BanNamNEWS2010-3

Last-modified: 2010-11-14 (日) 04:42:15

『パックマン』30周年を振り返る展示会が開催中

http://www.inside-games.jp/article/2010/10/02/44803.html
今年は1980年7月にアーケードでデビューした『パックマン』の、生誕30周年となる記念すべき年です。
これを記念し、10月2日(土)~11日(月・祝)の間、秋葉原で「パックマン──80's to 10's ゲーム&カルチャー展」が開催されます。

それに先がけ、1日にメディア向けのプレスプレビューが行われました。会場はJR秋葉原駅とJR御徒町駅との中間あたり、銀座線末広町駅からほど近い「アーツ千代田 3331」のメインギャラリー。一歩足を踏み入れると、四方八方がパックマンに埋めつくされたパックマン・ワールドが広がります。

■世界中からパックマン

まず目を引くのがアーケード版『パックマン』の各種筐体と、パソコンや家庭用ゲーム機で発売された『パックマン』シリーズの数々です。アーケード版はそのすべてが(無料で!)遊ぶことができ、家庭用ゲームのものは、わざわざ専用のディスプレイを用意し、当時の「画面のにじみ」まで再現しています。

企画監修を務めるサイトウ・アキヒロ氏によると、「この展覧会のためにあらゆる資料をあたりましたが、すべての『パックマン』を網羅しているものはひとつもありませんでした。今では私が世界でもっとも『パックマン』に詳しいはずです」とのこと。

これまで世界で発売された『パックマン』の種類は、発売元のバンダイナムコゲームスでさえも把握できておらず、展示されているソフトや各種資料はネットオークションなどを活用して集められたもの。
それでも数多く発売されたものは、比較的入手しやすかったものの、「ディスクシステムで『パックマン』に書き換えたときにもらえる説明書」などは現存する数が少ないため、競り落とすのに1万円を費やしたといいます。

また、ディレクションの伊藤ガビン氏が「オリジナルに敬意を表しつつ、最新の技術を『パックマン』に適用した」と語る2つの新しい『パックマン』を遊ぶコーナーもあります。
ひとつは『顕微鏡パックマン』。これはその名の通り、顕微鏡を覗いた先に映し出される『パックマン』を遊ぶというもの。「プレイしているさまを見ている人も楽しい」という、ゲーム本来の面白味がつまった展示です。

もうひとつは『近視眼的パックマン』。巨大な画面にパックマンとその周囲だけが映し出されるため、パックマンが味わっているであろう、モンスターが迫りくる恐怖をじかに体験することができます。

■奇跡が起こった!

シリーズの生みの親である岩谷徹氏は、オープニングトークセッションにおいて、「会場に入った途端、『奇跡が起こった!』と思いました」と、世界中からあらゆる『パックマン』が集結したことに対する感動の大きさを語りました。「アート性の高いゲームを!」というところから始まった『パックマン』が、「30年の時を経てこうした形になり、本当にうれしい」とのことです。

また期間中は、展示だけでなくトークショーやワークショップも開催されます。「会場はゲームの音であふれているので、小さなお子さんが騒がしくてもかまいません。親子で楽しんでもらえれば」と伊藤氏はいいます。

「『パックマン』の歴史は、TVゲームの、そしてコンピュータの歴史そのもの」とサイトウ氏。世にも珍しいモニターとピンボールが一体になった『BABY PAC-MAN』は「ぜひ実際に遊んでほしい」とのこと。

ひと切れなくなったピザを見て「パックマン」のデザインを思いついたという岩谷氏。伊藤氏の「そのときのピザはどんな種類だったんですか?」との問いかけには、「ミックスピザです。当時は他に選択肢はなかったんです」と笑って答えていました。

入場料は無料で、開場時間は12:00~19:00(2日、8日、9日は12:00~21:00)。期間中には以下のイベントが実施されます。

●10月2日(土)15:00~16:00
岩谷徹氏(東京工芸大学芸術学部教授・『パックマン』の生みの親として知られる)、高橋慶太氏(バンダイナムコゲームス)、伊藤ガビン氏(ボストーク/女子美術大学短期大学部教授)の3人によるトークショー
『ころがるパックマン~ゲームの外のお話(仮)』。

●10月3日(日)15:00~16:00
Mr.ドットマン氏(バンダイナムコゲームス)、伊藤ガビン氏によるトークショー
『ドットトーク(仮)』

●10月9日(土)15:00~16:00
細井浩一氏(立命館大学映像学部教授)の講演
『パックマンから考える新しいコンテンツのビジネスモデル』

●10月10日(日)15:00~16:00
高井一美氏(高井商会社長)、おにたま氏、サイトウ・アキヒロ氏(立命館大学映像学部教授)によるトークショー
『高井商会・高井社長のアーケードゲーム商売繁盛記』

●10月11日(月・祝)15:00~16:00
サイトウ・アキヒロ氏、中村彰憲氏(立命館大学映像学部准教授)、おにたま氏による学術座談会
『イノベーションという視点から見たパックマン』

往年のゲームファンから、『パックマン』に触れたことのない幼い子供まで、あらゆる世代が楽しめる展覧会です。

『塊魂』高橋さんがナムコに入ったわけ&辞めたわけ10/4

http://www.kotaku.jp/2010/10/namuco_takahashi.html
まずは「Woodthorpe Grange Park」の遊技場の完成を楽しみにしてます。

『塊魂』や『のびのびBOY』を生み出した高橋慶太さんが、バンダイナムコゲームズを退社することは先日お知らせしたとおり。

高橋さんは何を求めてゲーム業界に入り、そして離れたのか。10月2日の『パックマン展』でのトークショーで、高橋さんが語られました。

大学時代、彫刻を専攻していた高橋さんは、「日常的に使える、かつ面白い要素が入っていて楽しめるもの」を作りたかったそうです。

高橋さん:ビデオゲームは楽しい物を作ることがちゃんと仕事になっていて、かつ世界に広がるもので。あとずっと立体をやっていて、次は2D・映像の世界ににチャレンジしてみたかった。

んで、「昔遊んでいたTVゲーム、ナムコはよかったなー。パックマンとかあるし」と思って、(ナムコに)入ったんです。
 
でも実際、ナムコはぜんぜん面白くなかった。

ビジュアルデザイナーとしてナムコに入ったものの、実際にデザイナーとして製品になったものはないそうです*。
『塊魂』ではキャラクターデザインも手がけられていますが、ゲームデザインがメインの作業だったそうです。

入社当時から、「ゲームにしかできないものをやればぜったい面白いものができるんじゃないか」と思ってました。

当時ナムコにあったのは、ガンシューティングやレーシングといった、いわゆるシミュレーションばっかりだったので。

そうして田園都市線の中で『塊魂』を思いついたのだそうです。その後『塊魂』は高い評価を受け、続編の話が持ち上がりましたが...。

『塊魂』自体が続編ばっかりのゲームへのアンチテーゼとして作ったので、「それの続編を」と言われたときには、正直拒否反応を起こしたんです。けど会社は冷たいものなので、僕たちがやらないなら他の人にやらせると。

最終的に、あんなひどい内容のものを遊んでくれて、楽しんでくれた人たちに失礼だな、と思って(続編を)やりました。

それも3作目以降はノータッチになったのだとか。

かつて高橋さんは「自分はゲーム業界に向いていない」とおっしゃってました。でも、「ゲームにしかできないこと」を考えて『塊魂』を作ったのなら、ゲームそのものに向いていない、ということはないと思います。

いつかまた、高橋さんがゲームに興味を持って、ユニークな作品を送り出してくれることを祈っています!

西遊記アクション『ENSLAVED ODYSSEY TO THE WEST』序章をプレイできる体験版が配信中

http://www.inside-games.jp/article/2010/10/06/44867.html

バンダイナムコゲームスは、PS3/Xbox 360ソフト『ENSLAVED ODYSSEY TO THE WEST』の最新情報を公開しました。

『ENSLAVED ODYSSEY TO THE WEST』は、日本人にとってなじみのある「西遊記」のストーリーをモチーフとしたアクションアドベンチャー。戦闘ロボットが跋扈する未来世界を舞台に、荒々しく謎めいた快男児「モンキー」と美しい女性「トリップ」の2人の旅を描くストーリーとなっています。

『ENSLAVED ODYSSEY TO THE WEST』を実際にプレイできる体験版が配信決定。9月21日よりPlayStation Storeにて、9月25日よりXbox LIVE マーケットプレースより配信中です。なお、PlayStation Storeでの配信は10月11日を持って終了する予定です。詳細は、公式HPをご確認下さい。
※無料体験版の配信は予告なく終了する場合がございます。予めご了承ください。

体験版では、主人公であるモンキーとトリップの二人が奴隷船からの脱出を試みる序章をプレイすることが可能。本ゲームでは、プレイヤーは孫悟空ことモンキーを操って冒険を進めていきますが、共に旅する三蔵法師ことトリップにもプレイヤーは指示を与えることができます。モンキーとトリップの旅の道中には、さまざまな謎解きが二人を待ち受けています。

たとえば、モンキーの行けないところへはトリップを放り投げて道を作らせることができます。彼らお互いの個性をフルに活かし、協力しながらひとつひとつ突破していきましょう。

モンキーの武器である如意棒は、打撃以外に銃にもなるので、銃撃も可能になります。プラズマ弾、スタン弾といった2種類の弾の切り替えができるので、プレイヤーは敵の状態を見て臨機応変に使い分けましょう。

なお、現在公式HPにて開発会社のNinja Theoryの開発スタッフによるインタビューやプレイ動画などが公開中ですので、気になる方は是非チェックしてみましょう。開発中のこだわり、秘話などが聞くことができます。

『ENSLAVED ODYSSEY TO THE WEST』は、10月7日に発売予定で価格は7,329円(税込)です。

(C) 2010 NBGA. Created by Ninja Theory Ltd.

『塊魂』の高橋氏がリスタート ― 「自分たちの枠を広げたい」

http://www.inside-games.jp/article/2010/10/06/44869.html
『塊魂』の高橋氏は新たな活動をスタートするようです。

『塊魂』『のびのびBOY』といったユニークなゲームで知られるクリエイターの高橋慶太氏がバンダイナムコゲームスを退職したのは記憶に新しいところですが、氏は新たな活動を始める模様です。

高橋氏は「uvula」と題するサイトをオープン。
「高橋慶太です。10月から自由業になりました。これからは作曲家である妻と共に、楽しくて誰かの役に立つような活動を、世界中の楽しい人たちと続けるつもりです。このページを見れば僕の安否がわかるようになると思いますので、今後ともよろしくお願いします」とのコメントを発表しています。

氏はバンダイナムコゲームスを退職する前に、現在のゲーム界が続編中心になっていると批判を展開したことでも知られていますが、今後の活動はゲーム以外のところにも広がっていくようです。
「音楽やビデオゲームを中心に活動していますが、最近では公園(Playground)のデザインも始めることができました。私たちは自分たちの枠を広げたいと思っています。ということで、なにか新しいことを一緒に取り組むことができたら、とてもうれしいです」

ユニークな才能は健在というわけで、ファンには嬉しいリスタートとなりそうです。

フィットネスクラブがまるごとリビングに!Wii『Fitness Party(フィットネスパーティ)』12月9日発売決定

http://www.inside-games.jp/article/2010/10/08/44929.html
バンダイナムコゲームスは、Wiiソフト『Fitness Party(フィットネスパーティ)』を12月9日に発売することを発表しました。

『Fitness Party(フィットネスパーティ)』は、文字どおり自宅のリビングでダンスフィットネスを楽しめるソフト。「ラテンダンス」「ヒップホップ」「ボクササイズ」「エアロビクス」「空手」「ヨガ・ピラティス」など、全8カテゴリ(155種類)のダンスフィットネスメニューを収録しています。

音楽とインストラクターの動きにあわせて、最大2人同時に、Wiiリモコンを持ってダンスすることも可能。データ管理は8人まで保存できます。家族といっしょに、リズムにのって体を動かす多種多様なダンスを楽しみ、ワイワイと競い合いながら、自分にぴったりの運動効果を得ましょう。

特に「ラテンダンス」はバランスWiiボードにも対応。ガイド(矢印)に合わせて腰を動かす運動など、「ラテンダンス」全20種のエクササイズのうち10種類がバランスWiiボード対応となっています。

操作は、リズムに乗りながら矢印とキャラクターの動きに合わせてコントローラーを振ったりポーズをとったりするだけの直感操作。自分の動きをインタラクティブに判定し、得点が加算されていくので、ゲームの上達を実感しながら運動を楽しめます。Wiiモーションプラス専用ゲームも用意されています。

さらに、リズムに乗りながら、矢印とキャラクターの動きをタイミングよく真似することで、速く泳げたり、ピザを回して作ったり、飛んでくるものを切ったりする、楽しく体を動かせるパーティゲームも収録。もちろんカロリーなども計算されます。

また「鍛えたい部位」「運動の目的」「時間」などを指定すると、オススメ運動プログラムを組んでくれる「パーソナルトレーナー」も登場。悩まずに手軽に、効果的なプログラムをプレイできます。

毎日続けたくなる工夫としては、「世界一周モード」を搭載。運動実績により、自分のMiiが指定されたルートを進み、地球を一周。運動スコアを移動距離に変換し、地球を旅していきます。世界各都市がチェックポイントになっており、到着するごとにエクササイズメニューが増えたり、外国の豆知識を知ることができ、達成感を得られます。地球にはみんなのMiiが表示されているので、家族の進み具合をチェックしながら、レース感覚でも楽しめます。

あるいは1日1回だけランダムに選ばれるプログラムにチャレンジし、高得点に挑戦できる「今日のチャレンジ」モード、7日間単位で自分で目標が設定できる「7日間チャレンジ」など、短期間の運動でも達成感や安心感を得られるモードをプレイしてもいいでしょう。脂肪燃焼や健康維持など目的に合わせたエクササイズを行い、適切な心拍数になっているかを測定する「心拍トレーニングモード」も用意されています。

これらのプレイ内容は自動的に記録され、日・週・月単位での運動時間や消費カロリーが計算・表示されます。日々の運動結果が残ることで続けるモチベーションアップすることでしょう。

バンダイナムコゲームス広報によると「開発のメンバーは、いい汗流してダイエットに成功してます!」とのことで、高い効果が期待できる内容になっているようです。また開発には、世界最大のフィットネスインストラクター教育団体AFAAの日本法人、筑波大学ヒューマンカロリーメーターが協力しているとのことです。

『Fitness Party(フィットネスパーティ)』は、12月9日(木)発売予定で価格は5,040円(税込)です。

(C)2010 NAMCO BANDAI Games Inc.

200体以上のモビルスーツが登場!『ガンダムブラウザウォーズ』Yahoo!モバゲーにて事前登録開始

http://www.inside-games.jp/article/2010/10/08/44934.html
バンダイナムコオンラインは、「機動戦士ガンダム」がテーマのソーシャルゲーム『ガンダムブラウザウォーズ』を10月中にYahoo!モバゲーにてサービス開始することを発表しました。

『ガンダムブラウザウォーズ』は、マウス操作だけで楽しめるガンダムのソーシャルゲームです。連邦軍またはジオン軍に所属するモビルスーツのパイロットとなって味方側のパイロットと交流しつつ、自らの能力や搭乗する機体を強くしていき、敵軍との戦闘を戦い抜きましょう。

ゲーム内に登場するモビルスーツはなんと200種類以上。各モビルスーツはアイテムを使って強化できるほか、「設計図」を集めることで新しい機体を開発できます。また、サービス開始後もさまざまなバリエーションの機体が追加されるので、アップデートも楽しみになりそうです。

なお、サービス開始に先立ってティザーサイトにて、正式サービス開始時にゲーム内で使用できるアイテムがもれなくプレゼントされる事前登録を実施中です。

『ガンダムブラウザウォーズ』は、Yahoo!モバゲーにて10月中にサービス開始予定です。

(C)創通・サンライズ

『Solatorobo それからCODAへ』、100本のテレビCMでギネス記録に挑戦10/14

http://www.gamebusiness.jp/article.php?id=2254
バンダイナムコゲームスは、ニンテンドーDSソフト『Solatorobo それからCODAへ』のテレビCMを通じてギネス記録に挑戦することを発表しました。

ゲームの話をそのまま100本100通りのCMとし、8時間で放送します。

『Solatorobo それからCODAへ』は、2画面アニメーション×アクション×RPGからなる作品。幾多の浮遊大陸にイヌヒト・ネコヒトたちが住む世界が舞台で、1人のイヌヒトのかけだしハンター“レッド”を主人公とした冒険談が語られます。

『Solatorobo』発売に先駆け、10月21日(木)の15時~23時の8時間にわたり、TOKYO MXにてCMを100本放送。「8時間で異なる100通りの同一商品CMを100本流したCM」のギネス記録に挑戦します。

同CMは構想10年・制作3年という長い時間をかけて作られた緻密な世界観を表現するため、100章からなる百科事典風アニメーションとなっています。キャラやロボに関するものから、冒険の舞台となる世界や文化に関する豆知識を紹介するとのことです。

ちなみに同ジャンルのギネス記録は「8時間48本48通り」が現在の最高記録となっています。なおオフィシャルサイトでは、10月14日より限定20本を先行公開しています。

『Solatorobo それからCODAへ』は10月28日(木)発売予定で、価格は通常版が5,040円(税込)、コレクターズエディションが7,140円(税込)です。

(C)2010 NBGI

チリの鉱山事故の救出を記念した『ミスタードリラー』画像【追記あり】

http://www.kotaku.jp/2010/10/chile_mrsriller.html

ホリ・ススムからも鉱夫たちにお祝いのメッセージが。

69日の間、地下700メートルに閉じ込められていたチリの鉱夫たちが無事に救出されましたね。ナムコバンダイはこの記念すべき瞬間を『ミスタードリラー』の壁紙画像でお祝いしています。
 
あの名作『ディグダグ』のアップデート版とも言える『ミスタードリラー』が日本のアーケードにデビューしたのは1999年。まだまだシリーズ作品のリリースも続いています。

このたび公開されたチリ鉱夫救出記念画像はチリの国旗カラーをバックに、『ディグダグ』主人公であるホリ・タイゾウの息子であるホリ・ススムとその愛犬ポチがあしらわれたものです。画像右上の「Bienvenido de nuevo!」は「おかえりなさい!」という意味だそうです。

チリの鉱夫たちにおかえりなさいと言いたい気持ちもわかりますが、救出記念にぴったりのゲームとは言いがたい気も?

追記[2010.10.15]バンダイナムコは「配慮が足りない点があった」として、壁紙の公開を中止しました。

バンダイナムコとNinja Theoryの『ENSLAVED』、アニメーションに「morpheme」を採用 10/25

http://www.gamebusiness.jp/article.php?id=2318
ナチュラルモーションは、英国Ninja Theoryが手掛けてバンダイナムコゲームスより先日発売された『ENSLAVED ODYSSEY TO THE WEST』に同社のアニメーションエンジン「morpheme」(モーフィム)が採用された事を明らかにしました。

『ENSLAVED ODYSSEY TO THE WEST』は西遊記をモチーフにしたアクションゲームで、ダイナミックに動くキャラクターのモーションは必見です。

ナチュラルモーションのトルステン・レイルCEOは、「『ENSLAVED』の試作やプリビュー等を拝見させて頂きましたが、登場キャラクターのまるで生きているかのような動きの作りこみが素晴らしい。大きな称賛を称えたい。Ninja Theoryとバンダイナムコゲームスは、マシンパフォーマンスによる制約障壁を打ち破るほど高いクオリティのアニメーションとビデオゲームの枠を超える壮大な物語を完成させました。『ENSLAVED』のキャラクターの素晴らしいクオリティは、ゲームキャラクターの作り込みというハードルをもう一つ高いレベルに押し上げたと思います。このエキサイティングなプロジェクトに弊社のアニメーションエンジンmorphemeが使用されたことを大変光栄に思っております」とコメントしています。

英国Ninja Theoryの共同創立者でありチーフ・テクニカル・ディレクターであるマイク・ボール氏は、「昨今のゲームに求められるのは、グラフィックなど単なる見た目だけのリアルさだけではない。まるで命があるかのようにスムーズに動くキャラクターアニメーションが重要なのです。 それがゲームをプレーする皆様を我々の創出したゲーム世界に引き込むのです」とコメントしています。

ナチュラルモーションは英国英国オックスフォード、米国サンフランシスコ、韓国ソウルに拠点を置くアニメーション関連ソフトウェアベンダーです。「Euphoria」「Morpheme」「Endorphin」といった製品はゲームを始め映画や映像など幅広い業界で採用されています。GameBusiness.jpでは以前にインタビューも実施していますのでご参照ください。日本のデベロッパー向けにはIGMが代理店となっています。

「初音ミク」や「コードギアス」などとコラボ決定!PS3『テイルズ オブ グレイセス エフ』

http://www.inside-games.jp/article/2010/11/11/45565.html
バンダイナムコゲームスは、プレイステーション3ソフト『テイルズ オブ グレイセス エフ』の最新情報を公開しました。

今回の情報は、「なりきり称号」システム、コードギアス・トロ・初音ミクとのコラボ、そしてDLC記念日チャットとアタッチメントの追加情報など、PS3版の新たな新要素が公開されました。

新要素の1つめは、通称「なりきり称号」システム。他のパーティメンバーになりきって(姿を変えて)戦闘をプレイできるシステムです。該当する称号を手に入れ装備し、なりきりスキルを覚えることでパーティメニューから姿を変更することが可能。ゲーム内で条件を満たせば称号を入手できます。複数人をシェリアに“なりきり”させて、全体的な回復力を底上げしたり、全員を同じキャラクターに“なりきり”させて、見た目を楽しんだりといったことができます。
新要素の2つめは、さまざまなコラボ(有料)。「コードギアス 反逆のルルーシュ R2」、「どこでもいっしょ」のトロとのコラボとして、コスチュームのほか、ステータスアップなどのスキルも取得可能です。

また「初音ミク」とのコラボでは、なりきり衣装称号“初音ミク”と、初音ミクのお洋服だけ着用した衣装称号“初音ミクのお洋服”の2つが入手できます。コスチュームのほか、ステータスアップなどのスキルも取得することも可能です。

新要素の3つめとして、DLC記念日チャット(無料)が登場。発売日を始め、実際のカレンダーにある記念日のいくつかに合わせて、グルーヴィーチャットが配信されます。記念日にまつわる話をキャラクターがボイス付きで賑やかに展開し、好評の「カットイン」も多数入ります。日付に合わせてすべてのチャットが無料でダウンロード可能です。なお記念日チャットは、「テイルズ オブ グレイセス エフ」内での再生となるので、ゲームを購入しなければ見ることはできないので、注意してください。

また、新規機能“アタッチメント”の一部DLC(有料)も判明。「かめにんセット(甲羅と帽子のセット)」、「だっこソフィ」などのグラフィックが公開されました。ちなみにアタッチメントは各キャラクターに3つまで装着が可能です。

『テイルズ オブ グレイセス エフ』は、12月2日に発売予定で価格は8,379円(税込)です。

(C)いのまたむつみ (C)2010 NBGI
初音ミク(C) Crypton Future Media, Inc.
(C)SUNRISE/PROJECT GEASS・MBS
Character Design (C)2006-2008 CLAMP
(C)2010 Sony Computer Entertainment Inc.