Activision BlizzardNEWS2008

Last-modified: 2010-09-15 (水) 01:25:53

Wii版『ギターヒーローIII』の交換受付開始

http://www.inside-games.jp/article/2008/01/08/26184.html

アクティビジョンは11月に北米で販売を開始した、ギター型コントローラーを用いた体感型音楽ゲーム『ギターヒーローIII レジェンド・オブ・ロック』のWii版で、音声がモノラルでしか出力されない不具合で、公式サイトにて修正されたディスクとの交換プログラムの受付に関する詳細を明らかにしました。

修正版ディスクとの交換は「2008年初頭」とされていますが、現在のところ具体的なスケジュールは明かされていません。受付は月曜日〜金曜日の午前8時〜午後8時まで、対象は北米に在住するユーザー。電話で(866) 780-8286にかけて指示に従って欲しいとしています。

『ギターヒーローIII』はPS3やXbox360などでも発売され一週間で130億円を超える売上を記録するなど、大ヒット作品になりました。しかしWii版で不具合が確認され、それに関する訴訟も起きるなど、冷や水を浴びせられた形です。*アクティビジョン、第3四半期決算--「Guitar Hero III」がけん引 [#jef7adde]
http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20366893,00.htm?tag=deq:1
 TVゲームの大手企業がギターのゲームで利益を倍増させるなどと、誰が想像していただろうか。

 こんな、にわかには信じがたいことが現実に起きたことが米国時間2月7日、Activisionの第3四半期決算から明らかになった。

 Activisionによると、第3四半期の利益は、前年同期の1億4280万ドルの2倍近い2億7220万ドルだったという。なおActivisionは先ごろ、仏メディア通信大手Vivendiとの合併を発表している。

 大躍進の理由は何か。

 大ヒットの「Guitar Hero III」によるところが大きいのは、言うまでもない。

 「Call of Duty 4」のような他のタイトルも好業績に寄与しているが、プラスチックのギターをかき鳴らした大勢の人々がActivisionの第3四半期決算に大きな活力をもたらしたことは明らかである。

Activision Blizzard、Activision最後の決算報告を発表

文:Tom Magrino(GameSpot)
翻訳校正:石橋啓一郎 GameSpot Japan編集部
公開日時:2008/07/17 10:00
 ある企業が他の企業の財務成績を報告することはまれだ。しかし、7月第2週にActivision Blizzardが誕生して世界最大のサードパーティーパブリッシャーとなる一方、Activisionの2009会計年度第1四半期は6月30日締めであったため、合併前のActivisionの決算報告書がもう1度だけ発表されることとなった。

 予期されたことだが、Activision単体での業績は極めてよいものだった。Activision Blizzardが報じたところによれば、Activisionは同社の第1四半期で記録的な業績を上げ、売上高は6億5000万ドルであると発表した。この数字は、5月に発表された同社の第1四半期の業績予想である5億ドルを1億5000万ドル上回るものだ。この業績は、1株当たり利益に換算して21セント~23セントに当たり、当初予定されていた13セントを大きく上回るものとなった。

 「Activisionの第1四半期単独での純収入および純利益は、冬商戦以外の時期としては最高を記録した」と、Activision Blizzardの社長兼最高経営責任者(CEO)Robert Kotick氏は述べた。「第1四半期における予想を大きく上回る業績は、当社が事前に公表した単独での2009事業年度の純収入および純利益の見通しに加えられ、2009会計年度をActivisionの歴史の中で最大かつもっとも利益の大きい年にするのに貢献するだろう」(Kotick氏)

 これまでと同じやり方がActivisionの第1四半期の業績の原動力となった。Activisionによれば、6月22日に発売されたニンテンドーDS用タイトルの「Guitar Hero:On Tour」は、この人気携帯ゲーム機用に北米で発売された同社のタイトルの中では最大の記録となったと述べている。Activisionは6月29日に発売された「Guitar Hero:Aerosmith」でも同様の成功を収めている。同社は、このゲームは北米で発売されたマルチプラットフォームタイトルのベスト5に相当するだけの販売数を記録したと述べている。同社の第1四半期の業績に貢献したもう1つの作品は、Dreamworksからライセンスを受けたタイトルである「カンフーパンダ」のマルチプラットフォーム発売だった。

 米国時間7月14日に発表された報告書は、Activision単体での財務成績を示すものとしては最後になるが、Kotick氏は一体となった事業も展望は極めて明るいと述べている。「われわれは、今回のVivendi GamesとBlizzard Entertainmentの事業の連結が完了したことによって生み出される新たな可能性に非常に刺激を感じており、長期的なチャンスについては楽観的な見方を崩していない」とKotick氏は話した。「ActivisionとBlizzard Entertainmentの事業は勢いを維持しており、Activision Blizzardは合併企業として設定した財務目標を上回ることのできる状況に来ている」(Kotick氏)

2007年の米国No.1パブリッシャーはアクティビジョン

http://www.inside-games.jp/article/2008/01/21/26494.html
大手パブリッシャーの一角、アクティビジョンは調査会社NPDグループの発表したデータに基づくものとして、2007年の米国最大のゲームメーカーとなったと発表しました。市場シェアは2006年から7.2%増加して17.7%。『ギターヒーローIII レジェンド・オブ・ロック』が全ハードを合せてナンバーワンタイトルになるなど年間を通じて好調を維持しました。

同社のロバート・コティックCEOは「歴史上初めて、通年で米国のナンバーワンパブリッシャーとなることができました。私達は16年連続の最高売上の更新がほぼ確実で、利益面でも過去最高を遥かに超える業績が確実です」とコメントしています。

今年のアクティビジョンは前半の『スパイダーマン3』、『トランスフォーマー』といったシリーズ物が堅調で、後半に爆発した『ギターヒーローIII』、『コール・オブ・デューティ』で天下を取ったという形です。市場シェアで+7%というのは大したものです。また、アクティビジョンでは更なる強化を目指して、仏複合企業のビベンディ傘下、ビベンディ・ゲームスと統合することも決定しています。今年も話題を振りまいてくれそうです。

ちなみに、12月単月では、販売金額で全てのプラットフォームの中で『ギターヒーローIII』が1位、『コール・オブ・デューティ モダン・ウォーフェア』が3位だったということです。

アクティビジョンも米国におけるハード売上見通しを公表

http://www.inside-games.jp/article/2008/02/08/26968.html
米国の大手パブリッシャー・アクティビジョンは、2008年度の第3四半期業績を発表しました。それによれば、売上高は23億ドルで、昨年の同9ヶ月間は12億ドルで、それを遥かに上回る数字となりました。純利益は3億ドルとなり、昨年同期の3倍にもなりました。好調は自社ソフトである『ギターヒーローIII』や『コール・オブ・デューティ モダン・ウォーフェアー』のヒットによるものです。

アクティビジョンも2008年の米国におけるハードの売上予測を公開しています。

・Wii 600万台
・Xbox360 400〜500万台
・PS3 300〜400万台
・PS2 200〜300万台
・携帯ゲーム機 1000万台

2008年のタイトルとしてはドリームワークスの映画「カンフー・パンダ」のゲーム版、新しいスパイダーマンやトニーホークやマーベルといった作品、『ギターヒーロー』のシリーズから2タイトルなどの注目作品が予定されているということです。2007年は米国でナンバーワンのパブリッシャーとなったアクティビジョンの今年に注目が集まりそうです。

Harmonixがアクティビジョンを提訴、そして取り下げ―『ギターヒーロー』のロイヤリティを巡って

http://www.inside-games.jp/article/2008/03/12/27739.html
Varietyによれば、『ギターヒーロー』とその続編『2』を開発した米国のゲームデベロッパーのHarmonix Music Systemsが、『2』と『3』の発売元となっている大手パブリッシャー、アクティビジョンに対して1450万ドルのロイヤリティが未払いであると提訴しましたが、直ぐに取り下げたそうです。

Harmonixは『ギターヒーロー』と『2』を開発し、1作目はRedOctaneという会社から発売されましたが、RedOctaneはアクティビジョンに買収され、2作目はアクティビジョンからの発売となりました。その後Harmonixは米メディア複合体バイアコム傘下で音楽チャンネルで知られるMTV Networksに買収され、似たような音楽ソフト『ロックバンド』を開発、MTVから発売されました。そしてアクティビジョンは開発元をネバーソフトに変えて『ギターヒーロー3』を開発、昨年発売しました。

Harmonixは、元々RedOctaneとの間で結んだ契約には2種類のロイヤリティレートが存在し、もしHarmonixが関わらない形での続編や派生作品が販売される際は高いレートを適用すると書かれていたがアクティビジョンはこれを遵守しなかったと主張しています。ただ、取り下げの理由については明らかにしていません。

アクティビジョンでは続編として伝説のロックバンド・エアロスミスをフィーチャーした『ロックバンド エアロスミス』も2008年中に発売するとしていて、人気フランチャイズとなっただけにロイヤリティ問題は頭の痛い問題となりそうです。

最新作である『3』は国内ではPS3とPS2で発売中です。

また、Seattle Post Intelligencerによれば、『ギターヒーロー』を巡ってアクティビジョンは、著名な楽器メーカー・ギブソンからも特許を侵害しているとして販売を中止するかライセンスを取得するように訴訟を受けたということです。

欧州委員会、アクティビジョンとビベンディの合併を承認

http://www.inside-games.jp/article/2008/04/17/28521.html
ロイター通信によれば、欧州委員会はフランスの複合企業ビベンディのゲーム部門と、米国のゲームパブリッシャー、アクティビジョンの合併について承認したということです。約1000億円規模の取り引きとなる大型案件で、エレクトロニック・アーツと並ぶ巨大独立系メーカー「アクティビジョン ブリザード」(Activision Blizzard)が誕生します。

欧州委員会は「エレクトロニック・アーツ、ソニー、任天堂、マイクロソフトと、ゲームはあらゆる分野で健全な競争が行われている」とコメント、合併で誕生する巨大企業も寡占状態を生む懸念はないという見解を示しています。

アクティビジョンは『ギターヒーロー』『コール・オブ・デューティ』『トニーホーク』などアクションやスポーツ分野で協力なフランチャイズを持ち、ビベンディは傘下のブリザードの『World of Warcraft』などのRPG資産を持ちます。合併後の会社はビベンディが52%の株式を所有します。ナスダックへの上場は維持される見込みです。

ゲームセキュリティも有料時代へ:安全は買えるのか

http://www.inside-games.jp/article/2008/06/27/29908.html
ブリザードエンターテイメントコリアは、MMORPG『World of Warcraft』(WoW)において、新セキュリティシステムを導入すると発表しました。

これは「セキュリティトークン」と呼ばれるハードで、ボタンを押すことで6桁の使い捨てパスワード(OTP)を生成するというもので、既にオンライン銀行では一般的な形式。「セキュリティトークン」は5000ウォン(約500円)の有料販売で、送料と合わせて約800円の費用がかかります。

有料のセキュリティという考え方は日本では馴染みが薄いものですが、『WoW』のキャラクターは価値の高い「金になる」データ。全世界で1000万人のプレイヤー数を誇る『WoW』ですから「金を出してもゲームマネーやアイテムが欲しい」という高いニーズが存在。一般プレイヤーのキャラクターも、パスワードを盗みだしてゲームマネーやアイテムを現金化しようとする魔の手に狙われています。

お金をを払って安全度が上がるのであればプレイヤーとしてもありがたい話な訳で、オンラインゲームの世界にも安全をお金で買うという時代が本格的に訪れようとしているようです。

ギターヒーロー3がエアギタージャパン2008に特別協賛

http://www.inside-games.jp/article/2008/06/30/29939.html
世界大手のゲームメーカーであるアクティビジョン株式会社(東京都千代田区神田小川町3-8 代表取締役社長:立山 善朗)は、6月28日に開催される“エアギタージャパン2008 第一回大阪地区予選”に特別協賛として参加いたします。

当日は、世界規模で絶大な人気を誇るリズムギターアクションゲームの最新作「ギターヒーロー3 レジェンド オブ ロック」(以下、「ギターヒーロー3」)のエアギターとの共演や、「ギターヒーロー3」が体験できる特設ブースを設け、エアギタージャパン2008第一回大阪地区予選をさらに盛り上げます。

■ エアギタージャパン2008 概要

・エアギタージャパン2008とは

今年8月下旬、フィンランドで行われる“第13回エアギター世界選手権”への切符をかけた予選大会です。第一回大阪地区予選を皮切りに、全国各地で予選が行われ、決勝戦が行われます。その勝者が、日本代表としてフィンランドで行われる世界選手権に出場します。

・エアギターとは

エアギターとは、フィンランドの若者から発祥した音楽に合わせて(時にはそれさえ無しに)、目には見えないギターを弾くパフォーマンスを競うものです。

■ 協賛の目的・背景

リズムアクションゲームの代名詞とも呼べる世界累計販売数1,550万本を誇る「ギターヒーロー」シリーズと、リアルなパフォーマンスを競う「エアギター」の持つ、共通のエンターテイメント性をより広いユーザーに楽しんでいただくことを目的として、“エアーギタージャパン2008 第一回大阪地区予選”へ協賛いたします。

今後も弊社ならびに商品のコンセプト、メッセージを共有する企業・団体のイベント等への協賛活動を通し、より多くの方々へエンターテイメントを提供してまいります。

■ エアギタージャパン2008 第一回大阪予選 概要 (URL: http://www.uk-hatsu.com/
・主催:エアギター大阪大会実行委員会、エアギタージャパン
・特別協賛:アクティビジョン (ギターヒーロー3 レジェンド オブ ロック)
・開催日:6月28日(15:30開場)
・会場:クリスタルパレスホール(http://www.crystal-palace.jp/
大阪市中央区南船場3丁目2-6 大阪農林会館1F 
・料金:前売り 1,500円/当日2,000円(共に税込、1ドリンク制)

■ 「ギターヒーロー3 レジェンド オブ ロック」商品概要
製品名: ギター ヒーロー3 レジェンド オブ ロック
対応機種: PlayStation2/3、Wii、Xbox360
価格: PlayStation2/3 11,667円(税込)
Wii 9,800円(税込)
Xbox360 11,667円(税込) ※7月24日発売予定
対象年齢: CERO A(全年齢対象)
レーベル: アクティビジョン株式会社
著作権表記: Guitar Hero III: Legends of Rock (C) 2007 Activision Publishing, Inc.
※プレスリリースの情報は、発表日現在のものです。発表後予告なしに内容が変更されることがあります。あらかじめご了承ください。
※著作権表記中の(C)は、○の中にCの表記をしていただきますようお願いいたします。

<ゲームの特徴>
・ 名曲から超ヒット曲まで70曲以上を収録
The Rolling Stones(ローリング・ストーンズ)、Aerosmith(エアロスミス)、Guns N' Roses(ガンズ・アンド・ローゼス)、
KISS(キッス)、METALLICA(メタリカ)、Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリペッパーズ)など幅広い年代の名曲を多数収録しています。
・ 「ギブソン」社 正式ライセンスデザインのギターコントローラ
洗練されたギターコントローラは5ボタン+ワーミーバーの本格仕様。コントローラデザインはギターメーカーの超名門「Gibson」社の正式ライセンスデザインです。
・ 伝説のギターリスト「スラッシュ」がゲームに登場
元Guns N'Rosesの伝説的ギターリスト「スラッシュ」がゲームに登場。プレイヤーに立ちはだかるボスとして登場します。
また、本人作曲のギターヒーロー3 オリジナル楽曲が収録されています。

Wii向け新ブランド「Wee 1st」―アクティビジョンが発表

http://www.inside-games.jp/article/2008/07/10/30178.html
ビベンディ・ゲームスと合併予定の米国の最大手パブリッシャーのアクティビジョンは、今後Wiiのラインナップを大幅に拡充していくに当たって、特にWii向けに制作されたゲームに冠する新ブランドとして「Wee 1st」を導入すると発表しました。

アクティビジョンではクリスマスにかけて、昨年以上のゲームをWii向けに投入していく予定で、「Wee 1st」を冠する最初のタイトルは『Little League World Series 2008』『Rapala Fishing Frenzy』『Stars: Get Your Dance On』となる予定です。その他にも今後数週間以内に複数のタイトルを発表し、ホリデーシーズンに発売する予定だとのこと。

「Wiiは多くの新しいユーザーをゲームにもたらしました。Wiiの操作性は間違いなくゲームを遊ぶ方法を変え、私達が考えるゲームデザインというものを一新させました。このイニシアチブはWiiのアドバンテージを活かしたゲームを作っていくという姿勢を見せるものです」とアクティビジョンパブリッシングのDave Oxford氏は述べています。

このブランドはこの秋からテレビや雑誌などで強力に展開していくキャンペーンでも使用するということです。

安全なログインには報酬を 『WoW』のキャンペーンの中身とは

http://www.inside-games.jp/article/2008/07/16/30257.html
ブリザードエンターテイメントコリアは、MMORPG『World of Warcraft』(WoW)韓国版において、セキュリティシステムを利用しているプレイヤーにプレゼントを行うと発表しました。

『WoW』では、使い捨てパスワード(OTP)を生成する「セキュリティトークン」が販売されているほか、ネットカフェではパスワードの記載された「セキュリティカード」を配布するなどセキュリティの強化に努めています。

今回のキャンペーンは「セキュリティトークン」や「セキュリティカード」を利用しているプレイヤーが対象で、期間中にこれらのセキュリティを使ってログインすると、抽選で携帯電話やブリザードオリジナルTシャツ、『WoW』のアクションフィギュアなどが当たります。

全世界1000万人の会員数を誇る『WoW』だけにRMT(リアルマネートレード。ゲーム内のアイテムやお金を、現実のお金すなわち円で買う行為)の需要も高く、一般プレイヤーのデータもハッカーの脅威にさらされています。高度なセキュリティも使われなければ意味がないというわけで、キャンペーンは防犯意識を高めるのにも役立ちそうです。

『World of Warcraft』:世界各国で行われる会員数アップへの取り組み

http://www.inside-games.jp/article/2008/08/07/30639.html
ブリザードエンターテイメントは、MMORPG『World of Warcraft』(WoW)においてロシアでのサービスを開始すると発表しました。

これまでロシアのプレイヤーはヨーロッパ版などでプレイしていましたが、ロシア版のサービス開始に伴いキャラクターをロシアサーバーへと移動可能。5つのサーバーのうち2つが新規キャラクター専用として用意されます。

ブリザードエンターテイメントコリアは、『WoW』韓国版において新たな友達紹介サービスを開始します。

既に『WoW』をプレイしている人が友達を誘った場合、パーティーを組めば通常の3倍の経験値を手に入れることができます。また、互いが60レベル以下だった場合は自分のいる所へ友達を召喚することが可能となります。さらに友達が90日以上プレイすれば60レベル以上で使える騎乗ペットがプレゼントされます。

日本ではサービスされていない『WoW』ですが、アクティブな会員数は全世界で1090万人を数える一大勢力となっています。ロシア版と韓国の友達紹介でこの数がさらに増えるのではないでしょうか。

アクティビジョン、モーション対応のDSソフトを2本発表

http://www.inside-games.jp/article/2008/09/01/30967.html
先日第一報をお伝えしましたが、米国の大手パブリッシャーのアクティビジョンは、ニンテンドーDSでモーションコントロールを可能にする周辺機器「モーションパック」に対応した『Tony Hawk’s Motion』と『Hue Pixel Painter』の2つのDSタイトルを発売する事を正式に発表しました。

『Tony Hawk’s Motion』は人気のスケートボードゲーム最新作で、DS本体を傾けながりリアルなゲームプレイが可能となるほか、シリーズとして初めてスノーボードのミッションも用意されます。また、『Hue Pixel Painter』ではアクション要素の満載されたパズルゲームで世界に色を取り戻します。

両タイトルはCreat Studiosが開発中で、2008年11月に発売予定だということです。

『StarCraft』一年間のコミックコンテストを開催

http://www.inside-games.jp/article/2008/09/04/31027.html
ブリザードエンターテイメントは『StarCraft』(スタークラフト)コミックコンテストを開催すると発表しました。

『StarCraft』は1998年に発売されたSF・RTS(リアルタイムシミュレーション)。個性豊かな3つの種族が入り乱れて戦うという内容で、練り込まれたバランスからRTSの傑作と評されることも多いゲームです。

コミックコンテストでは『StarCraft』に関するオリジナルのマンガ作品を募集。2008年9月3日(水)〜2009年9月2日(水)までの一年間を12ヵ月に区切る形で行われ、最初は9月3日(水)〜10月2日(木)の期間となります。

入賞者にはオリジナルのiPod nanoや『StarCraft』のボードゲーム、Tシャツ、『StarCraft2』の開発チームのサインが入ったバトルチェスト(シリーズのセット)などが贈られます。

続編がアナウンスされるも正式発売日は不明と言うことでファンをやきもきさせている『StarCraft』。ブリザードといえばアナウンスから発売までの日数が長いことでも知られていますが、待ち時間をコミックコンテストで過ごすのも面白いのではないでしょうか。

1000万人RPG『World of Warcraft』:5年間の運営費はおいくら?

http://www.inside-games.jp/article/2008/09/18/31227.html
海外ゲームサイトKOTAKUは、ブリザード関係者からの談話として、2004年からスタートした『World of Warcraft』(WoW)の運営費が2億ドルに達したことを発表しました。

『WoW』は『ディアブロ』『Starcraft』などのゲームで知られるブリザード社のMMORPGで、全世界で1000万人を越える会員数を誇る怪物タイトル。最新拡張パック『Wrath of the Lich King』の発売日を11月に控えて新たな盛り上がりを見せています。

2億ドルというのは2004年にサービスが始まってから約5年間の費用で、日本円にして約200億円。運営費はサーバーなどハードウェアの維持費、スタッフの給料、カスタマーサービスに要した金額であり、開発費用などは含まれていないとのことです。

『WoW』はユーザーサポートなどにおいて高品質なサービスを提供することで知られています。5年間で2億ドルというと高価なように見えますが、そこには全世界1000万人の会員がついてくる訳で、良いものをつくりキチンとサービスするという、実に当たり前ながら難しい課題をこなした結果といえるでしょう。

不正には厳罰で対処:米Activisionが不正コピーに対し1600万円の賠償を請求

http://www.inside-games.jp/article/2008/09/19/31264.html
米Activisionは自社のゲームを不正に配布したユーザーに対して15万ドル(約1600万円)の賠償を求める訴えを起こしました。

海外ゲームサイトEDGEによれば、訴えられたのはニューヨークに住むJames R. Stricklandで、2006年に発売された『Call of Duty3』などのソフトを不正に配布。Activisionは「著作権を意図的に侵害した」として提訴。同時に米連邦地裁に対してStricklandが作った全てのコピーの破棄も求めていくとのことです。

PCゲーム、家庭用ゲーム共にコピー問題は深刻なものとなっています。先にもアタリなど5社がファイル共有で違法にゲームを手に入れたユーザーを提訴するといった動きがあり、不正コピーに対して厳罰で臨む姿勢がこれからのスタンダードとなりそうです。

オンラインゲームの不正プログラム作者に6億円の損害賠償

http://www.inside-games.jp/article/2008/10/02/31467.html
オンラインゲームと不正の戦いに新たな局面です。
BBCが報じるところによると、MMORPG『World of Warcraft』(WoW)の不正プログラムの作者が600万ドル(約6億3000万円)の損害賠償を命じられたとのことです。

『World of Warcraft』は全世界で1000万人の会員を擁する世界最大規模のファンタジーMMORPG。MDY IndustriesのMichael Donnellyは「Glider」と呼ばれる不正プログラムを作成。25ドル(約2600円)の価格を付け、10万部以上を販売。更に月額5ドル(約500円)で「Glider Elite」と呼ばれる高機能版のサービスを提供してきました。

「Glider」はいわゆるBOTと呼ばれる不正プログラムで、モンスターとの戦いやアイテム回収を自動で行い、プレイヤーがプレイしなくてもレベルを上げてくれるというもの。
MDY Industriesによると、「Gliderはレギュラー選手のようなものであなたが映画や夕食に行っている間、経験値やアイテムを稼いでくれる」ものであるとのこと。「キーとマウスの操作以外をコントロールしないので、ハック(ゲームプログラムを改ざんすること)ではない」としながらも「Gliderは利用規約に反するものなので、使っているところを発見されたらアカウントが停止される」と、プログラムが規約に反するものであることを認めています。

『World of Warcraft』は人口が多く人気もあるため、不正プログラムやRMT(リアルマネートレード。ゲーム内のアイテムやお金を、現実のお金すなわち円で買う行為)の需要も高いのが現状。Michael Donnellyも「Glider」の販売で約2億6000万円以上稼いでいます。
ただ、彼が自社HPで展開する「我々はゲームのファンである。70レベルまでキャラクターを育て、装備のために金を稼ぐのは苦痛である。しかしゲーム内で社会的に活動することは楽しみであり、苦痛を伴う部分をスキップしてより多くの楽しさを得るためにGliderを使う」とする主張は裁判所には認められなかったようで、今回の判決が不正プログラムへの抑止力となることが期待されます。

【オンラインゲーム一週間】『ギターヒーロー』で価値があるのは音楽か、ゲームか?

http://www.inside-games.jp/article/2008/10/04/31491.html
急激に秋の気配が深まる10月ですが、今週は音楽ゲームにおける「音楽」と「ゲーム」の価値を考えさせられる出来事が起こりました。

『ギターヒーロー』は専用のギターコントローラーを使い、様々なロックの名曲を演奏するという音楽ゲーム。これまでにシリーズ累計2000万本を売り上げるという怪物シリーズとなっています。これだけ売れまくれば関係者はみんな笑顔と思いきや、意外なところでトラブルが起こりました。

ワーナーミュージックのEdgar Bronfmanが「音楽ゲームは曲に依存しているものなので、音楽業界はゲームに対して現在よりも高い著作権料を請求してもよいくらいだ」とコメントしたのに対し、アクティビジョン ブリザードは「音楽ゲームは既存の曲に新たな価値を加えるものである。ゲームをプレイする12歳の子供はスティーブン・タイラーが誰であるか、エアロスミスが何であるか知らないだろうし、多くのお客様は音楽を演奏する楽しさを求めている」と反論したのです。

エアロスミスは1971年にデビュー、大人気となるも80年代前半に低迷、その後奇跡の復活を遂げ現在も活動中という伝説を地でいくバンドで、スティーブン・タイラーはそのボーカリスト。確かに1996年に生まれた12歳の子供は『ギターヒーロー』がなければエアロスミスの曲を知ることは無かったかも知れません。

音楽ゲームにおいて楽曲が重要な役割を果たしているのも確かで、『ギターヒーロー』では新作が発表されるたび、どんな曲が収録されるかが話題となります。10月に発売される『ギターヒーロー エアロスミス』はエアロスミスのデビューとサクセスを体験できるという内容で、これなどは楽曲とバンドの重要性を示すタイトルといえるでしょう。

では、音楽ゲームにおいて重要なのはゲームでしょうか。楽曲でしょうか。恐らく答えは「その両方」というものではないでしょうか。但し、楽曲とゲームの重要さの割合は、状況に応じて刻々と変化していくと思われます。通常を5:5だとすると、プレイ中はゲームの重要さが6となり、演奏をリプレイする時は楽曲の重要さが6になる……というように。ゲームのみが重要なのであれば、音楽ゲームのオリジナル曲を収録したCDの需要はないはずですし、楽曲のみが必要ならば、そもそも音楽ゲームというジャンル自体が存在しないはずです。

『ギターヒーロー』はこうした面では波乱含みで、初期2作の開発元のHarmonixはアクティビジョンに対し1450万ドル(約15億円)のロイヤリティが未払いであるとして提訴(すぐに取り下げ)。ギターで知られる楽器メーカーのギブソンもギターコントローラーの意匠に関して訴訟を起こしています。

こうしたトラブルがあるからといって音楽ゲームの未来を悲観するのは早計です。ギブソンとアクティビジョンは正式にエグゼクティブパートナーシップを結び、現在のギターコントローラーはギブソン公認であることがウリとなっています。このように、互いに歩み寄ることでトラブルは解決できるのです。

少し事情は異なりますが、『スーパーロボット大戦』に「新世紀エヴァンゲリオン」が参戦する際のエピソードはゲームと他ジャンルの歩み寄りの大切さを示すものです。庵野監督自らがゲーム側にイベントを提案したほか、「原作アニメの作中で絶対的な存在とされるバリア(ATフィールド)が他の作品の敵に破られる」ことを公式認定したのです。これにより「エヴァ」の参戦はスムーズなものとなり、ゲームとアニメの両方に利益をもたらしました。

累計2000万本を売り上げた『ギターヒーロー』は、音楽ゲームの世界に新たな可能性を生み出しました。名曲はゲームで再生され続け、世代を越えて生き続けます。新しい芽が権利争いで潰えるというのは、ユーザーも関係者も誰も望んでいないでしょう。売れたことでトラブルを起こすのも人間なら、互いを許し合えるのも人間。音楽とゲームが再び歩み寄ることで、芽吹いた可能性は大輪の花を咲かせるのではないでしょうか。

THQ vs アクティビジョン勃発、パッケージが似すぎていると提訴

http://www.inside-games.jp/article/2008/10/28/31914.html
報道によればTHQは、アクティビジョンが発売したゲームのパッケージが同社の発売したゲームのパッケージとあまりにも酷似しているとして提訴したということです。問題となったのはTHQの『Baja Edge of Control 』(PS3/Xbox360)とアクティビジョンの『SCORE International Baja 1000』(Wii/PS3/Xbox360/PC/PS2)で、ゲームのテーマも同じです。

THQは『Baja Edge of Control』を先月発売し、アクティビジョンに対して、似たパッケージを変更するように要求していましたが、受け入れられず、明日北米で『SCORE International Baja 1000』も発売される予定です。どちらも大ヒットするタイプのゲームではありませんが、『Baja Edge of Control』は好評価を得ていて、一方の『SCORE International Baja 1000』は低価格帯のゲームになります。

『World of Warcraft』の会員数が1100万人を突破−1ヶ月で10万人規模の増加

http://www.inside-games.jp/article/2008/10/30/31955.html
ブリザードは、MMORPG『World of Warcraft』(WoW)の会員数が1100万人を突破したと発表しました。

『World of Warcraft』は『Diablo』のブリザードが2004年からサービスしているファンタジーMMORPG。高い完成度と会員数の多さで知られ、2008年の1月にアクティブ会員数が1000万人を突破。約9ヵ月後に1100万人を達成しました。約9ヵ月で100万人の増加と言うことは、1ヵ月で10万人弱の会員が加入していることになります。

最初の拡張パックである『Burning Crusade』は2007年に発売され24時間で240万部を販売。2008年11月13日(月)には最新拡張パック『Wrath of the Lich King』が発売される予定となっています。

『World of Warcraft』は「Alliance」と「Horde」の二大勢力の抗争を描くMMORPGですが、一人でのプレイも重視した姿勢が特徴。初心者もクエストを進行していけば無理なくキャラクターのレベルが上がり、ゲームの基礎知識を身につけることができるデザインも高く評価されています。

北米のみだけでなく中国やオーストラリアでもサービスが行われており、正に世界的な人気。日本語でのサービスが行われていないことが惜しまれる本作ですが、『Wrath of the Lich King』の発売で更なる躍進が期待できそうです。

アクティビジョン、WiiやDS向けゲーム開発のBudcat Creationsを買収

http://www.inside-games.jp/article/2008/11/11/32151.html
米国のパブリッシャーであるアクティビジョンは、WiiやDS向けの開発を行うデベロッパーのBudcat Creationsを買収したと発表しました。同社はアクティビジョンから発売された『ギターヒーロー レジェンド・オブ・ロック』や『ギターヒーロー エアロスミス』などのWii版を近年開発してきました。

スタジオの雇用などは維持され、経営陣も今後も会社に留まることで複数年の契約を結んだということです。

「Budcat Creationsは経験ある経営陣と素晴らしい才能を持ったプログラマーやアーティストに恵まれたスタジオです。この買収によってアクティビジョンは任天堂向けの開発力を強化するのみでなく、『ギターヒーロー』のチームを拡張し、世界の音楽ゲーム市場でリーダーシップをとっていくことを可能とするでしょう」とアクティビジョンの社長兼CEOのMike Griffith氏は述べています。

「パッケージが似すぎている」訴訟に決着

http://www.inside-games.jp/article/2008/11/22/32366.html
ゲームのパッケージが似すぎているということでTHQがアクティビジョンブリザードを訴えていた事件ですが、ゲームのパッケージを変えることで解決することとなりました。

『Baja Edge of Control』と『SCORE International Baja 1000』は、どちらも「バハ1000」という世界一過酷なオフロードレースを題材としたゲーム。

THQは後発の『SCORE International Baja 1000』のパッケージが自社のものに酷似しており、トレード・ドレス(パッケージや包装、広告印刷物などを含んだもの)と著作権の侵害であり、消費者に間違いと混乱を引き起こすと主張。パッケージの変更を申し入れるも拒否され、訴訟に至ったというのが今回の経緯です。

審理の行方が注目されていましたが、報道によればアクティビジョンブリザード側が『SCORE International Baja 1000』のパッケージを変更することで折り合いがついたとのことです。

アクティビジョンのゲームにもゲーム内広告:Battle.netにも広告配信

http://www.inside-games.jp/article/2008/12/07/32572.html
ゲーム内広告の大手であるMassiveは、アクティビジョンのゲームにゲーム内広告を配信すると発表しました。

Massiveはマイクロソフトの子会社で、アクティビジョンのPC及びXbox360用のゲーム18本にゲーム内広告を配信。『Guitar Hero: World Tour』『James Bond: Quantum of Solace』『Transformers: Revenge of the Fallen』などのタイトルが含まれるとのことです。

同社はBlizzardのマッチングサービス「Battle.net」にも広告を配信しますが、こちらはゲーム内広告ではないとのこと。BlizzardのCOOであるPaul Sams氏は「この提携はゲーム内広告を含むものではない。広告がゲームプレイを損なうかプレイヤーを怒らせるかも知れないという我々のスタンスをMassiveは理解してくれている」とコメントしています。

Massiveは先日THQとも契約を交わしています。Double Fusionがセガ、THQ、アイドス、Midwayのゲームに広告を配信するのとあわせて、本格的ゲーム内広告の時代が訪れつつある模様です。

『ギターヒーロー』のピークは既に過ぎた?−米調査会社のアナリストが語る

http://www.inside-games.jp/article/2008/12/10/32618.html
海外では爆発的なブームとなっている『ギターヒーロー』ですが、アナリストの中にはピークは既に過ぎたとの見方をする人もいるようです。

米国の調査会社EEDARのアナリストJesse Divnich氏の調査結果としてEDGE-ONLINEが掲載するところによると、『Guitar Hero: World Tour』のeBayでの価格は189ドル(約1万7000円)前後で、これは需要と供給がつり合っていることを示しているとのこと。

また、ショッピングが盛り上がる感謝祭明け「ブラックフライデー」でも『Guitar Hero: World Tour』の値引きが行われたとのことです。

KONAMIの『ダンスダンスレボリューション』のようにピーク後も熱心なファンによって一定の市場規模を維持するとするのがDivnich氏の予想であり、これが的中すれば音楽ゲームの売れ方に一つのパターンがあるということになりそうです。

『World of Warcraft』のレストランが中国に登場

http://www.inside-games.jp/article/2008/12/15/32703.html
ゲームは様々な業種とコラボしていますが、ついにゲーム関連のレストランが出現しました。

中国は北京にオープンした「暴雪餐厅」はMMORPG『World of Warcraft』(WoW)をイメージしたレストラン。
店内には西洋の甲冑や『WoW』のパッケージが飾られるほか、壁には『WoW』のイラストが描かれ、スクリーンにはゲームのプレイ風景が流れるなど凝った装飾が施されています。メニューも『WoW』をイメージしたものとなっており、食事しながらゲームの雰囲気に浸れそうです。

口コミサイトによると「暴雪餐厅」の評判は良くもあり悪くもありといったところの模様。全世界で1100万人のアクティブ会員がいる『WoW』ですが、国ごとの会員数を見ると中国が最も多いため、『WoW』のテーマレストランは大きな可能性を秘めているのではないでしょうか。

『World of Warcraft』のアクティブ会員数が2ヵ月で50万人増加

http://www.inside-games.jp/article/2008/12/28/32913.html
ブリザードはMMORPG『World of Warcraft』のアクティブ会員数が1150万人を突破したと発表しました。

この数字は単純な加入者数ではなく「料金を支払ったか30日以内にゲームにアクセスした会員であり、会費の支払いが無かったり無料体験だったりするプレイヤーを除く」とのこと。10月末に1100万人を突破したことをお伝えしており、2ヵ月で50万人のアクティブ会員が増えたことになります。一ヶ月当たり25万人が増加している計算となり、これは10月末時点の月10万人から倍近いペース。

これは拡張パック『Wrath of the Lich King』が11月に発売されたことが関係している模様。『Wrath of the Lich King』は24時間で280万本を売り上げ、最初の一ヶ月で400万本を突破しPCゲームの販売記録を更新しています。