400万円と多額の損失を計上する厳しいものとなった。
売上高の減少は、第4四半期に力を入れた『Eat Lead』と『Coraline』の2タイトルの売上が当初予想を大幅に下回ったためである。そのほかのゲームタイトルも全般に伸び悩んだ。
さらに在庫評価額の切り下げや、為替差損の発生、関係会社株式の評価損の計上、ゲーム制作の見直し・中止による制作中止損などが、業績に影響した。
しかし、個別の業績で見るとモバイル事業は好調だった。売上高12億3700万円は前年比24.5%増、営業利益は8億2000万円と同13.3%増加である。
モバイル向けのSIMPLEシリーズが好調だったほか、女性向けの『危険なマイ★アイドル』や『部室で抱きしめて』などのサイトを開設し、新規顧客の獲得を目指した。
一方、コンシュマーゲーム事業は、売上高111億3900万円(前年比16.2%減)、営業損失15億4900万円(前年営業利益6億600万円)となった。
国内で売上が好調だったのは、『CR新世紀エヴァンゲリオン~使徒、再び~』で17万本超を出荷した。しかし、期中の国内売上本数は全タイトルで103万本に留まった。
ディースリーの特長である欧米販売は、『ベン 10』シリーズや『NARUTO』シリーズなどが堅調だった。期間中に「BEN 10~ALIEN FORCE~」、「NARUTO~Clash of Ninja Revolution2~」の2タイトルを新発売した。
「BEN 10~ALIEN FORCE~」は、欧米での出荷が113万本を超えた。また「BEN 10~PROTECTOR OF EARTH~」も引き続き好調で、累計出荷本数は297万本となった。『ベン 10』のシリーズ累計出荷本数は400万本を越える。
それでも北米、欧州とも減収減益であった。北米での売上高は前年比21.2%減の60億5200万円、営業損失10億7500万円、欧州では売上高25億9400万円(同1.9%減)、営業利益は4300万円(同86.9%減)である。
また、ディースリーはバンダイナムコゲームスによる公開買付けにより、今年3月24日にバンダイナムコゲームスの子会社となった。バンダイナムコゲームスの持株比率は95%を超え、ディースリーは今期からバンダイナムコゲームスを通じてバンダイナムコHDのグループ会社となる。
これによりバンダイナムコHDは、国内ではモバイルゲーム、廉価版ゲームソフト事業を強化することになる。さらに欧米では『ベン10』と『NARUTO』のゲームタイトルを獲得する。バンダイナムコHDは、既に欧米で両タイトルの玩具を手掛けており、ゲームソフトと玩具を連動して海外展開することが可能になる。今期のディースリーの業績は、バンダイナムコとの連携が鍵になりそうだ。
D3業績発表、北米市場で苦戦
http://www.inside-games.jp/article/2009/05/10/35144.html
D3パブリッシャーの親会社であるディースリーは、平成21年3月期業績を発表しました。
それによれば、売上高123億7500万円、営業損失10億1800万円、経常損失14億9400万円、純損失23億0400万円となりました。
コンシューマ事業では、『BEN 10〜ALIEN FORCE〜』『NARUTO〜Clash of Ninja Revolution2〜』『CR新世紀エヴァンゲリオン〜使徒、再び〜』『VitaminZ』や「SIMPLEシリーズ」など44タイトルがリリース。前期に発売した『BEN 10〜PROTECTOR OF EARTH〜』も好調でした。販売実績は623万本で、売上高は111億3900万円でしたが、営業損失は15億4800万円となりました。
一方のモバイル事業では「SIMPLE100シリーズ」が順調に会員数を伸ばしているほか、リッチゲームコンテンツ「SIMPLEシリーズ DX」でも積極的にコンテンツ追加が行われました。また女性向けのサイトの開設も行われました。売上高は12億3600万円、営業利益8100万円でした。
地域別では日本や欧州では大幅減ながらも営業利益を確保したものの、北米で苦戦し営業損失が膨らみました。
今期は、売上高121億8200万円、営業利益9億3300万円、経常利益8億1300万円を見込んでいます。
PSP『エクソシスター』発売中止、内容はそのままで新たにSIMPLEシリーズとして復活!
http://www.inside-games.jp/article/2009/10/16/38232.html
D3パブリッシャーは、プレイステーション・ポータブルで発売を予定していた『エクソシスター』について、諸事情の理由で発売中止になった事を発表しました。
これに伴い、新規SIMPLEシリーズタイトルとして『SIMPLE2500シリーズ Portable!! Vol.13 THE悪魔ハンターズ~エクソシスター~』を発売することを発表しました。つまり発売中止タイトル『エクソシスター』がSIMPLEシリーズとして新たに発売される形になりました。
ゲーム内容に違いはありませんが、タイトル、価格、発売日(品番やJANコードなど)が変更になります。
入手できる防具関連の中には『ドリームクラブ』や『お姉チャンバラ』など、D3パブリッシャーから発売されているゲームのキャラクター衣装に似た防具も登場します。
ゲーム内容は変わらず価格だけが当初予定の半額になり、手軽に購入できるようになった『エクソシスター』。2本買っても5250円です。ぜひチェックしてみてください。
『SIMPLE2500シリーズ Portable!! Vol.13 THE悪魔ハンターズ~エクソシスター~』は、12月23日に発売予定で価格は2625円(税込)です。
(C)TAMSOFT (C)D3 PUBLISHER
2010
ディースリー、D3パブリッシャーとESPを吸収合併 2010年3月30日(火) 14:32
http://www.gamebusiness.jp/article.php?id=1384
ディースリー、ディースリー・パブリッシャー(D3パブリッシャー)、エンターテインメント・ソフトウェア・パブリッシング(ESP)の3社は4月1日付でディースリーを存続会社として合併します。社名は株式会社ディースリー・パブリッシャーとなります。
代表は引き続き伊藤裕二氏。
ディースリーは2006年4月に旧ディースリー・パブリッシャーが社名を変更して設立。グループの持株会社となっていました。ESPは1997年に設立。当初は中小ゲームメーカーを束ねるパブリッシャーとして13社が出資していましたが、2002年にゲームアーツが買収。2006年にディースリーが株式を取得しました。直近のタイトルは2008年12月の『はじめの一歩DS』まで遡ります。
ディースリーは昨年、バンダイナムコゲームスによって買収されています。
D3パブリッシャーがモバゲーに参入、第1弾はRPG『騎士クロニクル』を提供
http://www.inside-games.jp/article/2010/09/01/44054.html
ディースリー・パブリッシャーは、ソーシャルサイト「モバゲータウン」において、RPG『騎士クロニクル』を9月1日より配信開始しました。
『騎士クロニクル』は、100種類以上から選べるスキルを装備し、最大100人にものぼる王国の騎士団の一員としてモンスターと戦うソーシャルRPGです。
王国を出て、各地を探索することで冒険できるフィールドが増えます。探索中に発見したアイテムは、キャラのパワーアップや体力の回復に使用可能です。
探索中、モンスターの討伐任務が下ったら、仲間のパラメーターやパーティー構成、スキルの装備など細部にまでこだわることで強い敵にも負けることはないでしょう。
また、各地で発見したアイテムや称号の変化でスキルを入手できます。スキルには探索が有利になるものやモンスターとの戦いで効果を発揮するものなど、100種類以上が用意されています。装備したスキルはパーティ全体に影響するので、使いどころを見極めてください。
なお、期間限定で同社のゲームタイトル『地球防衛軍』シリーズ、『お姉チャンバラ』シリーズ、『ドリームクラブ』がモチーフとなったさまざまなスキルアイテムが無料配信されます。このキャンペーンを皮切りに、今後もさまざまなアイテムが配信されるとのことなので、そちらもお楽しみに。
『騎士クロニクル』は、モバゲータウンの無料会員登録を行えば、基本プレイ料金無料、アイテム課金制にて遊べます。