MSNEWS2008

Last-modified: 2010-09-15 (水) 01:11:08

『ゴールデンアイ007』はXBLAで!? しかし任天堂とMSの交渉は不調

http://www.inside-games.jp/article/2008/01/12/26315.html
NINTENDO64で、英国レア社が開発し、任天堂から発売された『ゴールデンアイ007』は、任天堂とレアの良き時代を代表する作品であり、非常に優れたFPSで、特に対戦の熱さは今でも語り継がれます。是非とも何らかの形で復刻して欲しいものですが、レア社がXbox360のLive Arcadeに移植を進めていたそうですが、リリースはペンディングの状態になったということです。

1UP.comはこの件について情報筋からの話として、任天堂とマイクロソフトの間の交渉で合意ができなかったとしています。『ゴールデンアイ007』に関しては任天堂とレア社が共同で権利を保有していて、これをLive Arcadeでリリースする為には任天堂の同意が必須です。最初に一括で支払うか、1本当たり幾らというロイヤリティ形式にするかで交渉が止まっているようです。

Live Arcadeの『ゴールデンアイ007』はリメイクではなく、NINTENDO64版のグラフィックやシステムなどを踏襲した移植作品で、残念ながら一部キャラクターは権利関係で除かれているようです。ただし、オンライン対戦に対応していたということです。

携帯ゲーム機では競合になく、レア社は任天堂向けタイトルの開発も行っていますが、主戦場で敵に塩を送るようなことは難しいかもしれません。

マイクロソフトのXbox事業、ついに利益を上げる

http://japanese.engadget.com/2008/01/25/xbox-1-2-3-profit/

マイクロソフトが24日発表した昨年10 - 12月期決算はVistaやOfficeの好調で過去最高となる163億6700万ドルの売上高・前年同期比87%増となる64億8100万ドルの営業利益という内容でしたが、万年赤字事業だったXboxもついに黒字転換を果たしています。

Xbox 360やPCゲームおよびポータブルプレーヤのZuneなどを含むEntertainment and Devices Division (EDD)の決算内容は、07年12月末に終わる四半期の売上が30億6000万ドル、営業利益が3億5700万ドル。6カ月(財務年度08前半)では売上49億8900万ドル、利益が5億2400万ドル。前年同期のマイナス4億2300万ドルから一気に利益の上がる事業になりました。

内容としてはよほどバカ売れしたPCゲームがあったりどこかの宇宙人や未来人がZuneを大量購入したというわけではなく、「主にXbox 360プラットフォーム。Xbox 360ビデオゲーム、Xbox LIVEの収入およびXbox 360アクセサリの売上による」。ゲームソフトの好調はもちろんマスターチーフが牽引したもので、Xbox 360本体は6カ月で610万台、Halo3は482万本を販売しています。またシュリンクや改良で本体製造コストが下がったこと、Xbox 360ブランドを浸透させるプロモ費用が下がったことも理由。

もともとEDDはマイクロソフト全体の戦略からすれば単体で利益を上げる必要がないとすら言われてきましたが、直近の3カ月・半年だけを見ればまともに稼げる部門に変身したことになります。マイクロソフトによればXbox 360用ソフトの好調から通期でも黒字を確保できるんじゃないかしら、とのことRRoD問題の特損10億ドルを前年に押し込んでおいたのが効いたようです。

⇒2011年度からの会計に注目ですね、、、また、2010年4Qに一括計上するのかどうか?

マイクロソフト、2008年度第2四半期の決算を発表、記録的な業績を達成

http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=3334
 コンシューマ向けの製品としては、Windows Home Server、メディア再生デバイスであるZune(R)の新しいバージョン、ならびに次世代型のサービスであるWindows Live(TM) Online Serviceといった新製品や新バージョンが、2008年度第2四半期にリリースされました。また、暦年の2007年を終了した時点でのXbox 360(R)の累積販売台数は1,770万台を超え、前年比70%増を達成しました。

【GDC08】マイクロソフト、ユーザー開発ゲームのXbox LIVEアーケード配信へ

http://www.inside-games.jp/article/2008/02/21/27240.html
マイクロソフトは、サンフランシスコで開催中のGame Developers Conference(GDC)の基調講演で、Xbox LIVEアーケードにユーザの開発したゲームの公開機能を提供すると発表しました。スケジュールについては「近い将来」としています。

マイクロソフトのゲーム開発環境「XNA Game Studio 2.0」はDirectX SDK、Visual C# Expressとあわせて無料で入手可能で、Xbox 360用バイナリも生成できましたが、ローカル環境においてPCからXbox 360にゲームを転送してプレイするにはXNA クリエイターズクラブ(有料サービス)に加入する必要があり、作成したゲームの配布が難しい状況となっていました。

マイクロソフト、Xbox360向けHD DVDプレイヤーの生産を終了―AP通信報じる

http://www.inside-games.jp/article/2008/02/25/27317.html
AP通信が伝えるところによれば、マイクロソフトは、東芝がHD DVD事業より撤退する方針を決定したのを受けて、同社がXbox360向けに供給している外付けのHD DVDプレイヤーの生産を終了することを明らかにしたということです。

「HD DVDはハイディフィニションの体験を届ける為の方法の一つであり、マイクロソフトは今後もデジタルディストリビューションを通じて映画やテレビの配信など人々の楽しめるエンターテイメントを提供していきます」とマイクロソフトのメディア&エンターテイメントグループのBlair Westlake氏はコメントしています。

マイクロソフトはインテルやNECなどと並んでHD DVDの主要なサポーターでした。Xbox360向けのHD DVDプレイヤーは130ドルで販売され、これまでに30万台が販売されたということです。

マイクロソフトではHD DVDプレイヤーの販売中止でXboxビジネスに与える影響はないと話しています。

欧州マイクロソフト、Xbox360拡販に元欧州任天堂David Gosen氏を起用

http://www.inside-games.jp/article/2008/03/25/27976.html
マイクロソフト欧州部門は、元任天堂オブヨーロッパで代表を務めたDavid Gosen氏を、副社長戦略マーケティング&インタラクティブエンターテイメントビジネス(IEB)担当に起用すると発表しました。同氏は今後、Xbox360の欧州市場における拡販を統括することになります。

David Gosen氏は「ゲーム業界のキーとなるステージであるマイクロソフトIEBチームの一員になれてとても嬉しく思います。Xbox360は先日の値下げによって非常に大きな可能性が開けています。ラインナップは更に強力になりつつあり、幅広いユーザーにアピールすることができます。Xbox Liveは家庭用機で最初のオンラインエンターテイメントネットワークであり、業界の標準を決めました。Xbox LiveはXbox360に完全に統合され、友達を探したり、ゲームやその他のエンターテイメントなどユーザーが望むものを手に取りやすくしました。このIEBチームで、更に多くの人をXboxの世界に招待できることを楽しみにしています」と述べています。

同氏の前職は欧州で5番手に入るモバイルゲームメーカーのI-play Mobile EntertainmentのCEOで、その前には任天堂オブヨーロッパで2004年まで5年以上要職を経験し、ゲームボーイアドバンス、ゲームボーイアドバンスSP、ゲームキューブといったゲーム機の発売を手掛けました。それまでにはペプシコ、コカコーラ、British Sky Broadcastingなどでマネジメントを経験したということです。

Xbox360にWiiそっくりの新型コントローラーが登場?

http://www.inside-games.jp/article/2008/04/09/28319.html
海外サイト「MTV Mulriplayer」では、マイクロソフトがXbox360用にWiiそっくりのコントローラーを用意しているとの噂が流れています。

発表されたスケッチによると、この新型コントローラーは棒形をしており、上面にABXYボタンとスピーカー、底面にトリガーが配されている……とWiiコントローラーに極めて近いデザイン。噂が流れながらもWiiコントローラーに実装されなかったマイクが付いているのが大きな相違点といえるでしょう。

同サイトは数ヶ月間の裏付けを取った上で今回の噂を掲載。「エイプリルフールは数日前に過ぎている」と主張した上で、新型コントローラーレア社の新作と関連しているとの見解を明らかにしています。

Wiiコントローラーがゲームに新しい可能性を開き、ガンシューティングに高い親和性を示しているのはご存じの通り。コントローラーはゲーム機のコンセプトそのものであり、無数のデザインが考慮されるものとはいえ、この新型コントローラーの噂は大きな波紋を呼びそうです。

マイクロソフト、2008年度第3四半期の決算を発表

http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=3431
 エンターテインメント&デバイス部門の売上は、Xbox 360(R)コンソールの需要が堅調であったことから前年同期比68%の成長を達成しました。また、Xbox 360コンソールの累積販売台数は前年比74%増の1,900万台を超えました。第3四半期に18%の2桁成長を見せたサーバー&ツール部門の売り上げは、これまでの記録をさらに伸ばし、23期連続の2桁成長を達成しました。

Xbox LIVEでユーザー制作のゲーム配信が秋に開始。日本は未定

http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/22593.html
 マイクロソフトは24日、ユーザーが制作したゲームをXbox LIVE マーケットプレースを通じて配信できる「Xbox LIVE コミュニティー ゲーム」を発表した。2008年内に米国、カナダ、ヨーロッパの一部で開始予定で、日本での提供は現状のところ未定。

 マイクロソフトはこれまでにもゲーム開発環境として「XNA Game Studio」を無償で提供するなどユーザーのゲーム制作を促進する施策を行っており、今回発表されたXbox LIVE コミュニティー ゲームでは、1200万のXbox LIVEユーザーに向けて自分が制作したゲームを配信できるようになる。

 Xbox LIVE コミュニティー ゲームで配信を行うには、Xbox 360ゲーム開発者向けサービス「XNA クリエイターズクラブ」の参加が必要。投稿されたゲームのうちメンバーのレビューに合格したゲームが配信され、ゲーム制作者は200~800マイクロソフトポイントの幅で3段階に設定された価格の中から自分のゲームの価格を選択。売上の最大70%を制作者が受け取れるという。

 すでに北米ではXbox LIVE コミュニティー ゲームのベータ版が展開されており、2008年秋後半にはXbox LIVEのリニューアルに合わせてXbox LIVE マーケットプレースにXbox LIVE コミュニティー ゲームの項目が追加。ユーザーはコミュニティー ゲームのレーティングや予告編、体験版なども利用できる。2009年には北米や欧州以外の地域でも展開予定だが、日本での展開は未定という。

Xbox360に大作RPG続々 『テイルズ オブ ヴェスペリア』の発売日が決定 来年には『スターオーシャン』シリーズ最新作が登場

http://www.inside-games.jp/article/2008/06/10/29552.html
マイクロソフトは、2008年6月10日(火)に開催された「Xbox 360 RPG Premiere 2008」において、Xbox360用RPGのラインナップを発表しました。

『テイルズ オブ ヴェスペリア』はアニメチックなキャラクターで知られる「テイルズ」シリーズ最新作。発売日は8 月 7 日(木)に決定、価格は7,800 円(税込)となります。また、6月にはXbox Liveマーケットプレースで体験版も配信されることが決定しました。

同時に限定版「Xbox 360 テイルズ オブ ヴェスペリア プレミアムパック」も発売されます。スタンダード モデルのXbox360本体と20GBのHDD、『テイルズ オブ ヴェスペリア』のソフトに加えて「オリジナル フェイスプレート」と「収録台本レプリカ」、予約特典と同じ「スペシャルDVD」がセットとなっています。価格は37,800 円(税込)。

スクウェア・エニックスとトライエースの看板タイトルの一つである『スターオーシャン』の最新作がXbox360で発売されることが明らかにされました。タイトルは『スターオーシャン4 THE LAST HOPE』。気になる発売日は2009年、価格は未定となっています。

同じくスクウェア・エニックスとトライエースが贈る最新RPG『インフィニット アンディスカバリー』ですが、こちらの発売日は9月11日(木)、価格は8,190円(税込)で確定しました。

期待のタイトルである『ラスト レムナント』ですが、発売が「今冬」との発表が行われました。こちらの価格は未定となっています。

海外RPGファンにも嬉しいお知らせがあります。噂が先行していた『Fable 2』と、既に海外で発売されている『Mass Effect』が日本でも発売されることが決定しました。

『Fable 2』は『ポピュラス』などで知られるピーター・モリニューが手がけるRPGで、高い自由度が特徴。『Mass Effect』はSF世界を舞台としたアクションRPG。TPS(三人称シューティング)のようなアクション性の高い戦闘が可能で、海外では既にミリオンを突破しています。

『Fable 2』は2008年発売予定、価格未定。『Mass Effect』は発売日・価格ともに未定となっています。

豪州でXbox360値下げ、WiiやPS3への影響は?

http://www.inside-games.jp/article/2008/07/03/30034.html
マイクロソフトはここ数週間噂に上っていた通り、Xbox360のオーストラリアでの価格を最も安いモデルで349豪ドルに値下げしました。これはWiiを50ドルほど下回り、次世代ゲーム機として最安値ということになります。数日後にE3が開催されますが、これは他の地域でも追随される可能性もあります。WiiやPS3の今後の売れ行きにも影響があるのでしょうか?

Xbox360のオーストラリアでの価格はエントリーモデルとして位置付けられる「アーケード」が50ドル値下げされ349ドルに、「プロ」が180ドル値下げされ499ドルに、最上位の「エリート」が80ドル値下げされ649ドルとなり、最も安い「アーケード」は、Wiiの400ドルを下回ることになります。

今回の件についてJanco PartnersのMike HickeyアナリストはGamesutraにコメントを寄せています。「様々な噂がありましたが、ハードの需要が失速する中で、自然な取り組みだと考えています。ホリデーシーズンに向けての影響は限定的で、ガソリン価格の高騰などによる一般的な景気感の悪化に左右されるでしょう」

そしてWiiについての影響は「任天堂がこれによって価格引下げ圧力にさらされることはないでしょう。いまはホリデーシーズンに向けて出荷が増え、発売以来バランスが取れたことのない、需要と供給が一致することを期待する段階です」としています。

北米版Xbox360に60GBモデル8月登場!20GBモデルは50ドルの値下げ

http://www.inside-games.jp/article/2008/07/14/30220.html
米国マイクロソフトは2008年7月13日(日)、アメリカとカナダの北米市場において8月中旬よりXbox360の新モデルをリリースすると発表した。

新モデルは、既存の20GBハードディスク搭載モデル「Xbox360 Console」のハードディスク容量を60GBに増やしたものとなり、価格はこれまでの「Xbox360 Console」と同じ349ドル(約3万7,000円)となる。
そして、20GBハードディスク搭載モデルは7月13日(日)より50ドル値下げされ、新価格は299ドル(約3万2,000円)で販売が開始された。なお、ハードディスクの代わりに256MBのメモリーと5つの「Xbox LIVE Arcade」タイトルをセットした「Xbox360 Arcade」の価格は変更されず、279ドル(約3万円)のままとなる。

なお、今回の新モデル及び価格改定は北米地域のみとなり、現時点で日本での60GBハードディスク搭載モデルなどの発売発表は行われていない。

【E3 2008】マイクロソフトがプレスカンファレンスを開催―『FFXIII』がXbox360で発売決定(速報)

http://www.inside-games.jp/article/2008/07/15/30223.html
E3 Media& Business Summit 2008開催の前日である7月14日(月)10時30分よりLA CONVENTION WEST HALLにてMicrosoft E32008 Press Briefingが開催されました。詳細は、後のリポートにて報告することにしてここでは、Briefingにて明かされた興味深い情報をフィーチャーします。

まず、『バイオハザード5』ですが、2009年3月12日(米国、欧州は2009年3月13日)にリリースされることが明らかになりました。

また、『ファイナルファンタジー』シリーズの最新作である『ファイナルファンタジー13』のXbox360版が北米及びヨーロッパにて発売されることも発表されました。

この他に、Xbx Liveのインターフェイスが今秋、一新されアバターを用いたコミュニケーションが多用されること、テレビ、映画などの豊富なダウンロードコンテンツ、そして『Guitar Heroes』シリーズや『Rock Band』シリーズの最新作などが公開され会場は興奮につつまれました。

マイクロソフト、2008年度第4四半期ならびに2008会計年度の決算を発表、600億米ドルの年間売上を達成

http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=3490
 2008会計年度には、Windows Server(R) 2008、SQL Server(R) 2008ならびにVisual Studio(R) 2008といった主力製品の市場展開を開始しました。そして、発売以来1億8,000万本のライセンス販売を達成したWindows Vista(R)、the 2007 Microsoft Office system、サーバーソフトウェア、ならびにXbox 360のコンソールやゲームといったマイクロソフトの製品群全体に対する需要も引き続き好調に推移し、結果として売上増加の主要な原動力となりました。

  • Microsoft、2008年度の売上高が600億ドルに到達

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/0718/ms.htm
 第4四半期の売上高は前年同期比18%増の158億4千万ドル、営業利益は同42%増の56億8,000万ドル、1株当たり利益は同48%増の0.46ドル。前年同期にXbox 360の保証/修理関連の費用として11億ドルを計上していたことから、大幅な増益となった。

「Games for Windows − LIVE」サービス無料化発表、即実施

http://www.inside-games.jp/article/2008/07/24/
マイクロソフトは2008年7月23日(水)、同社のPCゲームでのオンラインサービス「Games for Windows − LIVE」を完全無料化した。

「Games for Windows − LIVE」では、ゲーマータグやフレンドリストを使ってオンラインコミュニティーに参加できるほか、WindowsPC間だけでなく、Xbox360タイトルの同じソフトとのオンライン対戦プレイなどが楽しめる。

今回のサービス無料化は、米国現地時間の7月22日(火)に、シアトルで開催中のゲーム開発者技術カンファレンス「Gamefest 2008」で発表された。これにより、これまでは有料のゴールドメンバーシップの会員のみが利用できたサービスが、シルバーメンバーシップでも同様に利用可能となる。

◆無料化された以前のゴールド会員専用のサービス
・LIVEでのP2Pゲームのホスト
・LIVE上のP2Pゲームへの参加・プレイ
・LIVE上のゲームへの招待
・ゴールド メンバーシップ専用ゲームへの参加 / プレイ
・マッチメイキング(クイックサーチ、カスタムサーチ)
・ゲーム内でのボイスおよびテキストチャット
・実績(マルチプレイヤーでの実績の獲得)

(C) 2008 Microsoft Corporation. All Rights Reserved

Xbox 360で同人ソフトを製作&販売できる― まず欧州地域で実施

http://www.inside-games.jp/article/2008/07/24/30413.html
マイクロソフトは2008年7月22日(火)、北米及び一部ヨーロッパでのXbox 360の新サービスとして、ユーザー自身が作成したXbox 360用ゲームを「Xbox LIVEマーケットプレース」を介してオンライン販売できる「Xbox LIVE コミュニティー ゲーム」を年内よりスタートすると発表した。なお、日本でのサービス開始時期は未定。

本サービスでは、ユーザー(「XNA クリエーターズ クラブ」のメンバー)が無償提供されているゲーム開発環境「XNA Game Studio」を用いてオリジナルゲームを製作する。そして、完成したゲームを投稿し、メンバーによる厳しいレビューをパスした作品は、「Xbox LIVE マーケットプレース」を通じてユーザーに向けて販売できるようになる。

ゲーム制作者は、 200マイクロソフトポイントから800マイクロソフトまでの3段階の販売価格の中から適切な価格を設定して自作ゲームを販売し、総売上の最大70%を受け取ることが可能となる。

「Xbox LIVE コミュニティー ゲーム」に関して、同社のインタラクティブエンターテイメント ビジネスグループのチーフテクノロジーオフィサーであるクリス・サッチェル(Chris Satchell)氏は、「マイクロソフトが今年からスタートさせる「Xbox LIVE コミュニティー ゲーム」は、ゲーム開発の門戸を広く一般に開放するだけでなく、意欲的なデベロッパーに世界の舞台でゲーム制作者としてのキャリアの第一歩を踏み出す機会を提供するものです。これはデベロッパーとユーザーの双方にメリットをもたらします。ゲームクリエーターの皆さんの意欲を掻き立て、斬新で優れたXbox 360用のゲームを今後も開発していこうという気にさせることは間違いないからです」と述べている。

「Xbox LIVE コミュニティー ゲーム」は、米国・カナダ・ヨーロッパの一部では年内に開始され、2009年以降には他の地域にも展開される予定だ。

(C)2008 Microsoft Corporation. All Rights Reserved

マイクロソフト、「XNA」を使ったゲーム開発コンテストを開催―賞金50万円

http://www.inside-games.jp/article/2008/07/25/30434.html
マイクロソフトは、2008年8月4日(月)よりゲーム開発ツール「XNA Game Studio」で制作されたゲームコンテンツのコンテストイベント「マイクロソフトXNA ゲームクリエーター コンテスト 2008」の作品募集を開始する。

「XNA Game Studio」は、WindowsPC及びXbox 360用のゲーム開発プラットフォームで、マイクロソフトより無償で提供されている。

本コンテストの日本国内での開催は2回目となり、「ゲーム部門」と「ゲームアセット部門」が設けられ、それぞれ「一般部門」と「学生部門」の応募者を分けて入賞作品が選出される。そして、最優秀賞には賞金50万円、優秀賞には賞金30万円などが贈られる。

作品の募集期間は8月4日(月)から9月9日(火)までとなり、受賞作品の発表は、10月に開催予定の体験会を併設した授賞式で行われる。

同人ソフトとXbox360は「Xbox LIVE コミュニティー ゲーム」で交わるのか?

http://www.inside-games.jp/article/2008/07/29/30469.html
Xbox360で新たな試みがスタートしようとしています。「Xbox LIVE コミュニティー ゲーム」は個人が開発したソフトを「Xbox LIVE マーケットプレース」で販売できるシステム。制作者は価格を200〜800マイクロソフトポイント(約350円〜1200円)の間で設定し、売上の70%を受け取ることができます。

個人が作ったソフトがゲーム機に乗りオンライン発売される。これは今までに例を見なかった試みです。家庭用ゲーム機で開発環境がリリースされることは今までにも何度かあったのですが、「Xbox LIVE コミュニティー ゲーム」で画期的なのは発表の場所や販路までが提供されることにあります。自分の作品が人々の目に触れ、そこから収入を得られる。これはクリエイターとしての自覚を養う上で極めて重要なことです。

どんなソフトだろうと販売できる訳ではないのもポイントで、世に出るには審査をパスする必要があるため、ロークオリティ過ぎたり不適切な内容のゲームが溢れかえるという心配はなさそうです。流通にかかるコストが低いながらも広くアピールすることができ、さらにはクオリティもコントロールできる。オンライン販売の良い部分を結集したような形式といえるでしょう。

日本には「同人ソフト」というインディーズゲームが存在しますが、これは他国のインディーズゲームとは少々異なったものとなっています。同人誌専門店やダウンロード販売ショップなどの流通ルートが確立しており、商品として高いアピール力を持つ洗練されたゲームが数多く存在。ゲームが審査されることがないためか、既存アニメのキャラクターを使用したパロディや過激な18禁など多彩なジャンルが許容される市場となっています。クオリティや著作権が問題となることも多く、パロディ元の版権所有者からクレームが付いて発売中止となることや、逆にクレームをきっかけに正式な許諾を得る場合などもあって、なかなかに混沌とした状況となっています。

こうして見てみると、日本の同人ソフトと「Xbox LIVE コミュニティー ゲーム」はインディーズゲームという点ではイコールですが、その状況は大きく異なることが分かります。そのため、日本で「Xbox LIVE コミュニティー ゲーム」のサービスがスタートしたとしても同人ソフト界からの参入は極めて少ないでしょう。逆に言えば、同人ソフト界とは違ったタイプの才能が見いだされる可能性も大きいわけで、特に日本のインディーズゲーム作者が海外でどのような評価を受けるのかが気に掛かります。新たな才能が花開くきっかけとして「Xbox LIVE コミュニティー ゲーム」の日本サービスを願いつつ、筆を置くこととします。

『あつまれ!ピニャータ2 : ガーデンの大ぴんち』 が自然保護に賛同〜初回出荷1本ごとに1本の木を植樹

http://www.inside-games.jp/article/2008/08/20/30765.html
マイクロソフトは2008年8月20日(水)に、Xbox 360向け育成シミュレーションゲーム『あつまれ!ピニャータ2 : ガーデンの大ぴんち』の発売において、初回出荷分1本が購入されるごとに、1本の木をフィリピンのミンドロ島へ植樹することを発表しました。

『あつまれ!ピニャータ2 : ガーデンの大ぴんち』は、レア社が開発を手掛けた新作ゲームタイトルで、与えられた土地に草木や作物を植え、池を作るなどの活動を通し、ガーデン(環境)を作り上げることで、生物(ピニャータ)が住みよい世界を作ることが目的となっています。百種類以上存在する生物は、それぞれに生存するための条件があり、条件が満たされることにより新しい生物がガーデンに住み着きます。時には、新しい生物を定住させるために、これまで愛情をかけて育てた他の生物を、食糧として提供しなければならないこともあります。

「環境の保護と生物の共存」を題材とした本作は、“森の再生”を起点とした環境保全活動に通じるものがあり、今回、NPO法人バードライフ・アジアとValue Frontierが運営する森林再生および保全活動「フォレストーリー・プロジェクト」にマイクロソフトが賛同したことで、この植樹参加のアイデアが実現したとのことです。

またこの植林活動への参加は、「購入したユーザが貢献」というスタンスであるため、購入ユーザが森林再生活動へ参加したことへの証明として、植林証明書(シリアルナンバー付き)が初回出荷分パッケージに同梱されているとのことです。

『あつまれ!ピニャータ2 : ガーデンの大ぴんち』は2008年9月11日発売予定で、希望小売価格は税込6,090円です。

和解金は22億円:振動コントローラーに関する訴訟でマイクロソフトと米Immersion社に決着

http://www.inside-games.jp/article/2008/08/27/30902.html
マイクロソフトと米Immersion社は振動コントローラーに関する訴訟で和解、Immersion社がマイクロソフトに2075万ドル(約22億円)を支払うこととなりました。

Immersion社は、ゲームの進行に合わせてコントローラーが振動する、いわゆる「振動コントローラー」に関する特許を持つ会社。同社が振動コントローラーに関してマイクロソフトとSECA(ソニー・コンピューター・エンターテイメント・アメリカ)を訴えた後に和解が成立したのは記憶に新しいところです。

Immersion社とマイクロソフトの間で交わされたサブライセンス契約では、「SCEAとImmersion社の和解が成立した場合、Immersion社はマイクロソフトに支払いをする義務が生じる」とするのがマイクロソフトの主張。これに対してImmersion社は「支払いの義務はない」として真っ向から対立してきたのがいままでの経緯です。

今回の和解により、約22億円がImmersion社からマイクロソフトへ支払われ、Immersion社はマイクロソフト製品に対する高い技術力をもつ企業によるパートナープログラムCertified Partner Programに参加することとなります。

2002年から続いてきた振動コントローラーに関する訴訟ですが、この和解で一段落したというわけですが、22億円という莫大な金額はプレイヤーにとっては雲の上の話であると同時に、ゲーム産業の規模の大きさを示すものといえるでしょう。

【Xbox 360 Media Briefing 2008】次世代機に期待とは言わせない、「新Xbox360体験」を披露

http://www.inside-games.jp/article/2008/09/02/30987.html
東京ゲームショウを来月に控えた9月1日、マイクロソフトは「Xbox360メディアブリーフィング2008」を開催し、世界初公開となる忍者アクションゲーム『NINJA BRADE』の発表や、60GBモデル版の発表を含む本体ラインアップの値下げなど、一連の年末商戦に向けた施策を発表しました。

国内でXbox360事業を推進する、同社執行役の泉水敬氏は、今回発表されたソフトラインアップの拡充と、今秋から全世界同時アップデートされるXbox Liveがもたらす「新Xbox360体験」、そして本体の値下げという3つの柱で、「4回目の年末商戦に向けて、Xbox360は新たに生まれ変わり、日本のゲームシーンをワクワクさせていきたい」と抱負を述べました。

このうち「新Xbox360体験」については、本年7月に開催された米E3メディアアンドビジネスサミットで発表済みで、本体の値下げは速報版で報じた通りです。そこで本稿では会場でデモされた新作タイトルの内容について、順不同でレポートしていきます。

「NINJA BRADE」が全世界に先駆けて公開

それでは、まず冒頭で軽く述べた『NINJA BRADE』(フロム・ソフトウェア)について紹介しましょう。その名の通り"ニンジャ"が主人公のアクションゲームで、「東京の街を舞台に、超高層ビル群をダイナミックに駆けめぐり、迫り来るモンスターをなぎ倒すシネマティックアクション」とのことです。

特徴の一つが豪華な開発陣です。主人公のキャラクターデザインはカプコンで『ロストプラネット』シリーズのデザイナーを務めた中岡恵司氏、サウンド制作は『メタルギアソリッド』シリーズに楽曲を提供しているジェム・インパクトの日比野則彦氏、アニメーション演出はプロダクション・アイジーの川崎逸朗氏が務めるなど、蒼々たるメンバーが名を連ねています。

プロデューサーの竹内将典氏によると、渋谷ならルミネや109など、現実の東京のランドマークがゲーム中でも登場し、その中でXbox360ならではの高品質な映像による、ムービー部分とアクション部分がシームレスに融合した、ダイナミックな「シネマティックアクション」が楽しめるとのことです。会場でもヘリコプターからダイビングした主人公が、降下ムービーから引き続いてビルに侵入し、アクションシーンに移行する様子がデモされました。2009年初頭発売予定ですが、東京ゲームショウでプレイアブルデモが出展されるとのことで、ぜひプレイして欲しいとアピールしていました。

続いて同じく初お披露目となったのが、バンダイナムコゲームスとコーエーという異色のコラボで話題を集めた『ガンダム無双』の続編「2」です。バンダイナムコゲームスの後藤能孝プロデューサーと、コーエーの鯉沼久史プロデューサーは、一番のセールスポイントとして「無双シリーズ初の超大型敵キャラクター、つまりモビルアーマーがボスキャラクターとして登場」する点と述べ、実機映像によるデモムービーで「ニューガンダムvsビグザム戦」「フリーダムガンダムvsサイコガンダム戦」を紹介。こうした「夢の対決」が実現できるのも本作ならではの魅力だと述べました。

登場モビルスーツは前作に加えて、「ガンダムSEEDディスティニー」の機体など、ユーザーからの要望の高かった機種が、ほぼ全て登場するとのことです。またストーリーモードでは「逆襲のシャア」シナリオが収録されるほか、オリジナルシナリオも複数、収録されるとのこと。ノーマルマップやリフレクションなど、次世代機ならではの映像技術に加えて、敵MSのアクションも向上しており、質量共にボリュームアップしているとアピールしました。発売時期は12月を予定とのことです。

E3で発表されたタイトルについても、実機デモプレイなどを含めて、新しい情報が公開されました。まず『The Elder Scrolls IV: オブリビオン』の開発チームによる大作RPG『FALLOUT3』です。本作を日本でパブリッシュするゼニマックス・アジアの高橋徹ゼネラルマネージャーは、発売日を12月4日に決定したと述べ、E3で発表されたダウンロードコンテンツについても、国内販売すると告知しました。

『FALLOUT3』は核戦争で廃墟となった米ワシントンDCを舞台に、生き残った一握りの人々による冒険という設定のRPGです。1950年代に米中による全面核戦争が勃発し、それから100年後の世界という設置で、50年代のアメリカ人がイメージした核戦争後の世界観となっています。『オブリビオン』と同じく、一人称視点ベースのアクションRPGで、FPS風に銃器での攻撃が可能です。さらにユーザーからの要望に応えて、三人称視点でもプレイ可能であると発表されました。

『オブリビオン』と同じく非常に自由度が高い点が特徴で、メインシナリオだけでも100時間以上プレイ可能です。資源が枯渇しており、主人公は廃墟をうろつきながら、アイテムを収集して活用していきます。無駄に攻撃していると、弾切れを起こす危険性もあり、攻撃以外にさまざまな選択が可能だそうです。高橋氏はデモプレイで、ステルスアイテムでプレイヤーキャラクターを半透明にしてから敵に近づき、ポケットの中に手榴弾を滑り込ませて爆死させる、などのテクニックを披露。「シューティングではなくRPGで、無理に戦闘しなくても良い」と自由度の高さをアピールしていました。

カプコン稲船氏が世界戦略を語る

そして今回、「最恵国待遇」で迎えられたのがカプコンです。泉水氏はXbox360を、日本では苦戦しているが、世界市場では2000万台を出荷しており、1200万人のXbox Liveユーザーがいるとアピール。日本のゲームを世界に紹介するには最適のプラットフォームと述べ、カプコンについて早くからXbox360で世界市場に挑戦し、大きな成功を収めてきたと紹介しました。そして同社でゲーム開発を統括する稲船敬二氏が登壇すると、がっちり握手して緊密ぶりを示しました。

最初に稲船氏は『ストリートファイター2』や『バイオハザード』など、カプコンは昔から世界市場で大きな成功を収めてきたが、これらはクリエイター主導で作られてきたタイトルで、好不調の波があるし、海外を狙っても苦戦することも多かったと振り返りました。その上で会社として明確に海外市場を狙った初めてのタイトルが『デッドライジング』と『ロストプラネット』だったが、社内で理解を得るまでが大変だったと振り返りました。それでも、これから企業としてグローバル市場で勝ち抜くためには、個々のクリエイターが明確に、世界市場で海外メーカーと勝負していく心構えを持つことが重要だとコメント。カプコンとしても「?海外ゲームの日本展開」「?海外で評価の高い旧作のリメイク」「?世界市場を見越した新作タイトル」の3つの方策で進む姿勢を示しました。

具体的なタイトルについて、?ではシリーズ7000万本出荷を記録している大ヒット・クライムアクション『グランドセフトオート4』日本語版、?では国内では『ヒトラーの復活』として知られるファミコンソフト『BIONIC COMMANDO』の新作プレイ映像を紹介しました。ファミコン版はワイヤーアクションの横スクロールゲームでしたが、新作『BIONIC COMMANDO』はXbox360の性能を生かした、一人称視点の3Dワイヤーアクション・シューティングになる模様です。そして?では、人気格闘ゲームの最新作で墨絵風のCGが美しい『ストリートファイターIV』と、シリーズで初めてオンラインでのCO-OP(協力プレイ)モードが取り入れられた『バイオハザード5』が紹介されました。

このうち『ストIV』については「世界に通用する国産タイトルが減っている中で、あえて墨絵風CGという日本ならではの映像表現を用いることで、まだまだ日本は世界に通用することを示したい」とコメントしました。またハリウッドで映画化も進行しており、映画版の公開にあわせてリリースするとしました。『バイオハザード5』については、竹内潤プロデューサーの紹介のもと、川田将央プロデューサーと安保康弘ディレクターがデモプレイを披露し、実機映像によるプレイ画面であることが強調されました。

4回目にして「台風の目」となるか?

このほか泉水氏からは、発売が9/11に迫ったXbox360専用タイトル『インフィニット アンディスカバリー』をはじめ、全世界でXbox360版が先行発売となる『ラストレムナント』『スターオーシャン4 THE LAST HOPE』のスクウェア・エニックスによる3タイトル。さらにはマイクロソフトからも『フェイブル2』『MASS EFFECT』『The Elder Scrolls IV: シヴァリング・アイルズ』といった大作RPG群の発売について紹介がありました。

またUBIソフトからは、現代空戦アクション『H.A.W.X』、人気FPS『FARCRY2』がそれぞれ今冬/年内発売。共にマルチタイトルながらXbox360版が先行となります。EAからはE3で人気を集めたアクション『ミラーズエッジ』、コナミデジタルエンタテインメントからは横スクロールシューティング『オトメディウス ゴージャス』、そしてサッカーゲームの王道『ワールドサッカーウイニングイレブン2009シリーズ』が冬発売と紹介されました。このほかマイクロソフトから『あつまれ!ピニャータ2 ガーデンの大ぴんち』、また発売日未定ながら「HALO」の世界観によるリアルタイムストラテジー『HELO WARS』の発売告知がありました。

このように、昨年は『ロストオデッセイ』『HALO3』の2作を前面に押し出していた印象がありましたが、今年はスクウェア・エニックスのRPG群を筆頭に、粒の揃ったタイトルが揃えられました。これに加えて、Xbox Liveのアップデートによる「新Xbox360体験」、そして本体値下げと、切れるカードはすべて切ってきた形です。冒頭で泉水氏は「『テイルズ オブ ヴェスペリア』で一時期、本体が品薄となってご迷惑をおかけしました。今後はこういった事がないように、メーカーとしての対応をしっかりしていきたい」と謝罪しましたが、この裏には強い自信が隠されていたようにも感じられました。

最後に泉水氏は「一部のアナリストの方々は、Xboxに期待するのは、もう次世代機だと言われていますが、そんなことはありません」と自虐ネタを出しながら、年末商戦に向けて日本のゲーム市場を盛り上げていく姿勢を示しました。はたして日本市場そして日本のゲーム業界で「台風の目」となれるか、大いに注目したいとことです。

「マイクロソフトは任天堂買収を考えていた」ピーター・ムーア氏

http://www.inside-games.jp/article/2008/09/17/31215.html
英紙ガーディアンにて、現在はエレクトロニック・アーツでEAスポーツブランドを統括するピーター・ムーア氏が昔を振り返っています。セガオブアメリカで辣腕をふるい、その後マイクロソフトでXbox事業を推進し、現在はEAのムーア氏、インタビューではセガ時代やマイクロソフト時代で興味深い話を広げています。

マイクロソフトがXboxに参入する頃に噂に上った、マイクロソフトによる任天堂の買収についても触れられています。

「(CEOの)バルマーは私がどうやってマイクロソフトを勝利に導くか――ソニーに対抗し、任天堂といかにして競争、もしくは買収するかどうか知りたがっていました。その頃は最初のマシンについてや、どうやって買収するかよく話してました。でも次のマシン、Xbox360を考える頃には、視野にはソニーしかなく、任天堂は話題に上りませんでした」

マイクロソフトによる任天堂買収は報道に上がったこともあります。

「バルマーはコンシューマーエンターテイメントの世界でマイクロソフトが果たすべき大きな役割を描いていました。Xboxはその重要な一つでした。実のところソニーは余り気にしてなく、ソフトウェアやサービスの面で彼らをリビングルームから追い出そうとしていました。そして私は2003年2月1日からマイクロソフトで働くことになります」

Xbox Liveで大統領選?オバマ氏が43%の支持を獲得

http://www.inside-games.jp/article/2008/09/24/31310.html
米マイクロソフトはXbox360を使用した大統領選の世論調査に10万人以上のユーザーが参加。オバマ氏が43%の支持を獲得したと発表しました。

これは2008年8月からXbox Live上で行われていた世論調査の結果。米マイクロソフトは、若年層の投票率を上げることを目的とするNPO「Rock the Vote」と提携。Xbox Live上で世論調査を行うと同時に、選挙人登録用の書類をダウンロード可能とするなど極めてユニークな試みを行っていました。結果はオバマ・バイデン両氏(民主党)が43%でトップ。マケイン・ペイリン両氏(共和党)が31%、「決めていない」と「その他」がそれぞれ13%という結果になりました。

参加者10万人は、世論調査を専門とするギャラップ社のサンプル数よりも多い上、NBC とCNNのサンプル数を足したものを上回るとのこと。ギャラップ社が9月18日(木)〜9月20日(土)に行った世論調査ではオバマ氏49%、マケイン氏45%という結果が出ており、順位こそ変わらないものの、マケイン氏の支持率に大きな差が出たことになります。

米マイクロソフトによると5万5千人以上の人がXbox Liveから選挙人登録の書類をダウンロードしたことで、ゲーム機のオンライン機能の可能性が示されたと言えるでしょう。

任天堂ロゴは駄目でもゲームボーイはOK?―『バンジョーとカズーイ』のXBLA移植で

http://www.inside-games.jp/article/2008/09/25/31353.html
NINTENDO 64向けにレア社が開発して任天堂から発売された『バンジョーとカズーイの大冒険』は、『スーパーマリオ64』で確立された3Dアクションを次のレベルに押し上げた名作と知られています。その作品が11月26日から米国でXbox Live Arcadeに追加される事が決定しています。

本作がXBLAに登場するというのはずっと言われていたことで、7月に映像が出たことがあります。そして今朝、最新版の映像がリークという形でYouTubeにアップされて話題になっています。

話題になっているのは7月と9月の違いです。

※映像は削除されました

映像を見て貰えば分かりますが、綺麗に任天堂やN64のロゴが取り除かれていて、レアのロゴも新しいバージョンになっています。マンボ・ジャンボの持っているシロフォンに描かれていた任天堂ロゴもマイクロソフトゲームスタジオのロゴに置き換えられています。これらは7月には元のままだったそうです。とはいえ、もはや任天堂が関わってないので、これらは取り除かれのが当然といえば当然のこと。

しかし・・・

任天堂のロゴと取り除かれても、ゲームボーイは残しても大丈夫なようです。

マイクロソフト、ニューヨーク大学などと共同でゲームを教育活用する研究機関を設立

http://www.inside-games.jp/article/2008/10/08/31546.html
米マイクロソフトは、ニューヨーク大学やコロンビア大学と共同でゲームを教育に活用するための研究機関を設立すると発表しました。

「Games for Learning Institute」は11〜13歳の生徒を対象に、理数系学科におけるゲームの教育活用を研究する組織。ゲームのどういった部分が学生の興味を引くかリサーチを行った上で、新たな教育プログラムを開発するとしています。

「ゲームなどのテクノロジーで育った世代は、インターネットを検索やコミュニティの構築に利用することには長けているが数学と科学に関する関心が低下している」とするのが「Games for Learning Institute」の見解。「11〜13歳のミドルスクール時代は理数系にとって重要な時期だが、多くの生徒が落胆し無関心になってゲームに没頭するようになる。ゲームは彼らを理数系に引き入れる出発点であると考える」とのコメントがプロジェクトに参加するニューヨーク大学のKen Perlin教授から発表されています。

ゲームを教育に活用する「シリアスゲーム」という考え方は欧米でムーブメントとなっていますが、「Games for Learning Institute」は予算300万ドル(約3億円)の一大プロジェクトととなっており、その成果が期待されるところです。

カリフォルニアで集団訴訟−「マイクロソフトは発売前からXbox360の故障率を知っていた」

http://www.inside-games.jp/article/2008/10/16/31713.html
海外ゲームサイトDAILYGAMENEWS.COMの2008年10月15日(水)の報道によると、マイクロソフトがXbox360の故障率の高さに関する訴訟を起こされたとのことです。

この集団訴訟はカリフォルニア州サクラメントにて起こされたもので、マイクロソフトが次世代ゲーム機戦争においてPS3やWiiに対抗するため、自社のXbox360の故障率の高さを隠蔽したとしています。

原告側はVentureBeat、Digital Media、Yahoo!といったメディアによる報道を引用、「マイクロソフトは、本体が発売された2005年の11月の時点でXbox360の故障率の高さを知っていた」と指摘。Xbox360の回収を求めています。

BGMにコーランに関連する表現があるということで回収された『リトルビッグプラネット』(Little Big Planet)ですが、回収を免れた品がネットオークションに出品されています。

オークションサイトeBayには、『リトルビッグプラネット』の回収前のバージョンが出品されており、179ドル(約1万8000円)の値段が付いています。オークションの残り時間は約8時間。出品者は「もう二度と手に入らないコレクターアイテム」とコメントしています。他にも199ドル(約2万円)での出品もあり、こちらは4個在庫が残っている模様。179ドルでの出品はもう一件あり、こちらも回収前のバージョンであることを謳っています。

また変更後のスケジュールですが、SCEA公式ブログである「PLAYSTATION.BLOG」にて広報担当のPatrick Seybold氏が述べるところによると、北米の発売日は10月27日(月)に決定したとのこと。

「PLAYSTATION.BLOG」では回収の決定に関して、「SCEAは過敏に過ぎる」「聖書の一説を引用した歌があるが、これはキリスト教への敵対を意味するものではない。こうした問題でイスラム教徒が腹を立てているという証拠を見たい」「遅れはするが、たった一週間じゃないか」等々、多様な意見が寄せられています。

ゲームの販売規模は拡大の一途を辿っています。それ故に、色々な国に住む様々な人々を考慮した内容でなければならないのも確か。待望のビッグタイトルだけに発売日が遅れることは悲しいですが、宗教に関連する問題だけに、SCEAも苦慮した上での決定だったのではないでしょうか。

音声チャットの声にピー音を−マイクロソフトが特許を取得

http://www.inside-games.jp/article/2008/10/21/31800.html
海外サイトars technicaによると、マイクロソフトは音声チャットに関する新たな特許を得たとのことです。

この特許は音声チャットの音声をリアルタイムにチェックするもので、音声の中に不適切な単語が混じっている場合、ピー音などを入れることができます。2004年から申請されていたものに認可がおりた形になります。

音声チャットは、ゲーム中にマイクを使って音声でやり取りするというコミュニケーションですが、現時点では相手の暴言などに対抗する手段がありません。そのためか、任天堂系ソフトでは、音声チャットはコードを交換した親しい間柄のプレイヤー同士に限る措置が執られています。

安心して音声チャットを楽しめる技術は待望されていたものであり、これを機会にゲーマーどうしのコミュニケーションの幅が大きく広がることが期待されます。

『GEARS OF WAR2』は日本とドイツで発売されない?

http://www.inside-games.jp/article/2008/10/23/31847.html
Xbox360ファンには非常に気になる噂です。

海外ゲームサイトEDGE-ONLINEが報じるところによると、マイクロソフトのスポークスマンが「『GEARS OF WAR2』は日本とドイツで発売されない」と発言したとのことです。

日本とドイツで未発売となる理由は現時点では不明。
EDGE-ONLINEは日本で発売されないであろう理由として、前作『GEARS OF WAR』の日本での売上が海外と比べて低かったことを挙げています。

EDGE-ONLINEが追記するところによると、マイクロソフトは「日本での『GEARS OF WAR2』の発売に関しては何のアナウンスも行っていない」とコメントしたとのこと。

前作は練り込まれたゲーム性と丁寧な日本語化で好評だっただけに、今後の事態の推移が注目されます。

【朝刊チェック】マイクロソフト売上高予想を下方修正、ピカチュウのクリスマスケーキ予約受付中(10/27)

http://www.inside-games.jp/article/2008/10/27/31884.html
本日の朝刊チェックです。金融危機から景気後退が現実味を帯びてきました。日経平均は連日バブル後最安値を更新、任天堂の株価もピーク時の半値以下の2万円台になっています。そんな中、マイクロソフトも売上予想を下方修正しています。

日経産業新聞3面「マイクロソフト、売上高予想を下方修正」
米マイクロソフトは23日、2009年6月通期の業績予想を下方修正した。売上高は前期比7〜19%増の649億〜684億ドルと予想。純利益が2%増の43億7300万ドルとなった。部門別ではビジネス用やサーバー用のソフトは好調だったが「Windows Vista」の販売が振るわなかった。ゲーム娯楽部門は売上高が6%減営業利益が7%増だった。

日刊工業新聞15面「ピカチュウがクリスマスケーキ」
バンダイはテレビアニメーション「ポケットモンスター」に登場する「ピカチュウ」の顔をかたどったクリスマスケーキの予約受付を始めた。ドーム型のスポンジケーキに、チョコレート製の目、鼻、口などを自分で装飾。親子で一緒に手作りが楽しめる。店頭での引き渡し期間は12月22日〜25日。価格は3500円。

MSの決算に陰を落とすネットブック、NECのLaVie Lightはどうだ

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/1119/hot581.htm
 安価なミニノートPC、特にIntelのAtomプロセッサを採用したネットブックが、今年のヒット商品の上位にランクされるのは間違いない。すでに国内市場において25%のシェアを占めているとも言われている。が、これはわが国だけに限った話ではない。10月23日に2009年度第1四半期(2008年9月末まで)決算を発表したMicrosoftも、ネットブックの影響の大きさを認めている。

【図1】Microsoftの2009年第1四半期決算(同社は6月が年度末となる)でのクライアントOS部門の概況
 図1はMicrosoftが第1四半期決算で開示した、クライアント向けOSのライセンス状況である。前年同期比でOEM向けのライセンス数が8%伸びているにもかかわらず、金額での伸びは2%にとどまっている。つまり安価なライセンスが増えていることを意味しており、ここにネットブックの影響が見て取れる。ちなみに、ネットブックや新興国市場の成長でPCの出荷台数が10~12%伸びているにもかかわらず、ライセンス数の伸びがそれを下回っているのは、ネットブックに代表される低価格PCにおいてLinuxがプリインストールOSとして、一定のシェアを獲得しているためだと考えられる。

Xbox360が2500万台を突破、初代Xbox越えを果たす

http://www.inside-games.jp/article/2008/11/25/32390.html
Xbox360は全世界で2500万台の大台に到達しました。これは初代Xboxを越えた数となります。

今年11月中旬には2500万台突破の見込みが報じられましたが、この度正式に確認されたこととなります。

2500万台というのは初代Xboxが5年かけて到達した数値ですが、Xbox360は発売後3年で同じ数を売り上げたことになります。アメリカ国内では今年5月に1000万台を販売。Xbox360・Wii・PS3の中では最初の大台到達を果たしました。この他、大統領選ではNPOと提携して投票率アップキャンペーンが行われるなど、今年はXbox360にとって話題の多い年といえるでしょう。

Xbox360『Halo 3: Recon』タイトルが『Halo 3: ODST』に変更

http://www.inside-games.jp/article/2008/11/26/32408.html
マイクロソフトは、2009年秋に発売を予定しているXbox 360『Halo 3: Recon』の正式タイトルを『Halo 3: ODST(ヘイロー スリー オーディーエスティー)』に変更したことを発表した。

『Halo 3: ODST』は、2007年9月に発売された『Halo 3』のサイドストーリーが楽しめるアクションゲーム。本作では、伝説の戦士「マスターチーフ」がコヴナントを追い南アフリカのニューモンバサの地へ帰還する一方で、UNSC(国連宇宙軍)の軌道降下特殊部隊「ODST」がニューモンバサで体験した「地球の運命を暗示させる驚愕の事実」に対応する姿が描かれる。

今回のタイトル変更は、本作の主人公が所属する「ODST」をより強く印象づけるために行われたと思われる。本作では、「潜入」などの戦術的なテクニックが必要とされ、勇敢な部隊員のアクションを堪能できる。

Xbox360の新基盤は「Red Ring of Death」問題に有効の見込み

http://www.inside-games.jp/article/2008/12/02/32506.html
Xbox360シーンで話題となっているのが、新たな「Jasper」基盤。様々な改良が施されているということですが、技術ウェブサイトVentureBeatが実態に迫りました。

Xbox360で問題になってきたのが「Red Ring of Death」。Xbox360に発生する故障の通称で、GPUの冷却が上手くいかないことが原因と言われています。

「Jasper」基盤では、グラフィックチップを90ナノメートルプロセスから65ナノメートルプロセスのものに変更。小型化に加えて発熱量が少なくなっており、「Red Ring of Death」の発生率を下げるはたらきが期待されています。

VentureBeatの分析によると、前世代となる「Falcon」基盤の問題は、グラフィックチップと基盤の接続が熱で疲労するところにあるとのこと。「Jasper」基盤のグラフィックチップは「Falcon」基盤よりも小型になっており、これも問題解決に役立つとされています。

「Jasper」基盤は256MBのフラッシュメモリーを持っており、これは従来のメモリーユニットのようにXbox Live Arcadeのゲームをダウンロードすることも可能。これにより、HDDを持たないモデルでもダウンロードゲームを買うことが容易に。また、電源ユニットも175wから150wのものに変更されています。

これから買おうとするXbox360が「Falcon」と「Jasper」のどちらなのか見分ける方法は不明で、現在も「Falcon」が流通しているとしながらも、VentureBeatは「シリアル番号で見分けられるのではないか」と仮定しています。

「Red Ring of Death」はXbox360ユーザーとしては気になる問題だっただけに、発生率が下がるのであれば嬉しいところではないでしょうか。

マイクロソフト、Xbox360は「ブラックフライデー」で「記録的な」売上を出したと声明

http://www.inside-games.jp/article/2008/12/03/32513.html
数の海外メディアがマイクロソフトからの声明として伝えるところによりますと、「ブラックフライデー」のXbox360の売上は前年度の同シーズンの25%増しで、プレイステーション3との売上比率は3:1であるとのこと。但し、具体的な台数は公表されていません。

マイクロソフトのインタラクティブ エンターテイメント ビジネス シニア バイスプレジデントであるDon Mattrick氏は、今年のブラックフライデーには楽観主義で挑んだが、売上は記録的なものだったと発言しているとのことです。

【朝刊チェック】マイクロソフト、来年Xbox360に映画やアニメを配信(12/4)

http://www.inside-games.jp/article/2008/12/04/32531.html
遅くなりましたが本日の朝刊チェックです。

12月4日は「E.T.の日」です。1982年に映画「E.T.」が日本で公開された日です。観客は1000万人突破し、1997年に「もののけ姫」に抜かれるまで最高の配給収入を記録していました。ちなみに、E.T.は“Extra-Terrestrial”の略で「地球外生物」のことです。

日刊工業新聞9面「ソニーがシェア巻き返し、音楽プレーヤー市場」
ソニーが携帯音楽プレーヤー(デジタルオーディオプレーヤー=DAP)で巻き返しに出ています。米アップル「i-Pod」の爆発的なヒットで引き離されていましたが、DAP版「ウォークマン」を投入後、シェアの差をじりじりと詰めてきています。一方、パナソニックが事業終息を決めるなど撤退の動きもあります。DAP市場はアップルとソニーの2強時代が鮮明になってきました。

日本経済新聞13面「Xbox360に動画配信、日本では来年」
米マイクロソフトは2009年に、Xbox360向けに映画やアニメ作品などをインターネット経由で動画配信するサービスを始めます。ゲームソフト各社が同内容のタイトルを複数機種向けに販売する戦略を取っている為、差異化が難しくなっており、新しいサービスの充実が必要と判断。マイクロソフトは有料の動画配信サービスに向け、今後は映像配信を手掛ける国内の事業者などと提携する公算のようです。

【朝刊チェック】マイクロソフト、オークションでの偽造ソフト売買を阻止へ(12/5)

http://www.inside-games.jp/article/2008/12/05/32550.html
日経産業新聞3面「オークションで偽造ソフト売買 年7万点、マイクロソフト阻止着手」
マイクロソフトの日本法人は4日、パソコン用基本ソフト「ウィンドウズ」など同社製ソフトウェアの偽造品の流通を防ぐ対策を発表しました。インターネットオークションサイトと協力し、出品者のIDを特定して削除します。マイクロソフトの試算では、年間7万点以上の偽造ソフトがネットオークションで売買されているそうです。

ゲーム機泥棒を捕まえる、次世代ゲーム機の決め手とは?

http://www.inside-games.jp/article/2008/12/06/32570.html
ミネソタ大学の学生であるIsaac Pacheco氏とBobby Harris氏はXbox360と2個のコントローラー、2本のゲームを盗まれました。

両氏はXbox360がネットに接続して使用されることに着目。Xbox LiveのアカウントとIPアドレスを追跡することで盗まれたXbox360の行方が判明しました。犯人はなんと隣人で、両氏の元には無事Xbox360が戻ったとのことです。

オンライン機能はゲーム機と持ち主を強く結びつけるものですが、今回の事件は、意外な形で犯罪捜査に役立ったケースとなります。これからのゲーム機には、オンライン機能を応用した防犯システムがついたりすると面白いですね。

New Xbox Experience導入後、Xbox LIVE アーケードの売上は3倍に

http://www.inside-games.jp/article/2008/12/12/32648.html
マイクロソフトのLarry Hryb氏はブログにおいて「New Xbox Experience」導入後の動勢を発表しています。

「New Xbox Experience」(NXE)はXbox Liveの大型アップデートで、新たなダッシュボードやアバター、ゲームをハードディスクにインストールする機能の追加などが行われています。

Hryb氏によれば、NXE導入後のユニークビジターの数は前年比66%アップ。Xbox LIVE アーケードの売上は3倍となり、映画のダウンロードは49%、TVエピソードのダウンロードは30%上昇したとのことです。

「LIVEの人口は1400万人で、アメリカの都市であればニューヨークとロサンゼルスとシカゴの人口を足したのと同じ数になる」とのコメントも発表されており、NXEは好評を持って迎えられているといえそうです。

盗まれたXbox360を無線コントローラーで見つけ出す

http://www.inside-games.jp/article/2008/12/16/32708.html
盗まれたXbox360が持ち主の手に戻った決め手はコントローラーでした。

ミズーリ州立大学のRyan Ketsenburg氏は学生寮の部屋を留守にしていたところXbox360を盗まれました。Ketsenburg氏は手元に残されたXbox 360 ワイヤレス コントローラーを起動させ、学生寮の4階と5階と6階にXbox360があることを確認。その後の調べにより5階の住人がXbox360を盗んだことを突き止めました。
Xbox 360 ワイヤレス コントローラーは約10mの有効距離を持っているのに加えてXbox360本体と関連づけて認識する機能があり、これが決めてとなったとのこと。ハードディスクはフォーマットされていたとのことですが、本体が無事に戻ってきて何よりです。

先日は盗まれたXbox360のありかをネット接続で突き止めた例をお伝えしましたが、こうも泥棒事件が続くとなると、ゲーム機の防犯機能というものを真剣に検討すべき時期が来ているのかも知れませんね。

米マイクロソフト、1000人の女性にXbox360を無料配布

http://www.inside-games.jp/article/2008/12/25/32868.html
WiiとニンテンドーDSは女性に人気ですが、Xbox360も女性ユーザー獲得に動き出しているようです。

USA Todayが報じるところによりますと、マイクロソフトは1000人の女性に無料のXbox360を配布したとのことです。1000人の職業は美容師からカウンセラー、ハウスクリーナーと様々。Xbox360本体に加えて3ヵ月のXbox LIVE ゴールド メンバーシップ、1600マイクロソフト ポイントがプレゼントされました。

マイクロソフトのHeather Snavely氏は「我々は3年で2000万台のXbox360を販売したが、次の2000万台を達成するために女性とティーン層を開拓する必要があります。我々はこれまでとは異なった方法で取り組みます」とコメントしています。

現在は企業の広告よりも口コミが効果を発揮するといわれていますが、1000人にXbox360を配布し、口コミがスタートするポイントとしようとするのが今回の狙いである模様。コアゲーマーには絶大な支持を誇るXbox360ですが、女性とティーンの獲得はなるのか、効果が期待されるところです